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モンスター
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モンスターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全306件 301~306 16/16ページ
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百田さんの作品は、「ボックス」から引き込まれ、「永遠の0」「風の中のマリア」と読み進め、 どの作品にも裏切られる事なく、読み終わると不思議な余韻に浸れるすばらしい内容のものばかりでした。 よって「モンスター」が書店に並んだ時は、迷う事無く、買い求めました。 今回の作品「モンスター」も他の作品同様に、娯楽小説としておもしろく読めると思います。 しかし、人の外見に関する表現や、性描写が非常に多く出てくること、また人によっては不愉快な 表現内容を含んでいますので、残念ながら読む人を選んでしまう作品かもしれません。 しかし、一度読み進めたら、どんどん物語の世界に引き込まれていくのは、他の作品と同様です。 今注目されている作家であり、次の新作を楽しみにしているファンが非常に多い中、あえて 万人受けすることが想像し難い、「モンスター」のような作品を出すところもすごいですが。。 ハチが主人公の物語から、今回のような内容に到るまで、常に読者を驚かす数少ない作家だと思いました。 | ||||
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百田さんの作品は、「ボックス」から引き込まれ、「永遠の0」「風の中のマリア」と読み進め、 どの作品にも裏切られる事なく、読み終わると不思議な余韻に浸れるすばらしい内容のものばかりでした。 よって「モンスター」が書店に並んだ時は、迷う事無く、買い求めました。 今回の作品「モンスター」も他の作品同様に、娯楽小説としておもしろく読めると思います。 しかし、人の外見に関する表現や、性描写が非常に多く出てくること、また人によっては不愉快な 表現内容を含んでいますので、残念ながら読む人を選んでしまう作品かもしれません。 しかし、一度読み進めたら、どんどん物語の世界に引き込まれていくのは、他の作品と同様です。 今注目されている作家であり、次の新作を楽しみにしているファンが非常に多い中、あえて 万人受けすることが想像し難い、「モンスター」のような作品を出すところもすごいですが。。 ハチが主人公の物語から、今回のような内容に到るまで、常に読者を驚かす数少ない作家だと思いました。 | ||||
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なのに、なぜ整形手術まで?この本を読むまで私はそう思ってました・・・壮絶な闘いの末、人並み外れた美女に変身し、どんなに汚れても、純情な乙女心は・・・若い女子が読むにはキツイ内容かも?自分の娘には絶対に読ませない。 | ||||
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なのに、なぜ整形手術まで?この本を読むまで私はそう思ってました・・・壮絶な闘いの末、人並み外れた美女に変身し、どんなに汚れても、純情な乙女心は・・・ 若い女子が読むにはキツイ内容かも?自分の娘には絶対に読ませない。 | ||||
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「BOX」「風の中のマリア」と、全く異質な題材を扱いながら、読む者のハートを熱く感動させた百田尚樹の最新作。 今回の主人公は、ある地方の小都市に突然高級フレンチ店をオープンさせる美女が主人公。その動機も行動も妖しくミステリアスだが、読み始めると、これがまぁ、前2作とはまるで違うある女性の壮絶なまでの辛苦な人生と復讐劇の如き様相なのだ。 序盤は、心身共に打ちひしがれる彼女の自虐的諦観と、他者からの嘲笑、悪意、恐れ慄きと言ったリアクションが、これでもかと言う位に続く。その後、風俗の世界で働きながら、度重なる整形手術でどんどんと変わっていく彼女、当初は哀れみで浅はかと思えた彼女が、確固たる意思と矜持を持ち、覚醒していく。 いかにも手練れた有りがちな物語性。でも、著者はとんでもなく醜い女性が絶世の美女に生まれ変わるとのシチュエーションを肝に、社会学、人相学等へのアプローチから考察された卓越した美人論、男性論を展開させる。これが生まれつきの美貌の持ち主だったなら、どんなに控えめで性格が良い女性であっても、その論述は、やはり嫌味に取られてしまうだろうし、共感も与えられないと思う。それに、好きな相手への満たされぬ想いや悲しき恋の一方通行は、美男美女に生れてこなかった者なら、誰でも多かれ少なかれ心当たりがあるんじゃないか。 差別されつくしたコンプレックスの塊が、一転、女神となって羨望の的となった先の、いびつで狂気ながら、心の痛みをえぐるような条理を超えた苦悶の愛。この痛切極まる哀切感はツラいが、またしても、読む者を一気読みさせるような力がある。 それにしても、今作に登場する男性たちの情けなさはどうだ。著者は男性だが(だけに、か)、男の本質を突いている。 自戒、自戒です(笑)。 | ||||
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「BOX」「風の中のマリア」と、全く異質な題材を扱いながら、読む者のハートを熱く感動させた百田尚樹の最新作。 今回の主人公は、ある地方の小都市に突然高級フレンチ店をオープンさせる美女が主人公。その動機も行動も妖しくミステリアスだが、読み始めると、これがまぁ、前2作とはまるで違うある女性の壮絶なまでの辛苦な人生と復讐劇の如き様相なのだ。 序盤は、心身共に打ちひしがれる彼女の自虐的諦観と、他者からの嘲笑、悪意、恐れ慄きと言ったリアクションが、これでもかと言う位に続く。その後、風俗の世界で働きながら、度重なる整形手術でどんどんと変わっていく彼女、当初は哀れみで浅はかと思えた彼女が、確固たる意思と矜持を持ち、覚醒していく。 いかにも手練れた有りがちな物語性。でも、著者はとんでもなく醜い女性が絶世の美女に生まれ変わるとのシチュエーションを肝に、社会学、人相学等へのアプローチから考察された卓越した美人論、男性論を展開させる。これが生まれつきの美貌の持ち主だったなら、どんなに控えめで性格が良い女性であっても、その論述は、やはり嫌味に取られてしまうだろうし、共感も与えられないと思う。それに、好きな相手への満たされぬ想いや悲しき恋の一方通行は、美男美女に生れてこなかった者なら、誰でも多かれ少なかれ心当たりがあるんじゃないか。 差別されつくしたコンプレックスの塊が、一転、女神となって羨望の的となった先の、いびつで狂気ながら、心の痛みをえぐるような条理を超えた苦悶の愛。この痛切極まる哀切感はツラいが、またしても、読む者を一気読みさせるような力がある。 それにしても、今作に登場する男性たちの情けなさはどうだ。著者は男性だが(だけに、か)、男の本質を突いている。 自戒、自戒です(笑)。 | ||||
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