(短編集)

スペース

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評判

スペースの評価:

3.84/5点 レビュー 19件。 B ランク

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平均点3.84pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 21〜29 2/2ページ
No.9
(4pt)

ラストにニヤリ♪

長い長い手紙。そこに書かれているのは毎日の何気ない日常。だが瀬尾はいつものように
そこに隠された真実を探り当てる。誰が書いた手紙なのか?その謎が分かったときもそれ
ほど意外な感じはしなかった。「スペース」は平凡なストーリーだと思った。だが、
「バックスペース」を読むと、「スペース」自体が深みのある物語へと姿を変えた。作者に
見事にやられた!「スペース」の裏にこんな物語が隠されていようとは思わなかった。
ミステリーとしても、恋物語としても、どちらにしてもとても素敵だ。ラストは絶対に
ニヤリとするはず。瀬尾と駒子がはたしてこれからどうなるのか?次回作も期待したい。
スペース (創元クライム・クラブ) Amazon書評・レビュー: スペース (創元クライム・クラブ)より
4488012981
No.8
(5pt)

言葉の魔術師

この人は言葉の使い方がうまいなあ~と感じます。ななつのこなどの入れ子型的な構成のみgとさとかもいいけど、スペースは恋物語としてとってもすてきな話だと思います。人とのスペース=距離感はなかなか難しいですよね。
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4488012981
No.7
(5pt)

心があったかくなるミステリー

駒子シリーズ第3弾です。駒子シリーズを読まれている方は、本当に楽しめる作品になっています。同じ時間を、別の人物の視点から描いたものもあり、とてもおもしろかったです。日常の中に潜む「謎」とても透明感のあるミステリーだと思います。ミステリーだけど、心がほっとする。そんな作品です。
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4488012981
No.6
(4pt)

ロジックじゃないマジックだ

タイトルは有栖川氏の加納作品へ寄せられた書評を引用させていただきました。「ななつのこ」「魔法飛行」とも「ああそうだったのか~」と毎回驚かされ、そして読み終わるとふんわり暖かい気持ちを駒子と瀬尾さんからもらっていたのですが、今回はいつにもまして「ああやられてしまった・・・」という気持ちでいっぱいです。スペースが意外にすんなり終わったのに!バックスペースのラストで思わずニヤリとしてしまったのは私だけでは無いはずです。本当に加納作品は心地よい魔法(マジック)を読者に見せてくれます。作品の中にに散りばめられている「謎」を自分で見つけて解いても良し、私のように最後で種明かしされて驚いても良し、ですよ。
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4488012981
No.5
(4pt)

謎解きと恋物語、二つの楽しみ。

「ななつのこ」「魔法飛行」に続く駒子シリーズ第3弾!殺人や争いといったものが存在しないミステリー・・・。日常の中にある不思議なことを切り取って描く温かな作風。相変わらず加納さんのミステリーは品があります。今回はミステリーの要素も残しつつ、駒子ではないもう一人の女の子の恋愛も絡めて物語りはすすんでいきます。前半の「スペース」は手紙を主とした謎解き。後半の「バックスペース」は前半をうけ、手紙を書いた女の子の恋の物語です。手紙に潜む謎、手紙にある≪スペース≫の意味。スペースを空けるには 必ず何らかの意味がある。文字通り何もない空間なんて宇宙にだって存在しない。そこには必ず何かある。だから手紙の行間に空けられたスペースにもきっと意味がある。その解釈と謎解きも素敵なんだけれど、私は今回は「バックスペース」の恋物語に心打たれました。偶然に偶然が重なり、そしてはじまる恋・・・。何もなかった女の子が自分の人生を見つけていく姿。人生は自分で切り開いていくべきものだけど、チャンスは思わぬところに転がっている。それを見つける力も大事なんだな~と感じ、あたたかい気持ちになりました。
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4488012981
No.4
(4pt)

人との間の余白について

私が駒子の物語に出会ったのはもう随分前のこと。本屋で表紙に惹かれたから。帯の言葉に誘われて、ふと手に取ったのでした。今思えば、出会いと言うに相応しい出会いだったなぁ。実際に読んで、駒子にはとても親近感が沸きました。なんて愛くるしいキャラクターだろう!それは、何年たっても変わらず、ご健在。今回は外から書かれることによって、よりその可愛らしさが際立ってます。手紙や会話の行間、語られなかった空白という「スペース」。それに呼応するような「バックスペース」。この二つのお話は、私の中でとてもいとおしい世界として存在しています。何気ないストーリー展開に思わぬトリック(大袈裟)、というか伏線が仕掛けられていて、途中泣いたり笑ったり、最後は後味のよいお話です。”生きていればきっと、逃げ出すよりほかに道がないときだってある”一度打ち込んだ文字を、バックスペースキーで消したって、少しくらい後戻りして、やり直したって、いいんじゃない?そんな、かっこ悪い私たちを励ましてくれるような、こころあたたまる物語でした。なんだか、もう一度読み返した方がよさそう。
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4488012981
No.3
(4pt)

本当の自分になるためのスペース

懐かしいなあ、嬉しいなあ、久しぶりだなあ、いろんなことを思いながら、駒子シリーズ第3作を読みました。加納さんの持ち味というべき、さりげない日常の謎が快くて、楽しめました。「スペース」という言葉に込められた意味のあれこれを考えながら、ちょっとほろっときたり、にんまりしたり。瀬尾さんと駒子ちゃんの、恥じらいを秘めた恋心も、淡くにじみ出るようでいいなあと思わせられました。淡々と綴られているようでいて、実は周到に用意された<謎>が人の心まで浮き彫りにして、感動を連れてくるのでした。「バック・スペース」は「スペース」と、いわばネガポジのような関係。駒子ちゃん自身は語られるほうの立場ですが、これがまたおもしろかったです。切なくて純情な一途な恋心が、実に爽やかに心に沁みました。取り柄のない普通の女の子が、たった一人の大事な人を見つけること、人生に意味さえ見いだす力が恋にはあって、読みながらまどかちゃんを応援している私がいました。謎や疑問が解かれる楽しみにまして、私が加納さんの作品を好きなのは、こうした何気ない日常の中で、思い悩み、かっこ悪くたって何だって、一生懸命に生きようとする登場人物に注がれる、加納さんの温かいまなざしが心地よいからなのです。
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4488012981
No.2
(4pt)

日常にありそうで、なさそうで。。

やはり、前ニ作を読んでからこちらを手に取った方がより、楽しめるとおもいます。そこここにぽろぽろと落ちている小さな事柄が『はっはーん、こう来たか!』と終わりに近づくにつれ、釣り上げられてきます。 また改めて、一作目から読み返したくなる本です。この一冊だけでも、何度も読むと意外なところに、謎解き(?)のカギが落ちていたりして本当に、するめのように……どんどん味が出てきます。後味が良いので、手元に一冊いかがですか。
スペース (創元クライム・クラブ) Amazon書評・レビュー: スペース (創元クライム・クラブ)より
4488012981
No.1
(4pt)

久しぶりの駒子シリーズだ!

「魔法飛行」から早何年たったのでしょう・・・。加納朋子さんのデビュー作にして代表作、駒子シリーズの第三弾です。今回はあんまり駒子ちゃんは表立って出てきませんが、他の人から見た彼女も新鮮でした。この作品だけでも読めますが、やはり「ななつのこ」「魔法飛行」と続けて読むのをおすすめします。謎自体はあっさりしているのでミステリ好き以外の方でも読みやすいと思います。
スペース (創元クライム・クラブ) Amazon書評・レビュー: スペース (創元クライム・クラブ)より
4488012981