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LN さんのレビュー一覧

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レビュー数12

全12件 1~12 1/1ページ

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No.12: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

占星術殺人事件の感想

ミステリ好きにもかかわらず本作をずっと読んだことないという恥をやっと雪げました。
某作品のネタバレを見てしまっていたのですが、最初の手記の読みにくさを越えれば非常に面白く、良く出来た作品でした。
ネタバレされたメインのトリック以外も興味深かったです。
また、確かに読者に対してあからさまな形で必要な情報は示されており、最後の種明かしでも様々な箇所で「確かに」と納得させられるあたり流石だと感じました。
「トリック知ってるし…」という方でも未読ならば非常におすすめです。
占星術殺人事件 改訂完全版 (講談社文庫)
島田荘司占星術殺人事件 についてのレビュー
No.11: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

絶叫の感想

鈴木陽子の半生を追いかけながら、視点が切り替わりつつ物語が進みます。
全体の流れや展開、登場人物たちの心象を様々な視点を通すことで掴めるようになっていく構成は見事でした。
女性の転落を題材とする作品は少なくないですが、単にそれだけではない引き込まれてしまう展開が、本当に面白かったです。
絶叫 (光文社文庫)
葉真中顕絶叫 についてのレビュー
No.10:
(9pt)

ネバーランドの感想

やはり、恩田先生は素晴らしいですね
登場人物達の人間関係が絶妙に表現されています
あとがきで恩田先生がそれぞれの登場人物に対するイメージを語っているのでそれもまた読みどころです
ネバーランド (集英社文庫)
恩田陸ネバーランド についてのレビュー
No.9: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

天使の囀りの感想

怖かった、けどものすごくおもしろかった……。
グロ系の話なので描写に抵抗がある人もいるかもしれませんが
話の筋としては素晴らしかったと思います。
というより、このグロさあっての面白さでした。

▼以下、ネタバレ感想
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天使の囀り (角川ホラー文庫)
貴志祐介天使の囀り についてのレビュー
No.8: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

アクロイド殺しの感想

いろいろな所で「アクロイド殺し」の評判を聞き、いつか読んでみようと思いついに読むことができました
自分の中でかなりハードルをあげてしまっていたのですが、それでも物凄く面白かったです
今となっては定番の叙述トリックですがその原典とも言える作品がこれです
翻訳のため読みづらくはあるかもしれませんが、間違いなく騙され、そして面白かったと言える作品でしょう
アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティアクロイド殺し についてのレビュー
No.7: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ハサミ男の感想

素晴らしい一冊でした。
評価10としたいところですが自分はトリックに気づいてしまったので評価9としたいと思います。
気づかなければ当然評価10でした。
再度申しますが本当に素晴らしかったです。
ぜひ読んでみてください。
ハサミ男 (講談社文庫)
殊能将之ハサミ男 についてのレビュー
No.6: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

冷たい校舎の時は止まるの感想

とてもよかったです。
自分が登場人物たちと同年代ということも手伝ってか共感出来るところが多かったのも好印象です。
評価が低い人方たちの言うように確かに少し長かったし、まわりくどいと思うところも少なからずあったけど私はとても楽しめました。
ただ、場面展開が早すぎてコロコロ場面が変わるのは、ちょっと残念でした。
他の好評価の点は、登場人物たちのキャラでしょうか。
一人一人がすごい魅力的でした。
中高生向けと言ってしまえばそれまでですが、大人の方も昔に戻って楽しむことが出来るのではないでしょうか。


冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)
辻村深月冷たい校舎の時は止まる についてのレビュー
No.5: 6人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

日本推理作家協会賞に見合う完成度

素晴らしかったです
賞に見合った内容なのは言うまでもありません
私はトリックと犯人がなんとなくわかってしまったので
驚きが半減してしてしまいましたがそれでも十二分に
楽しむことができました
前のレビューでパズルのピースがはまっていくようと
おっしゃっている方がいますが、まさにその通り
今まで自分が読んだ小説(と言っても微々たるものですが)の中で
ダントツの完成度だと思います
これでトリックに気付かなければ文句なく評価10なのに…
気付いた自分に満足半分がっかり半分て感じです(笑)
時計館の殺人<新装改訂版>(上) (講談社文庫)
綾辻行人時計館の殺人 についてのレビュー
No.4: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

暗いところで待ち合わせの感想

乙一らしい、あらすじですでに引き込まれる話でした
さすが奇才といったところでしょうか
ページ数の多さ≠物語の厚みが実感できます
ただの恋愛ものと違いしっかりどんでん返しがあったのも
評価のポイントですね
とても楽しめました
暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)
乙一暗いところで待ち合わせ についてのレビュー
No.3: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

そして誰もいなくなったの感想

前から気になっていたし、外国のミステリーも読んでみようと思い
これを読んでみました
自分は叙述トリック、というかどんでん返しモノが好きでしたので
評判通りには楽しめたと思います
犯人は本当に意外でした
また、ネタばらし、といいますか犯人が分かる瞬間が唐突にやってきたので
準備もなく普通に驚きました
読んで損はない作品です
そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
No.2: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

負の世界観

この作品を一言で言うなら、「負の世界観」という感じでしょうか。
「僕」と「森野夜」という負の極地にいる二人と「死」というテーマを中心に物語が展開していきます。
とても読みやすい作品でした。
乙一さんの文才もさることながら登場人物たちへの「共感できなさ」が逆に読みやすさが増す要因だとも思います。
短編集とは思えない作品の出来で、ページ数が少ないのに読みごたえはばっちりです。
私たちの世界観の全く逆の世界観を体験してみてはいかがでしょうか。
GOTH 夜の章 (角川文庫)
乙一GOTH リストカット事件 についてのレビュー
No.1: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ルームメイトの感想

とても楽しめました。
人によって好みが分かれる作品かもしれませんが、一度読んでみて損はないのではないでしょうか。
みなさんが言っているようにモノローグ4にも触れるとすると、自分は正直とても考えさせられました。
なくてもいいのですが、あった方が読者に想像させる余地を残していると感じて自分は好きです。
ルームメイト (中公文庫)
今邑彩ルームメイト についてのレビュー