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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1513件 981~1000 50/76ページ
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戦争や、日本の歴史について、批判的に教えられていた、または触れられずに学校を卒業してきた世代の1人です。昨今の外国との付き合いやテレビを通して自分が学んできた日本について疑問を持った1人です。この作品を通して、一つの事項に対してこんなことがたくさんでてきているだなんて、自分の無知さに最近恥ずかしさも覚えます。また、戦争=日本が全部悪いとずっと思って、戦争映画という映画はずっと避けてきていたのも事実です。見るとしてもずっとアメリカ側からのものを見てきました。もちろん相手国は日本です。この映画は新しい60年前の考えを与えてくれた作品です。必ず映画見たいと思います。 ちなみにこの本に看過され、自分のことも調べてみました。その中で、私は、曾祖母が最近自分の本当の曾祖母でないというふうに知りました。いつも訪れた時、どこか歓迎されていないかなと思うところが幼いながらあったので、少し納得しました。祖母も祖父もお互い複雑な家庭環境にあったと聞きます。祖父は私が生まれて1年後に亡くなったので話をしたことはありませんが。二人の生い立ちは戦争少し関係しているなと話しを聞く限り思いました。また、戦前に渡米し、戦争中は共同生活を強いられた親戚もいることまで分かりました。 この本に教えて頂いたことは〈歴史の再認識〉と〈自分の再認識〉だと思っています。百田さんのサインが入っている私のこの作品の本、本当に、して頂けて光栄です。 | ||||
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眠気が感じられず一気に読んでしまいましたが大変面白かったです。 | ||||
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この本を読んで、ガダルカナルでの戦死者2万人のうち 1万5千人が餓死していた事実をはじめて知りました。 その中の一人が自分の大叔父であったことも。 この本が、今まで知らなかった大叔父の事を調べるきっかけになり 生前の資料が見つかり、その人柄まで知ることができました。 この出来事で、自分の人生が変わりました。 フィクションではありますが、しっかり史実が組み込まれているので 戦争で何が起きたのかを知れる、すばらしい小説だと思います。 | ||||
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私の父は工兵だったらしいのですが、詳しい話を聞く間もなく私が26歳の時に 逝ってしまいました。 戦時中に、誰もがお国のために死のうと考えていたわけではないのである。 宮部さんは、「死なずに帰る」と思いながら妻と子の写真を胸に戦場にいた。 実に人間らしい生き方である。 それなのに、なぜ終戦間際の特攻機に志願して乗っていってしまったのか。 読み終わっても、疑問は尽きない。 この本の売り上げが200万部に到達しようとしているらしい。 ものすごい本だと思う。 あらためて、太平洋戦争というものについて考えさせられた1冊でした。 | ||||
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本著では家族のために必ず戦地から生きて帰ることを強く望んだ一人の男の物語である。 彼は皮肉にも生き残る見込みのない特攻隊員として命を落とした。十死零生の特攻隊員の心境はいかなるものだったのか。 この本を読んで興味をもち、実際に戦地に散った特攻隊員の遺書をいくつか読んだ。 検閲があるため思いのままをかけない中で、彼らの多くは死への恐れではなく、家族への別れや感謝の言葉を綴る。 あと数日、数時間で自分の命が絶たれるという状況である。どれだけの恐怖が彼らにあったのか想像もつかない。 それでもで彼らは家族のことを思い、国を思い文章に綴って戦地に向かうのだ。 勇敢と言わずなんといえようか。 本著を読むことで、多くの人が国、家族を守るために自らの命を武器に戦った勇敢な日本人がいることを知ってもらえたらと思う。 | ||||
