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(短編集)
切れない糸
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切れない糸の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 21~40 2/3ページ
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殺人でも盗難でもなく、おまわりさんの必要ない、ミステリー。とってもよかったです。 | ||||
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やむにやまれぬ事情により実家のクリーニング店を継ぐことになった『カズ』の、人しての成長を読者は見届ける。 ただのヒューマンドラマでは楽しみも少なかろうが、そこは坂木作品。いつものように、日常生活にひそむナゾを解きながらカズの成長を見守ることになる。 読了し得られる哲学は良質。人はつながっている事で安心して自由に飛び立てる。精神的につながっているだけでも、人は一人ではないのだと。 今の私には、ズシリと重みを感じる作品であった。 | ||||
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Kindle for iPhone で読むのに丁度いい感じ。ワトスン役がちょっと間が抜けすぎてるのが、イラつくけど。 | ||||
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2005年に出た単行本の文庫化。 4篇を収める短編集。 父親の死により、家業のクリーニング店を継ぐことになった青年が主人公。お得意さんたちにまつわる小さな謎を、主人公の友人が解き明かしていくという趣向だ。 同時に主人公のクリーニング屋としての成長物語ともなっている。 謎自体は些細なもので、推理も強引すぎる。真相もたいしておもしろいものではない。 しかし、小説としてはなかなか良くできており、グイグイと引き込まれるように読んでしまった。 クリーニング界の知られざる技や知識もおもしろい。 | ||||
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クリーニング店の息子があるきっかけで家業にたずさわることになった。 社会経験がない主人公は周りの人に助けられながら 店主の父親に対しても反発していたが、父親の置かれている立場や 仕事に対して考えを理解でき様になる。 そのきっかけとなる事件が次々と出てくるが、主人公の友達が心をゆさぶる 魔法の言葉を相手になげかけ、明瞭に解決していくという展開。 とくにクリーニング業ってこんな感じなのか・・と唸らざる得ない。 最後まで、血なまぐさい話は出てこないが、読み終わりはさわやか。 続編を考えているようなので、出版が待ち遠しい。 | ||||
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クリーニング屋という仕事がこんなにも奥深いとは考えたこともなかったが、読んでいて素敵な仕事だと思った。続編を出して欲しい。 | ||||
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父の突然の逝去によって、勢いでクリーニング店の跡を継いでしまった和也。就職活動もうまくいってなかったし、軽い気持ちで「手伝う」なんて言ってしまったが、父がやっていたクリーニング品の集荷と配達を実際にやってみると、思っていたものとは全く違い・・・そりゃそうでしょう、会社つとめをしたこともない学生がお父さんの代わりをいきなりできるわけはない。ただ、文句を言いながらも根はまじめなんでしょうね、少しずつ前進していく和也は見ていて微笑ましい。 時にはクリーニング品から、時には商店街の仲間からもたらされる”謎”。いわゆる”日常の謎”ものですが、謎そのものはそれほど突飛でもないから答えはだいたい見当がつくし、これを”謎”と呼んでいいのか、と思うものもある。結論は少しひねってはあるのだけれど、この材料でそこまで深読みするかなあと思うこともあったので、「ミステリ」を期待して読むと、少々肩すかしかもしれません。和也はちょっと短絡的で、少し考えればわかるだろう、と思うことも見当すらつかなかったりする。探偵役となる和也の友達、沢田くんは、なんとなく同級生という感じがしなかった。ちょっと大人っぽすぎるというか、全身に漂う諦観、どうしてそんな風に傍観者的なのか、と考えるともう少し年齢設定は上でもよかったのでは、その方がしっくり来た気がします。 なので、ミステリとして読むよりも、和也の成長物語として読んだ方がおもしろい作品だと思います。おせっかいの集まりのような商店街を煩わしく思っていた和也も、仕事を通して成長していくうちに、商店街というのはプロフェッショナルの集団である、ということがわかってきます。そして、自分の店の技術を信頼してくれるお客さんと接しているうちにだんだんと芽生えてくるプロ意識。今後の成長が楽しみですね。 でも、このタイトルを付けるならば、和也と沢田くんの関わりなどをもう少し深く描いてくれたら面白かったかな。 | ||||
