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モンスター
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モンスターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全306件 81~100 5/16ページ
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美人ほど有利になれる、それは本当かもしれないと思った反面、女の怖さを知りました。 | ||||
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「人生というものが二回も三回もあるなら一度目はこれでも我慢する。 でも人生は一度きりなのだ。」 自分自身をコントロールして劣等感を克服し目標に向かって生きる。 この作品がつまらないと思う人はどれだけ完璧な人なんでしょうか? この著者の持ち味は心理描写だと思います。 あんな眉毛してるのになんて繊細な方なんでしょうか。 | ||||
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主人公の和子には破滅願望を感じます。幼いころの恋に殉じた、というストーリーはどうも信じることができません。美容整形をした後、幸福な一生を過ごす機会はいくらでもあったにも拘らず、ひたすら破滅へと向かいます。 頭の悪い女性ではないので、自分のやっていることが幸せにつながらないことは理解していたと思います。それでも突き進んだのは、醜い自分を虐げた社会に対する怒りと悲しみを生涯引きずったせいだと思います。よってこの小説には作者のほかの作品にあるような明るさがなく、とことん暗い話です。 一方著者の取材力はいつも通り発揮されており、特に美醜や心理学についての考察は面白いです。愛に対する著者のシリカルな意見も同意します。 解説はめったに読まないのですが、本書の中村うさぎのそれは本編とのリンク性が高く、面白く読めました。 | ||||
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人がいかに、目に見えるものに強く影響されてしまう生き物なのか改めて考えさせられる内容でした。 現実社会でも容姿の優劣だけではなく、いい大学を出ているだの、一流企業にお勤めだの、いい車に乗っているだの、学歴、家柄、肩書き、、とにかく表に見えるものでその人の全てを判断するようなことが当たり前になっている世の中。その表に見えるもののインパクトが強ければ強いほど、人はその人の人間性や内面までは目に入らないし見ようともしない。 この主人公の不幸は、容姿が極端に醜くすぎたことと、整形後は極端に美しすぎたことだったと思う。どちらの場合でも、外見のインパクトが強すぎて内面までみてもらうことが難しかったのだと思う。醜さも美しさもほどほど程度だったらきっとここまで見た目だけで判断されるような人生にはならなかったはずだし、ここまで見た目に執着した思考にはならなかったはず。 いずれにせよ、外見内面がどのような形であろうとも、ありのままの自分を外見から内面まで全て受け入れてもらうことこそ真の愛であり、人間の幸せというものなのかなと思いました。目に見えるものでしか惹き付けられない人間関係など浅はかなものであること。 作品自体に賛否両論あるでしょうが、私には人間という生き物の本質について改めて考えさせられる一冊でした。 | ||||
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設定が薄いという批判もあるようですが,読み始めは確かにそういう印象を受けると思います。そういう方は我慢して真ん中あたりまで読んでみることをお勧め致します。男性の立場からして読みますと,作者百田氏も男性であることを意識しながら読んでしまいます。女性心理の錯綜した展開と,男性視点での著作であるということの,何か混沌としたもの,和子の心理に共感を持てそうであり,しかし本当の女性の視点からはどうなのだろうという,私にとっては不思議なミステリーを読んでいるような初めての読書体験を楽しませて頂きました。 結末は,ほぼ予想していたものになりましたが,ハッピーエンドで良かったと思います。和子は類まれな境遇によって,真実の愛を掴むことができたように見えます。死という望んでいた大きな代償によって。また,英介も自己保身という理性的な道をとることができたのですから。 そういう意味で,人生とは,恋愛とは,という一つの真実のような解答は無くても,幸福ということ,生きる意味ということについて,問いをしっかりと投げかけている作品だと思います。 | ||||
