告白

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告白の評価:

3.64/5点 レビュー 935件。 A ランク

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平均点3.64pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,006件 881〜900 45/51ページ
No.126
(4pt)

それぞれの「告白」

 「私の娘はこのクラスの生徒に殺されました」
 この言葉を映画館で見たとき、「娘を殺したのはクラスメイトなのではないかと疑う母が、犯人を探す作品なんだろうな」と思った。
 悪い言い方をすれば、「無難でありきたりな話」だと思っていた。
 しかし、イメージだけで判断してはいけないと今回ほど思ったことはない。
 物語は5人の登場人物の「告白」で構成されている。
 作品の性質上あまり深いことは書けないのだけど、読了後こんなにスッキリしなかったミステリー小説は初めてだ。
 
 自分は最近社会的背景を盛り込んだ「社会派ミステリ小説」のほうが面白いとは感じているのだがそれでも読了後はスッキリしたい。
 だからと言って詰まらなかったのかといえばそうではない。
 作者が何を伝えたいのかは一回読んだだけではよくわからないが、いろんなことを考えさせられる素晴らしい作品だったと思う。
 しかしこの作品をどう映画にするのだろうか?
 少なくともいま自分は全く想像できない。
 映像化作品が公開された場合、先に読んでしまった作品はあまり見ないほうなのだが、その意味で非常に興味がある。
 ぜひ見に行きたい
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.125
(5pt)

一気に読めました

新書で買ったものの、読む前に紛失したので文庫版を待って購入。
構成が事件当事者の一人称で進められるので、だらだらした感じがなく一気に読めました。
レビューで概要を書いてる方がいますが、先入観なく読んだ方が一気に読めると思います。
内容は、ある程度先が読めるのですが(わかりやすい伏線なので)
オチで「こう来たか」と思わせるのは、最近出会ってなかったので楽しめました。
ただ、ハリウッドの大衆娯楽映画が好きな方には向かないと思います。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.124
(4pt)

何故イヤミスか分からない。

余りにも毀誉褒貶が激しくて手放しで褒めるのは憚られるが、私には非常に面白かった。
(『贖罪』が全く面白くなかったので、文庫になるのを待って読んだのだが。)
マスコミを賑わす教師、ドラマ、ありとあらゆるモノを俎上に載せてぶった切る出だしは、寧ろお笑いの様でやや興ざめな部分もある。
「聖なるもの」としての教師ばかりでなく、母親をもまた、断罪しているのも面白い。
心理面での展開は充分サスペンスフルであるし、整合性もあり、人物描写もこういう奴もいそうだと思わせ、非現実的とは思わない。
テーマである少年犯罪への疑問や苛立ちを、作品の中で昇華させるかのようであった。
”作品世界の中での”勧善懲悪を徹底しており、カタルシスもきっちり得られる。
寧ろイマドキ珍しいピカレスクロマン、ハードボイルドに思える。
批判を集めるHIVに関する誤解云々の部分にも、感染率の仕方や偏見の馬鹿馬鹿しさもちゃんと描かれていると思う。
(深読みすれば、恐らく批判するであろう読者もまた、作者の韜晦の的であったか。)
読後感が悪い・・・と思われる方は真面目過ぎるのかも。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.123
(4pt)

それぞれの「告白」

 「私の娘はこのクラスの生徒に殺されました」
 この言葉を映画館で見たとき、「娘を殺したのはクラスメイトなのではないかと疑う母が、犯人を探す作品なんだろうな」と思った。
 悪い言い方をすれば、「無難でありきたりな話」だと思っていた。
 しかし、イメージだけで判断してはいけないと今回ほど思ったことはない。
 物語は5人の登場人物の「告白」で構成されている。
 作品の性質上あまり深いことは書けないのだけど、読了後こんなにスッキリしなかったミステリー小説は初めてだ。
 
 自分は最近社会的背景を盛り込んだ「社会派ミステリ小説」のほうが面白いとは感じているのだがそれでも読了後はスッキリしたい。
 だからと言って詰まらなかったのかといえばそうではない。
 作者が何を伝えたいのかは一回読んだだけではよくわからないが、いろんなことを考えさせられる素晴らしい作品だったと思う。
 しかしこの作品をどう映画にするのだろうか?
 少なくともいま自分は全く想像できない。
 映像化作品が公開された場合、先に読んでしまった作品はあまり見ないほうなのだが、その意味で非常に興味がある。
 ぜひ見に行きたい
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.122
(5pt)

一気に読めました

新書で買ったものの、読む前に紛失したので文庫版を待って購入。
構成が事件当事者の一人称で進められるので、だらだらした感じがなく一気に読めました。
レビューで概要を書いてる方がいますが、先入観なく読んだ方が一気に読めると思います。
内容は、ある程度先が読めるのですが(わかりやすい伏線なので)
オチで「こう来たか」と思わせるのは、最近出会ってなかったので楽しめました。
ただ、ハリウッドの大衆娯楽映画が好きな方には向かないと思います。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.121
(4pt)