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大学卒業とともに父が死に、家業のクリーニング屋を継ぐ羽目になった新井和也くんと、商店街の物語。物語でホームズ役になる友人・沢田は、ちょっと推理の切れが良すぎるが、ミステリーの格好を整える上ではお約束。それに、いくらなんでも沢田、お前何者…と思い始めると、最後にちゃんと自己開示してくれる。人情あふれるいい連作だ。 坂木司はこの後、宅配便ドライバーや歯医者、和菓子職人など、様々なジャンルの職人の世界を舞台に作品を書いていく。そのスタート作品だ。 | ||||
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人間関係に 疲れた方にもおすすめです。 自分をちょっと見つめなおすことのできる一冊です。 | ||||
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舞台は下町の商店街にあるクリーニング店。 穏やかな日常ミステリー。役回りはいつもの通り。 純粋な主人公と、何でもお見通しの友人。 今回の探偵役は、完璧すぎず、きちんと人間っぽくて良かったと思う。 ただ、今作は日常ミステリーというよりも、下町人情話に近い気がする。 この作者の作風にぴったりだ。 クリーニングや商店街にまつわるウンチクも面白かった。 自分が主人公と同じような歳だからか、すごく共感できた。 おすすめです。 | ||||
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いやいやこれは、いい! 一見地味にも思えるクリーニング店の店主になったカズの働きも、 ホームズ役の沢田、職人のシゲさん、マジシャン、幼なじみ‥ いろいろな人の善意やカズの人の良さが、商店街という設定と ご用聞きも行うクリーニング店という設定にうまくマッチして本当にさわやかに回ってゆく。 引きこもり探偵シリーズの各地の名産や料理に引けを取らない、 コーヒーの淹れ方やクリーニングの知識と言った細やかな彩りが今回も光る。 クールなホームズとワトソン役が少しずつ、無理なく近づくシナリオもさわやかで心地よい。 まるで清涼感のあるソーダのような、素敵な小説。おすすめです! | ||||
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商店街のクリーニング屋を中心に、様々な謎が提示され、それらが鮮やかに解決される。 謎と言っても、例えばクリーニング店のあるお得意さんの職業は何だろう?という類のものだ。 具体的には渡辺さんの事だが、何となく水商売っぽいものの、それにしては妙だし。 物語は春夏秋冬別に四章から成るが、それぞれの章に明確な障壁は無い。 主人公カズはクリーニング店の新米二代目だが、目を見張らされるのは、アドバイザーの喫茶店店員の沢田だ。 この物語で、すべての謎を解いてしまうのが沢田であり、その才覚には驚かされる。 些細な情報から、華麗なる結論を引き出す、驚愕に値するカズの友人だ。 物語全体の温かさにも増して、この点が突出している。 蛇足だが、腕の良いアイロン職人シゲさんが、昔カズの父親と入った定職屋で頼んだのが目玉焼き定食。 目玉焼き定食って、飯と目玉焼きと味噌汁の組み合わせだろうか? 朝食みたいだが、これを食べてみたくなった。 著者のポリシーだと想像するが、職業または金儲けは、働く事によって行われるべきだとするが、全く同感だ。 機関投資家などは特別職であり別格だが、財テクで楽して儲けようと思ったりしてはならない。 こんな考えが沢田を支配している事が、最終的に分かってくる。 この物語は、それぞれの登場人物のプロフィールに深く言及する。 つまり、登場人物を固定化する事への布石の様に思え、現にシリーズ化される様な事が書かれている。 それなら、続編が出るのが楽しみになるが、現時点ではそれが無い。 鋭意執筆中なのだろうか? タイトルは、最後まで読んでみて、成る程と思わされる。 | ||||
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商店街のクリーニング屋を中心に、様々な謎が提示され、それらが鮮やかに解決される。 謎と言っても、例えばクリーニング店のあるお得意さんの職業は何だろう?という類のものだ。 具体的には渡辺さんの事だが、何となく水商売っぽいものの、それにしては妙だし。 物語は春夏秋冬別に四章から成るが、それぞれの章に明確な障壁は無い。 主人公カズはクリーニング店の新米二代目だが、目を見張らされるのは、アドバイザーの喫茶店店員の沢田だ。 この物語で、すべての謎を解いてしまうのが沢田であり、その才覚には驚かされる。 些細な情報から、華麗なる結論を引き出す、驚愕に値するカズの友人だ。 物語全体の温かさにも増して、この点が突出している。 蛇足だが、腕の良いアイロン職人シゲさんが、昔カズの父親と入った定職屋で頼んだのが目玉焼き定食。 