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(短編集)
ホテルジューシー
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ホテルジューシーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全41件 1~20 1/3ページ
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一気に読めました。自分自身も沖縄でのリゾートバイトに興味があったので、主人公が沖縄の人と現地の空気感に揉まれて成長していくのがうらやましく思えました。ただ、主人公の正義感というか自己中心さが物語の前面に出過ぎていて、読んでいてイライラした。多分自分はこういうタイプがものすごく苦手なんだと思う。 学生さん向けの話かな。ある程度経験積んだ人が読むとイライラすると思う。 | ||||
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坂木さんの本は全部読んだわけではないけど、嫌な気分にならない。様々な人がいる中で悪人な人がいなくてそれぞれの側面側から人物を見られるところが好きです。主人公のゆっくりきた成長も感じられるしとても読みやすい本です。 沖縄と言えば観光地でキレイな部分しか知らなかったけど地元の人の温かさや食べ物など知れて沖縄に行きたくなりました。 | ||||
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スラスラ読めました。 漫画読んでるみたいで楽しかった^_^ | ||||
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どちらかと言うと、ほのぼのとしたエンターテイメント小説。エログロは無いし、どちらかと言うと女性向きの小説だと思う。筆者は性別を明らかにしていないようだが、個人的には勝手に女性だと思っている。 ひょんなことから那覇の安ホテルで夏休み限定のアルバイトをすることになった女子大生の那覇での毎日を描いた小説で、設定自体は非常に地味なのだが、本書を読むと沖縄の文化が何と無く分かってくるし、オーナー代理など、魅力的な登場人物が多く、ついつい引き込まれてしまう。沖縄のエキゾチックさを前面に出しているかと思いきや、沖縄に流入する人々の貧困、観光客を狙った悪質犯罪、タクシー強盗など、沖縄の闇の部分もさりげなく見せてくれる小説となっている。筆者の他の作品も読んでみたいと思った。 | ||||
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正月の三省堂書店の本みくじという企画で出会った本です。 正しい事、本当の事が常に正解であるとは限らない事を主人公は仕事を通じ出会う人々との関わりの中で思い知らされます。 人との関わりで重要なのは、根底に相手への思いやりがあるかどうかだと思います。 単に自分が納得しないから、こうじゃなきゃ気がすまないからという気持ちだけでは相手は迷惑に思ってしまう事もあるでしょう。 他人と本音で関わるというのは恐いものですが、この主人公を見ていたら、少し勇気を出してみてもいいのかなとそんな気持ちにさせてくれました。 | ||||
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猫(?)二匹が「JUICY」(「SPAM」の商標上? いや「スパム」と文中にあるし)缶見下ろしている表紙絵から、猫(?)が缶詰のミンチにされる動物保護・環境問題関連かな、と思ったが、実際はこの表紙絵からが、まず意味はなかった、いつも通りの沖縄のホテルお仕事小説、お助けモノでいつも通りの予感が過った。 沖縄は、「豚肉」は焼豚、「海」は近隣、「アメリカ」はマクドナルド、バーガーキング、ネットの海外サイト閲覧で足りているので、ヒロの「自分が正しい」は、何としてでもヒロ成長話に持って行きたい著者の意図、力量のなさが出過ぎてスルー。 以下、各収録作品感想。 「ホテルジューシー」 表題作。自己紹介。酒。養蜂ネタは『夜の光』を、その後を暗示しているかのような末路だった。 あの『夜の光』本編話は、気が変わったのか、書いている途中で嫌になって、このホテルで消そうとしていたのか、どっちだ? 「越境者」 女子高生言葉遣いの件は『青空の卵』収録「春の子供」のルチャレスラー家族不法入国ネタのような外国語(ここでは方言)の伏線かと思ったが、出自ネタばらし後、急に素に戻って著者お得意の「実は接したら良い子(達)なんですよ」で白けた。 内容は、少し離れた箇所で一時を共にした身内に「該当者なし」で一生独身か、当時25-6、東京人著者の他人事・夢物語・机上の文芸小説か、のどちらかを迫られる重い内容。 