スロウハイツの神様

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

スロウハイツの神様の評価:

4.19/5点 レビュー 226件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全386件 301〜320 16/20ページ
No.86
(5pt)

爽快感がたまらない!

この作品を読み終えて感動を言葉にしたくて記憶に止めたくてレビューします

それぞれの登場人物の葛藤やもがきが、人々のぶつかり合いが生々しくそれでも伏線を回収していく度に登場人物一人一人を好きになれました。狩野には騙された感が否めませんが(笑)、ラストまでの爽快感は素晴らしかったです。

本の中のコウちゃんが言うように本はリアルな世界での人やイベントに敵わず、微々たる影響しか及ぼさないかもしれません。でも、その変化がきっとこれからの人生にも少なからず変化を与えてくれるのだと感じました。
夢見ていた頃の自分をいつの間にか社会人になって埋没させ今の現状で満足している自分に気付かされました。

自分の感情が激しく揺さぶられる本に出逢えた事が幸せです。伏線もラストも分かった上でまたじっくり読み返し、どんな考えに至るのか楽しみです。
スロウハイツの神様(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)より
4062765578
No.85
(1pt)

まったく面白くない

登場人物をはっきり把握しないうちに視点がどんどん変わっていくので 正直読み進めるのが辛かった。 感情移入もできないし、 ストーリーも単調で、何の面白みもありません。 だらだらと話が続いていくだけで 退屈してしまいました。 伏線の回収が下手なため、すぐ先が読めてしまいます。 正直何度も読むのをやめようかと思ったぐらいで、 買わなきゃ良かったと後悔しました。 これははっきり言って駄作でしょう。 なぜこんなに評価が高いのか、分かりません。
スロウハイツの神様(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)より
4062765578
No.84
(1pt)

まったく面白くない

登場人物をはっきり把握しないうちに視点がどんどん変わっていくので
正直読み進めるのが辛かった。
感情移入もできないし、
ストーリーも単調で、何の面白みもありません。
だらだらと話が続いていくだけで
退屈してしまいました。
伏線の回収が下手なため、すぐ先が読めてしまいます。
正直何度も読むのをやめようかと思ったぐらいで、
買わなきゃ良かったと後悔しました。
これははっきり言って駄作でしょう。
なぜこんなに評価が高いのか、分かりません。
スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)より
4061825127
No.83
(5pt)

最後まで堪能できます

上巻から通してあちこちにちりばめてあった伏線が、 最終章に向けて怒濤の展開で腑に落ちて行きます。 良い意味で裏切られまくりで、 最後の最後まで本当に堪能させてもらいました。 とりあえず読み返そうと思います。 相手を思いやる、愛するって簡単なようで難しい。 そんな事を思わせてくれた作品です。
スロウハイツの神様(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)より
4062765578
No.82
(5pt)

最後まで堪能できます

上巻から通してあちこちにちりばめてあった伏線が、
最終章に向けて怒濤の展開で腑に落ちて行きます。
良い意味で裏切られまくりで、
最後の最後まで本当に堪能させてもらいました。
とりあえず読み返そうと思います。
相手を思いやる、愛するって簡単なようで難しい。
そんな事を思わせてくれた作品です。
スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)より
4061825127
No.81
(5pt)

素敵な話です

現代版トキワ荘みたいな感じですかね。クリエイターの卵達が集まったアパートで起きる、
あれやこれやを描く青春ミステリー。
ただミステリー部分は読者サービス的なものというか、これだけの量を飽きずに読ませるためのもので、
本質は青春群像劇だと思います。
読み終わった後、少しだけ切なくなります。辻村さんの作品でこれが一番好きです。

スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス)より
4061825062
No.80
(5pt)

素敵な話です

現代版トキワ荘みたいな感じですかね。 クリエイターの卵達が集まったアパートで起きる、 あれやこれやを描く青春ミステリー。 ただミステリー部分は読者サービス的なものというか、これだけの量を飽きずに読ませるためのもので、 本質は青春群像劇だと思います。 読み終わった後、少しだけ切なくなります。 辻村さんの作品でこれが一番好きです。
スロウハイツの神様(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)より
406276556X
No.79
(4pt)

軽く楽しく、面白く幸せな気分になれる。

■あらすじ
新進気鋭の脚本家、赤羽環を中心に、彼女が所有するスロウハイツに暮らす人々の物語。
我が儘で自分勝手だけど魅力的な環が所有するスロウハイツでは、脚本家である環と作家のコウちゃん意外は何か問題があっていまいち売れない環の友人のクリエイター達が共同生活を送っている。
コウちゃんは昔、自分の小説が原因で起きた(とされている)事件を境に筆を置いていた時期があるが、今は大人気連載を抱える人気作家。そして、スロウハイツに暮らす皆はコウちゃんの小説を通り過ぎて来た、彼のファン達でもある。
空き部屋が出たスロウハイツへ、新しい入居者がやってきた。今まで散々入居希望者を却下してきただけに環のOKが出たことを不思議がる皆。
また、時の流れで入居者にも変化が生じ、ゆっくりと時間が動き出すスロウハイツ。

