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モンスター



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【この小説が収録されている参考書籍】
モンスター
モンスター (幻冬舎文庫)

モンスターの評価: 3.62/5点 レビュー 513件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全306件 61~80 4/16ページ
No.246:
(4pt)

本当の幸せとは

時に恋は人を狂わせる。
これは初恋の人の為に、美容整形をした女性の物語だ。

好きな人に振り向いて欲しいから、自己研鑽に励む、っていうのは誰にでもある。
それを孤独故の病理を交えて描く処に、この本の面白みがある。

女性が美しくなろうと努力するのは、承認欲求が関係していると思う。
しかし、主人公は不特定多数の人に美しさを賞賛して欲しかったのではなく、初恋の人ただ1人に愛されたかったのだと気付いていく。
結局、女性の本当の幸せとは好きな人と結ばれることなのかもしれない。
美貌はそれを叶える為の1つの手段だ。

作者が男性だからか、心理描写面はいまひとつだと思ってしまったが、
女性の美しさと恋愛、本当の幸せとは何かという面では共感させられる描写が沢山あった。
自らの過去や現在と重ね合わせて、本当の幸せについて考えさせられた。
モンスターAmazon書評・レビュー:モンスターより
4344018079
No.245:
(5pt)

世の若者の皆さん、是非読んでみてください

世の中のしくみ、男女の機微について非常に読みやすく書かれています。
 今をさかのぼること20数年前、わたしの職場にかわいくて?(私はそう思わなかった)周りからちやほやされている女子社員がいました。それで調子に乗っているというか態度がでかいというか。周囲も鼻の下を伸ばしてちやほやしているような感じで。
 私は特に意識することもなく普通に接していたらいつもと違うと思ったのか彼女の方からポケベルに(当時は携帯でなくポケベルだったんですよね)アタックしてきました。
 が、私はなんとも思っていなかったので無視していたらいよいよブチ切れ!そこから意外な展開へ・・・・・・。それが今のかみさんです。
 この小説を読んで、
(ああ、そういうことだったんだ)
 と納得しました。

 男女の機微について本当によく書いてありますし勉強になりました。世の若者の皆さん、是非読んでください!(^^
 昭和の人間なので美容整形とか反対派でしたがこの本を読んで少しは致し方ないのかなと思えるようになりました。筆者の取材力ならびに筆力によるものでしょう。

 美容整形は自己責任で!
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.244:
(5pt)

これは面白い

久しぶりに、一気に読んでしまうくらい面白い本でした。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.243:
(5pt)

そこまでやれば本望でしょう

「言ってはいけない残酷すぎる真実」の中で橘玲氏は「美人とブスの『美貌格差』は約三六〇〇万円だ」と言い切っています。「モンスター」の中では、人は内面が大事、等と偉そうなことを言う男性たちも結局は美人になびいていきます。このへんは、なさけなく、みっともないですが、普通の男として大いに共感できます。だからこそ、主人公も、巨額の費用をかけ、苦痛に耐え、美容整形を繰り返すのでしょう。友人の話を聞くと、副作用や痛みを考えるとここまではできない、とのことでした。いきつくところまで整形をやり遂げた彼女はある意味、幸せだったのではないでしょうか。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.242:
(5pt)

整形手術はインチキか?

賛否あるようですが、私はとても面白かったです。
私は今まで親からもらった体をいじるなんて…と思っていましたが、この小説を読んで、いや、主人公によって整形手術の見方や考え方が180度変わりました。
ネタバレになってしまうのですが、作中に「整形手術はインチキか?」と言う話が出てきます。その一文を読んだ時は本当に衝撃的でしたね。
ラストは本当にこんな終わりで良いのだろうか?と思ってしまいましたが、主人公にとってはハッピーエンドであり、報われた瞬間なんだと感じました。
百田さんの作品は難しい話しもありますがこの本はサクサクと読めてとても面白かったです!
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.241:
(5pt)

モンスターの面をかぶった乙女

「夢を売る男」が面白かったので読んでみましたが、こちらの作品も実に素晴らしい!

なんといっても、主人公のキャラが良い。
美しさを求めて風俗で稼ぎ、整形を繰り返す。のみならず、自分が綺麗に見える所作を完璧に身につけて、ステータスをルックスに全振りする姿は、美への執念というか怨念。
逆に清々しいほど。

しかし、そこまでして何が欲しかったのかというと、初恋の人。
え?!そこかよ?!?!と乙女チックを感じずにはいられない。

英介との再開のシーンでは、メチルアルコールをコーラに仕込んだ狂気のバケモノの姿はどこにもなく、緊張で歯はガチガチ、指は震えて精神安定剤を床にぶちまける始末。メンタル崩壊。
え、アンタ、他の男を落とす時は完璧なプロフェッショナルでゴルゴ13並の手際の良さだったじゃないか、どうした?!

