スロウハイツの神様

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

スロウハイツの神様の評価:

4.19/5点 レビュー 226件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全386件 361〜380 19/20ページ
No.26
(5pt)

あらゆる物語のテーマは結局愛だよね

通勤時間にのみ本を読み、帰宅後は、ほとんど本を手に取らなかった最近の生活の中で、
この「スロウハイツ」は帰宅後も手放せず、結局、睡眠時間を削って読み終えた。
辻村作品は登場人物たちに愛着を持たせてくれる。
私に、彼女たちとできるだけ長く一緒に過ごしたい、彼女たちの幸せを見届けたい、
そんなふうに思わせてくれる。
読み終えた後、あまりの幸福感に泣けてしょうがなかった。
徹底的なハッピーエンド。できすぎの感じがしないでもない結末。
でも、そこから伝わってくる「幸せ」があまりにも温かくて、
短い間に大好きな存在になった彼女たちの幸せが嬉しくて、本当に泣けた。
空想上の産物にすぎない彼らにそこまで肩入れするのもどうなんだ、
と冷静に自分を眺めつつ、でもそこまでいとしく思わせてくれる作品と
出会えたことが嬉しくなる、そんな話だった。
上巻では1章ずつ「スロウハイツ」の住民の日常を追いかける。
彼らが何を望んでいるのか、何を目指しているのか、何が手に入らずに
もがいているのか、青春小説のような群像劇だ。
しかし、下巻に入り、上巻で散りばめられていた何気ない思い出話や
日常がすべて伏線だったことを思い知らされる。
それらが伏線だったことにすら気付かなかった数々の思い出話が
一気に回収され、あるべきところにあてはめられていく様子は実に爽快で
読み終えた後に、また最初から読み始めたくなる。
物語のテーマ、そして作者の想いは登場人物によるラスト近くの
言葉に集約されているのだと思う。
「まあ、なんていうか。あらゆる物語のテーマは結局愛だよね。」
スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス)より
4061825062
No.25
(3pt)

そんなに好みではない。

 ミステリーを期待していたのが間違いだったんですが、個人的にはあまり好きではないと思いました。確かにいつものように(他の作品のように)さくさくと読めたんですが、あいにく、ページをめくる時間すらもったいない!!というほどではなかったです。
 
 若手創作者、もしくはその卵たちの同居生活。
 辻村さんの他の作品に比べて事件性が低く、日常生活が主なのでいつものように楽しめなかったのかもしれません。
 
 ただはっとさせられるというか、ぐッとくるせりふは多々ありましたね。
 登場人物のように何か書いている、描いている、作っている、もしくはそれを夢にしている人が読んだら、「そうそう!」と思う点がたくさんあるんじゃないかな。
 環は最初あんまり好きじゃなかったけど、読んでいくうちに好きになりましたね。他の人たちも。
 でも、他の作品ほどじゃなかった。
 ミステリー風の謎解きも、びっくりさせられたけど、『冷たい校舎の時は止まる』みたいな驚きはなかったし。
 
 作者の創作への心構えというか考え方というか、そんなものが透けて(いい意味で)見える作品じゃないかなぁという気がしました。
スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス)より
4061825062
No.24
(3pt)

変な感覚

話自体は面白く読めたし、一部の登場人物は非常に魅力的に描かれていて 読み物としてはそう悪いものではないのかもしれないが、作品全体に漂う 斜に構えたというか、スカしたような雰囲気がどうも鼻について素直に楽しめなかった。 自分には合わなかったというだけかもしれないが、なんだか微妙でもどかしい読後感。
スロウハイツの神様(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)より
406276556X
No.23
(3pt)

変な感覚

話自体は面白く読めたし、一部の登場人物は非常に魅力的に描かれていて
読み物としてはそう悪いものではないのかもしれないが、作品全体に漂う
斜に構えたというか、スカしたような雰囲気がどうも鼻について素直に楽しめなかった。
自分には合わなかったというだけかもしれないが、なんだか微妙でもどかしい読後感。
スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス)より
4061825062
No.22
(3pt)