スロウハイツに暮らす人々の物語と書きましたが、最後にはこれってこの人とこの人の話だったのね、、って(伏線になかなか気付けない)私はやっと納得でした。
前半はどういう話なのかいまいち掴めないかもしれませんが、面白いです。
他の方も書かれてますが伏線がいっぱいですね。最後にどんどんと伏線があらわになっていくのが気持ちよいです。
ヤングアダルト向けのような、ライトに読める本だと思いました。
最後もさわやかに気持ちよく終わってもらえて気持ちよく幸せな気分になれる本です。
スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス)より
4061825062
No.78
(4pt)

軽く楽しく、面白く幸せな気分になれる。

■あらすじ
新進気鋭の脚本家、赤羽環を中心に、彼女が所有するスロウハイツに暮らす人々の物語。
我が儘で自分勝手だけど魅力的な環が所有するスロウハイツでは、脚本家である環と作家のコウちゃん意外は何か問題があっていまいち売れない環の友人のクリエイター達が共同生活を送っている。
コウちゃんは昔、自分の小説が原因で起きた(とされている)事件を境に筆を置いていた時期があるが、今は大人気連載を抱える人気作家。そして、スロウハイツに暮らす皆はコウちゃんの小説を通り過ぎて来た、彼のファン達でもある。
空き部屋が出たスロウハイツへ、新しい入居者がやってきた。今まで散々入居希望者を却下してきただけに環のOKが出たことを不思議がる皆。
また、時の流れで入居者にも変化が生じ、ゆっくりと時間が動き出すスロウハイツ。

スロウハイツに暮らす人々の物語と書きましたが、最後にはこれってこの人とこの人の話だったのね、、って(伏線になかなか気付けない)私はやっと納得でした。
前半はどういう話なのかいまいち掴めないかもしれませんが、面白いです。
他の方も書かれてますが伏線がいっぱいですね。最後にどんどんと伏線があらわになっていくのが気持ちよいです。
ヤングアダルト向けのような、ライトに読める本だと思いました。
最後もさわやかに気持ちよく終わってもらえて気持ちよく幸せな気分になれる本です。
スロウハイツの神様(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)より
406276556X
No.77
(5pt)

やられた!

上巻にあまり魅力を感じず、でも大好きな辻村深月作品だから、と読み進めた下巻。

読み終えたときは「やられたぁ!」となりました。
上巻を含めて、これまで淡々と進められてきたストーリー。
さほど重要なこととは感じさせずに、ぼんやりと、じんわりと呈示されてきた謎。
それらが全て、後半で意味のあるものとなってきます。
そこからはもう夢中で一気に読んでしまいました。

作品全体としては、登場人物の心の動きを繊細に、リアルに描く反面、ストーリー展開はやや漫画的で、ファンタジー要素が一切無い分、そこのミスマッチに多少の違和感を感じます。大きな事件が起こる訳でもなく、いったい何がしたい物語なのかがわからず、途中少々退屈になることもありました。

しかしそんなことは全て吹き飛ぶくらい、ラストの展開には惹き付けられます。
さわやかなほんわかとした気持ちで読み終えることができる、いい作品です。
スロウハイツの神様(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)より
4062765578
No.76
(3pt)

上巻だけの評価は…。でも!

これまでの辻村作品以上に淡々と話が展開します。 これといった事件は起こらない。 主人公、その他登場人物の立ち位置がつかめず、何がしたい物語なのかよくわからない。 しかし今まで期待を裏切ったことの無かった辻村深月の作品だから、という思いがあったので最後まで読めました。 でも!この作品の本領は下巻にて発揮されます! 上巻を読んだ人にはぜひ下巻も読んでほしい! しかし正直、上巻だけでは惹き付ける要素が少なく、すこし飽きてしまったので、この評価です。
スロウハイツの神様(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)より
406276556X
No.75
(5pt)

やられた!