その後も、英介が惚れたのは美帆であって和子じゃないとか、乙女モード発動。
和子、もういいじゃないか。
努力して稼いで整形して作った顔は、生まれ持った顔以上の価値があるって、自分自身で言ってたじゃないか。
君はもう十分戦った。

エピローグは賛否両論あるかと思いますが、乙女な和子にとってはあれで良かったと思う。

しかしまぁ、男性が書いた女性ですね。
和子を理想的に書きすぎかと。
現実世界には、和子をはるかに上回る怪物どもがそこら中に転がっております!妖怪大戦争です!
くわばらくわばら。
僕はこれからも、気を引き締めて彼女達と対峙していかねばならないなと、改めて思わされました。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.240:
(5pt)

孤独の深さ

最後はきっとこうなるんだろうなぁ、と思いながらも一気に一日で読んでしまった。
実際は、プチ整形的なアイプチやら歯列矯正やら、化粧があるのでここまで取り憑かれたように美容整形にはのめり込まない女性も多いと思う。
しかしこの小説が描いているのは美容整形中毒患者じゃない。メスが入る毎に深まる主人公の孤独の闇なのだ。
主人公が表面的な美を輝かせれば輝かせるほど、周りの人間達の、その精神の暗い側面が浮き上がってくる。
強い光の隣には濃い影ができるのと同様に。
その中で、唯一失わないものを求め続ける主人公の姿は本当に切ない。
初恋の男の最後にとった行動、エピローグで窺い知ることができるが、
所詮こんな男を、その本性を受けとめきれずに幻想を全身全霊をかけて追い求めた主人公は哀れだが、ある意味清々しい。
嫌悪感とも悲壮感とも感動ともいえない、不思議な読後感を味わいながら読み終えた作品だった。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.239:
(5pt)

最後まで読むこと

主人公の執念、努力、現代医学壮絶なまでにも描かれており、参考になっただけではなく勉強にもなった。本編は当然、エピローグが最も肝心。女房にも読ませたところエピローグを読んでいなかった。後から読ませてみたら「なあ~んだ」との感想。現実に戻された気分を味わった模様。
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4344418506
No.238:
(4pt)

一気に読みました

主人公の女性にもうすこい内面の良さ、惹かれるような性格があれば・・・
しかし長年、ブサイクで苦しんで歪んでしまった心はどうしようもないか
欲を言えば、風俗のお客との心温まるようなエピソードもほしかった。
けれど、小説はおもしろく一気に読んでしまいました。
難しい言葉や感じも少なく読みやすいし、面白かったです
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.237:
(5pt)

整形女ならドキッとするはず

恐らく整形に興味がなく容姿に執着がない方が読んだら「理解できない・つまらない」小説であり、主人公の顔に執着し顔第一と言える考え方や女や男の描写にはウンザリするかと思う
ましてや初恋の男が出てくる辺りの展開やラストなんかは陳腐でしかない

だけど主人公のような経験があり、整形、そしてまさに「顔」のために夜の仕事をしてる人間が読めばグサッと刺さるか、同意したくてたまらなくなる作品だと思う

たった一皮剥けば同じ。容姿で左右されるなんて馬鹿げている。美人とブスの違いは1mm単位でしかない。内面なんて外側があって初めて見れる評価できるもの。
どんな美人でも老いてしまえば価値はなく、美人で若い女はゴロゴロと湧いてくる。終わりがない。
良い物を持っているのにそれに気付かず無駄にしていく女を見ると世の中ってなんなんだろうと嫉妬のような、理不尽でしかたがない何かに包まれる。本当に同意同意同意
とにかく顔顔顔で顔が良くなりたいのってなんでそんな猛烈な感情をこんなおっさんが書けたんだろう?と思えてならない

読んでる側からすると主人公はスタイルもよく肌も綺麗で元がいいし、整形だってこんな上手く大手術が成功して進むかよ...ってなるとは思う
でも魔法じゃないとあるように次第と体にガタが来る。
そしてラスト。私は好きな人なんていないし美人薄命なんて勘弁だけれど羨ましい。
こんな風に生きれたら最高なんだろうな。

私はブスが美人に~系の作品は大嫌いなんだけどこれは忘れた頃に読み返してしまう
読んでいると序盤の主人公のように周りなんて見ず、整形の為にがむしゃらに働いてみたくなる
そんな衝動を抱くような作品だと思う。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.236:
(4pt)