目玉焼き定食って、飯と目玉焼きと味噌汁の組み合わせだろうか? 朝食みたいだが、これを食べてみたくなった。 著者のポリシーだと想像するが、職業または金儲けは、働く事によって行われるべきだとするが、全く同感だ。 機関投資家などは特別職であり別格だが、財テクで楽して儲けようと思ったりしてはならない。 こんな考えが沢田を支配している事が、最終的に分かってくる。 この物語は、それぞれの登場人物のプロフィールに深く言及する。 つまり、登場人物を固定化する事への布石の様に思え、現にシリーズ化される様な事が書かれている。 それなら、続編が出るのが楽しみになるが、現時点ではそれが無い。 鋭意執筆中なのだろうか? タイトルは、最後まで読んでみて、成る程と思わされる。 | ||||
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人も死なない、犯罪も起こらない、今では少なくなったシャッターの降りていない商店街を舞台にしたミステリーです。 クリーニング屋が預かった衣服から謎が生じ、クリーニングという仕事の難しさや苦労、喜びなどを織り交ぜて、謎が解決される過程は見事でした。 個人情報といって何もかも秘密にする現代では問題視されるような場面も多々ありますが、夕食前にコロッケを買った店のおばさんから「晩ご飯はちゃんと食べれるの」と注意を受けるような濃密な人とのつきあい方の良さを伝えてくれます。 | ||||
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坂木司なので、今回も優しい、心温まるミステリだろうとは分かっていたのだが、今回はなぜだか、特に心に沁みた。それに細かい価値観までいちいちうなずいてしまい、普段、人とそういうことをあまり確認する機会はないので、何だか友達が増えた気分になる。本書はクリーニング業を継いだ若者が、仕事を通して気がつく出来事を、友人に相談し解決してもらう連作短編集だ。それにしてもあまりにクリーニング業に詳しいので、著者の実家がクリーニング屋さんかと思ったほど。あとがきによれば、かなり取材、調査していることが分かるのだが、それにしてもクリーニング屋さんの立場にやけに詳しく、ここまでクリーニング屋さんの心情を語っているものはないだろう。ぜひ、全国のクリーニング屋さんに読んでもらいたい気がする。(チェーン店は専門家ではないそうなので、織物からアイロンがけまで職人的な個人店が対象)また、クリーニングに出す際にもこちらが気をつけることがよく分かるし、西欧と日本の生地や洗剤の違いまで専門的なところも分かりやすく習得できる。 和也は町の「生物委員」を自負しており、傷ついた動物たちが彼の前に現れ、放っておけなくて、手当し、回復すると彼の元からさっさと離れていくことに傷ついている。それは時に、人間も同じで、つきあった彼女も、そして今度は父もこの世を去っていったことが大きな心の傷になっていた。そんな和也がクリーニングという仕事を本気で続けようとしていく様子が、ミステリとともに語られていく。 「グッドバイからはじめよう」、父が急死し、大卒後、就職する周囲を尻目に、それほど乗り気でないまま父のクリーニング屋を継いだ和也。母や、松竹梅(3人それぞれの名字の頭文字を取っている)のパートのおばさんたち、アイロンがけのエキスパートで昔からいるシゲさんで切り盛りしている。近所に住むある男性(妻子あり)が出すクリーニングの謎からこの男性の抱える秘密が分かる。ヒントとなったのは男性の子どもの「次のせんたくもの、洗わないでほしいんだ」の一言。それを和也は自分と同じく、大卒後、就職せず、町の喫茶店「ロッキー」で極上のコーヒーを出しているバイト店員の沢田に相談し、沢田はあっさり「魔法の言葉」を、相手に告げるよう和也に命じると、いともあっさり解決してしまう。 「東京、東京」、同じ町内の不動産屋の娘は和也、沢田と同級で同じ大学だったのだが、就職後、突然1人暮らしをしたいと言い出し、彼女の苦悩を和也はまたも沢田の力を借りて和らげることに。今回もクリーニングと関係している。 「秋祭りの夜」、商店街あげての秋祭りが近づいた頃、あるお客さんの持ちこんでくるクリーニングの洋服から、その職業が類推されるのだが、それと合わせて、その客のムラのある性質が謎。 「商店街の歳末」、ある日、幽霊のように見える、逃げ足の速い女性が商店街で目撃される。歳末とあって、商店街でグループを作り、火の用心の見回りをするのだが、その女性の正体から、今まで分からなかったある謎も解ける。 全編、クリーニングの話ではあるのだけれど、時に、心の汚れも洗い流す話でもある。「泥だとか、ペンキだとか、それは物理的なだけじゃない。精神的な部分も汚されることがある」、それらもすべて和也は洗浄していくのだ。 | ||||