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皆様のレビューも読ませて頂きました。 賛否両論ありますが、戦時中のことに対し知識があまりない私はとても良かったです。 読みやすい文章で、入りやすい本ですし、私が高校生の時にこの本があれば歴史を学びながら読んでおきたかったです。 私は健太郎や慶子はダメだなあと思う部分もありますが、共感した部分はありましたし、だからこそ物語がスッと入ってきたのだと思います。 登場人物である宮部久蔵は作者が考えた人物ですが、実際に零戦パイロットだった方から宮部久蔵のような人は実際にいた、という報告が作者のところに沢山届いたらしいです。 あの人がモデルでしょう、と実名を出してくれた人もいました、と作者が言っていました。 歴史の教科書では分からないことがこの本には詰まっていて、より深く知りたくなる本です。 そしてその教科書以外の部分も伝えていける日本でありたいです。 私は知らなかったことが多く、自分自身とても反省しました。 この本をきっかけに、零戦や戦時中に興味を持ち、文献を読み進めていけば、この本がある意味は大きなものになると私は思います。 そして実際に私がそうです。 この本をきっかけに実際の零戦パイロットだった方の話を調べましたが、死に向かう時は国や天皇ではない、誰だって両親や妻を思うでしょう、という言葉がとても印象的でした。 自分が生きている奇跡を感じて、空にむかって感謝したくなりました。 それから日本の技術と、人を思う気持ちが描かれていて、日本が大好きになりました。 誇りと自信を持って生きて行きたいと思います。 切ないけど、自信を持って今を生きていきたくなる、大切な人に改めてありがとうと言いたくなる小説です。 | ||||
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史実に基づいていないや、体験者がこんなに語るわけがないといったレビューがありますが、本にするという以上は、多少なりとも虚構性が現れるものであるし、第一、本当の状況や本当の戦争と言うが、その見方は様々である。完全に本当な話なんて人それぞれの印象や状況で変わると思う。その中で戦争を題材にし、その死を美化することなく色々な見方の人から話を引き出した書き方は面白かった。 登場人物の性格が違うので多面的な見方ができる。あと、特攻をテロと言った出版社の人に違和感と言うが、まぁそういう人も多少なりといると思うし、それもあるがやはり戦争を分かっていない現代人があたかも分かっているように思うことが増えてきたことを揶揄しているのではないかと思う。 | ||||
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戦争物は、読んだことがなかったので、本屋さんで何度も1位になっているのを知っていましたが、手に取るのをためらっていました。先日クイズ番組に百田さんが出演しているのを観たのがきっかけになりました。戦闘機の名前が難しく、歴史にもあまり興味がないほうなので、読み始めはとにかく感じが多くてなかなか進みませんでしたが、途中から、宮部さんの人物像に惹かれ、のめりこみました。最後は、電車の中で読みましたが、ウルッとしてしまいました。戦争を知らない私たちが読むべき本だと思います。また、日本人が持っていた精神力の強さは、どこに行ってしまったのだろう?と思いました。 | ||||
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テレビで紹介されているのを見て、どんな話かよくわからないまま購入しました。 こんな愛もあるのかと読めば読むほどじわじわ来て、最後は一人で号泣でした。 かなり良いです。 | ||||
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戦争者は嫌いですが、よかったです。遊就館を思い出し心打たれました。 | ||||
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零戦や戦争のことについて専門的な知識が無い方におすすめします。 一つの物語として、戦争の無益さと若者の命を浪費してしまうことへのいたたまれなさを 感じずにはいられません。 登場人物の主張、戦闘機のスペックなどの専門的かつ細かな部分についての正確さを欠いている といった評価もなされているようですがおそらくきっとそうなのでしょう。けれどこの物語の 言わんとしていることはそういった点を勘案しても十分に伝わると思います。 10〜20代の方にも読んでもらいそれぞれの世代で感じたことを語り合いたいと感じさせられる一冊です。 | ||||