上巻にあまり魅力を感じず、でも大好きな辻村深月作品だから、と読み進めた下巻。

読み終えたときは「やられたぁ!」となりました。
上巻を含めて、これまで淡々と進められてきたストーリー。
さほど重要なこととは感じさせずに、ぼんやりと、じんわりと呈示されてきた謎。
それらが全て、後半で意味のあるものとなってきます。
そこからはもう夢中で一気に読んでしまいました。

作品全体としては、登場人物の心の動きを繊細に、リアルに描く反面、ストーリー展開はやや漫画的で、ファンタジー要素が一切無い分、そこのミスマッチに多少の違和感を感じます。大きな事件が起こる訳でもなく、いったい何がしたい物語なのかがわからず、途中少々退屈になることもありました。

しかしそんなことは全て吹き飛ぶくらい、ラストの展開には惹き付けられます。
さわやかなほんわかとした気持ちで読み終えることができる、いい作品です。
スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)より
4061825127
No.74
(3pt)

上巻だけの評価は…。でも!

これまでの辻村作品以上に淡々と話が展開します。
これといった事件は起こらない。主人公、その他登場人物の立ち位置がつかめず、何がしたい物語なのかよくわからない。
しかし今まで期待を裏切ったことの無かった辻村深月の作品だから、という思いがあったので最後まで読めました。

でも!この作品の本領は下巻にて発揮されます!
上巻を読んだ人にはぜひ下巻も読んでほしい!

しかし正直、上巻だけでは惹き付ける要素が少なく、すこし飽きてしまったので、この評価です。
スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス)より
4061825062
No.73
(2pt)

上と下では評価が大きく異なる作品

上巻は魅力的な登場人物達の活劇がみれ、とても満足。ただし、下巻は・・・・。
謎解きの要素が増えすぎてしまい、登場人物の心理描写がついていかなくなっている。

村上春樹の主人公が、途中から伊坂幸太郎のような物語に巻き込まれるかのようなイメージ。
アンバランス。
スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)より
4061825127
No.72
(2pt)

上と下では評価が大きく異なる作品

上巻は魅力的な登場人物達の活劇がみれ、とても満足。 ただし、下巻は・・・・。 謎解きの要素が増えすぎてしまい、登場人物の心理描写がついていかなくなっている。 村上春樹の主人公が、途中から伊坂幸太郎のような物語に巻き込まれるかのようなイメージ。 アンバランス。
スロウハイツの神様(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)より
4062765578
No.71
(5pt)

夢追い人

情景描写の希薄さや、キャラクターの非現実感、ネーミングセンスなど、まるでライトノベルのようだ。
文学的にはとても称賛できるものではないけれど、この作品を「いいな」と思う気持ちは隠しようもない。
凄まじい心の闇を怒りに変えて突き進む"赤羽環"、妄想の世界を現実に向けて届ける"チヨダ・コーキ"、
みんながみんな魅力的なキャラクターだけれど、やはりこの二人を中心とした「事件後」のエピソードが秀逸。
この二人の人を愛するに至る理由が深すぎて、軽々しい現実的な恋愛をするスーが軽薄に見えてしまうが、これが普通なんだろうな。

一つ一つの会話や行動が意味がないようで、実は緻密な計算の元に配置されていて無駄が全くないというのは恐れ入るところ。
簡易な描写が多いので人物に自然にスポットが向くのも、実は計算の内なのかな?
 
どうも不幸エピソードというのは取ってつけたようなものが多くて、その中に人生を感じられないものがほとんどなのだけれど、
環の場合はそれが次々と掘り起こされるような形になっていて、この突拍子もないキャラクターが「生きているんだ」と感じられた。
タイトルは『スロウハイツの"神様"』だけれど、私は『スロウハイツの"奇跡"』で良かったんじゃないかと思う。
"奇跡"なんていう恥ずかしい言葉、ここで使わなくていつ使うんだよって。
スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)より
4061825127
No.70
(5pt)

大人向けライトノベル

情景描写の希薄さや、キャラクターの非現実感、ネーミングセンスなど、まるでライトノベルのようだ。
文学的にはとても称賛できるものではないけれど、この作品を「いいな」と思う気持ちは隠しようもない。
凄まじい心の闇を怒りに変えて突き進む"赤羽環"、妄想の世界を現実に向けて届ける"チヨダ・コーキ"、
みんながみんな魅力的なキャラクターだけれど、やはりこの二人を中心とした「事件後」のエピソードが秀逸。
この二人の人を愛するに至る理由が深すぎて、軽々しい現実的な恋愛をするスーが軽薄に見えてしまうが、これが普通なんだろうな。

一つ一つの会話や行動が意味がないようで、実は緻密な計算の元に配置されていて無駄が全くないというのは恐れ入るところ。
簡易な描写が多いので人物に自然にスポットが向くのも、実は計算の内なのかな?
 
