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骨と歌う女
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骨と歌う女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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ドラマの「BONES」が好きなので読んだ。ドラマでのキャラクターの再構築は実に見事だなと感心した。こっちは専門用語に惑わされるだけで内容自体は普通。キャラも別にといった感じ | ||||
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主人公が怒りっぽく、その他の登場人物も不愛想だったり、偉そうだったり。 主人公が感情的だったり、変人だったりするのは小説では結構あると思うのだが、 魅力的に感じるのとそうじゃないのとの違いは何なんだろう。 この主人公は後者だと思う。 読んでいると主人公が他の人物から不快になる対応をされているところが描写されていたりするが 主人公に肩入れするはずの立場の読者(私)ですら「自業自得ではないの?」と思ってしまう。 これが魅力的な主人公だと「そっちの立場もわかるけどさ~~」と思うのだが。 同じ法人類学者デイヴィッド・ハンターだとこうならないんだけど。 あと、ところどころ、他の人物等に関する表現、比喩が馴染めなないのも引っかかる。 他の人物や他の分野の仕事に対し敬意を払っていないんじゃない?と感じってしまった。 主人公が魅力的じゃないのはこのへんが理由なのかな? 文句だらだら系だと特捜部Qのカール・マークなんだけど、彼にはユーモアや優しさを感じるんだけどな。 暴走族の抗争と巻き添えにになる市民、薬物とか題材はいいのに。 | ||||
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法人類学者テンペ・ブレナンを主人公とするシリーズ3作目です。全2作は角川書店から発売されてますが、今作は講談社に出版社が変わっています。普通出版社が変わってしまうと、なにか違和感を感じてしまう事もあるけど、今回は訳者である山本やよいさんが引き続き翻訳をしてくれてるので全く違和感なく読めました。作者のキャシー・ライクスはアメリカ法人類学協会から正式に認定を受けた50人しかいない法人類学者の1人です。この肩書き通り法人類学の専門知識がふんだんに盛り込まれています。骨の一部などから被害者を特定する作業も詳細に書かれてるのでとてもリアルです。専門用語を使いすぎるあまりに詳細すぎて頭がパニックになる事もありました。やはり今作を読む前に1作目の「既死感」と2作目の「死の序列」を読んでからの方が今作に登場する人物の背景なども理解できると思います。それにしても「骨と歌う女」と言う邦題はどうなんでしょう? | ||||
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アーロン・エルキンズがボーン探偵を登場させて十数年、ミステリにおける検死情報の描写は本書のような現場における血痕の形状説明に至った。残念なことにP.コーンウェルが作を重ねるに従って検死描写が薄くなっているが、本書はシリーズ第3作目にしてアメリカでも50人しかいない法人類学者である著者の面目躍如といったところか?前2作と異なり描写が細かいところは嬉しい限りである。ストーリーは暴走族犯罪の対策チームに主人公が志願したことから私生活に不穏な影がさすといった、お約束の筋書き。特に当作品での主人公のアキレス腱に大人なんかクソくらえ年齢の甥が登場しているあたり、P・コーンウェルの「検死官シリーズ」のルーシーを思い出させてしまい斬新さという点で手放しで評価できない。当シリーズは原書タイトルの方がセンスがいい。「既死感」「死の序列」はそのセンスを踏襲している点で評価できるが、本書の邦訳タイトルは酷い。‘Deadly Decisions’のどこに本書のような意味があるのだ。内容からみたセンスもどう考えても前2作の邦訳タイトルに劣る。タイトルが売れる売れないを左右することもあるだけに、内容はいいのにこのタイトルというのは、作品に対する冒涜だ。 | ||||
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