シャーロック・ホームズの愛弟子
- シャーロック・ホームズ (70)
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中古品としては程度もまずまずだったし、何よりナカミが充実していた。ページを繰るのもまどろっこしい思いで 一気に読み終えた。続けて続編も注文したので、老後の楽しみがふえる。 | ||||
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引退したホームズに代わって、ホームズの薫陶を一身に受ける、若き新ヒロイン探偵メアリ・ラッセルの登場。二人が最初に出会う場面は・・・これは読んでください。ホームズとの最初の出会いはメアリは15歳。15歳とはいえ、メアリはホームズと対等にわたり合う関係。ここが面白い。ホームズに従順なワトソン博士とは大違い。これ以上は言えない。 | ||||
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タイトルからも分かるように、確かにシャーロック・ホームズは登場するものの、あくまで脇役にすぎず、主人公はちょっと大人びた少女だ。 正典はその殆どが短編であり、長編もそれほど長くないので、それに慣れている人には非常に冗長に感じられるだろう。 何らかの必然性があってストーリーが長くなるのなら止むを得ないが、本書の場合その必然性がまるでない。 本来なら短編で済ませられる話しを無理に引き伸ばして、個々のエピソードを繋げて一つの長編にしたとでも言えばいいのだろうか。 著者のローリー・キングが作家としてどれだけ評価されているのかは知らないが、本書に関して言えば、凡庸な作家としか思えない。 ホームズものなら何でも読んでみたいという人は別だが、正典のような作品を期待している人は読まない方がいい。無意味に長いだけで、中身は無に等しい。 なぜこのような作品がシリーズ化されて何冊も出版されているのか理解に苦しむ。 | ||||
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主人公、メアリ・ラッセルがホームズに出会ったのは15歳の時。 男の子に間違われたメアリーが、まれな頭脳を持っている事を見抜き、二人は師弟関係になって行く。 ハラハラ、ドキドキではなく静かに物語りは進んでいく。 しかし退屈ではなく、メアリの語り口がユーモアにとんでおり、飽きさせない。 シャーロック・ホームズのその後を、女性の視点から書かれた本。 全巻購入し、今5巻目を読んでます。 | ||||
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いわゆる、シャーロック・ホームズのパステーシュものの一つ、シリーズ物の一冊目です。サセックスに住んでいた一人の少女が、隠遁していたホームズと偶然出逢った事から彼という知己を得、やがて弟子となり、大きな事件に巻き込まれていく、というのが大まかな筋です。 このシリーズの最大の特徴、そして最大の注意点は、シリーズ名が大抵、メアリ・ラッセルシリーズと冠せられている事からお察しいただけるように、主人公がシャーロック・ホームズではなくメアリ・ラッセルである事でしょう。 彼女の回想録、という形を取っているこの物語は、故に基本的にラッセルの一人称で話が進み、展開によってはホームズがほとんど出てこない下りもある為、ホームズの活躍が読みたい、という方には大変違和感を覚える事になると思われます。 加えて、我らがワトソンはこのシリーズで今のところほとんど出番が無いという状況ですので、彼の登場を待ち望んで読まれると、残念な結果になってしまう、と言わざるを得ません。 ですが、それを補って余りあるほど、ラッセルの成長を描いた物語は、とても魅力あるものとなっております。 傷を抱え不遇な生活に押し込まれ、自分の賢しさをもてあましていた少女が、ホームズと出会うのをきっかけに様々な人との出会いを経て己の人生を取り戻していく、そこへ第一次世界大戦などの世界の大きな流れ、多種にわたる犯罪、などが折り重なり、一つの重厚な物語を作っていく様は、なかなか味わえるものではありません。 一方、上でラッセルが主役と書きましたが、彼女の語りをよくよく読んでみると、やはりこれは彼女を教え導き、丁々発止のやり取りを行い、そして探偵として手を携える事となったホームズの人生記でもあるのが分かります。彼女と出会った事で再び動き出した己の時間にホームズがどう立ち向かっていくのか、も又シリーズの大きな流れとなっており、興味は尽きません。 弟子となるまでの経緯などが書かれた事もあり、一巻では他の巻よりもずっと長い年月の様々な事柄を扱っています。丸々読み返せる事も出来れば、読みたい一下りだけを短編集のように読み返したりも出来る、そんな楽しみが詰まった本でもあります。是非お手元にどうぞ。 | ||||
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