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レビューに「作者が偏見に満ちている」とおっしゃっている方が見受けられますが、作中における思想は主人公である鈴原未帆( 田淵和子)という人物がその人生において獲得した価値観によるものと考えるべきです。 作者が言いたい事を登場人物に言わせているだけのような作品は確かに多々ありますが、主人公が過ごしてきた人生を鑑みればこれくらいの偏見は持ってしまって然るべきでしょう。 作者の代弁…というほど主人公のキャラクターから逸脱したような考えが出たとは思えませんし、逆に全く偏見がない方が遥かに不自然では? 誰しも少なからず偏見を持っている物です、ならば自分で書いたわけでもない小説に、他人の創作たる小説に必ず共感できるわけがないのです。 納得できないなら受け入れなければよいだけなのに、なぜ否定しなければ気が済まないのか。 | ||||
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"素晴らしい本でした。久しぶりに本を読んで、脱帽しました。 訴訟覚悟のその姿勢に、心からあっぱれと言いたいです。 私には娘が2人います。 嘘をつかないこと、人に対して誠実であること、損得よりお金より大事なものがあること、 人のためになることを考えること、娘に教えていきたいです" | ||||
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人並み外れた容姿のため逆鏡に喘いでいたヒロインが1発逆転、自分の生きざまを刻み付けていくストーリーが長く記憶に残ります。 現実にいたら、決して知り合いになりたくないかも。でも、1度は見たくなる人です。 | ||||
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百田氏の作品は「永遠の0」以来2冊目だったのだがこちらも非常に満足。 とても醜かった主人公が整形をエスカレートさせていくことによって得た人生。 得たものと失ったものの多さ。 そしてラスト。 結局、彼女は幸せな人生を閉じられたのだろうけど、結末は何だか寂しく悲しい。 特に「エピソード」のくだり。 私も男だけれど、結局男は単純でバカで見てくれでしか考えられない生き物ということを再認識させられた。 低評価な意見が多いことに驚いている。 私は大満足。 読後感あり。 | ||||
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美容整形している人は沢山いるだろうが、実際にこの小説にでてくる理由で整形した人もいるだろうと思う。 女性の思いと執念が実現する。 男の醜さが垣間見れる、美人には目がないスケベな性格。 男なら誰でも持っているのではないかと思う。 そんなところを小説にする作者に感服だ。 | ||||
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読みたい時にすぐ届けてくれる。 大変素晴らしいお買い物ができました! | ||||
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ほかの方の感想にある通り、文章の表現が浅いというか、裏をかえせば読みやすい表現になっています でも内容については、 私は素晴らしいと 思いました 女性は年齢と容姿で 差別されますね 表向きには誰もはっきりとはいいませんが 女性は 毎日、男性の評価にさらされています そんな日々のリアルがよく表現されていました 容姿にコンプレックスある女性だったら、風俗に入ってまで綺麗になりたいって気持ち、 理解できる人は多いでしょうね。実際はそこまで出来ないけれど。 でも美人の方は同性から嫉まれたり、性被害にあったり、外見重視の男性ばかりにいいよられたり、恐ろしい体験も沢山しているはずでから、 この本を読んで、やっぱり普通が一番かなと。 | ||||
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容姿の醜さゆえに子供の頃からいじめられ、ばかにされてきた女性が、美容整形を重ねて理想の顔とスタイルを手に入れ、かつて自分をいじめ、ばかにしていた者たちに復讐をしかける‥‥という内容の、全体の流れとしては非常に単純で分かりやすい展開の本ですが、美容整形のさまざまな技術が詳細に解説してあって、これからそういうことをやろうと考えている人にとってはけっこう参考になるのではないかと思います (私は特にそういう予定はないけど)。 私もけっこう変わった性格だったし、子供の頃にはしばしばいじめにもあいました。でも少数ながらいつも私を擁護してくれる友達がいたのは幸せだったと思います。いじめはよくないことです。やったほうはあまり覚えていなくても、やられたほうはその後何十年も心に傷を抱え続けることがあります。戦争も同じです。被害はあとあとまで語り継がれますが、加害については意識的に忘れないようにしないとその記憶はすぐに風化してしまいます。 でも、やられたからといって、あとでやり返してやる!と思うこともよくありません。一生懸命勉強していい成績をとるなどして見返してやる!というのはいいですが、いじめられたから今度は自分が相手をいじめてやる!というのはいけません。この本では、かつて自分をいじめた相手をとことんいじめ返すというところが気持ちよくてスカッとしますが、あくまで小説の中でのことです。 | ||||
