愛の書
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歴史小説を楽しむ際には最低限の知識が必要。 そんな基本的なことを改めて思い出させてくれたのが本作です。 カノッサの屈辱など、昔、歴史の時間で習ったような史実をベースに、 キリスト教にまつわる重大な秘密が現代において明かされる・・・ 何やら『ダビンチコード』のような趣きですね。 しかし、どうしてもこの世界観になかなか入り込めないのが悲しい。 キリストは刺激的な題材になるようで、これからも何作もこうしたミステリーが出てくると思います。 少々周辺知識を得てから読まないと、心底は楽しめないのだと思います。 | ||||
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あまり宣伝がされていなかったため疎かったが、本シリーズはアメリカでセンセーショナルな話題を巻き起こして登場した小説だという(本書はその第2弾)。カトリックの教義に対し、人間イエスの真実の教えを、権力者の作り上げた歴史の裏側に求めようとする主人公モリーンの謎解きと探求の旅は、もはやミステリの枠をこえている。神学的立場からも、あるいは歴史小説としても非常に興味深く、堪能できた。歴史的記述もくせのない訳文によって、違和感なく受け止められる。 しかし、あの有名な「カノッサの屈辱」事件をマグダラのマリアの子孫と結びつけた著者の想像力には驚くばかりだ。 となると、やはりマグダラのマリアの子孫だとされるミケランジェロは、次作でどういう形で登場するのだろう? 以前、数少ないミケランジェロの伝記的資料を調べる必要にせまられたことがあったが、こうなると、あれもどんでん返しは必至だろう。「詩聖の王子」に期待。 | ||||
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カトリック教徒にとっては、この内容は、異端であろう。 だが、カトリック教の長い歴史のなかには、このような異端に対するの迫害のうえになりたっているのだろう。 キリスト教の歴史を知れば知るほど異端に惹かれるのは、この本のようにいろんなドラマがあるからなのだろうか。 結果的に信仰とは、異端、正統を問わず、その人自身の仲にある信仰心ではないだろうか。 ベースがしっかりしているようなのでどこまでがフィクションで、どこまでが創作なのかわからなくなる。 興味ある人は一読をおすすめします。 ただ、私は、この2部から読んでしまいましたが、前作待ち望まれし者、次回作詩聖の王子も読まないと、物足りないのも確かです。 | ||||
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