単独行者
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あらすじ
彼はなぜ、単独行(ひとり)を選んだのか――。昭和初期、案内人(ガイド)を連れて行なう登山が一般的だった当時、加藤文太郎は、ひとりで冬の北アルプスを駆け巡り、数々の画期的な記録を残した。彼が遭難したときには、新聞で「国宝的山の猛者、槍で遭難」と伝えたほどであった。しかし彼は、決して特別な存在ではなく、超人的な力を持っていたわけではなかった。ごく普通の人間的な弱さをもった加藤が、あえて単独を選び、苛烈な冬山に挑んだ理由とは――。史実をもとにした真実の加藤文太郎像を、山岳小説の名手・谷甲州が、渾身の力で描ききる大作。『山と溪谷』連載に大幅な書き下ろしを加えて、ついに単行本化!装丁:高柳雅人。(「BOOK」データベースより)
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評判
単独行者の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
単独行者の総合評価:
8.00/10点 レビュー 12件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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臨場感:アラインゲンガー(読者は加藤文太郎目線になり、加藤文太郎になってしまう。…加藤の胸の苦しさ、歩行、五感さえも伝わる)
孤高の人(前者が等身大の一人称としての加藤に対し、加藤と加藤を取り巻く社会や人物を見守りながら読み進める形式です。)
形態:「アラインゲンガー」がドキュメンタリーであるなら、「孤高の人」は視聴率の高いNHK朝の連ドラ。
内容:前者:登場人物が限られており、等身大の加藤の目に映る人物のみの描写。/ 後者:登場人物は多く時代や社会、国内情勢、恋愛、ドロドロした人間模様、加藤以外の人物のストーリーも描写。
加藤を含め、両作品に登場する人物は同一でありながら、性格が違えば、出来事の結果までのプロセスもかなり違う。
両作品ともに、見方は違えど、名作に変わりはありません。どちらもかなりのページがあり読み応えがあります。
オススメの図書:前者が「垂直の記憶(山野井泰史)」に近く、後者は「氷壁(井上靖)」に近いかな。
山ヤのかたは、勇気付けられると思います。最後にアラインゲンガーを読まずして、加藤文太郎は語れないですね。