キャラが生きている話

下巻で個々のエピソードが一つに繋がった瞬間、心地よい爽快感がありました。
これも、そうだったのか!あれは、こういうことだったんだ!
と、上下巻を通して読み直して確かめなおしたりして、
読んでいて頬がほころぶような幸せな気持ちになりました。
それぞれ不器用な愛の形が示されていて、なにかが足りない完璧ではない所が、
よりリアルさを感じました。
他作品に出ていたキャラがリンクして登場するのも、そういった仕掛け好き派としては嬉しかったりも。
さらっと浅くしか心情を書かなかったキャラもいるので、もっとそのキャラの内面を知りたかった。
そう思わせる程に、一人一人のキャラがたっている。
いつも辻村さんの話を読む度にそこがすごいと思うし、辻村さんの作品を好きな理由でもあります。
スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)より
4061825127
No.21
(5pt)

キャラが生きている話

下巻で個々のエピソードが一つに繋がった瞬間、心地よい爽快感がありました。
これも、そうだったのか!あれは、こういうことだったんだ!
と、上下巻を通して読み直して確かめなおしたりして、
読んでいて頬がほころぶような幸せな気持ちになりました。
それぞれ不器用な愛の形が示されていて、なにかが足りない完璧ではない所が、
よりリアルさを感じました。
他作品に出ていたキャラがリンクして登場するのも、そういった仕掛け好き派としては嬉しかったりも。
さらっと浅くしか心情を書かなかったキャラもいるので、もっとそのキャラの内面を知りたかった。
そう思わせる程に、一人一人のキャラがたっている。
いつも辻村さんの話を読む度にそこがすごいと思うし、辻村さんの作品を好きな理由でもあります。
スロウハイツの神様(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)より
4062765578
No.20
(5pt)

心を癒してくれる作品

作者の言うとおり、おとぎ話のような作品だった。スロウハイツで
繰り広げられる人間模様。そのひとつひとつのエピソードが、心地
よく胸にしみる。環が歩んできた人生とは?なぜスロウハイツに
友人たちを呼び寄せたのか?彼女の心の奥底に秘められた思いとは?
前半のたくさんの伏線が、後半で見事な華に変わってゆく。その
過程を泣きたくなる思いで読んだ。
自分らしく、自分の心に忠実に生きることは難しいと思う。でも、
少しでもそれができたなら、こんなに素敵なことはないだろう。
スロウハイツの住人たちがたまらなく愛しくなる。ラストもほのぼの
としてよかった。疲れた心を癒してくれる、そんな作品だと思う。
スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)より
4061825127
No.19
(5pt)

心を癒してくれる作品

作者の言うとおり、おとぎ話のような作品だった。スロウハイツで
繰り広げられる人間模様。そのひとつひとつのエピソードが、心地
よく胸にしみる。環が歩んできた人生とは?なぜスロウハイツに
友人たちを呼び寄せたのか?彼女の心の奥底に秘められた思いとは?
前半のたくさんの伏線が、後半で見事な華に変わってゆく。その
過程を泣きたくなる思いで読んだ。
自分らしく、自分の心に忠実に生きることは難しいと思う。でも、
少しでもそれができたなら、こんなに素敵なことはないだろう。
スロウハイツの住人たちがたまらなく愛しくなる。ラストもほのぼの
としてよかった。疲れた心を癒してくれる、そんな作品だと思う。
スロウハイツの神様(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)より
4062765578
No.18
(5pt)

初めて

失礼な話、辻村さんのことは知りませんでした。この話を読み終わったいまでも覚えているのか危ういです。でも、素敵だと思いました。元からそんなに本は読まないんですが、これは体の芯からなにかが込み上げてきました。伏線という伏線が至る所にたくさんあって、伏線だなんて思えない細かいところまでに仕組まれてます。読んでいる最中、何回も泣きそうになりました。環とすみれのことだったり、コウちゃんとのことだったり…。読んで損はないです!ただ、描写や時間の移り変わり?が少し分かりずらいところがあるので…。そこはとにかく慣れ、だと思います。
スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)より
4061825127
No.17
(4pt)

あたたかいお話でした☆

さて、前巻の伏線が見事に明かされました。 伏線とも気づかない様な小さいエピソードまできちんと繋がっているのには感心しました。 出来すぎ感も否めなかったけど、最後は想像していなかった素敵なエピソードも披露され、温かい気持ちになりました。 欲を言うと、もうちょっと特定個人を深く書いて欲しかった。 けど、5人もの人物を同時進行ともなるとそうも行かないんですよね。 なにはともかく愛があるお話で、不器用な愛の形がとても愛しく思いました。
スロウハイツの神様(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)より
4062765578
No.16
(4pt)

