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主よ、永遠の休息を
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主よ、永遠の休息をの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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最良でした。 | ||||
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一気に読んでしまいました。 確かに展開が読めるっちゃ読めるんですが、それでも、この事件を知りたい!と思わせる何かがあって。 暴行シーンや、"お化け"の描写がとても細かく、頭に映像が浮かんできて実に不快でしたが、この作家さんの作品をもっと読んでみたいなと思う本でした。 | ||||
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タイトルでネタバレは覚悟していましたが、1円なのに帯付きで商品のクオリティが高く1時間で読み終えました。読後感はあまり良くなかったですが、ショップ側の対応は完璧で、感謝しています。 | ||||
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この話は、軽い話やハッピーエンドが好きな方には全く受け付けないと思う。 そもそも、そういった方はこの本を手に取らないのでは? 紹介文だけで、娘持ちでなくても読んでいて辛いのだから。 何か辛いことがあって、そういう気持ちに浸りたいとき。主人公が辛かったり悲しいことに直面する話を読みたくなるとき。 どちらかというと、そういう人が手に取るのではと思う。 序盤は鶴田と桐江のそれぞれの話が展開していくのだが、軽いタッチなのに すでに桐江のエピソードは、傍から見ていて悲しいし、この先を知るのが怖い感じがある。 一方、鶴田のエピソードは痛そうだけど、少し明るい。それがまた悲しい。 クライマックスは、普通なら「追いかけっこ」のところだろう。うまくいくことを願ってハラハラしながら読む。 それが2回出てくる。 だけど、本当のクライマックスは、主人公の独白のところ。 はじめはストーリーを追うことに必死で、言葉が中に入ってこなかったのだけれど、 鶴田がコンビニに行くあたりで、もう一度戻ってゆっくり読んだ。 これが、周りで主人公を愛してくれていた人たちの誰ひとりにも伝わらなかったことが悲しい。 主人公の心の動きは読んでいて本当に自然で、自然だからこそ悲しくて、 読んでいて「わかるよ」「でも違うんだよ」って思いながら泣いてしまった。 誉田さんはすごいです。この独白2ページ分くらいで、この本はすごい本になりました。 これほどの経験をしなくても、自分の中に誰にも言えないことを抱えて自責の気持ちを持って 生きている女の子たちはけっこういるんじゃないかと思う。 この物語は、幼いころ辛い目にあって、それを抱えている彼女のための物語。 タイトルに、読む前は(大袈裟だ)と思ったのだが、読んだ後は、タイトルの通りだと思う。 本当に魂の安息を願ってやまない。 | ||||
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埼玉で起きた、あの幼女殺害事件をモチーフにしてあり、、非常に興味深く読みこめた。 | ||||
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この作品の主人公は、誉田哲也さんの作品には珍しく新聞記者。 その設定が主人公をより身近に感じさせてくれた。 幼女誘拐、強姦、殺害、昨今、新聞紙上で見かける事が多くなった事案。 まともな感覚をもつ人なら怒りを感じざるを得ない。 主人公とともに怒り、怖れ、悲しみ、感情を共感する事が出来た。 | ||||
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久しぶりに一気読み。 悲しくて切ない。 けどおすすめ。 世の中で起こる全てのことに色んな背景や実情があって、 でもそれは誰にもわからないのかもしれない。 誰が良いのか悪いのか、誰もわからないのかもしれない。 と。 「誰にとっても等しい真実なんてものは、この世にゃ滅多に存在しないさ。 」 | ||||
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誉田哲也は,様々な分野の小説を書きますが,この小説は,ダークサイドの分野です。モチーフは幼女誘拐レイプ事件,世間のタブーを生々しく描いています。犯罪シーンの描画が相変わらずエグイ。 主人公は通信社の記者,鶴田吉郎。彼がコンビニ強盗の現場に遭遇するところから話が始まります。 コンビニ強盗を捕まえた者の一人から,やくざの事務所の襲撃事件の話を得た鶴田は,やがて,ネット上に流出した幼女レイプのビデオ映像があることを知り,そこから14年前の幼女誘拐殺人事件の真相に迫っていきます。 もう一人の主人公,コンビニ強盗にナイフを突きつけられた店員の芳賀桐江。彼女はこの事件の被害者で,幼いころの記憶はないものの,PTSDの発作を時々起こす。その彼女が,かつて彼女を襲った変質者に再び狙われる。 この二人の視点によるそれぞれの1人称で語られる形で展開していき,そして意外な真実が明らかになっていく。そして,最後はやっぱりもの悲しい結末でした。でも,話の展開はテンポよく,一気に読めました。 一説によると1989年の東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤死刑囚(2008年死刑執行)がモデルだそうだけど,子供の育て方を間違うと,とんでもないモンスターができてしまうというスリラーも含んでいるように感じました。 | ||||
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実写不能とか映倫にかかりそうなこれをドラマ化を希望します。 それもまた誉田ファンです。 | ||||
