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(短編集)

初恋ソムリエ



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【この小説が収録されている参考書籍】
初恋ソムリエ
初恋ソムリエ (角川文庫)

初恋ソムリエの評価: 3.88/5点 レビュー 17件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全17件 1~17 1/1ページ
No.17:
(5pt)

やっぱりハルチカは面白い。

自分が中学生の頃、退出ゲームに続き、読んでみましたが、正直、最初の話以降は、どれも完璧には理解出来ませんでした。
ハッキリと明確に答え?が書かれておらず、集中して読んで頭を使わないと、難しいと感じる方もいるかもしれません。(私のように)

ようやく理解できたのは、高校生になってから。あー、なるほど、深い!となりました。特に、タイトルの「初恋ソムリエ」は難しかったですが、理解できた後は、圧巻の一言です。(ベンジャントが…泣)

理解出来るまで、何度も何度も時間をかけて読み返した、思い出深い小説です。
日常の中の些細な謎解き、そして、メンバーが増えていき、ますます賑やかになる吹奏楽部。
難しさはあれど、とても面白い、考えさせられる小説だと思います!
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No.16:
(3pt)

変人だらけの高校

「ハルチカ」シリーズの第2弾。
 4話が収められている。
 相変わらず癖の強いキャラクターが出てくる。楽しそうな学校だが、こんなに濃いメンバー揃いだと大変そうだ。
 ストーリーとしては意外性とトリックが融合していて、シリーズが進むに連れて徐々におもしろくなってきたように思う。
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No.15:
(5pt)

苦いのか甘いのか独特の味わい

青春ものミステリでもなく、ミステリ風青春小説でもなく、文字通り融合しているような独特の小説群。第一短篇集も良かったがこれも良い。
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No.14:
(4pt)

一巻と比べる捕まあまあくらい

率直な感想として、一巻のほうが面白かったし、印象に残ったなー。
二巻は二巻でまあまあ面白くはあったけど。
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No.13:
(5pt)

大満足です。

擦り傷やへたり・汚れ等もなく綺麗な状態で届いたので大満足です。
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No.12:
(4pt)

あっこ

中古なので、覚悟していた通りの古さにつき、星ひとつ減ですが、本の内容自体は何度読み返しても面白く、感動します。
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No.11:
(4pt)

大人向けの「学園ミステリ」

公立清水南高校吹奏楽部所属の穂村千夏(チカ)と上条春太(ハルタ)が活躍する連作学園ミステリの第2弾。
前作の「1年生」時代に引き続き、「2年生」の時代を描く。
2009年発表、2011年文庫化。

本書は、変な三角関係にあるチカとハルタの物語ですが、探偵役はハルタ、一人称で語るチカがワトソン役を務めます。
表題作を含めた次の5編を収録。
※は作品の冒頭の謎。
1.【スプリングラフィ】※音楽室に侵入したのは誰?
2.【周波数は77.4MHz】※地元FMの不思議な相談番組の収録場所はどこ?
3.【アスモデウスの視線】※学期中に3回も席替えされたのはなぜ?
4.【初恋ソムリエ】※チカの後輩の伯母の初恋相手は誰?

この作品集の特徴は、冒頭の謎からは想像もつかない「思いがけない結末」が用意されていることと、その解決の鍵が「学園」の外にあることです。
小説の舞台は「学園」と言う小さな社会ですが、そこを飛び出した世界に解決の糸口があるのです。
中でも表題作の4.は極めて「社会性」の強いものとなっており、主人公と等身大の高校生の読者が読んでもピンとこないでは、という懸念もあります。

ちなみに、単行本の表紙である「ラブレターを後ろ手に携えた女子高生の写真」は、作品の内容とかけ離れています。
このイメージで、しかもミステリをあまり読んだことのない人が本書を読んだら…ちょっと気の毒な気もします。
文庫版で表紙が替えられているのは、そのせいかも…。

収録作の中では、3.も完成度の高い作品と思われます。
「席替え」という誰でも経験したことのある行事に推理小説的なパズルの要素を持ち込み、そこからある「秘密」が浮かび上がってくるというのは、よい意味で、「学園ミステリ」らしくない仕上がりです。

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No.10:
(4pt)

できた学園ミステリーもの

それぞれ違った面白さを持った四編の短編集。
最後の一編の空気がよかった。
ただ、ちょっと展開が早すぎるかなと思うところもあって、
一編一編にもう少しずつ分量があったらなぁと感じました。
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No.9:
(4pt)