語っていることと隠していることのバランスが絶妙

子供の死亡事故が実は殺人だったという事件を出発点として,
関係者それぞれの視点からみた真実を,一人称で代わる代わる語っていくミステリー.
語り手が代わるごとに前の語り手のエゴや視野狭窄な部分が見えて
真相の別の側面が見えてくる.
それぞれのパートで語っていることと隠していることのバランスが絶妙なのである.
この構成力はすばらしい.
星1つ減点したのは,一人称の描き分けが不十分な点.
文体は変えてあるものの,全体に一本調子で別な人間が書いたという感じがしない.
構成力がすばらしいだけに筆力が伴ったら,文句のつけようのない作品.
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.120
(4pt)

語っていることと隠していることのバランスが絶妙

子供の死亡事故が実は殺人だったという事件を出発点として,
関係者それぞれの視点からみた真実を,一人称で代わる代わる語っていくミステリー.
語り手が代わるごとに前の語り手のエゴや視野狭窄な部分が見えて
真相の別の側面が見えてくる.
それぞれのパートで語っていることと隠していることのバランスが絶妙なのである.
この構成力はすばらしい.
星1つ減点したのは,一人称の描き分けが不十分な点.
文体は変えてあるものの,全体に一本調子で別な人間が書いたという感じがしない.
構成力がすばらしいだけに筆力が伴ったら,文句のつけようのない作品.
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.119
(4pt)

読後はぐるぐるしてました。

本屋でラストの1ページだけ読んで、気になっていた一冊でした。
不気味感、ホラー雰囲気あり。
映画化になることを知り予告編を観て、買って読もうと思った一冊です。
面白かった。このひと言ですね。
それぞれのキャラが語り口調で自己主張もとい状況を語っていく。珍しくなくなったストーリー形式でしたが、一気読みしました。
辞職する女性教師の章が特に好みです。
淡々と語るわりにかえってそれが怖かったりする。娘を殺害した犯人が実は教え子しかも未成年、じゃあどうしたら法外の復讐達成になるのか。じわりじわりと詰みに行く。五ヶ月経ったラストの章でうわぁお見事、と思わず言ってしまいました。
ピカレスク系ですね「告白」は。
−☆はコミック化されることに対して。安易にしないで欲しいかな。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.118
(5pt)

現実、人の腹の中はわからないものだけれど・・・

ここまで、自分の予想を裏切る色々な思いが渦巻くなんて…
日々、相手の立場に立つ、相手を思いやる
そんな場面に遭遇することがあります
それは、相手の気持ちがある程度わかっていると仮定しての事だと思うのですが
その思いが根底から覆された、そんな気持ちです
他人がこんなに自分の予想外の自分勝手な事を思っていると思うと
恐ろしい…の一言につきます
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.117
(4pt)

読後はぐるぐるしてました。

本屋でラストの1ページだけ読んで、気になっていた一冊でした。
不気味感、ホラー雰囲気あり。
映画化になることを知り予告編を観て、買って読もうと思った一冊です。
面白かった。このひと言ですね。
それぞれのキャラが語り口調で自己主張もとい状況を語っていく。珍しくなくなったストーリー形式でしたが、一気読みしました。
辞職する女性教師の章が特に好みです。
淡々と語るわりにかえってそれが怖かったりする。娘を殺害した犯人が実は教え子しかも未成年、じゃあどうしたら法外の復讐達成になるのか。じわりじわりと詰みに行く。五ヶ月経ったラストの章でうわぁお見事、と思わず言ってしまいました。
ピカレスク系ですね「告白」は。
−☆はコミック化されることに対して。安易にしないで欲しいかな。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.116
(5pt)

現実、人の腹の中はわからないものだけれど・・・

ここまで、自分の予想を裏切る色々な思いが渦巻くなんて…
日々、相手の立場に立つ、相手を思いやる
そんな場面に遭遇することがあります
それは、相手の気持ちがある程度わかっていると仮定しての事だと思うのですが
その思いが根底から覆された、そんな気持ちです
他人がこんなに自分の予想外の自分勝手な事を思っていると思うと
恐ろしい…の一言につきます
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.115
(5pt)

