モーおじさんの失踪
- 拳銃 (222)
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大好きな作家のシリーズですので、購入 また続けば買いたかったです | ||||
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駄菓子屋を営む老人が失踪し、プラムが探し始めるが・・・というお話。 ネタは失踪人探し、展開もよくあるパターン、真相もありがち、という訳であまり新味はありませんが、読んでいる間はあまりネガティヴにならずに楽しく読める事請け合いの作品でした。 グラフトンやパレッキーが回を重ねる毎に主人公が成長ないし成熟していく過程でも読ませるシリーズを書いているとすれば、本書のイヴァノヴィッチの場合は主人公のキャラクターを予め固定して、その主人公が毎回右往左往する様で読ませる手法を取っている様に思いましたが、暴論でしょうか。 上記の様な事を書くと批判している様に思われるかもしれませんが、そんな事はなく読んで損のない良くできたミステリでした。CWA賞シルヴァーダガー賞受賞は持ち上げすぎの感じもしますが・・・。 ともあれ、シリーズを通読している人には毎回主人公のいい意味でのいい加減さや、その主人公を取り巻く人間関係で最後まで楽しく読めること間違いなしの作品でした。 これからが気になる秀作。機会があったら是非。 | ||||
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イヴァノヴィッチ作品が大好きです。主人公のあまりのありえなさに、ただただひたすら笑えて、気分爽快。ドタバタ・ユーモアミステリです。主人公以外のキャラも、みんな濃いので噛み合っていないようで、何故か噛み合ってます。笑。 最近新訳が出なくなってしまったので、すっごく残念。 こちらは何故か何処かにいってしまった1冊。廃盤になっていたので、古書で買いましたが、また増刷されないかなぁ。 いや、何より続きが出て欲しいっ!!! | ||||
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相変わらず面白かった! オー・ディッキー(ステファニーの前の夫)とルーラのやりとりとか、モレリとの仲とか、ますますメチャクチャです。かっこいいのがバウンティハンター仲間のレンジャー。キャラクターは濃くないのだけど渋いというか、ツボを押さえていてかっこいい。おばあちゃんが出番少なかったけどいい味出してたし、面白かった。 | ||||
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シルバーダガー賞受賞作。ミステリの著名な賞の受賞作だからというわけではないが、前二作に比べてミステリ風味が強く、それが読書の推進力になって意外とスラスラ読めた。今回のターゲットはタイトル通り、失踪した「モーおじさん」である。この誰にでも愛されるモーおじさんが作り物めいて見える読者には、これもきっとダメでしょう。ミステリではありがちなモチーフが透けて見えてしまうのには、灘本さんというイラストレーターのうますぎる表紙絵に負うところも大きい。モーおじさんという人間が丸見えですから。表紙絵を見た瞬間モーおじさんの真実がわかってしまった。他人にズカズカと入り込んでいく、下町風人間関係も変わるところがないし。 でも、最後まで楽しめましたよ。相棒がメイザおばあちゃんからルーラに変わったところが大きいかも。メイザおばあちゃんって、とても魅力的な脇役なんだけど、この人のドタバタぶりはちょっと鼻につくのだ。ルーラだって、たいへんな身勝手ぶりには違いないのだが、なんとか許容範囲に落ち着いているので。今回はステファニーも結構魅力的に見えたし。慣れ? わからないのが、前半部分でルーラに何度も置いてけぼりを食って、怒らないステファニー。男性登場人物には結構怒るのに、宿敵ジョイス以外の同性には甘いように見えてしまう。女性に優しい? 人間関係がなあなあに見えてしまう。ジョー・モレリに当たり散らすのには理由があるのはわかっているのだが。 ハムスターのレックスの登場場面が増えたからなのかどうかわわからないけど、やっとステファ二ーの痛みがちょっとだけわかって、吹っ切れたヒロインという巷の評価も少しわかって、その上ステファニーが可愛く見えてきた。が、男どもはどうもイマイチ。女性キャラには無類のうまさを発揮するが、男性キャラは出番が少ないせいか今ひとつピンとこない。モレリ、レンジャー、エディ・ガザラ、ヴィニー、ステファニーの父親と、良い味のキャラが揃ってはいるが。モレリ家でレンジャーに夕食をご馳走するなんてなぁ。ここらへんが好き嫌いの分水嶺でしょうか。 | ||||
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