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鳥井と坂木が活躍する、日常の謎系の「ひきこもり探偵シリーズ」の著者による、こちらも日常の謎系列のミスりです。主人公はクリーニング店の息子の大学生、新井和也。「新井」と「洗い」をかけた「アライクリーニング」店の跡取り息子ながら、本人にはそんな気は全然なかったのですが、突然父親が亡くなった為に就職もまだ決まっていなかったこともあり、そのあとを継ぐことになります。 普通の就職と違って、行き来するのは町内のお得意さんのところと、クリーニング工場のみ。予想していた未来とは違って小さなエリアで生活することになった彼は、最初はクリーニングの仕事にそれほど気合いも入っていなかったのだけれど、そんな彼が幾つかの事件を経ながら成長していくところも読みどころとなっており、ミステリものでありながら、誰かが死んだり悪質な事件が起こったりはしない「日常の謎」系の典型的な作品となっている。 さて、この作品が秀逸なのは、そんな成長中のまだまだ頼りない彼のところに持ち込まれる日常の謎の一つ一つを、ホームズ役である友人の沢田とともに彼は解いていくのだが(というよりは解くというか見抜くのは沢田ばかりだが)、その事件のプロットやトリックや解決がクリーニング店という舞台なしでは成立しないところで、よく練り込まれた上の舞台設定だったんだろうなぁと感心します。 あと特徴的なのは前の「ひきこもり探偵」シリーズもそうでしたが、この坂木さんのタッチはとても繊細で優しくいところ。読んでいて、とても優しい気分になります。この作品を読むと自然とまわりにも優しくしたくなります。 また、マニア的な読みどころとしては、作品の章タイトルが映画のもじりになっていて、クリーニング店の専属アイロン師で映画好きのシゲさんとあいまって、映画ファンなら思わずニヤリとしてしまいます。 | ||||
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親父の急死で、いきなり街中を継ぐことになった和也。 商店街ミステリーに遭遇していく。 ミステリーと言っても死人も出ないし、大した謎じゃない。 謎がとかれても、なんとなく曖昧ですっきりもしない。 平凡な日常の平凡な事件の中だからこそ暖かいのかもしれない。 つながった糸 もつれた糸 ほつれた糸 色んなところで繋がっているのがいいなあ。 自分の周りにはどれだけの糸が繋がっているのか考えさせられました。 あんまりないかなあ。 ついつい、コンビニクリーニングでなくて、近所の街のクリーニング屋さんに だしてみました。いい味だしたおばあちゃんがいました。 | ||||
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数年前に単行本を読んで以来、文庫が出たら絶対買おうと思ってました!なかなか出なかった!やっと出た! 大黒柱の父親が亡くなって、息子がいやいや継いだクリーニング店。個人経営の、しかも商店街の中。クリーニングの仕事がまる分かり、とまではいかなくてもこだわり職人な面が読めて面白い。しかもクリーニングに出された衣類から軽いミステリーの綻びやら、家族構成やら背景やらと浮かび上げていく過程も面白い。ほぼ探偵。 喫茶店でバイトしている友人との付き合いも、坂木司ならではのストーリーでしか読めない!アップテンポのノリではなく、スローバラードなお話。マンガにするなら、羽海野チカの絵柄が合ってると思う。 | ||||
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坂木さんの心温まるテイストは健在です。 今度はかつて町の生物委員と呼ばれた過去を持つある意味お人好しで真っ当な精神の持ち主・和也と 誰にでも優しいが実は他人と明確に距離を置く青年・沢田が、クリーニング屋に持ち込まれる 衣服を通して小さな不思議を解いていくお話。 今回はクリーニング業界のあれこれが興味深く、勉強になりました。 町の商店街の温かみが凄くいい。 個人的にはアイロン・マイスターのシゲさんがどっしりした味のあるおじさんでお気に入りですが、小さな謎を提供してくるお客さんも、どこにでもいそうでありながら、きちんと 個性を持って描かれていてよかったです! 切れない糸が続編を引き寄せてくれることを期待します。 | ||||
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『引きこもり探偵』シリーズの後に出た作品。ですよね? テイストが『引きこもり探偵』シリーズに似通っていました。 和也が坂木に 沢田が鳥井に。 まぁ、沢田は鳥井よりはアクティブだけど・・・。 でも旅に出た後、その地方の名物を送ってくるところなんか、 ネットで色々その地方のお菓子を取り寄せていた 鳥井と何か似ているよな。 舞台がクリーニング屋ってところは面白いなぁ〜と思う。 なるほど、そうだったのか、という発見もできて なかなか面白かった。 ただ、もう少しキャラを変えてもらうと もっと良かったかな〜と。 そこだけが難でした。 クリーニング屋に持ち込まれる謎は クリーニング屋が解く。 どこかで見たような、聞いたような感じだけど 読後感は悪くなかったです。 っていうか、結構好きかもなぁ〜。 クリーニング屋のある商店街が なんとなく懐かしい感じがして その雰囲気もとても気に入りました。 | ||||
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