市民ヴィンス



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    初公開日(参考)2006年11月
    分類

    長編小説

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    市民ヴィンス (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    2006年11月30日 市民ヴィンス (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    しがない街のしがないドーナツ屋店主、ヴィンス・キャムデン。まっとうな暮らしを望みつつも、裏稼業のカード偽造と麻薬の密売をやめられず、汚れた金にまみれていた。そんなある日、事態が一変した。何者かがヴィンスの命を狙い始めたのだ。四年前のあの忌わしい事件が関係しているのか?暗い過去を清算すべく、ヴィンスは街を出るが…新鋭が読書界にその名を知らしめたアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




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    No.7:
    (5pt)

    めちゃくちゃ面白い

    「証人保護プログラム」で再生のチャンスをいただきながらもなかなか再生できなかった男が、その「証人保護プログラム」経由でやってきた殺し屋のおかげで一気に再生へと突き進むわけですが、ひとつ落とし前を着けていくたびにカットバックのように大統領選挙への考察が挿入されます。ここの選択が素晴らしい。登場人物一覧にカーターとレーガンが載ってるのが笑わせます。
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    No.6:
    (4pt)

    タイトルがポイント。

    「グッドフェローズ」におけるヘンリーのその後というか、「ヒストリー・オブ・バイオレンス(健さんの『夜叉』?)」的な趣も湛えていながら、詐欺による証人保護プログラムを受けつつも、マフィアや粗暴犯の様な、王道の筋者というわけではなく、結局、元知能犯なりに、己が立場を脅かされ出し抜かれた結果には、己の流儀で落とし前をつける様は痛快。漏れ出る犯罪者テイストをミュートしようと奮闘する様子が笑える。
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    4151766510
    No.5:
    (5pt)

    魅力的な小悪党の更生物語

    いちばん好きな本です。主人公のヴィンスがとにかく魅力的でリアリティがあります。「更生する」ということ、だれかと一緒に生きてゆくということがどういうことであるのかを、ある意味ユニークな方法で描いた傑作です。ミステリーというよりは文学に近いと思いますが、物語好きは必読でしょう。
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    No.4:
    (4pt)

    小悪党の再生

    証人保護プログラムで過去も名前も消し別人として過ごしている小悪党が、結局は同じようなカード偽造などの罪を犯しながら暮らしている。
    そこに過去の世界からの殺し屋がやってきて・・・
    出てくる人間はほぼ全員大なり小なりの犯罪者や悪徳刑事やらで「悪い奴」ばかりなのだけど、主人公のヴィンスは根はいい奴で、多分生まれや育ちが違っていたらこんな人生は送っていなかっただろうと思わせる。頭もいいし、人間的に憎めない。最後、切羽つまった状況の中でヴィンスはあることをしようとする。命がかかっているのになんで?とある意味滑稽なシーンだけど、まっとうになろうとするヴィンスの思いが伝わって切ない。
    悪党ばっかり出てくる割に、読後感はさわやか。
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    No.3:
    (3pt)

    アメリカ人の良心の物語

    別の方が指摘されているとおりクライムノベルとして読み進めましたが、
    肩すかしを食いました。

    アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長編賞受賞作をすべて読破しようとし
    た中の1冊でした。

    アメリカ人の良心の物語であることは間違いありません。
    アメリカンドリームの対極にある、主人公曰く“ずる”の遺伝子を持つ
    小悪党が証人保護プログラムで別人になりつつも自分探しを迫られる
    1週間余りの物語。市民としての自覚のめざめが大統領選挙の「有権者
    登録カード」とは面白い。

    それにしても、この作品がアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長編賞を授
    与されていることからして、その間口の広さを感じさせます。
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