装丁はきれいでした。

百田 尚樹の作品ということで購入して読みましたが内容がいまいちです。
モンスターAmazon書評・レビュー:モンスターより
4344018079
No.235:
(5pt)

至福で迎えた最期に号泣した

あまりにも醜く生まれたために人より中身の濃い数奇な人生を歩まなければならなくなった
田淵和子。醜いままで生き続けるのではなく、自分で金を作って整形を繰り返す人生を歩き始める。
整形を繰り返すうちに美女となり、違う人生が拓けてくる。

整形の実情が詳しく出ていてそれも面白い。人間はどんな目にもなれるという。
また、口の整形は顎の骨を一時的に完全に切り取って外す、顎の骨がくっつくまでギプスで固定するなど、驚いた。
そこまでして人生を変えたかった女の執念。
それもこれも全ては幼稚園の初恋の相手のためだった。

ラストのシーンで英介に美しくなった未帆が言う。
「醜い女でごめんね。美しくなりたかったの」

女の情念とはまさにこういうものだ。和子を笑えない。
女なら誰でも心の奥底に秘めているのではないだろうか。
生きたいように生きて最期は素晴らしい最期を迎えた、と感じられた。
こんな風に生きられたら幸せだろう。

普通の人はただただ長い退屈な人生が延々と続くだけなのだ。
モンスターAmazon書評・レビュー:モンスターより
4344018079
No.234:
(4pt)

思わず心を打たれた記憶に残る作品!

幼少期からあまりにも外見が醜く、同級生からモンスターとも言われたヒロインは、様々な過程を経てあらゆる整形を繰り返して絶世の美女となり、
かつて初恋した憧れの人が偶然一目惚れしてくれるよう、故郷でレストランを開きながら過去を回想していく。

あまりにも切なく、それでも夢を叶えた姿に、思わず心を打たれた記憶に残る作品!

以上、そんな内容でして、
これは以前に1度読んだはずですが、何故か読書記録に書き漏らしてました(>_<)
でも約3年前に読んだ時は、怖いサスペンスと思って読んだら怖くなくて切ない作品でガッカリしたものの、
今読んだら、昔からの夢の実現に向けてひたむきに生きたヒロインの姿に、思わず心を打たれて感動してしまいました……。

人生様々でして、若い頃は特に外見が及ぼす影響も大きく、ヒロインの苦難の背景にも『人間はそういう愚かなものだ』と頷くばかりでしたが、
それでも幼い頃からの夢を2つも叶えたヒロインは幸せなラストだったと思います。

僕も今年は、もう悔いはないと思える幸せな瞬間を味わえたら、それだけで人生は最高だなと思っていて、
今年は『読書でも他の趣味でも旅行でも最高の幸せを満喫』出来、万が一、いま突然人生終了しても一切悔いはないと思える境地なので、
この作品のヒロインも悔いなく人生を全うしたように感じ、その点は素晴らしいなと思いました。

ただヒロインは整形しまくるし、整形代のために風俗でさんざん稼いだりもして暗い箇所が多く、人に薦める作品ではありませんが、
それでも個人的には、あまりにも切なくて良い作品でした!
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.233:
(5pt)

歪んだラブストーリーでも整形によるサクセスストーリーでもない~凄絶な復讐劇。

読了後、「人生がもう一度あるなら、自分も思いを遂げるため全力を尽くしたい。」とつくづく思いました。あ~あ、怠惰な人生を過ごしてきてしまった。主人公は幸福になることは適わなかったが、悔いの無い人生を送ったのだと思いました。きっちり復讐を遂げましたものね。犬の首に巻き付けられた手編みのマフラー・・・この残酷な仕打ちへの復讐を命懸けで遂げた主人公、きっちり片をつけた生き様に拍手。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.232:
(5pt)

面白いです。

百田尚樹さんの小説は好きで読んでます。これもまた関心したり、ウルウルしたりして読みました。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.231:
(4pt)

整形をしてのサクセスストーリー

学生の頃に化物と呼ばれていた女の子が社会人になって整形をして今まで馬鹿にしてきた人に復讐するサクセスストーリーです。化物と呼ばれる程のブスが整形で男の誰もが振り向くような絶世の美女になれるかは、疑問を持ちましたが小説としては面白かったです。確かに普通ぐらいの器量の女性が整形して美人になってもの物語的には面白くないですからね。主人公が高校時代にブスで馬鹿にされていたから整形で絶世の美人になって馬鹿にしてたやつらを見返すから物語的には、面白くなります。学生時代に馬鹿にしていた同級性も主人公が整形して故郷に帰って来てレストランを経営してバイトで雇いいれられ卒業アルバムでかつての化物と言われていた主人公の話をしてクビになるエピソードなんか整形前が普通くらいの顔ならこのようになりません。この作品は、高岡早紀さん主演で映画にもなったみたいですね。でも出来れば誰もが振り返るような絶世の美女なら桐谷美玲さんや新垣結衣さんや武井咲さんあたりが主演の方があっていたと思う。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.230:
(4pt)

ある闘いの記録

人生のテーマというのは、人によって様々だろうが、
たぶん、それぞれメインテーマは、生涯、ひとつきりなのではないか?

