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タッキー さんのレビュー一覧
タッキーさんのページへレビュー数230件
全230件 221~230 12/12ページ
※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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小説の中の現実と小説の中で作家が書く小説の世界が交互に展開され、途中どちらがどちらなのか分からなくなります。それが後半収斂されていき、結末は・・・。三津田ワールド全開のなんかゾクッとするストーリー。ただ、最後はやや消化不良の感がしたのが残念なところでした。
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なるほど!騙されました。構成の妙が冴える歴史ミステリーでした。所々に出てくる括弧書きの注釈がフィクションをノンフィクションらしく見せており、これもまた歴史の勉強になって、面白く読めました。次作も注目ですね(^。^)
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不思議な味わいのあるホラー2編。タイトル作ではどんな玩具でも直す玩具修理者の話。最後のオチにゾッとします。もう一つの中編の『酔歩する男』はタイムトラベラーとなった男の話。タイムトラベルって楽しそうなイメージがありますが、これはちょっと(´-`)どちらもこわい話でした。
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負の感情を持つ人に取り憑くアメーバのような生物の粘菌との戦いという一風変わったお話。愛媛県のとある中学が舞台で、田舎での暮らしの様子が目に浮かびます。教師、生徒や東京で母親の看護をしている人など、合計5人程の視点で描いたストーリーが交互に展開され、どう関係するのかと読み進めると、これらが終盤に向けて見事に収束。最後は生徒たちの友情などに感動できるストーリーで、さわやかな読後感が得られました^_^
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いやぁすごかった!改訂前を知らず、どこが変わったかは分かりませんが、これを読めば御手洗がめっちゃ好きになります。シリーズ第1作とのことですが、主人公のことを考えると、逆に最初に読まなくて、何作か読んだ今で良かったと思いました。一方で良子が気の毒で、こんな結末にした島田さんに『怒』。みんな幸せにしてほしかったと思います。
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刀城シリーズ第1作。読むのに時間がかかりました。伝承の話が長くて難しくて、正直理解できないところが多々あり(後の作品はこれに比べると随分読みやすいです)。また、関係者が多く複雑で、分かり辛かったです。でも、最後の犯人に至るまでの道筋は二転三転。ここは流石に刀城シリーズ。見事でした。第1作からこの特徴は確立されていたのですね。
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描写が気持ち悪くて、よくこんな小説書けるなぁと、思い読み進めました。緊迫感が伝わる文章で、まさかのトリックを知らなくても面白かったのですが、更に仕掛けがあったとは。最後の最後のひっくり返し方に思わず、エピローグとか途中とか見てしまいました。なるほど多くの人に評価されてる話なのに納得!
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ご存知『7回死んだ男』など一風変わったミステリーが得意の西澤さんの作品。今回は全く見ず知らずの男女が、高額の報酬と引き換えに24時間監視されている別荘で、これも知らない子どもと一緒に、1か月間普通の家族のように過ごすというストーリー。ところが過ごしていくうちに。。。これを読むとやっぱり子どもの存在って家族には大きいんや、と改めて思い知らされます。タイトルの裏に隠されている意味も含め、希望が持てる終わり方でよかったです!なんだか全体的にあったかい話でした。
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死刑囚の冤罪を晴らすため、死刑囚の階段の記憶を頼りに、真犯人を追うという話。死刑囚の気持ちや死刑の場面がリアルに描かれており、胸を打たれました。死刑執行に立ち会う執行官の辛さが身にしみます。人殺しの中の0.5%が死刑判決ということらしい、それだけ重い。一方で報道されている以外の犯罪の多さに愕然。賛否両論の死刑制度、今まで深く考えことはありませんでしたが、すごく考えさせられるとともに、改めて命の重さを感じさせられる話でした。
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流石に800ページ弱あるだけあって、スローペースで話は進みますが、それでも飽きることなく読ませてくれるのはさすが!浸かるとあらゆる病が治るという泉のある村で起こる殺人事件に石動が挑みます。山奥の村、首なし死体、牛鬼が住むという洞窟など、この設定が好きです。結末もなるほどと思わせ、『ハサミ男』や『鏡の中は日曜日』程ではなかったですが、面白いミステリーでした。
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