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日本人の多くの人が持っている悪習の一つに、「事なかれ主義」がある。 なぜこんなことを書くのかというと、作中の悲劇が「事なかれ主義」を働かせてしまったばかりに起きてしまったということにある。 作品の性質上詳しくは書けないけれど、登場人物の多くが「なかったことにしよう」と考えてしまったっばかりに惨劇は起きてしまった。 たぶん、その中の一人でも「真実を公にしよう」と行動したならば、恐らく事件は起こらなかっただろう。 どの作品の誰かは忘れてしまったけれど、「事なかれ主義は悪だ」といった登場人物がいた。 確かにその通りだと思うので、反論はしないけれど、多くの人間は弱い。 頭ではわかっていても、追い込まれた状況に陥った時ついそう考えてしまう人も否定しない。 大切なことは、自分がそんな状況に立たないように考えながら行動すること。 そして、周りの人をそうしないために助け合っていくことが大事だと思う。 頭ではわかっていてもつい「事なかれ主義」に走ってしまう人には是非読んでほしい。 そして、自分の中の答えを出してほしい。 | ||||
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序盤の、「ちょっと頭の弱いフリーター娘」と「やる気の無い冴えない新聞記者」の二人の主人公が織りなすラブストーリー的な展開は、徐々に様相が変わり、娘の過去を中心に暗い影を落とす事になっていきます。 軽妙なノリであるにも関わらず、これほどのバッドエンド展開は結構斬新だと感じました。 この手のストーリーは、基本的に必ずハッピーエンドになるものだと思っていましたが、、 作者のファンであれば、読んでおきましょう。 | ||||
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ハッピーエンドを望むなら読まないほうがいい。 内容的には思い。 クリントイーストウッドの、ミスティックリバーを観た後のように、心のわだかまりが残るかもしれません。 秘密の部分は別にして、実際に起きても不思議ではない混沌とした時代ならではのストーリーかもしれません。 | ||||
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通信社の記者(男性)の一人称と、フリーターの女の子の一人称で代わる代わる語られていきます。 二人とも、語りは心内語が多い感じで、こういった自己ツッコミ系の一人称が好きな私としては文章自体は楽しめました。 しかし、 物語はさわりだけ読んでも題材を鑑みても、絶対に爽やかに終わらないことが分かります。 読み進むと更にエンディングがちらほら想像出来てきて救いの無い感じ臭がぷんぷんして来ます。 そんななか、最後はちょっとだけ、ちょっとだけ、上澄みだけすくわれたかな? | ||||
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主人公鶴田吉郎がスクープしたコンビニ強盗。 調査を進める中で、14年前の女児誘拐殺人事件の謎に迫る。 当時無罪とされた事件の真相は? 代表作「ストロベリーナイト」のプロローグとも言える内容で、 描写のリアルさ、物語全体の暗さ全てが、 実に誉田作品らしいミステリー小説の良作。 描写のリアルさがどう受け取られるかは正直微妙ながら、 誉田作品未読の方にも是非読んで欲しい。 後書きにも書かれている通り、鶴田を主人公にした続編も期待したい。 | ||||
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通信社に勤める記者の鶴田吉郎と、コンビニでバイトをしているフリータの芳賀桐江の二人の視点で物語が展開されるミステリ。 結構分かりやすい伏線だなと思っていたが、真相は期待を裏切る内容だったので最後まで楽しめた。TVや本屋など苦手なものが多く普通に生活するのにもちょっと苦労している桐江の感情が詳細に描かれていて思わず感情移入してしまったが、最後は桐江の父親の芳賀の苦しみを想像するのがつらかった。結局、鶴吉は記事をどのようにまとめたのか気になったが、鶴吉を主人公にした続編がありそうな気がするので、今後の作品にも期待したい。 | ||||
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通信社に勤める記者の鶴田吉郎と、コンビニでバイトをしているフリータの芳賀桐江の二人の視点で物語が展開されるミステリ。 結構分かりやすい伏線だなと思っていたが、真相は期待を裏切る内容だったので最後まで楽しめた。 TVや本屋など苦手なものが多く普通に生活するのにもちょっと苦労している桐江の感情が詳細に描かれていて思わず感情移入してしまったが、最後は桐江の父親の芳賀の苦しみを想像するのがつらかった。 結局、鶴吉は記事をどのようにまとめたのか気になったが、鶴吉を主人公にした続編がありそうな気がするので、今後の作品にも期待したい。 | ||||
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ダブルの主人公目線で話が進んでいきます。 自分的には、新聞記者の鶴田側にはあまり感情移入できなかったんですが、ストーリー的には好きでした。 伏線があからさますぎるきらいもありますが、 それでもうまい具合に読者側の想像を裏切っていってくれます。 ただ、ラストに向かうにつれて、やや強引な進行が目立った気がして残念です。 有名な実在の某事件を思わせる犯行、または犯人というのは良かったんですが、 犯人とその家族の絡み方や、主人公の過去の事件、また鶴田の事件への絡み方等、少し大味すぎた気もします。 あれだけ登場させてた暴力団の2人は途中からほぼ放置ですし(笑)。 まあこの辺の感じ方は人それぞれでしょうけど。 桐江の描き方があまりに切なくて、ラストは辛かったです。 | ||||
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ダブルの主人公目線で話が進んでいきます。 自分的には、新聞記者の鶴田側にはあまり感情移入できなかったんですが、ストーリー的には好きでした。 伏線があからさますぎるきらいもありますが、 それでもうまい具合に読者側の想像を裏切っていってくれます。 ただ、ラストに向かうにつれて、やや強引な進行が目立った気がして残念です。 有名な実在の某事件を思わせる犯行、または犯人というのは良かったんですが、 犯人とその家族の絡み方や、主人公の過去の事件、また鶴田の事件への絡み方等、少し大味すぎた気もします。 あれだけ登場させてた暴力団の2人は途中からほぼ放置ですし(笑)。 まあこの辺の感じ方は人それぞれでしょうけど。 桐江の描き方があまりに切なくて、ラストは辛かったです。 | ||||
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