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BOX!
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BOX!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全272件 41~60 3/14ページ
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シンプルに、ハッピーエンドで終わってくればもっと気分も晴れましたでしょうに。 現実のボクシングって、ロッキーのようには行かないんですねぇ。 あっちの練習場、こっちの高校へと練習に行くなど、リアル感が良かったです。 | ||||
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ボクシングを題材にした物語といえば、自分たちの世代だと、一世を風靡した少年漫画「あしたのジョー」や「がんばれ元気」「リングにかけろ」なんかをすぐに想起したりしてしまいます。 洋画では何と言っても「ロッキー」シリーズが桁違いの存在感を誇っていますよね。 そうした作品群というのは、いずれもプロの世界で自分たちの人生を賭けた勝負をする主人公たちを描いたものとなっています。 したがって、そこに用意される設定、物語の背景、ストーリー展開などについては、実に自由奔放に外連味たっぷりなセレクトすることが可能であり、面白さを追求するという目的が果たせるのであれば、それこそ何でもアリな世界観を受け手の側に提供し得るものになっていると思います。 そういう意味では「リンかけ」なんていうのはその究極形を表現した作品であり、「ギャラクティカマグナム~!」とか、およそ現実とはかけ離れた世界観をスポーツマンガの中に強引にねじ込んで、数多少年たちのハートをがっちりと掴んでいたものでした(個人的にはかなり引いた目で見ていたものですがw僕は紛れもなく「ジョー派」でしたよね)。 本作「ボックス!」は、そうしたプロの世界を「破天荒」を交えつつ表現した作品ではなく、あくまで現実に即したある種ドキュメンタリー・タッチとも評し得るスタイルの下書き下ろされた作品です。 アマチュア・ボクシングという、極めて制約の多いニッチな世界を舞台として、その中で必死に自らの生き様を見出そうとする未成年たちの葛藤を描きだしたヒューマン・ドラマとなっています。 しかも、劇画や映画のようにヴィジュアライズされたものではなく、小説という文字のみによって躍動感を伝達しなければならないという、これまた制約のある世界の中にこうしたストーリーを落とし込むという非常に難しいチャレンジにも挑戦し、見事にその試みを成功させた作品ともなっています。 要するにこの物語は、制約だらけの世界の中、ともすればがんじがらめにも陥ってしまいそうなそんな狭隘な空間の中で、最高級のエンターテインメントとしての輝きを放ち続け、我々の心をがっちり掴んで離さないものとなっているのです! そしてまた、実際には存在しているはずの制約の存在など微塵も感じさせることなく、この物語の登場人物たちは自由奔放に躍動し、キラキラと光り輝いているのです! ・・・これは、ひとえに著者のストーリーテラーとしての類まれな才覚の成せる業であるとしか、言いようがないでしょう。 一見、スポーツをテーマにしたベタな話のように見えたりもしますが、同じストーリーをなぞってはいても、語り口次第では全くもってつまらない作品になってしまう可能性もある物語なのです。 ・・・やっぱり、百田さんは凄い作家です。「面白いストーリー」を書かせたら、天下一品の人です。 改めてそう思いました。 | ||||
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「理屈抜きに面白い物語」 ・・・とにかく、とことんエンターテインメント性に拘り抜いて、小難しい隠しテーマとか文学的なギミックとかは一切入れ込まない。 ・・・スリルやスピード感重視の文章構成で、途中に中だるみが一切ない。飽きさせず、一気に読み切らせてしまう圧倒的なストーリー展開。 ・・・かと思えば、微妙に揺れ動く登場人物たちの細やかな心情が、こちらの側にも手に取る様に伝わってくる。強烈に感情移入させられてしまう。・・・ まるで、劇画かテレビドラマを見ているかの如く、本作は読み手の心を鷲掴みにしていきます。 ・・・とにかく、面白い! そして、痛快なのです! 高校ボクシングの実際にスポットを当て、そこで奮闘する若者たちを中心に展開していく物語。 挫折。奮起。そして成功。 次々訪れる困難に果敢に立ち向かっていくその姿にハラハラドキドキ。 ・・・そして、ちょっぴりほろ苦い青春の味を想起させられたりもします。 この作品の中で躍動する若者たちの様に、こんなにも充実した青春時代をもし自分も過ごせていたなら・・・ なんて考えると、数十年前の自分が、自分自身にも確かに存在していたそうした年月を如何に無為に生きていたかということを思い知らされるような気がして、何やら彼らに対する妙な嫉妬心が湧き出て来たりさえしますw。 「理屈抜きに面白い物語」 本作こそがまさしくそれです。 ・・・夢中になれます! | ||||
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感動の青春大作。引き込まれ寝ることも忘れ一気に読破しました。 | ||||
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永遠の0で感動してから百田作品2作目です。 ボクシングの歴史から型まで書いてあり、パンチドランカーには衝撃を受けました。 初心者木樽君の成長が魅力的です。 早く下を読みたい。 | ||||
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映画も結構面白かったですが、小説は更に面白かったです。 今まで読んだスポーツ読み物の中で最高でした。 選手の目線から、そして素人女性の目線からで語られたのが良かったです。 これを読んでからボクシングをやりたくなり今近所のジムを探しています。 私には天性の才能は無いですが、努力の天才になりたいです。 日本一でも目指そうかな | ||||
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たまに気が向いたとき格闘技を観る程度で、好んで見るほうではないので、ボックスを読むまでは、ボクシングの話を興味持って読めるか?不安半分、百田尚樹作に期待半分で読み始めました。 最初からその不安は無用なものだと思い知り、余計な不安を持っていたことが恥ずかしくて笑ってしまうほどでした。 作品にどっぷり入り込み、ボクシングの知識がなくても先の展開が知りたくなる語り、作品のスピード感、心が揺さぶられて涙を流した回数、全てにおいて最高得点を叩き出した作品でした! 物語として大好きな作品に出会えました。 | ||||