あたたかいお話でした☆

さて、前巻の伏線が見事に明かされました。伏線とも気づかない様な小さいエピソードまできちんと繋がっているのには感心しました。
出来すぎ感も否めなかったけど、最後は想像していなかった素敵なエピソードも披露され、温かい気持ちになりました。
欲を言うと、もうちょっと特定個人を深く書いて欲しかった。けど、5人もの人物を同時進行ともなるとそうも行かないんですよね。
なにはともかく愛があるお話で、不器用な愛の形がとても愛しく思いました。
スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)より
4061825127
No.15
(5pt)

初めて

失礼な話、辻村さんのことは知りませんでした。 この話を読み終わったいまでも覚えているのか危ういです。 でも、素敵だと思いました。 元からそんなに本は読まないんですが、これは体の芯からなにかが込み上げてきました。 伏線という伏線が至る所にたくさんあって、伏線だなんて思えない細かいところまでに仕組まれてます。 読んでいる最中、何回も泣きそうになりました。 環とすみれのことだったり、コウちゃんとのことだったり…。 読んで損はないです! ただ、描写や時間の移り変わり?が少し分かりずらいところがあるので…。 そこはとにかく慣れ、だと思います。
スロウハイツの神様(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)より
4062765578
No.14
(4pt)

仕掛けは大げさだけど……

 辻村深月さんの書く登場人物は不思議です。読んでいてイライラさせられて、「私に近づかないで」のオーラが出ていて、周りの人を傷つけて……読み始めるとそんな気持ちになる登場人物なのに、読み終える頃にはなぜか好きになっています。
 「スロウハイツの神様」は辻村深月版トキワ荘。自らが生み出した小説を模倣した大量殺人によって筆を折った作家チヨダ・コーキを中心に、若手脚本家の赤羽環がオーナーのアパートに住む芸術家の卵たちの生活が描かれています。上巻は淡々と個々の登場人物の背景や思いが丁寧に描かれて、下巻では最初に提示された「チヨダ・コーキを誰が救ったのか?」という謎を一気に収束させていきます。
 ラストは正直なところ仕掛けが大きすぎて「やりすぎ」とは思うんですが、それでもまぁ色々と伏線は張ってありましたし、「ま、いいか」とつい許してしまいます。
 才能を持つ者、才能を信じる者、才能におぼれる者、才能を見つけたい者、それぞれが何かを掴むことができそうな話で上手下手、おもしろいそうでもないというよりも、ウチはこの作品がとにかく好きですね。
スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)より
4061825127
No.13
(5pt)

恐るべし才能

 まあ新作ということですが、何か芸術家が芸術家について書くとろくなことにならないのでは?と思っていたのですが、これはすごくミステリーの部分が上手く、「人が書けている」、つまりは人物設定が上手く感じてしまいました。
 あの「久しぶりです」のところは伏線?かもとはちらっと思っていましたが不覚にも泣けてきました。創作に対する辻村さんの愛とかが滅茶苦茶そこらじゅうに溢れています。
 辻村さんは綾辻行人さんの著作に救われたとの発言がありましたが、そこからこう来るとは。
 本に救われるっていうのをファンタジー以外でここまで形にできる本作は自分の中ではある種の金字塔です。
スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)より
4061825127
No.12
(4pt)

好きです

読みはじめからぐんぐん引き込まれるというよりは、人物を知っていくうちに自然と読み進められる感じでした。
狩野のポジションが絶妙ですね。いちばん平凡そうだけど、じつは一番謎の人。飄々としています。
実は上巻を読み終えてもあまりぴんとこなかったんですが、下巻でやられちゃいました。伏線が心地よい作家さんですよね。ピタピタ嵌る感じが私は好きでした。
スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス)より
4061825062
No.11
(4pt)

魅力ある個性とは

若いクリエーター(とその卵)達が住むアパートの風景を描いています。

昨日上巻を読み終えたばかりですが、アパートのオーナーで脚本家の環と、彼女に接する漫画家の卵=狩野の態度が興味深かったです。

アパートの住人は(長野正義と森永すみれを除いて)それぞれ恋愛関係ではない、友人同士なのですが、

特に

若い女の子で、夢を実現していて、派手でお洒落。だけれども必ずしも人付き合いが得意では無い「環」

に接する、

若い男の子で、まだ夢を実現していない「狩野」

の態度は見習いたい、と言うとなんだか僕自身が情けなくなってしまうのだけれども、「彼のようでありたい。」と感じるところがありました。

人の欠点を指摘して「もっと、人には優しくしなきゃ」と言うのは簡単だけれども、軋轢を生むことを承知の上で人に厳しく接する人にそんな事を言うのは無粋ですよね。

環の嘘に気づきながらも、その意図を汲んで、咎めず楽しく過ごす(と言う風景が具体的にこの小説に書かれているわけではないですが)狩野。

しかも、それを無自覚に行っている狩野の、ある意味では懐の深さにあこがれを抱いて、上巻を読み終えました。
スロウハイツの神様(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)より
406276556X
No.10
(4pt)

