ひとすじの闇に



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初公開日(参考)1982年05月
分類

長編小説

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ひとすじの闇に (文春文庫)

1990年05月31日 ひとすじの闇に (文春文庫)

浮気、交通事故、遺産相続…平凡な日常生活を送っていた人間に突然、不幸な事件が起こり、しあわせな生活が一瞬のうちに、ひとすじの闇の世界になってしまう。「死者の嘘」「ヘソの緒」「普通列車の死」「鼓笛隊」「遇わなかった男」「走り去った男」「年一回の訪問者」など、斬新なトリックの本格ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




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No.3:
(5pt)

夏樹静子の二十二冊目の短編集

夏樹静子の二十二冊目の短編集。単行本初刊は1982年。本作品集刊行前には名作『Wの悲劇』、長編『碧の墓碑銘』を矢継ぎ早に刊行し、また後には長編『紅い陽炎』、中編集『殺意』、長編『国境の女』とこちらも陸続と刊行している。

【収録作品】
「死者の嘘」
マンションの自宅で惨殺された女は、「可」というダイイング・メッセージを残していた。彼女と関係のあった男・可児が有力容疑者として挙がったが、彼女とはとっくに破綻している可児は、あまりのことに戸惑うばかり。死者が犯人をかばって可児に冤罪を着せた、と考えた彼は、同僚を使って彼女の新しい男の影を探るが。

「ヘソの緒」
長男の一周忌の法要を終えた諏訪は、ひょんなことから妻・亜矢子に宛てられた十九年前のラブレターを見つける。差出人は友人の竹下で、結婚式前にもう一度亜矢子に逢いたいという内容だった。……夫の中に芽生えた猜疑心が招く皮肉な結末。

「普通列車の死」
東海道本線上り列車で会社社長が刺殺死体で発見された。被害者は上りの新幹線を浜松で降りて、静岡行の切符を買って一人で乗車していた。被害者はなぜわざわざ普通列車に乗り換えたのか。被害者の身辺を捜査すると、ひとりの若い女の存在が浮かんできた。

「鼓笛隊」
二年半前の初秋に、いとこの晴子が恋人の忠敏とともに乗っていたワゴン車が、幼稚園児の鼓笛隊の列に突っ込む事故を起こした。晴子の罰金刑が確定し被害者側と示談が成立した後、ある春の日に、私は晴子にあることを打ち明けられる。……晴子が忠敏の愛情を試すための計画に、私は巻き込まれたのだった。

「遇わなかった男」
弁護士の中西は、離婚の仲裁に携わった加奈子から、家政婦として働いている家の主人が殺害された件で相談を受けた。被害者の遺言状の内容次第で、自分が疑われるかもしれない、ということだったが、果たして遺言状には加奈子に一億円遺贈する旨が認められていた。加奈子のアリバイの証人は別れた夫だったが、彼はそれを否定するのだった。

「走り去った男」
最愛の妻の遺骸のある自宅の勝手口から飛び出した男を追う私。警察の捜査員が男にたどりつくよりも先に、私の手で男を捕まえることを決意したからだった。

「年一回の訪問者」
住宅街の高い石垣の上から落ちたものとみられる老人の打撲死体が発見された。被害者の遺産を相続する養子の茂男と、その妻で遺贈を受けた辰子の身辺が洗われたが、すると年一回の訪問者の存在が浮かんできた。背後に隠された、歪んだ殺意の連関とは。
ひとすじの闇に (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ひとすじの闇に (集英社文庫)より
4087507785
No.2:
(5pt)

鉄道がからむと推理小説に花があるような気になる。

短編集7話

死者の嘘
ヘソの緒
普通列車の死
鼓笛隊
遇わなかった男
走り去った男
年一回の訪問者

普通列車の死は,普通列車しか止まらない駅に寄る為にわざわざ出かけていた男の死の物語。

鉄道がからむと推理小説に花があるような気になる。
ひとすじの闇に (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ひとすじの闇に (集英社文庫)より
4087507785
No.1:
(5pt)

力作ぞろい

7つの短編ミステリー推理小説。
「ヘソの緒」は夫婦の絆の危うさを上手に小説に取り入れていて、本当にありそうな話で印象が残る。
「普通列車の旅」は時代を感じさせる仕上がりである。
ひとすじの闇に (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ひとすじの闇に (集英社文庫)より
4087507785



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