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最初、とてもわかりやすく描かれている零戦の戦闘シーンを脳裏に描きながら、わくわくしながら読んでいました。 楽しんで読んでいたのですが、途中からでしょうか、涙が止まらなくなりました。 悲劇的な物語ではないのですが、読んでいてなぜかとても切ない気分になりました。 なぜ泣けてきたのか、うまく言い表せないのですが、「誰かのために命をかける意味」とか、「今まで自分にはほとんど芽生えてこなかった愛国心」とか、「自分の生き方」とか、いろいろなことが戦後生まれで平和な時代に暮らしてきた私の頭の中に徐々に撃ちこまれていき、玉砕しました。 これを感動の物語というのでしょうか、読んでいてこんなに泣けてしまった小説は初めてです。 読後、コミックス全5巻も購入し、追加で感動を味わいました。 映画が公開されたら見に行きたいと思っています。 | ||||
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非常におもしろく、一気に読んでしまいました。どのように映画化されるのか楽しみです。 | ||||
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久々に読んでいて心が震えて、泣けた本でした。☆1〜5まで様々なレビューが長文で書かれていますが、まず、フィクションとして認識しておかないと、ただの粗が多い戦記物になっちゃいます。読む前に「大空のサムライ]とか「零戦」とかも読んで置くと、多角的に見れてますます楽しめると思います。複数人の語り部から、無くなったお祖父ちゃんの姿を模索していくとう流れで、クライマックスの部分は流れに乗ってに楽しみましょう。 | ||||
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私の父も18歳頃に戦争に行った。 9年前に86歳で亡くなった。 陸軍だったのは聞いたことがあるが 戦争の話は父の口から一度も聞いたことはなかった。 この小説で、戦争の悲惨さを教えてもらった。 読み終わって、体の中を一迅の風が吹き抜けた。 これほど重い感動を受けたのはあまり記憶に無い。 日本軍の戦死者2百数十万人の必死の想いの上に 日本の信じられない戦後の復活があったことを決して忘れてはならない。 本当の愛とは、人を思うとはどういうことか。 作者の圧倒的な調査力、構想力に脱帽だ。 | ||||
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極限の戦いの最中、愛と人としてのあるべき姿を貫こうとする意志、死後もその意思が人を動かしてゆく、フィクションを超えています。 | ||||
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戦争の悲惨さや悲しさが身に染みる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ | ||||
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映画化すると聞いて、題名も良いので読んでみました。 映画もドラマも小説も「戦争もの」は苦手な私は8月の特番なんかは避けてきたのですが、 この本は 少し様子が違ってました。 戦争体験者のインタビュー形式のためか「泣かそう」といういやらしさはなく、 淡々とした描写が胸を打ちます。 また、なぜ戦争に負けたのか、なぜ戦争に突き進んだのかということも 彼らの口から出た言葉だと、素直に理解できます。 現代と何も変わっていない「官僚主義」や「マスメディア」への批判も インタビューされた老人たちの言葉を借りて 垣間みえます。 社会派でもあり、工学的な見識もあってリアルでした。 やはり戦争はダメですね。 日本の戦後が百年、二百年、いや、千年続けばいいなと思わせられました。 死ぬためだけに生きた若者たちには 憐みよりも 愛しさがこみ上げてきました。 | ||||
