■スポンサードリンク
氣學師 さんのレビュー一覧
氣學師さんのページへレビュー数160件
閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
海野十三の帆村シリーズが現代表記でのリバイバル。どの作品も読みやすくなってます。トリックは、アクロバット的な、SF作家らしい豊かな発想のものばかりで、本格作品のロジックや謎解きは期待出来ませんし動機がない作品もありますが、その分展開が早く飽きさせないところはさすがです。次回発売の作品集で、処女作「電気風呂の怪死事件」にも期待です。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
人間の心の動きや思いがとらせる、人間の不可解な行動。それそのものがミステリアスで、謎めていて、なぜそのようなことをするのか考えさせらえ、うまくだまされる新感覚のミステリーでした。読みやすい文章で、わかりやすくて面白かったです。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
いわゆる、探偵タラントとジェリー・フィラン兄妹、ジェリー夫妻との一連の冒険談。短編集ですが、いわゆる連作短編集。内容は、密室からの消失、幽霊、古写本の消失、竪琴の消失と不可能犯罪のバラエテイーですが、「釘と鎮魂曲」にあるようにトリック自体はオーソドックスです。しかし楽しめました。作者は、ラブロマンスもお好きなようで、「現れる幽霊」「最後の取引」などは、心温まるお話です。タラントの職業や生い立ち、身なりはほとんど語られていませんが、ほかのキャストとの関わりから素敵な人間性が表れていて好感がもてますね。ミステリーを超えた人情味あふれる冒険談ですね。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
表題作をはじめ、銀行という特殊な環境を扱ったミステリー。とくに、表題作は、スリリングな展開と本格ミステリーの融合された秀作。ただ、自分も銀行員なので、犯人たちの動機は、どこかで聞いたようなリアリテイーを感じ、身に詰まされます。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
火山でのクローズドサークル。本格物のスタンダードな作品で純粋にロジックを軸として展開するところは、普通に面白いです。ただ、火山のシーンや、登場人物が多すぎて読みずらかったところもありました。「Y」のダイングメッセージが意味するところもやや強引な推理という感じもしました。江戸川乱歩賞向けの、斬新さや、目あたらしさはないですね。でも、それだけ本格にこだわる姿勢が伝わり、有栖川先生の全作品の原点がここにある気がしました。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
「踊るジョーカー」ほどではないが、物理的、機械的手法をもちいた密室殺人はさすがといった感じ。しかも北山作品に出てくる物理トリックはリアリテイーを感じるので納得してしまいます。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
久々のゴシックの続編、アニメも全部DVDでみましたが、ヴィクトリカと一弥のキャラは変わりなく安心してよめました。ただ、ヴィクトリカの持つ謎めいた少女、神秘さはニューヨークでは発揮できない気がします。次回作があるならば、ソヴィーユルの話や、第一シーズンの登場人物も絡めて、たとえばイギリスにわたって事件に巻き込まれ、助けをもとめているアブリルを助けにいくとかそんな話も期待しています。
本作品のトリックは、海外ドラマにもあった気がしますが・・・。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
二つの密室を扱った学園ミステリー。「青空の下の密室」の続編。最初の密室トリックはイリュージョンマジックをみているようで、図解もありわかりやすかったです。もうひとつの密室は、死体の隠し方も含めトリックとしては面白いですが、どうせ他殺とすぐわかるなら密室にしなくてもいい気もしますが・・・・。
探偵役の青矢、その恋人の赤月美樹、語り手の橋上翔太のその後はどうなるのか、この作品がでてから10年以上経過してますが続編がでるのでしょうか・・・・。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
能面殺人事件の題名にしては、能面の呪いのお話はあまり出てこないで、むしろ人間の愛憎ドラマがテーマだった気がします。もっと、題名にのっとった内容であったらよかった気がします。トリックは盛りだくさん、プロットも盛りだくさんでやや消化不良をおこしそうな作品ですが、この年代の作品は昔風の探偵小説の名残でしかたない気もします。昭和50年代の犬神家のような作品でした。ただ、プロットは練られているし、登場人物のとくに内面の描き方など迫真にせまる感じは流石と思いました。密室トリックは面白いですが、何故そうしたのかという理由は少し弱い気がしました。クリステイーやヴァンダインの影響を受けた作品らしくペダントリーのすごさも感じます。トリックの解説は丁寧で推論もある程度はあるのですが、はしょっているところもあり、もう少し長めの作品にしてもよいのではという気がします。
血液型の解説が少し違う気がしたり、昭和20年代の事件でテレビの話がでてくるのは違う気がするのは私だけでしょうか? |
||||
|
||||
|