人狩りは終わらない
- クライムアクション (6)
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 | 2011年05月10日 人狩りは終わらない (文春文庫) 娘を殺され、悔恨の日々を送る俺のもとに、娼婦のミリアムから電話がかかってきた―助けてくれ、と。心の壊れた悪党に囚われているのだという。あの娘には借りがある。俺は救出を決意した。ダメ男の誇りと再生を賭けた戦いを超鋭利な語り口で叩きつける、グレッグ・ルッカ、リー・チャイルド絶賛のクライム・アクション。 (「BOOK」データベースより) |
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人狩りは終わらないの総合評価:
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| 書きようが難しいのですが、一言でいえば「駄作」です。 登場人物全員が「行き当たりばったり」の行動を取り、何がこの物語の中心なのか 著者も分からなくなったのではないでしょうか。 敵がいきなり「連続殺人」を犯し始めるが、その理由がほとんど不明。 主人公は悩むが、こっちはもっと悩み「何か伏線があるはず」と思い読み直す。 でも何にもないし、そのままストーリー(がもしあるとすれば)は続く。 その連続殺人がいつかは結びつくかと思ったら「ただの偶然」。 最後は助け出そうとした女性が殺され、それでジ・エンド。 何なのでしょうか？ 著者も途中で投げ出したくなって、とりあえず結末を付けたのでは… TVドラマで、できの悪い作品が突然打ち切られた。 こんな感想。 結論 ： お金と時間の無駄 買うのは控えましょう。 | ||||
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| 私は前作を結構楽しんで読了した記憶があるが、それでもこれだけ期間が空くと 前作の人間関係など、殆ど記憶にない。続編であれ、それはそれで独立して楽しみたいのだが、 前半で本篇は、前作との関連を思い出す(或いは、前作を推測する）ことを強いられる事多くて、それが 結構なストレスに感ぜられた。（前の本をひっぱりだして、読み直す気にはならんだろう） 前作を読んでいてこのｽﾄﾚｽでは、本作からの読者は大変ではないか...と危惧する。 さらに、核となるﾒｲﾝ･ｽﾄｰﾘｰがはっきりしない。 ｴｽｺｰﾄ･ｻｰﾋﾞｽとはいえ、それなりの生業を持っていたﾄﾞｳｰｷｰがなんで突然、客を襲ったりする連続殺人鬼に 変貌したのか、さっぱりわからん。彼の最終目標はなんだったんだ？さらにはﾐﾘｱﾑがまったくわからん。 いくらでも逃げる機会があるのに逃げ出さず、ﾜｲﾘｰ助けられたら助けられたで、見ず知らずの男と食事にくか？ こんないい加減な娼婦になんで、ﾜｲﾘｰとﾚｵﾝは入れ込むんだっけ？ 後書きによると、弟三作目はカッチリとしたｽﾄｰﾘｰはありそうなんだが... | ||||
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