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これは小説だが、実際にあったエピソードを見事に再編集して一つの物語にしている。 戦争を知らない世代の若者が、祖父達の足跡を追っていく構成になっている。 もしエピソード集として出版されていたらヒットしなかっただろう。 架空の人物に語らせ物語にすることで、読者に感情移入させ、祖父達がどんな壮絶な想いを抱いて戦地で戦っていたのかを伝えるのに成功している。 私は坂井三郎や岩本徹三の本が大好きなので、彼ら名パイロットにもう一度光を当ててくださった作者に感謝したい。 「とにかく戦争は悲惨なのだ、してはいけないのだ」という底の浅い事ばかり強調される小説とは一線を画する。 冒頭の若者と老人の会話が絶妙。以下、大筋を略して書き出してみた。 「命が大切というのは当たり前じゃないですか?」 「それは平和な時代の考え方。我々は日本が滅ぶかどうかという戦いをしてきたんだ。たとえわしが死んでも、それで国が残れば良いと。 戦争で逃げ回る兵隊がいたら戦いにならない。」 「みながそういう考え方であれば、戦争なんか起きないと思いますよ?」 「じゃあ、今も紛争を続けている地域にでも行って、 みんなで逃げ回れば紛争はなくなります、と説いてまわれ」 「戦争は必要悪だと言うのですか?」 「もちろん戦争は悪だ。だが誰も戦争をなくせない。」 平時に暮らす私達からすれば「死を恐れ戦場で逃げ回るパイロット」というのは違和感がない。しかし「当事の状況」を知れば知るほど、それがいかにありえないかわかる。 当時の状況とは、「非日常の世界。死と隣り合わせの世界。死を恐れる感覚では生きていけない世界」のことだ。 私達は戦後教育やマスコミのせいで、国のために死んだ特攻たちをテロリストだとか国家と天皇のために命を捧げる狂信的な愛国主義者だと誤解していた。 (そもそも国が滅ぶという非常事態だった過去の事件に、現代の平時の感覚を持ち込んであれこれ非難するのが間違いなのだが。) しかし、本当の臆病者は末端の兵士ではなく日本の高級士官であり、本当に非難されるべきなのは日本の組織そのものにあった。 これは今の官僚組織の問題と共通する。彼らはペーパーテストのエリートだが、実戦を経験したことがない。出世競争の世界だけで生きてきたからだ。 実戦経験がないから実態を知らず無謀な計画を立て失敗する。 しかし彼らは完璧でミスをしない人間ということになっていて、自分が間違っているとは絶対に思わない。 彼らはミスをしても互いに庇い合い、部下や外部に失敗の原因を見出し、責任をなすりつける。 責任をとらないどころか、驚くべき事に出世さえしているのだ。 本当の臆病者である官僚が非難されずに出世し、 臆病だと非難されている旧日本兵の一兵士が、その敵であったアメリカで勇敢な兵士として英雄扱いされている。 なんと皮肉なんだろう!! | ||||
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この本を読み我が父の戦争中の数々の話が本当だったことが検めて記憶の中で実証されました。私が生まれる僅かばかり前まで行われていた戦争。私が物心ついた頃はすでに平和でしたが、父は、戦争の有様を機会あるごとに語るものですから世に言う戦争ボケかと思っていました。当時の私には映画の中の出来事の様でに当然わかには信じ難い話ばかりでした。私や兄弟達が甘えたりふざけて勉強やクラブ活動を疎かにしていると、父は、「父ちゃんは13歳で予科練に入隊した。今のお前たちにその覚悟ができるか!」と詰め寄り物事に真剣に取り組めと叱られたものです。当時の私たちには予科練が何か?戦争と言われても?と全く実感の無いものを問われてもときょとんとすることしか出来ませんでした。この本の主人公「宮部久蔵」の姿は4年前に亡くなった父そのものに非常に近い姿を感じました。私と同年代の者やともすれば先輩たちの中でさえも第二次世界大戦での出来事が今を生きている自分たちには全く関係の無い事のように言われたり存外に語り扱われたりする昨今。戦争を体験し、また、いろいろな形でその犠牲となった方々の男女を問わない体験が60数年前になりますが私どもが生まれるつい数年前まで日本人の身の上に起っていたことをこの本を通して少なからず再認識することができると確信しました。 最後に私事ですが願わくば、アリュウーシャンで無傷で見つかったゼロ戦の搭乗員のことが書かれていればと思いました。父にはゼロ戦乗りの兄がいて真珠湾作戦の後、アリュウーシャンで行方不明となり戦死と聞いておりますものですからもしやという気持ちがした次第です。 著者百田 尚樹 氏は私より数歳年下の方の様ですがよくぞここまで調べられ執筆なさったことと思います。本当にありがとうございました。 | ||||
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