魅力ある個性とは

若いクリエーター(とその卵)達が住むアパートの風景を描いています。
昨日上巻を読み終えたばかりですが、アパートのオーナーで脚本家の環と、彼女に接する漫画家の卵=狩野の態度が興味深かったです。
アパートの住人は(長野正義と森永すみれを除いて)それぞれ恋愛関係ではない、友人同士なのですが、
特に
若い女の子で、夢を実現していて、派手でお洒落。だけれども必ずしも人付き合いが得意では無い「環」
に接する、
若い男の子で、まだ夢を実現していない「狩野」
の態度は見習いたい、と言うとなんだか僕自身が情けなくなってしまうのだけれども、「彼のようでありたい。」と感じるところがありました。
人の欠点を指摘して「もっと、人には優しくしなきゃ」と言うのは簡単だけれども、軋轢を生むことを承知の上で人に厳しく接する人にそんな事を言うのは無粋ですよね。
環の嘘に気づきながらも、その意図を汲んで、咎めず楽しく過ごす(と言う風景が具体的にこの小説に書かれているわけではないですが)狩野。
しかも、それを無自覚に行っている狩野の、ある意味では懐の深さにあこがれを抱いて、上巻を読み終えました。
スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス)より
4061825062
No.9
(4pt)

仕掛けは大げさだけど……

辻村深月さんの書く登場人物は不思議です。読んでいてイライラさせられて、「私に近づかないで」のオーラが出ていて、周りの人を傷つけて読み始めるとそんな気持ちになる登場人物なのに、読み終える頃にはなぜか好きになっています。

 「スロウハイツの神様」は辻村深月版トキワ荘。自らが生み出した小説を模倣した大量殺人によって筆を折った作家チヨダ・コーキを中心に、若手脚本家の赤羽環がオーナーのアパートに住む芸術家の卵たちの生活が描かれています。上巻は淡々と個々の登場人物の背景や思いが丁寧に描かれて、下巻では最初に提示された「チヨダ・コーキを誰が救ったのか?」という謎を一気に収束させていきます。

 ラストは正直なところ仕掛けが大きすぎて「やりすぎ」とは思うんですが、それでもまぁ色々と伏線は張ってありましたし、「ま、いいか」とつい許してしまいます。

 才能を持つ者、才能を信じる者、才能におぼれる者、才能を見つけたい者、それぞれが何かを掴むことができそうな話で上手下手、おもしろいそうでもないというよりも、ウチはこの作品がとにかく好きですね。
スロウハイツの神様(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)より
4062765578
No.8
(5pt)

恐るべし才能

まあ新作ということですが、何か芸術家が芸術家について書くとろくなことにならないのでは?と思っていたのですが、これはすごくミステリーの部分が上手く、「人が書けている」、つまりは人物設定が上手く感じてしまいました。  あの「久しぶりです」のところは伏線?かもとはちらっと思っていましたが不覚にも泣けてきました。 創作に対する辻村さんの愛とかが滅茶苦茶そこらじゅうに溢れています。  辻村さんは綾辻行人さんの著作に救われたとの発言がありましたが、そこからこう来るとは。  本に救われるっていうのをファンタジー以外でここまで形にできる本作は自分の中ではある種の金字塔です。
スロウハイツの神様(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)より
4062765578
No.7
(4pt)

好きです

読みはじめからぐんぐん引き込まれるというよりは、人物を知っていくうちに自然と読み進められる感じでした。 狩野のポジションが絶妙ですね。 いちばん平凡そうだけど、じつは一番謎の人。 飄々としています。 実は上巻を読み終えてもあまりぴんとこなかったんですが、下巻でやられちゃいました。 伏線が心地よい作家さんですよね。 ピタピタ嵌る感じが私は好きでした。
スロウハイツの神様(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)より
406276556X