ロールシャッハの鮫



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初公開日(参考)2010年12月
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長編小説

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ロールシャッハの鮫

2010年12月25日 ロールシャッハの鮫

エリック・サンダーソンは目を覚ました。だが自分が何者で、どこにいるのか、まったく思い出すことができない。失われた記憶の手がかりは、今は亡き恋人クリオとの日々を綴った日記だけ。真実を知るというドクター・フィドーラスを探すべく、エリックは気むずかしい愛猫イアンとともに出発する―サイコ・サスペンス×サイバーパンク×ラブ・ストーリーのかつてない融合。UK発、小説の最新進化形。世界30ヵ国を席巻した驚愕のデビュー作。 (「BOOK」データベースより)




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No.4:
(3pt)

この本だけでは読了にならない

気に入ったこと
・猫のイアンが可愛いです。
登場人物たちがイアンを大切に扱ってくれていて好きです。

気に入らないこと
・これだけではない。
この本だけでなく、どこかに散らばっている『裏の章』と出会わないと物語は補完されない。
ロールシャッハの鮫Amazon書評・レビュー:ロールシャッハの鮫より
4047916382
No.3:
(3pt)

いささかオマージュが過ぎる出来栄え

記憶喪失の主人公、そこに過去の自分からの手紙が届き、その指示に従って生活していく。
白紙の自分に芽生えていくアイデンティティ、過去の自分自身の人物像・思い出・取り返せないであろうかけがえのない存在の「気配」――そして危機は「記号」と共に、彼の「足跡」を追跡してくるのだった……

などという筋だが、それらの断片はことごとく顕著なオマージュに染まっている。村上春樹、映画「ジョーズ」、だが何よりも目に付くのは英国風の気取った言い回しだ。本筋が分り難くなるほどにふりまかれているがため、状況がジョークかシリアスか、個々人が気取り屋なのかなんなんだか、どうにも判別ししづらい。作者から延びる影が濃過ぎる、とも言えるかもしれない。

紙幅こそ厚いがアスキーアートがページ数を稼いでいる感もある。「サイコ・サスペンス×サイバーパンク×ラブ・ストーリーのかつてない融合」との煽りは、いささかオーバーではないだろうか。サスペンスは申し分ないが、サイバーパンク(SF)としては設定が緩すぎる。なによりラブストーリーとしてはちょっとばかしチョロすぎる。総評するに首をひねりたくなる要素は2・3あるものの、悪くはない出来栄えといったところ。
ロールシャッハの鮫Amazon書評・レビュー:ロールシャッハの鮫より
4047916382
No.2:
(5pt)

概念とテクストとラブストーリー

かなり分厚い本ですが、その面白さで一気に読んでしまいました。
記憶喪失の主人公の自分探し…
最初はミステリーサスペンスに近いのかと思ったら、
シコウザメの登場で話は一気に様相を変え、SFの海の中に。

なにやらピンと来ない日本名もあったけどご愛嬌。
全36章、とても楽しめました。
所々引用が散りばめられているので、知っているとにやっとできるかも。
また、ビジュアルアートを発表していたという著者の遊び心を本編中にも
垣間見ることができます。
…あえて難を言うなら、分厚すぎて持ち運びに向かない点でしょうか。

さて、この本自体も凄く面白いのですが、ちょっとした「興味深い側面」があるので、
読んで「面白い!」と思った方には、ぜひ訳者あとがきまで読んで欲しいです。
ちょっとネット検索してしまうかもしれませんよ。
ロールシャッハの鮫Amazon書評・レビュー:ロールシャッハの鮫より
4047916382
No.1:
(5pt)

期待以上の面白さ。特に後半の展開は読ませる

イギリスの新鋭作家の小説家の小説。全く知らない作家だったけど、書店で見かけて、帯の「サイコ・サスペンス×サイバーパンク×ラブ・ストーリーのかつてない融合」というキャッチに惹かれて読んでみた。これがデビュー作ということだけど、期待以上に面白かった。あとがきによれば、この2007年に出版された作品は、サマセット・モーム賞を受賞し、アーサー・C・クラーク賞の候補作にもなったとのこと。分かる気がする。作者は、1975年生まれで、以前はテキストを盛り込んだビジュアルアートを製作していたとのことで、この作品も途中で、その一端がうかがわれるようなアートが挟まれている。読み始めるのに躊躇するぐらい分厚い作品で、読み始めても、最初に記憶喪失の主人公が、人の思考や言葉を喰う概念魚、鮫という謎を追いかけるまでの話は、よく分からず、あまり面白くないけど、人格転送の話が出てきて、ヒロインが登場してから俄然、面白くなってくる。そこからの展開は一直線。ネタバレになってしまうので書けないけど、終わり方も良かった。イギリスのSFもなかなかだ。
ロールシャッハの鮫Amazon書評・レビュー:ロールシャッハの鮫より
4047916382



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