鴉よ闇へ翔べ
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
評判
鴉よ闇へ翔べの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
鴉よ闇へ翔べの総合評価:
7.79/10点 レビュー 19件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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寄せ集めの女性部隊が、占領中のフランスにあるドイツ重要通信施設を破壊する使命を受ける。レジスタンスによる1回目は失敗し、生き残った者は逮捕され拷問を受けるのだが、このシーンが凄まじい。
苦痛を与えている者に訊かず、その悲鳴、泣き声を聞かせた相手に尋問するのだ。自分なら耐えられても、同志の苦痛には耐えられないものだ。拷問もただ無闇矢鱈と殴らない。
まず目隠しをする。これによって、どこに殴打されるか、あるいは不意打ちを喰らってもわからない。覚悟が出来ていない分こたえる。殴打する箇所も肉の薄い処(肘・脛・踵等)を狙う。痛みが和らいだ頃、さらに狙う。永遠に続くと思わせる。
「永遠に拷問を耐えたものはいない。ただ長いか短いかだけだ。時間はたっぷりある」こう、拷問者に言われたらイチコロだ。
内容であるが、後半に行くにつれ面白いシチュエーションの連続で、ハラハラドキドキ、まさに手に汗握ってしまう。
敵方(ドイツ)も類型的ではなく、よく書き込まれていてフォレットの技巧的成長の跡が見うけられる。多彩な人物が登場し、ただ単に面白さだけを云うなら『針の眼』を凌駕している。