「等価交換」 え? 「田中」? 嘘だろう? 「嵐の中の旅人たち」 ラスト。おいおい、行方を追えよ、せめて通報ぐらいはしろよ、と思ったがスルー。他人の日常には世話を焼き「真面目だなー」と一笑され、非日常には、専属に投げもせずのスルーが「日常の謎」というものか、と、この種のジャンルそのものへの不信感を募らせた。その後、ブログは見て、何もしないとは。著者は初めから黒の話として書いていたのか、元々アンチネット・ブログ・SNSの気でも当時あったのだろうかと勘繰ってしまう。 「トモダチ・プライス」 え? 前回が、他人事スルーバッドエンドで、なんだこの差は? 紛いにも推理小説で「美味いご飯食べさせてもらった」と「日頃の行い」って「男と女」とは「困る」んですけど。レディーファースト通り越して、もはや女尊男卑。ある種の片棒担いだ共犯者じゃないか、主人公と夜型オーナー。 「≠(同じじゃない)」 大団円。いつもどおり。引いて押す。 「微風」 楽しかったね。 フレッチャーさん。 | ||||
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大家族の長女として育ったしっかり者の柿生浩美ことヒロちゃん。彼女がバイト先に選んだのは沖縄・石垣島のプチホテルだった。居心地がよく張り切っていた彼女に、オーナー夫人の頼みごとが。それは人手不足の那覇のホテルへ助っ人として行くことだった。そこで待っていたできごととは? まじめで仕事もテキパキとこなすヒロちゃん。まっすぐな性格は時として思わぬトラブルを起こすこともある。 「物事何でも物差し通りにはいかない。」 さまざまな人たちとのふれあいの中で、彼女は多くのことを学んでいく。沖縄の魅力あふれる自然、おいしい食べ物の数々、そしてそこで暮らす人たちの屈託のない笑顔。どれもがとてもステキに描かれている。 私は沖縄に行ったことがないので、この本を読むと無性に行きたくなった。沖縄の自然を満喫したい!おいしい沖縄名物をたくさん食べたい!あ、できればホテルジューシーに泊まりたい!それは無理か・・・。 | ||||
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私は今までの人生で小説を読みきった経験がなかったです。途中で飽きてしまい読むのをやめていました。そんな私が、この作品を見るとストーリーにどんどん引き込まれていきました。これを機にこの作者の他の作品も読み始めました。どれも面白いですが、ホテルジューシーは初めて読み切ったという思いもあり一番の思い入れがあります。この作品に出会えてよかったと思います。 | ||||
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マジメで仕事もできる主人公。 でも少し堅物で、なかなか他の人の価値観が認められない。 沖縄という風土に触れ、そんな主人公が少しずつ変わっていくという物語。 メッセージ性もあり、作者の伝えたいことはよく分かるんだけど、もう少し深いものがほしかったかな。 パラパラと読めてすぐ終わってしまうし、登場人物に仕掛けられた謎も予想がすぐ当たってしまって、私には少し物足りなかったです。 | ||||
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読みやすく、沖縄の若い頃の一人旅の雰囲気をのんびり思い出しながら読めました^_^ | ||||
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坂木さんの本は3冊目です。今回も主人公以外の登場人物とのからみがとても面白く、まだ読み途中ですが、先が楽しみです。 | ||||
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根っからの長女気質で曲がったこと、いいかげんなことが大嫌い、自分にも厳しいが他人にも厳しいヒロ(柿生浩美)が、一夏那覇のホテルでバイトをするなかで、人間の幅を広げていくという、ミステリ仕立ての成長物語。ところどころに登場する沖縄料理の描写が上手だ。 ただ、ヒロインの正義=狭量さがちょっと極端すぎて私は感情移入できなかった。そう言えば「正しければ主張が通ると思っているのはコドモ」というようなことを内田樹が言っていたような。 | ||||
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シンデレラ・ティースを読んで面白かったので 坂木さんの、他の本も読みたくなり購入 こちらにも、悪人が出てきますが、マイルド で、女性が無理して男言葉を使っている様な? 悪意に嫌悪感が少なく、心が優しくなります | ||||