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上下巻読みました。 途中主役はどちらなのかわからなくなりました。 最高です。 | ||||
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著者の本を読むとそのすべてに通じることですが、一つ一つの言葉を妥協せずわかりやすい言葉で且つ含みのある言い回しが随所にされていることに 感心します。なかなかお目にかかれないボクシング部におけるストーリーでよく考えられているな~とかこの後どうなるのだろうと思わせるストーリーで引き込まれ 一ひねりも二ひねりもされています。一つ星を減らしたのは一度読んでストーリーの展開がわかってしまうと何度も読む気が起きる本ではないのでそういう意味で星を一つ減らしましたが厳しすぎますかね・・。 | ||||
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百田小説でスポーツものということで購入前に違和感ありましたが、ボクシングの詳細まで十分に調べぬいての力作ですね。2日で上下巻一気読みでした。 | ||||
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まあ、原作を越える映画て少ないと思いますが、この作品についても原作が良かったです。映像ではなく文章でボクシングのいいところ、友情とかが表現されていました。自分は映画から見てしまったのですが、小説から読んでいたら、映画が物足りなく感じたと思います。 | ||||
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簡潔に書かれているので読みやすいです アマチュアボクシングの御事情を簡単に理解出来る内容となっています 物語りも淡々と進み一気に読破出来る内容です 口説くない軽い感動作品を読みたい気分の時にお奨めです | ||||
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電車の中で迷惑行為をする輩を颯爽と現れてボクシングで薙倒す鏑矢。鏑矢だけの物語だったらこれほど面白くなかったがその友人の優等生 木樽が努力して強くなっていく様が共感出来ました。街で女の子とデートしていたところを不良達に絡まれて殴られる木樽。そのくやしさをバネに鏑矢と同じボクシンブ部に入り人一倍練習して強くなっていく木樽。木樽が初めて覚えた左ジャブを鏑矢にみせた時に「高速ジャブやー」みたいな鏑矢のセリフは笑えました。勉学も頑張り夜中にロードワークやパンチの練習をしてる木樽に共感を覚えました。 | ||||
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上巻では、木樽の成長が話しの中心でしたが下巻では、鏑矢の挫折から復活まで描かれていて良かったです。稲村との敗北でボクシン部をやめてしまいサッカー部に行く鏑矢。鏑矢の事が好きだったマネージャー丸野の病死等 乗り越えて丸坊主になって鏑矢がボクシング部に復活。稲村VS木樽 接戦ながら木樽が敗れてしまう。リベンジで稲村VS鏑矢 拳骨折しながらも鏑矢 勝利ーーもう感動的でした。その数年後 木樽が検察官、鏑矢が海外でたこ焼き屋ってのも笑えました。 | ||||
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青春スポ根小説。 内容的に割とオチバレ(^^; 百田氏の作品は当たりはずれが多いといわれた事があって、 いちいち違うテーマで話を創っているので、 何冊か読みながら、そうだなぁと思ってたいたのだけど、 今回、この「ボックス!」を読んで、ちょっと違う事がわかった。 百田氏の作品群の中で、僕が面白いと思ったのは、 内容の違いではなく、 全部、男がカッコイイ話だという事に気がついたw 「永遠の0」 「海賊と呼ばれた男」 「影法師」 「ボックス!」 どれも男がカッコイイ。 それに対して、 「夢を売る男」は男が下衆い。 「風の中のマリア」は虫な上に、ほとんどメス。 小説でスポーツ物は難しいのじゃないかと思ったのだけど、 初挑戦のはずの百田氏、すごい。 対戦状況が目に浮かぶようだった。 | ||||
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大阪の高校ボクシングの話。天性の運動センスを持つお調子者鏑矢、幼馴染の努力家・文武両道の木樽、圧倒的実力者スター選手稲村。この三人を中心に物語は進んでいきます。途中で挫折や葛藤がありながらそれぞれが、それぞれのやり方で上を目指す。そんな青春物語。 前半は誰から見てもかっこいい鏑矢を中心に描かれており、彼が主人公なんだと感じますが、そんなに単純ではありません。 ボクシングは嫌いじゃないが、それほど興味もありませんでした。この作品を通して、ボクシングの見方が少し変わった気がします。 周りの人物の描写はそれほど丁寧とはいえませんが、これも百田氏の狙いなのでしょう。光と影があるとすれば、ボクシングの影の部分が丁寧に描かれています。 百田尚樹のボクシング愛が現れている作品だと感じました。 好きな作家は誰かと訊かれれば東野圭吾と答えますが、彼の一連のスキー作品は残念ながら駄作が多いと感じています百田直樹が書けばスポーツもこんなに爽やかな名作になるんだと感心させられました。 高校生、大学生にオススメです。スポーツ観戦が嫌いじゃない女性にもいいかもしれません。 | ||||
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これは男として買うべき!前にも図書館で読みましたが、書斎室に残しておきたい本だったので購入! | ||||
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図書館で以前読んで、また読みたいと思い購入!スカッとするボクシング青春物語!これを読みボクシング始めたいと思いました(笑) | ||||
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最高! 自分は弱虫でいじめられてばかりの人生だが、現実を無視してこの小説の中で自分と置き換えて読める、小説本来の楽しさがあった。 | ||||
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さすが百田尚樹の作品だけあってストーリーもさることながら、よく取材ができているなあと感心しました。第一人称が何人か出てきますが、その都度感情移入してしまい、登場人物の何人かに肩入れしたくなる本です。 | ||||
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