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ももか さんのレビュー一覧

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レビュー数28

全28件 21~28 2/2ページ
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No.8:
(4pt)

悪くない!でも、良くもない・・・。

ミステリーの構成、人物像、歴史観。
とりまくものは良く出来ているのだけど、文章が読みにくい!
これって何だろう?
翻訳のせい?それとも、元々の内容が凝り固まった文なのか・・・

出だしは良かったのだけど、途中止めようかと思うほどで・・・。
でも、最後まで読んだからといって、特別感動もありませんでした。


樽【新訳版】 (創元推理文庫)
F.W.クロフツ についてのレビュー
No.7:
(4pt)

彼に「ファミリー」は求めない

旧ソ連の殺伐とした小説から一転家族の小説でした。
家族を題材にする小説は他にも沢山あるし(この小説よりも優れた作品は数多くあるし)
彼には彼しか題材に出来ない小説を書いて欲しかった。

彼自身、いま低調期なのかな~というのが、読後の(読んでる最中も度々感じはしたが)率直な感想です。

偽りの楽園(上) (新潮文庫)
トム・ロブ・スミス偽りの楽園 についてのレビュー
No.6: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

何がタブーなんだろ??

短編シリーズを読んで、この作家の長編を読みたいと思い手に取りましたが・・・
最初に結論ありきで書くと、こういう展開になるのかな???

ミステリーは、被害者と加害者がいて、そして警察や裁判が絡みながら・・・という認識から外れ
この本で言うなら、この作家はミステリーに向いているとは思えない。

長編ものもあと数冊あるようですが、この作家はもう私的にはいいかな・・・。
禁忌
No.5:
(4pt)

設定

人物の設定は、評価できるものとして、温度差が気になりました。
犯人の背景と犯人が自白?する温度差。
犯人を追う刑事とその家族の温度差。
一冊を読み終えるころには、刑事の面影・人物像が見えてくるのだけど
今回は、最後まで刑事の顔が浮かばなかった。


烙印 (幻冬舎文庫)
天野節子烙印 についてのレビュー
No.4:
(4pt)

好みの問題

思いもよらない展開、そしてスピード感溢れる物語の流れ。
好みの問題だろうけど、好き嫌いがハッキリ分かれる作品かもしれない。
私自身、こういう流れは嫌いじゃ無いし、何度もこういう展開の小説を読んできたけれど
でもなんだろう・・・展開の割には小さく纏まりすぎた・・・ような気がする。

この内容でテンポ良く進むとしたら、最後はもっとアッと驚くようなものを書いて欲しかった。

この作者で最初に読んだ本が「前世療法」だったせいか、この作品はイマイチでした。



ラジオ・キラー
No.3:
(4pt)

期待したほどには・・・

先に「その女、アレックス」を読んでいるので(なかなかの秀逸だったので)
どんな展開になるのか、ワクワク期待しながら読み進めました。

作者が書いているミステリーというか、恐怖感の設定は分からなくもないですが
「怖い!」とは思えませんでした。
「その女、アレックス」で感動、面白い!と思った方は、そのまま「悲しみのイレーヌ」に進まれた方がいいかも???です。

ルメートル氏の作品だからと思って読みましたが、読まなかった方が良かったかな???

死のドレスを花婿に (文春文庫)
No.2: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

原文で読んでみたい

ジョンハートのように淡々とストーリーが進んで行く。
描写は(話の内容はともかくとして)繊細で美しい。
原文は流れるような文章なのだろう。

上海の場面で上海の匂いがしない、イギリスでもイギリスの匂いは少ししかしない。
「城之崎にて」のように、文学作品としては優良なのだろうが、私は少し濁った水の方が好きだ。


わたしたちが孤児だったころ (ハヤカワepi文庫)
No.1:
(4pt)

厳密にいうと、4と5の間。お薦め。

警察小説、犯罪小説を主に読んでいるものにすると、最後が意外でした。
これ以上はネタバレになるのでやめますが、作者自体、最後がこれで良いと思ったんだろうか・・・
私だったら、別のラストをもってくるだろうな・・・と思いました。
良かった点は、スコットランドに興味をもったこと、地図を見ながら、地名を確認したり、大体の距離感を自分で確認したりしながら、楽しめました。

黒と青〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
イアン・ランキン黒と青 についてのレビュー


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