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よくできた作品で読書後は感動したのですが、その後の作者の言動には辟易するところがあり、いけないなと思いながらも興ざめしてしまいした。 残念です。 | ||||
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主人公の女性が美しく変身していくところも復讐していくところも応援しながら読み進めていました。 女の気持ちや女社会のことをよく分かって描いておられると思います。 登場する男が皆、最低でした。 男って、美人とセックスすることしか頭にないのかと思ってしまうくらい・・ そして、クライマックスも後味が悪かったです。 | ||||
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深いな~大人の本ですが、今なら解る。 若いときに読んでいたら、どう、思っただろう… | ||||
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わたしはすごくおもしろかったです!日頃感じている人は見た目?性格?という疑問もこの本をみたらそうだなと共感できるところがたくさんありました。また、容姿の悪い人は性格も悪いっていうのも日頃感じることが多々あって悩んでいたときもあるのですがこの本を読んでやっぱりと納得しまし見た目で悩んだりして、嫌なことの積み重ねがそうさせてしまってるのだと。た。(そうでない人もいると思いますが)人は見た目ではないといいつつも、人は見た目に左右されてしまうということも。あらゆる方向から考えさせられ、わたしはとても読んでよかったなと思いました。やはり女はいつまでも美しくいたいと思うものですよね。でも外見だけで決められたり、いやらしい目で見られたり…と本当にそんなことも多いと思います。あーなんかいろいろ考えさたな。おもしろいのでぜひオススメです!^ - ^ | ||||
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作家の中でたまに、この人はどうしてこんなに自分の体験や感情を知っているんだろう、と思う人がいる。 どうしてなんだろう。 彼女は最後、本当に幸せだったのだろうか?それだけ確かめてみたい。 | ||||
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文学に詳しい方からは、『文章が薄い、ストーリーも陳腐』と評価が低いようですが、 私は本を読んで初めて泣きました。 確かに流れに無理があるかもとは思いますが、ラスト2ページの和子の純愛が報われる 最後の描写と自分の死ぬ瞬間の思いが重なり、和子が愛おしくなりました。 この感覚は私だけのものかもしれませんが、多少でもコンプレックスを持って生きてきた 人は大なり小なり和子に共感を覚えるのではないでしょうか。 | ||||
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今まで色んな小説を読んできましたが、これほどわかりやすく描いた小説は初めてです。読書嫌いの人もハマると思います。 主人公は外見がものすごく醜いのが理由で心もズタズタになりコンプレックスの塊の中、なんとか幸せになりたいと努力して風俗の仕事をしながら絶世の美女へどんどん生まれ変わります。恋愛のかけひきの描写もリアルでわかりやすく実生活でもこれを読んだら役に立つこと思います(笑) 男性が女性を選ぶ時はまずは第一段階の美しさがどれだけあるかを判断して、好みだったら第二段階へとステップします。この第一段階がクリアできなければ 次へ進めないんだなあ~って現実を見にしみて感じました。 私の視点からすると、絶世の美を手に入れても主人公は幸せではなかったように思います。男性からちやほやされても過去のコンプレックスにこだわり続けて 初恋の苦い経験と苛めてきた人への復讐で精いっぱいだったように思います。主人公は初恋で忘れられない人と再会できて、不倫ではあるが恋愛成就をできて幸せを感じたと同時で不安感もよぎっていたように見えました。残念なのは初恋の男性は主人公自身を愛したのではなく「美貌」にだけ惚れ込んだのだと思いました。 絶世の美人にまでならなくても普通ぐらいにまで整形をして、過去の執着を忘れて「美醜」にこだわらずもっと、人生をエンジョイすること、(趣味を持ったりやりがいにある仕事に就く、信頼できる友人を見つける)などしたら主人公はきっと自分を好きになり幸せを手に入れてたと思います。 | ||||
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