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主人公のヒロちゃんの 自分の物差しで、色眼鏡で 出会った人を 決めつけちゃって、真っ直ぐというよりは 視野が狭い。 でもヒロちゃんは20歳?なので、 読んでいて 恥ずかしいなぁと 思うのは 、自分もそうだったであろう部分があるからですね。そんな大家族で長女気質なヒロちゃんは 潔癖?ともいえる 頭が固い!カチカチな女の子なのですが、一夏のホテルジューシーでのバイトで 少しだけ、少しだけですが 変わったようです。 観光地ならではの 現実の怖さ、犯罪なども描かれてます。読み始めは ヒロちゃんて、可愛げないなー(笑)です。 ですが、読後は少しだけ、、ヒロちゃんも女の子だねぇて感じです。オーナー代理の存在が 最大の謎です。そして謎のままでいい存在でした。ヒロちゃんのそれまでの人生でも最も不可解な人物でもあるでしょう。 | ||||
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凹んだ気分の時に読み返して、ほっこり気分に変換してくれます。 そして、沖縄にハマって長くなりましたが、また旅の予約をしたくなります! | ||||
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沖縄料理には余り魅力を感じてないタチでしたが、本書を読んだら「とりあえず1度は食べてみたいかな」になりました。 ヒロの価値観は道徳的に凄くまっとうで、非難する部分はないのだけど、それ以外は受け入れません的に強硬にあった「壁」「塀」みたいなモノが、「生垣」程度になっていく部分が自然でいいですね~。異文化に触れて価値観が逆転!みたいなのは単なる「鼻かぜ」じゃないの?と感じてしまいますが、境界線は存在するけど、壁にはなってない。という位の変化が「経験により一回り大きくなった」で、読後感が良いです。 楽しみました。 | ||||
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同じ著者の『和菓子のアン』を読んで凄く面白かったので 続けてこちらも購入しました。 私は、寝る前のひと時、少し現実から頭を離すために読書をするので、 このぐらい読みやすく、物語の世界にスッと入れる小説が好きです。 安心して読んでいられるお話しでした。 時々登場する沖縄料理が想像の枠を超えていて、 ネットで調べたりしちゃいました。おにポー美味しそう。 沖縄、いいなぁー。行きたいなー。 ひゃひゃ笑うセンばあとクメばあも超癒し系。 最後の話のインパクトが薄かったのと、 話しの終わり方があまりにあっけなかったので☆は4つです。 アヤちゃんとユリちゃんのお話が私はお気に入り。 ちょっとほろっとしてしまいました!! 姉妹本という『シンデレラ・ティース』も早く読みたい。 余談ですが、双子のセンばあだけががはひろちゃんを「ひぃろちゃん」と 呼んでるいるんだと最後の方に気がつきました。 クメばあは普通に「ヒロちゃん」と呼んでる!! | ||||
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図書館で年に何度も借りてしまうくらいこの物語が好きで、いつでも読めるようにと買いました。坂木さんのファンになった1冊です。 | ||||
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主人公の『自分の常識に則り正義感を振りかざし、自分の常識が全て』って考え方にイライラする。「同じじゃない」なんてまさにそう。 しかし、図書館の個室を戦略しておしゃべりは、主人公の常識的にOKなのね。 | ||||
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沖縄の燦々と降り注ぐ太陽、沖縄のソウルフードであるソーキそばやゴーヤチャンプルー、いつも笑顔の豪快なおばあちゃん、怖くもありお茶目さもあるシーサー等、 この小説では色々な沖縄の名物が随所に出てくる。それらが、本土から夏休みのアルバイトとして沖縄のホテルにやってきた女子大生の主人公とホテルにやってくる 色々な人々が織りなすストーリーに、いい味わいをつける。そして、読んでいる内に、まるで沖縄に旅行に行っているかのような気分になってくる。 何だか愉快でのんびりしていて、日々の日常の忙しさから解放された気分になる。 というわけで、この本は何もする事がない休みの日や、旅行に行きたいけど忙しくて行けない日々の仕事終わり後の寝る前に読む事をお勧めします! この本を読み終わった時には、もう一回、小説で味わった沖縄の雰囲気を味わいに、真っ先に飛行機のチケットを予約したくなる、そんな本です。 | ||||
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