この小説の主人公は、それが「容姿」なのだ。

持って生まれた己のコンプレックスと、いかにして闘うのか。
それがこの小説の全てである。

いや、これは小説の中だけでなく、
我々は誰でも、何かと「闘って」いる。
たとえそれが、他人から見ればいかに小さくバカげたように見えるものだとしても。

そしてこの小説が感動をもたらすとすれば、
主人公の「闘いっぷり」が、徹底的だからだ。
己の人生と、真正面からぶつかり合っているからだ。
それは凛々しくさえある。
だから「モンスター」という題名にも関わらず、読後感は「爽やか」ですらあるのだ。

はじめは、この主人公を「かわいそうな人」だと思っていた。
が、読み進めるに従って、「強い人」だと思うようになった。
そして最後は、「ああ、なんと幸せな人だろう」と。

たしかにこの主人公は幼少期から社会に出るまでイジメられてきた。
だが、そのマイナスを跳ね除けてことごとくプラスに転化した彼女は、
まさに人生の勝者と言わずしてなんであろうか。

ちなみに、
文体は読みやすいが、ちょっと軽めで、格調に欠ける。
その点、本を読みなれた人には「物足りない」とか「幼稚」と感じられるかもしれない。

だが、我慢してページを繰っているうちに、文体よりも内容そのものに、
いや、ヒロインの生き方そのものに、
ぐいぐい引っ張られていく自分がいるはずだ。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.229:
(5pt)

凄い作品だった。パワーがある。

この小説で書かれていることは事実だ。多いに納得できる。
共感できる。
「男は女性の外見しか見ていない」というのは、ほぼ、正しい。
外見が美しければ、よほどのことが無い限り
「性格の良い女性」「知的な女性」
「優しい女性」「癒される女性」だと考えるだろう。逆に女性がブスだと
相手にしないし、相手にするのも面倒になる。これは「本音」だ。
ブスは生意気なことを言ってはいけない。相手にされないから。
これも「本音」。そして、現実に男は馬鹿だ。美しい女性には、すぐに
なびいてしまう。
そして、美しい女性を手に入れたい。周囲に自慢したいと思う。
百田さんの作品は「夢を売る男」も良かった。あれも出版業界の本音が
見れた。この「モンスター」も、さすがだと感心した。
主人公がアウトローのようになり、底辺から這い上がる痛快なドラマでも
ある。とにかく、爽快感がある。暗い話ではあるが、読んでいて共感できる
部分が多々あった。
ただ、あえて言えば、主人公の女性はブルドッグのようなブスだったが
知性はあった。
だが、世の中には、知性もないブスがいることも事実だ。
いうなれば、知的な障害者や精神障害者なども、これに該当するかもしれない。
極論をいえば、この「モンスター」で描かれている主人公の和子は知性を武器に
底辺から這い上がったような印象が強い。もし、知性が無ければ這い上がることは
できなかったであろうと思う。
ただ、痛快な作品であることには異論はない。非常に面白かった。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.228:
(5pt)

Wario

私自身、ちび・デブ・はげ・臆病・喧嘩が弱い・金がないと5拍子も6拍子もある人間で、小さい時から自分のみっともない、だらしない顔が嫌で、心のどこかで顔のいいやつはどこか得してるよな?などと思い、自分が努力しないことを棚に上げて「僻み根性」”ねたみ”ばかり抱いて自分を慰めて現在も生きています。
そんな自分が、この小説を読んで引き込まれました。
自分とを重ねて読むこともありましたが、最後はこの主人公のすごさが伝わってきました。
はたして、自分はここまで割り切って自分を追い詰めながら自分の欲しいものに突き進んできたのか?自分に対して反省です。
私にとっては、とても良い作品でした。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.227:
(5pt)

女性ならではの悩み

美容整形について否定はしないが女性ならではの悩みがあるのではと。男性、女性の考えや、特に女性の心理描写が表現されていた。美容整形のイロハというか内容がわかり、さすが百田尚樹さんといった感じです。取材力、リサーチがきちんと出来ていないとここまで詳細に書けないのではと。男性の方には是非読んでもらいたい一冊です。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506

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