できた学園ミステリーもの

それぞれ違った面白さを持った四編の短編集。
最後の一編の空気がよかった。
ただ、ちょっと展開が早すぎるかなと思うところもあって、
一編一編にもう少しずつ分量があったらなぁと感じました。
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No.8:
(4pt)

学園ミステリー第2作

『退出ゲーム』の続編!
学園ミステリー第2作
4本の短編を収録

米澤穂信著「古典部シリーズ」が好きな人にはオススメ

吹奏楽の甲子園ともいうべき普門館を目指す弱小吹奏楽部
ともに吹奏楽部に所属する幼馴染の穂村チカと上条ハルタ
彼と彼女は同じ人に恋をするライバルでもある
そして、彼らは次々と難事件に遭遇するのであった
穂村チカが持ち前の行動力で突破口を開き、上条ハルタがずば抜けた頭脳で謎を解明する

吹奏楽部の部活風景
奇人たちの繰り広げる騒動
青春っていいなと思わせる秀作

心に響く話と少し突飛な話の配分も絶妙で楽しめます
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No.7:
(4pt)

学園ミステリー第2作

『退出ゲーム』の続編!
学園ミステリー第2作
4本の短編を収録
米澤穂信著「古典部シリーズ」が好きな人にはオススメ
吹奏楽の甲子園ともいうべき普門館を目指す弱小吹奏楽部
ともに吹奏楽部に所属する幼馴染の穂村チカと上条ハルタ
彼と彼女は同じ人に恋をするライバルでもある
そして、彼らは次々と難事件に遭遇するのであった
穂村チカが持ち前の行動力で突破口を開き、上条ハルタがずば抜けた頭脳で謎を解明する
吹奏楽部の部活風景
奇人たちの繰り広げる騒動
青春っていいなと思わせる秀作
心に響く話と少し突飛な話の配分も絶妙で楽しめます
初恋ソムリエAmazon書評・レビュー:初恋ソムリエより
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No.6:
(4pt)

結構楽しめる一冊です。

日本推理作家協会賞候補作の「退出ゲーム」の続編。
吹奏楽部の爆弾娘・穂村千夏が直面する4つの事件に、仲間たちと共に体当たりする短編ミステリ集。

高校の弱小吹奏楽部を舞台に、顧問の男性教諭を幼なじみの「男の」同級生と争ったり、謎のFM放送で賢者の声に耳を傾けたり、合同練習する私立高校に潜入したり、ありえないんだけど、嬉しくなるなるほどの「青春」を感じさせてくれます。

軽いタッチのミステリに偽装しながら、実は結構本格派。楽しめる一冊です。
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No.5:
(4pt)

結構楽しめる一冊です。

日本推理作家協会賞候補作の「退出ゲーム」の続編。
吹奏楽部の爆弾娘・穂村千夏が直面する4つの事件に、仲間たちと共に体当たりする短編ミステリ集。
高校の弱小吹奏楽部を舞台に、顧問の男性教諭を幼なじみの「男の」同級生と争ったり、謎のFM放送で賢者の声に耳を傾けたり、合同練習する私立高校に潜入したり、ありえないんだけど、嬉しくなるなるほどの「青春」を感じさせてくれます。
軽いタッチのミステリに偽装しながら、実は結構本格派。楽しめる一冊です。
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No.4:
(4pt)

高校二年生になったチカ&ハルタと新たな仲間たち


奇矯なキャラたちのコミカルな掛け合いというオブラートに包まれて
提示されるのは、心に傷を負った社会的弱者たちの「癒しと再生」。

涙と感動を露骨に狙った、一見あざといそうした手法を嫌味に感じさせないのは、
語り口の巧さもさることながら、作者自身、本作が一種のファンタジーであることを
自覚しているからでしょう。ただし、打ち出されている真摯なメッセージは、掛け値
なしの本音ですが。




◆「スプリングラフィ」

  春休みの早朝、音楽室に出没する侵入者の謎。



◆「周波数は77.4MHz」

  慢性的に金欠状態の吹奏楽部に、生徒会長の日野原が「ある仕事をし
  てくれれば、予算の上乗せを融通してやってもいい」と持ちかけてきた。

  
  その仕事とは、地学研究会の部長・麻生美里を生徒会室に連れて行くこと。


  麻生は、廃部の危機にあった地学研究会を一年で立て直した女傑で、
  県立大の地学研究会との共同研究で実績をあげ、今年度は二十万円
  もの予算が、地学研究会に割り当てられることになっていた。


  しかし、麻生は、その二十万円を突っぱねたという……。



  本作の謎は、大きく二つ。

  ひとつは、非常に希少な鉱石を発見したはずの麻生たちが、何故かその在り処を大学側
  に告げようとしないこと。もうひとつは、チカとハルタが聴いている、FMはごろもの『七賢者
  の人生相談』という番組が放送されている理由です(作品の主題とかみ合った鉱石の
  在り処が秀逸)。


  当初は無関係に見えた二つの謎を終盤で交錯させ、解体することで、運命の残酷さと、
  人と人との絆を浮かび上がらせていく手つきは作者の真骨頂といえ、堂に入ってます。



◆「アスモデウスの視線」

  名門・藤が咲高校吹奏楽部の熱血顧問が自宅謹慎になった。謹慎になる前、
  彼は担任しているクラスで、一ヶ月の間に席替えを三回も行ったという……。


  
  席替えと謹慎の謎解きをしていくうちに、事件と無関係に思われていた人に
  突然スポットが当てられ、それまでの事件の構図と、まったく違った絵柄を
  浮かび上がらせていく展開がスリリングです(冒頭のモノローグに注目)。



◆「初恋ソムリエ」

  寓話仕立てで語られる、過去に埋もれた初恋と犯罪。





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No.3:
(4pt)

高校二年生になったチカ&ハルタと新たな仲間たち

奇矯なキャラたちのコミカルな掛け合いというオブラートに包まれて
提示されるのは、心に傷を負った社会的弱者たちの「癒しと再生」。
涙と感動を露骨に狙った、一見あざといそうした手法を嫌味に感じさせないのは、
語り口の巧さもさることながら、作者自身、本作が一種のファンタジーであることを
自覚しているからでしょう。ただし、打ち出されている真摯なメッセージは、掛け値
なしの本音ですが。
◆「スプリングラフィ」
  春休みの早朝、音楽室に出没する侵入者の謎。
◆「周波数は77.4MHz」
◆「アスモデウスの視線」
  名門・藤が咲高校吹奏楽部の熱血顧問が自宅謹慎になった。謹慎になる前、
  彼は担任しているクラスで、一ヶ月の間に席替えを三回も行ったという……。
  
  席替えと謹慎の謎解きをしていくうちに、事件と無関係に思われていた人に
  突然スポットが当てられ、それまでの事件の構図と、まったく違った絵柄を
  浮かび上がらせていく展開がスリリングです(冒頭のモノローグに注目)。
◆「初恋ソムリエ」
  寓話仕立てで語られる、過去に埋もれた初恋と犯罪。
初恋ソムリエAmazon書評・レビュー:初恋ソムリエより
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No.2:
(2pt)

前巻と比較して

青春小説としての評価なら☆四つ
吹奏楽部の活動が本格化したことで、世界観が広がっている。
目標に向けて取り組む姿勢は朗らかで、今後が気になるところです。

推理小説としての評価なら☆二つ
あんまり推理を必要としない話もあったし、それっぽいのは相変わらず専門知識がないと解けないネタ。

全体を通しての評価となると・・・。
リズム感を出そうとしているのでしょうが、言葉をはしょりすぎて分かり難くなっている箇所が多々。解釈に悩む描写もちらほら。文章力が高いとは言えないです。

あと、どうしても気になったのが二話の冒頭。
「死んだふりしかできない動物と比べて、人間はいろんな「ふり」ができる」
という一文。
いわずもがな、動物だっていろんな「ふり」をします。
些細な点ですが、この適当さが全体の説得力を損なわせている。

いっそミステリー要素をなくして、完全な青春物にしては、と思った。
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No.1:
(2pt)

前巻と比較して

青春小説としての評価なら☆四つ
吹奏楽部の活動が本格化したことで、世界観が広がっている。
目標に向けて取り組む姿勢は朗らかで、今後が気になるところです。
推理小説としての評価なら☆二つ
あんまり推理を必要としない話もあったし、それっぽいのは相変わらず専門知識がないと解けないネタ。
全体を通しての評価となると・・・。
リズム感を出そうとしているのでしょうが、言葉をはしょりすぎて分かり難くなっている箇所が多々。解釈に悩む描写もちらほら。文章力が高いとは言えないです。
あと、どうしても気になったのが二話の冒頭。
「死んだふりしかできない動物と比べて、人間はいろんな「ふり」ができる」
という一文。
いわずもがな、動物だっていろんな「ふり」をします。
些細な点ですが、この適当さが全体の説得力を損なわせている。
いっそミステリー要素をなくして、完全な青春物にしては、と思った。
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