おやすみなさい、ホームズさん



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

4.00pt ( 5max) / 7件

楽天平均点

0.00pt ( 5max) / 0件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []B
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2011年11月
分類

長編小説

閲覧回数1,654回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数0

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

おやすみなさい、ホームズさん 下 (アイリーン・アドラーの冒険) (創元推理文庫)

2011年11月19日 おやすみなさい、ホームズさん 下 (アイリーン・アドラーの冒険) (創元推理文庫)

皇太子の寵愛を受け、ボヘミア王国で暮らすアイリーンは、宮廷で進行する陰謀に巻きこまれていた。ことの真相を突き止めたのち、皇太子に真意を告げられた彼女はある決意を固める。物語の舞台は再度ロンドンへ。偉大なる名探偵ホームズを向こうにまわし、才色兼備のヒロインが主演するヴィクトリア朝推理冒険大活劇―「ボヘミアの醜聞」の真実と、失われた宝石捜しの顛末は。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

おやすみなさい、ホームズさんの総合評価:8.00/10点レビュー 7件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.7:
(4pt)

なかなか見事なホームズ・パスティーシュかな

アイリーン・アドラーがらみの女性作家によるホームズ・パスティーシュというといくつか思いつくし、その他の理由もあって買うのを躊躇していましたが、立ち読みしてなかなかよかったので購入し一読。
 プロローグ的な1894年のホームズ+ワトスンの会話のあと、1881年のペネロピー・ハクスリーという家がなくなった中産-上階層24歳の女性の視点で物語が進みます。
 この後も時々ホームズ+ワトスン視点の物語が挟まりますが、メインは彼女。彼女がアイリーン・アドラーというちょっと年下でオペラ歌手でコソ泥の、行動力にあふれた女性に出会ってから始まる、不思議な物語。
 ロンドンにはこんな女性が何千何万いたであろうに、なぜアイリーンがネル(ペネロピー)を選んだかの理由は不明。なぜだろう?
 そうそう、ジェファスン・ホープという御者との出会いと彼の罪、そして死を、こういう角度で見ると、それはそれで悲しいですね。
 メインの話は、<ゾーン・オブ・ダイヤモンド>探索というオリジナルストーリーを絡め、ホームズという不思議な諮問探偵との邂逅と因縁、ゴドフリー・ノートンという法廷弁護士との出会い、アイリーンの東欧への旅。前半はそこまで。なかなか見事なパスティーシュです。
 そして、物語は後半へ。あの「王」はどんな人物に描かれるかな。
おやすみなさい、ホームズさん 上  (アイリーン・アドラーの冒険) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:おやすみなさい、ホームズさん 上 (アイリーン・アドラーの冒険) (創元推理文庫)より
4488223036
No.6:
(4pt)

ホームズファンとしては楽しめるけど、ねぇ?

実在・虚構入り乱れた登場人物の中で、個人的に注目したのはアントニン・ドヴォルザークでしょうか。チェコ国民楽派の作曲家として名を残す人物ですが、彼を介してアイリーンの活躍の場が広がり、そしてボヘミア皇太子との出会いとなります。
 このあたりの歴史的整合性(当時ボヘミアに王位はあったっけ? など)はともかく、彼が王となったときなぜアイリーンは彼から逃亡しなければならなかったのか、の説明が見事。そして「聖典」で有名な本の題名の台詞へと至る。なるほど、こう来たか。
 しかし語り手のネル(ペネロピー)は、残酷なまでに主役にいいところを奪われますね。本人はどう思っていたんだろう。そしてこの結末は誰が楽しいのだろう。
 うーむ。

 ところで、すべてを「聖典」の立場から見るなら、あのシーン、つまり最後の男装の麗人のシーンがなぜ必要だったのかをこれほどうまく説明できることに賛辞を送るべきでしょうね。どのシーンかって? むろん、これ。
 “Good-night, Mister Sherlock Holmes”
 There were several people on the pavement at the time, but the greeting appeared to come from a slim youth in an ulster who had hurried by.
  (原本"A Scandal in Bohemia"より)
おやすみなさい、ホームズさん 下 (アイリーン・アドラーの冒険) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:おやすみなさい、ホームズさん 下 (アイリーン・アドラーの冒険) (創元推理文庫)より
4488223044
No.5:
(3pt)

安定感に欠ける

Carole Nelson Douglasの『Good Night, Mr. Holmes』(1990年)の翻訳。
 タイトルからわかるように、アイリーン・アドラーを主人公に据えたミステリだ。彼女と、相棒たる語り手(ネル)がさまざまな謎に頭を突っ込み、ホームズとも競演するという設定になっている。
 上巻では、フランス王室の失われた宝石を追いかけたり、オスカー・ワイルドの金の十字架を探したり。
 同時代の有名人たち、またホームズものの登場人物たちが出てくるのが楽しい。
おやすみなさい、ホームズさん 上  (アイリーン・アドラーの冒険) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:おやすみなさい、ホームズさん 上 (アイリーン・アドラーの冒険) (創元推理文庫)より
4488223036
No.4:
(3pt)

キャラクターがぶれていないか

下巻では、ボヘミア王との関係が中心となる。そしてラストは、あのシーン。
 ホームズ・ファンなら、ニヤリとさせられる場面が多いだろう。
 しかし、全体としてはキャラクターの描き方に一貫性がないというか、アイリーン・アドラーもこんな性格なのかと疑問に思わされる。また、謎の描き方にも魅力が感じられない。
 ともかく、「ボヘミアの醜聞」を読みかえしてから、とりかかることをオススメする。
おやすみなさい、ホームズさん 下 (アイリーン・アドラーの冒険) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:おやすみなさい、ホームズさん 下 (アイリーン・アドラーの冒険) (創元推理文庫)より
4488223044
No.3:
(5pt)

癖になる❗アイリーン・アドラー❗

ホームズのパスティーシュ、アイリーン・アドラーものは是非また読みたい
おやすみなさい、ホームズさん 下 (アイリーン・アドラーの冒険) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:おやすみなさい、ホームズさん 下 (アイリーン・アドラーの冒険) (創元推理文庫)より
4488223044



その他、Amazon書評・レビューが 7件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク