(短編集)

鬼の跫音

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評判

鬼の跫音の評価:

3.83/5点 レビュー 78件。 B ランク

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平均点3.83pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全112件 81〜100 5/6ページ
No.32
(4pt)

初の短編集

著者、初の短編集
6本のホラーミステリ短編を収録

最後に、全てが反転する秀作揃い
基本的には陰惨な事件の話が多かった

本来は普通の人だった
しかし、ある種の状況が普通の人を「鬼」へと変容させる

鬼の跫音 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 鬼の跫音 (角川文庫)より
4041000122
No.31
(4pt)

初の短編集

著者、初の短編集
6本のホラーミステリ短編を収録
最後に、全てが反転する秀作揃い
基本的には陰惨な事件の話が多かった
本来は普通の人だった
しかし、ある種の状況が普通の人を「鬼」へと変容させる
鬼の跫音 Amazon書評・レビュー: 鬼の跫音より
4048739115
No.30
(5pt)

極限のテーマを極限の文体で描き出す力作―底知れぬ魔力!?

長編小説『シャドウ』、『向日葵の咲かない夏』、『龍神の雨』、そして『カラスの親指』よりも、わたしは彼の短編小説により大きな魅力を感じます(長編では『球体の蛇』が個人的には最もよい)。本書は2007・8年に書かれた6つの短編が所収された著作ですが、短いなかに濃密なドラマが凝縮した読み応えある素晴らしい作品群となっています。タイトルからしてなんだか独自の雰囲気を発している。また本書で採用している文体も印象的です。

  本書への評価として「素晴らしい」という表現はもしかしたら適切ではないかもしれませんが、「凄みある」内容であることはたしかです。むろん、「好み」の問題はあるでしょう。それはどんな作品についてもいえることです。ただ、あるテーマについていわば極限まで思考を燃焼させ、決して到達してはいけない次元にまで行き着いたとき、こんな作品群が誕生するのではないでしょうか。まずは著者の思考プロセスへの理解(共感?)が必要でしょう。作品の評価は少なくともそれを踏んだあとで行うべき営為です。

  誰の心の奥底にも<鬼>が住んでいる、そしてその<鬼>と真正面から対峙し、極限ともいえる文体で赤裸々に抉り出す。本書は「素晴らしい」し、「凄みある」のですが、更にいえば、本当は知ってはいけない内面を容赦なく突きつける「畏怖」なる作品といえるかもしれません。他のレビュアーには「最高傑作」と称するもかたもいますが、あながち間違ってはいないでしょう。読者を深く、もっと深く沈めてゆくような<底知れぬ魔力>をもった内容ばかりです。一読するだけではその作品の真意がにわかに掴めないものもある。強烈でした。読了後も無意識のうちに呟く自分がいます、「Sって結局、誰?」。


鬼の跫音 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 鬼の跫音 (角川文庫)より
4041000122
No.29
(5pt)

極限のテーマを極限の文体で描き出す力作―底知れぬ魔力!?

  長編小説『シャドウ』、『向日葵の咲かない夏』、『龍神の雨』、そして『カラスの親指』よりも、わたしは彼の短編小説により大きな魅力を感じます(長編では『球体の蛇』が個人的には最もよい)。本書は2007・8年に書かれた6つの短編が所収された著作ですが、短いなかに濃密なドラマが凝縮した読み応えある素晴らしい作品群となっています。タイトルからしてなんだか独自の雰囲気を発している。また本書で採用している文体も印象的です。
  本書への評価として「素晴らしい」という表現はもしかしたら適切ではないかもしれませんが、「凄みある」内容であることはたしかです。むろん、「好み」の問題はあるでしょう。それはどんな作品についてもいえることです。ただ、あるテーマについていわば極限まで思考を燃焼させ、決して到達してはいけない次元にまで行き着いたとき、こんな作品群が誕生するのではないでしょうか。まずは著者の思考プロセスへの理解(共感?)が必要でしょう。作品の評価は少なくともそれを踏んだあとで行うべき営為です。
  誰の心の奥底にも<鬼>が住んでいる、そしてその<鬼>と真正面から対峙し、極限ともいえる文体で赤裸々に抉り出す。本書は「素晴らしい」し、「凄みある」のですが、更にいえば、本当は知ってはいけない内面を容赦なく突きつける「畏怖」なる作品といえるかもしれません。他のレビュアーには「最高傑作」と称するもかたもいますが、あながち間違ってはいないでしょう。読者を深く、もっと深く沈めてゆくような<底知れぬ魔力>をもった内容ばかりです。一読するだけではその作品の真意がにわかに掴めないものもある。強烈でした。読了後も無意識のうちに呟く自分がいます、「Sって結局、誰?」。
鬼の跫音 Amazon書評・レビュー: 鬼の跫音より
4048739115
No.28
(4pt)

帯の文句はないほうが良かったね

これは面白かった。
あまり道尾秀介をはじめて読む!にはおすすめしないし、
中でもグンを抜いて面白いよ!ではないのですが、
今までの「道尾秀介の作品だ」という意識を抜いて普通に面白い短編集だったと思います。

全体的に暗い話ばかりです。暗い話好きなのでよし。
けしてホラーではないけど。
怖い話を期待して読んだわけではないので特になんとも思わなかったのですが、「あまり恐くなかったよ!!」というレビューがあったので、その人はそれを期待したんでしょうな。
確かに帯の文句やタイトルや表紙はそんな感じではありますね。
ってこれホラーサスペンス大賞の作品だったのか…

「悪意の顔」は中でも良い作品だったと思いますね。
不思議でふと出てくる人間の暗い部分だとか、それが見え隠れして面白かった。
中では「ケモノ」が好きでしたけど。

ただ、帯にあったような登場人物のSというのが全部の短編の共通点なんですが、単純にSなだけで特に意味はないです。
なんでこんなズレた帯で煽ったのかしらね。出版社は嘘つきさんですね…よくあることなのでいいけど。
でもそれを期待して、なんだ別に意味じゃないと読者に思われたら、せっかくの本の評価が下がるっつーことは頭にないのかしら。
鬼の跫音 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 鬼の跫音 (角川文庫)より
4041000122
No.27
(4pt)

帯の文句はないほうが良かったね

これは面白かった。
あまり道尾秀介をはじめて読む!にはおすすめしないし、
中でもグンを抜いて面白いよ!ではないのですが、
今までの「道尾秀介の作品だ」という意識を抜いて普通に面白い短編集だったと思います。
全体的に暗い話ばかりです。暗い話好きなのでよし。
けしてホラーではないけど。
怖い話を期待して読んだわけではないので特になんとも思わなかったのですが、「あまり恐くなかったよ!!」というレビューがあったので、その人はそれを期待したんでしょうな。
確かに帯の文句やタイトルや表紙はそんな感じではありますね。
ってこれホラーサスペンス大賞の作品だったのか…
「悪意の顔」は中でも良い作品だったと思いますね。
不思議でふと出てくる人間の暗い部分だとか、それが見え隠れして面白かった。
中では「ケモノ」が好きでしたけど。
ただ、帯にあったような登場人物のSというのが全部の短編の共通点なんですが、単純にSなだけで特に意味はないです。
なんでこんなズレた帯で煽ったのかしらね。出版社は嘘つきさんですね…よくあることなのでいいけど。
でもそれを期待して、なんだ別に意味じゃないと読者に思われたら、せっかくの本の評価が下がるっつーことは頭にないのかしら。
鬼の跫音 Amazon書評・レビュー: 鬼の跫音より
4048739115
No.26
(5pt)

道尾秀介さんの最高傑作

短編がこれだけ上手な作家さんも珍しいのでは?
6編いずれもとてもよかったです。

ミステリー小説は発生した事件の解決を目的としたストーリーが多いですが、
これはちょっと違った観点。
犯罪者側の視点で書かれたものが多く、犯罪者の焦りや孤独が伝わります。

中でも一番好きなのは、、、表題につながる「冬の鬼」。
しんと冷たい狂気がずしっと心に残ります。

私の中ではこの本は道尾秀介さんの最高傑作です。
鬼の跫音 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 鬼の跫音 (角川文庫)より
4041000122
No.25
(5pt)

道尾秀介さんの最高傑作

短編がこれだけ上手な作家さんも珍しいのでは?
6編いずれもとてもよかったです。
ミステリー小説は発生した事件の解決を目的としたストーリーが多いですが、
これはちょっと違った観点。
犯罪者側の視点で書かれたものが多く、犯罪者の焦りや孤独が伝わります。
中でも一番好きなのは、、、表題につながる「冬の鬼」。
しんと冷たい狂気がずしっと心に残ります。
私の中ではこの本は道尾秀介さんの最高傑作です。
鬼の跫音 Amazon書評・レビュー: 鬼の跫音より
4048739115
No.24
(5pt)

心理ホラーの秀作短編集。傑作ではないが、今まで読んだ中で一番よかった。

作者が野生時代に掲載した短編集。どの作品もホラー要素が強く、長編の緻密な構成要素とどんでん返しができない分、作者の能力がダイレクトに反映されている。今までの作品は誰かの物まね的な要素が多々みられたが、この作品集では道尾流の作風らしきものが見えた気がする。特に最後の「悪意の顔」などは、ぞくりとさせられた。この感性が長編に生かされれば面白いものができると思う。
鬼の跫音 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 鬼の跫音 (角川文庫)より
4041000122
No.23
(5pt)

心理ホラーの秀作短編集。傑作ではないが、今まで読んだ中で一番よかった。

作者が野生時代に掲載した短編集。どの作品もホラー要素が強く、長編の緻密な構成要素とどんでん返しができない分、作者の能力がダイレクトに反映されている。今までの作品は誰かの物まね的な要素が多々みられたが、この作品集では道尾流の作風らしきものが見えた気がする。特に最後の「悪意の顔」などは、ぞくりとさせられた。この感性が長編に生かされれば面白いものができると思う。
鬼の跫音 Amazon書評・レビュー: 鬼の跫音より
4048739115
No.22
(4pt)

怖い。でも止められない。そんな一冊。

天才、鬼才の呼び声高い道尾秀介氏の短編集です。
他作品同様、本作品にも帯に多くの賛辞が掲載されています。初の短編集にして最高傑作。一人の作家からこれほど多彩な作品が生み出されるものなのか。などなど。
いつも期待させられて、期待しすぎているからなのでしょうか、私の道尾氏への評価は決して高くないんですよね。過去のどの作品も期待値を下回っています。もちろん著者特有の思わせぶりな伏線とかには納得するのですが、どうしてもエンターテインメントとして昇華しきれない何かがあるような気がして好きになれないのです。それは道尾秀介氏の描く闇の部分なのかもしれません。人一倍臆病な私は恐る恐るその闇を見ようとするのですが、最後の最後に逃げてきてしまうのでしょう。黒い鴉がそれを見ている・・・。
鬼の跫音 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 鬼の跫音 (角川文庫)より
4041000122
No.21
(4pt)

怖い。でも止められない。そんな一冊。

天才、鬼才の呼び声高い道尾秀介氏の短編集です。
他作品同様、本作品にも帯に多くの賛辞が掲載されています。初の短編集にして最高傑作。一人の作家からこれほど多彩な作品が生み出されるものなのか。などなど。
いつも期待させられて、期待しすぎているからなのでしょうか、私の道尾氏への評価は決して高くないんですよね。過去のどの作品も期待値を下回っています。もちろん著者特有の思わせぶりな伏線とかには納得するのですが、どうしてもエンターテインメントとして昇華しきれない何かがあるような気がして好きになれないのです。それは道尾秀介氏の描く闇の部分なのかもしれません。人一倍臆病な私は恐る恐るその闇を見ようとするのですが、最後の最後に逃げてきてしまうのでしょう。黒い鴉がそれを見ている・・・。
鬼の跫音 Amazon書評・レビュー: 鬼の跫音より
4048739115
No.20
(5pt)

夏に読みたい短編集です。

「ホラーサスペンス大賞」受賞作がホラーっぽく感じられなかったのですが、
本作はまさにホラーという感じ。
6編のどの主人公も、不気味な世界に一歩入り込んでいて、
危うい感じが面白かったです。
全編に共通して登場するのが、不吉なものの象徴・鴉のみというところに、
著者のこだわりが感じられ、一冊の本としてのまとまりがあって良いと思いました。

難を言えば、6編がどれも短く、読み応えという点では今ひとつなことです。
見方を変えれば読みやすい本とも言えます。
著者の作品を初めて読まれる方には特にオススメです。

鬼の跫音 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 鬼の跫音 (角川文庫)より
4041000122
No.19
(5pt)

夏に読みたい短編集です。

「ホラーサスペンス大賞」受賞作がホラーっぽく感じられなかったのですが、
本作はまさにホラーという感じ。
6編のどの主人公も、不気味な世界に一歩入り込んでいて、
危うい感じが面白かったです。
全編に共通して登場するのが、不吉なものの象徴・鴉のみというところに、
著者のこだわりが感じられ、一冊の本としてのまとまりがあって良いと思いました。
難を言えば、6編がどれも短く、読み応えという点では今ひとつなことです。
見方を変えれば読みやすい本とも言えます。
著者の作品を初めて読まれる方には特にオススメです。
鬼の跫音 Amazon書評・レビュー: 鬼の跫音より
4048739115
No.18
(2pt)

怖いとは感じなかった…

もっと悪質で狂っててひねくれた話を書く人だと思っていたのに!
期待してたんだけど意外とありきたりな話ばっかであんまってか全然怖くなかった。
でも乙一も(読んだの中学のときだけど)怖いとは思わなかったし同じタイプではあるのかもなぁ。
「悪意の顔」はバランスが良くてとても面白い!
24/100点
鬼の跫音 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 鬼の跫音 (角川文庫)より
4041000122
No.17
(2pt)

怖いとは感じなかった…

もっと悪質で狂っててひねくれた話を書く人だと思っていたのに!
期待してたんだけど意外とありきたりな話ばっかであんまってか全然怖くなかった。
でも乙一も(読んだの中学のときだけど)怖いとは思わなかったし同じタイプではあるのかもなぁ。
「悪意の顔」はバランスが良くてとても面白い!
24/100点
鬼の跫音 Amazon書評・レビュー: 鬼の跫音より
4048739115
No.16
(3pt)

「S」でつなぐ短編集

夏だし、なにかホラーっぽいものでも読みたいなと思い手にした一冊。
その点ではまさに「求めてた本」でした。

収録されている6つのお話のすべてに「S」という人物が出てくるのですが、全員まったくの別人。
しかしどの「S」も薄気味の悪い男だったり、主人公が悪に手を染めるきっかけとなる男であったりと、
主人公にとっての負の存在であることは共通している。
この「どいつもこいつもみんなS」の無名さにも妙な怖さがあります。演出としてはすごくうまい!

ジメジメとした陰湿な空気が漂い、気味が悪く、人の心理が次第に狂気へと変化していく過程もジワジワと怖い。
この「ジメジメ・ジワジワ」のいや〜な感じは文章のうまさからくるもの。
結末で意外な方向へ落とすどんでん返しがあるのも読みごたえがあります。

ちょっと他の話とは毛色が違う気がした「悪意の顔」がいちばん印象的です。
たんに怖いだけでなく、常識では片づけられない不思議系の要素もあり、
「悪魔の顔」だけは乙一テイストな味わいがありました。
鬼の跫音 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 鬼の跫音 (角川文庫)より
4041000122
No.15
(3pt)

「S」でつなぐ短編集

夏だし、なにかホラーっぽいものでも読みたいなと思い手にした一冊。
その点ではまさに「求めてた本」でした。
収録されている6つのお話のすべてに「S」という人物が出てくるのですが、全員まったくの別人。
しかしどの「S」も薄気味の悪い男だったり、主人公が悪に手を染めるきっかけとなる男であったりと、
主人公にとっての負の存在であることは共通している。
この「どいつもこいつもみんなS」の無名さにも妙な怖さがあります。演出としてはすごくうまい!
ジメジメとした陰湿な空気が漂い、気味が悪く、人の心理が次第に狂気へと変化していく過程もジワジワと怖い。
この「ジメジメ・ジワジワ」のいや〜な感じは文章のうまさからくるもの。
結末で意外な方向へ落とすどんでん返しがあるのも読みごたえがあります。
ちょっと他の話とは毛色が違う気がした「悪意の顔」がいちばん印象的です。
たんに怖いだけでなく、常識では片づけられない不思議系の要素もあり、
「悪魔の顔」だけは乙一テイストな味わいがありました。
鬼の跫音 Amazon書評・レビュー: 鬼の跫音より
4048739115
No.14
(5pt)

満点の…!!

初めての道尾さんですが、妖しい雰囲気に圧倒されてしまいました。
最初の「鈴虫」では、鈴虫と上手く絡まっていて「恐怖」に近いものを感じましたし、「ケモノ」ではミステリーの要素が一気に出て来たと思います。
その他優秀作品が勢揃いの名作。道尾さんのファンならお見逃しなく!!
鬼の跫音 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 鬼の跫音 (角川文庫)より
4041000122
No.13
(5pt)

満点の…!!

初めての道尾さんですが、妖しい雰囲気に圧倒されてしまいました。
最初の「鈴虫」では、鈴虫と上手く絡まっていて「恐怖」に近いものを感じましたし、「ケモノ」ではミステリーの要素が一気に出て来たと思います。
その他優秀作品が勢揃いの名作。道尾さんのファンならお見逃しなく!!
鬼の跫音 Amazon書評・レビュー: 鬼の跫音より
4048739115