鬼女の都
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
鬼女の都の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 D ランク
鬼女の都の総合評価:
7.43/10点 レビュー 7件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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所に来ました。下戸な私は「申し訳ない。私はお酒が弱くてもう飲めません。ごめんなさい」と手を合わせて必
死に丁寧にお詫びし断りました。とたん、そのお嬢さんの顔色が変わりキッとにらむ様に「そんなにきつく断ら
なくても良いのに・・・」と怒って行ってしまいました。私はえっ!どうしたの?何があったの?最上級の丁寧
さで辞退した(お断りした)のに何怒ってんの?と訳が分かりませんでした。
後でこの話を大坂の友人(奥さんが京都の女性)に話したら、「そりゃーやっぱり怒るわな―」との事。この
瞬間、私は思いました。「私は、一生京都の女性とはお友達になれない」・・・と。
さて本書を手に取った理由は上記体験とタイトル「鬼女の都」との縁(えにし)のようなものを感じたからで
す。千年の古都。時の蓄積にともなう怨念や亡霊が凝縮して、目に見えないものとなり存在する。ひょっとして
本当に存在するかもしれない。居ても不思議ではない・・・というイメージがぴったりの街で、デビュー間近の
女性作家が自殺。生粋の京女が京都の神髄に殺されたとするファンタジー色の濃い舞台設定。主人公の「優希」
が本格推理で追及して行く物語で、著者は豊かな語彙を駆使し、京都の持つ雅で不気味で底知れぬ風景を濃密に
描写。この世とあの世の狭間の世界へと誘っていきます。
所詮、よそ者・田舎者の優希に「京都の神髄」鬼の「ミヤコ」の意志は伝わるのか、察してもらえるのだろう
か? 京都の持つ時空の奥深さに優希はどこまで迫れるのだろう?じっくりと読ませてもらいました。
読了後始めに戻って、何故お酌の女性が気分を害したのか理解できたような気がしました。