どうも不幸エピソードというのは取ってつけたようなものが多くて、その中に人生を感じられないものがほとんどなのだけれど、
環の場合はそれが次々と掘り起こされるような形になっていて、この突拍子もないキャラクターが「生きているんだ」と感じられた。
タイトルは『スロウハイツの"神様"』だけれど、私は『スロウハイツの"奇跡"』で良かったんじゃないかと思う。
"奇跡"なんていう恥ずかしい言葉、ここで使わなくていつ使うんだよって。
スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)より
4061825127
No.69
(2pt)

何もかも予定調和

展開の一つ一つがありきたりというか、使い古されてた漫画の王道ストーリーそのもので、 驚きや意外性、そこから来る感動みたいなものはありません。 「ああ、〜は〜なんだろうな」「どうせ○○の正体は××なんでしょ」 と読みながら感じたことは予想を裏切らず悉くその通りになりました。ちなみに特に自分はそういう物語の予想が得意だったり、先読みを好んでするタイプではありません。王道展開でも面白いものは面白いし、小説の全部が全部意外性を求められるわけではないのですが、特に王道をうまくカタルシスまで持っていけてはいないし、一応伏線みたいなのは張っていて、作者は仕掛けは作ってはいるみたいですが…。 あと登場人物の価値観の押し付けみたいなのにはついて行けなくなる時があります。その登場人物と価値観が合うならば読んでいて面白いかもしれません。ただ、価値観の違う人間にも「その考え方もありかもな」と思わせる力はありません。他人の価値観は否定し、自分の価値観は断固主張するのに、 自分の価値観を他人から否定されることに対しては予防線を張る、 登場人物(作者)の卑怯さも時たま感じました。酷い悪文であるとか、物語に目立つ矛盾があるとかではないので 通勤時間の暇つぶしにはなりました。でも今後この作者の小説を買うとしても定価では買わないと思います
スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)より
4061825127
No.68
(5pt)

夢追い人

情景描写の希薄さや、キャラクターの非現実感、ネーミングセンスなど、まるでライトノベルのようだ。
文学的にはとても称賛できるものではないけれど、この作品を「いいな」と思う気持ちは隠しようもない。
凄まじい心の闇を怒りに変えて突き進む"赤羽環"、妄想の世界を現実に向けて届ける"チヨダ・コーキ"、
みんながみんな魅力的なキャラクターだけれど、やはりこの二人を中心とした「事件後」のエピソードが秀逸。
この二人の人を愛するに至る理由が深すぎて、軽々しい現実的な恋愛をするスーが軽薄に見えてしまうが、これが普通なんだろうな。

一つ一つの会話や行動が意味がないようで、実は緻密な計算の元に配置されていて無駄が全くないというのは恐れ入るところ。
簡易な描写が多いので人物に自然にスポットが向くのも、実は計算の内なのかな?
 
どうも不幸エピソードというのは取ってつけたようなものが多くて、その中に人生を感じられないものがほとんどなのだけれど、
環の場合はそれが次々と掘り起こされるような形になっていて、この突拍子もないキャラクターが「生きているんだ」と感じられた。
タイトルは『スロウハイツの"神様"』だけれど、私は『スロウハイツの"奇跡"』で良かったんじゃないかと思う。
"奇跡"なんていう恥ずかしい言葉、ここで使わなくていつ使うんだよって。
スロウハイツの神様(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)より
4062765578
No.67
(2pt)

何もかも予定調和

展開の一つ一つがありきたりというか、使い古されてた漫画の王道ストーリーそのもので、 驚きや意外性、そこから来る感動みたいなものはありません。 「ああ、〜は〜なんだろうな」「どうせ○○の正体は××なんでしょ」 と読みながら感じたことは予想を裏切らず悉くその通りになりました。ちなみに特に自分はそういう物語の予想が得意だったり、先読みを好んでするタイプではありません。王道展開でも面白いものは面白いし、小説の全部が全部意外性を求められるわけではないのですが、特に王道をうまくカタルシスまで持っていけてはいないし、一応伏線みたいなのは張っていて、作者は仕掛けは作ってはいるみたいですが。 あと登場人物の価値観の押し付けみたいなのにはついて行けなくなる時があります。その登場人物と価値観が合うならば読んでいて面白いかもしれません。ただ、価値観の違う人間にも「その考え方もありかもな」と思わせる力はありません。他人の価値観は否定し、自分の価値観は断固主張するのに、 自分の価値観を他人から否定されることに対しては予防線を張る、 登場人物(作者)の卑怯さも時たま感じました。酷い悪文であるとか、物語に目立つ矛盾があるとかではないので 通勤時間の暇つぶしにはなりました。でも今後この作者の小説を買うとしても定価では買わないと思います
スロウハイツの神様(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)より
4062765578