本屋大賞に選んだ書店員と作者に拍手

この本は、読者を試す本である。
HIVの書き方が差別的だとか、復讐の是非とか、批判を承知の上で
作者は書いたのだろう。
「きれいごと」では済ませませんよという気迫を込めて。
デビュー作だからこそできたのかもしれない。
そこそこ名前が売れてしまうとこんな冒険はできないだろう。
出版界から抹殺されてもいいという作者の気迫・覚悟が伝わってくる。
その気迫に星5つ進呈する。
たとえば、職場の同僚がHIV感染者だとカミングアウトしていて、
忘年会で同じ鍋をつつくこととなったとしよう。
「さぁあなたはどうしますか」
こう試されている気がする。
また、正直途中までは、「えっ、これが本屋大賞?」と思っていたが、
読後この本を本屋大賞に選んだ書店員はすごいと思った。
この本は、ある意味隠れ家的な本である。
めっちゃ面白いが、公にこの本を絶賛することは、正直なところ勇気がいる。
本屋大賞といえば、「さわやかな感動」とかあまりにいい話でついつい落涙などと勝手に読者が決めてしまっているふしが伺える。
私自身もそうである。
そんな本がこの年にもあったはずである。
そこへ、この隠れ家的な本を公にさらした書店員、
またノミネート後この本に投票した書店員はえらいと思う。
(思わず本屋大賞の選考方法を調べました)
巻末の映画監督のインタビューもおもしろい。
あるキーワードをもとにこの本を自分なりに読み解くのだが、
なるほどと思わせるものがある。
自分を試したい方におすすめする。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.114
(5pt)

新人賞

デビュー作とは思えない完成度だった、本屋大賞も納得の一冊! ベテランの作家にもなかなか書けない作品だったと思います。ただ読む人によっては嫌悪感があるかもしれない、人間の醜い一面を描いた物語だから、賛否両論の激しい作品でした。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.113
(5pt)

本屋大賞に選んだ書店員と作者に拍手

この本は、読者を試す本である。
HIVの書き方が差別的だとか、復讐の是非とか、批判を承知の上で
作者は書いたのだろう。
「きれいごと」では済ませませんよという気迫を込めて。
デビュー作だからこそできたのかもしれない。
そこそこ名前が売れてしまうとこんな冒険はできないだろう。
出版界から抹殺されてもいいという作者の気迫・覚悟が伝わってくる。
その気迫に星5つ進呈する。
たとえば、職場の同僚がHIV感染者だとカミングアウトしていて、
忘年会で同じ鍋をつつくこととなったとしよう。
「さぁあなたはどうしますか」
こう試されている気がする。
また、正直途中までは、「えっ、これが本屋大賞?」と思っていたが、
読後この本を本屋大賞に選んだ書店員はすごいと思った。
この本は、ある意味隠れ家的な本である。
めっちゃ面白いが、公にこの本を絶賛することは、正直なところ勇気がいる。
本屋大賞といえば、「さわやかな感動」とかあまりにいい話でついつい落涙などと勝手に読者が決めてしまっているふしが伺える。
私自身もそうである。
そんな本がこの年にもあったはずである。
そこへ、この隠れ家的な本を公にさらした書店員、
またノミネート後この本に投票した書店員はえらいと思う。
(思わず本屋大賞の選考方法を調べました)
巻末の映画監督のインタビューもおもしろい。
あるキーワードをもとにこの本を自分なりに読み解くのだが、
なるほどと思わせるものがある。
自分を試したい方におすすめする。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.112
(5pt)

新人賞

デビュー作とは思えない完成度だった、本屋大賞も納得の一冊! ベテランの作家にもなかなか書けない作品だったと思います。ただ読む人によっては嫌悪感があるかもしれない、人間の醜い一面を描いた物語だから、賛否両論の激しい作品でした。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.111
(5pt)

人間の根底

久しぶりに人に勧めたいと思える、
おもしろい本でした。
ストーリー的には
人の死から派生したことを綴った、
ハッピーさの欠片もないくらい
陰湿なんだけど、
人間の根底が垣間見れる、
深い本でした。
読後感は晴れやかではないですが、
もしよかったら読んで、
人間について
あれこれ考えてみてください。
http://toshi1219.exblog.jp/10974357/
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.110
(4pt)

秀逸な現代小説の「軽さ」

若い作家が精緻な文体で淡々と情景を綴る小説は多く、それらに共通しているのは根底に「孤独」というものがあるからではないかと思います。この類のものとしては『告白』は冒頭で一気に読者を引き付ける力を持った作品です。
冷酷といっていい程に人間心理を描写し(しかもそれをモノローグで語るという冷徹ぶり)、一切の想像力を奪った文章は中盤で冗長になっていきますが、最後の結末によって読者は置いてきぼりにされ、そのうち疑問が止め処なく湧き上がってくる。
ただ読者のイメージを誘導するだけのために言葉が使われるような現代小説は一言で評すれば「軽い」し、このような作品が書ける作家を「スマート」だとは評価したくないですが、一読の価値はあると思います。本屋大賞受賞は納得です。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.109
(4pt)

秀逸な現代小説の「軽さ」

若い作家が精緻な文体で淡々と情景を綴る小説は多く、それらに共通しているのは根底に「孤独」というものがあるからではないかと思います。この類のものとしては『告白』は冒頭で一気に読者を引き付ける力を持った作品です。
冷酷といっていい程に人間心理を描写し(しかもそれをモノローグで語るという冷徹ぶり)、一切の想像力を奪った文章は中盤で冗長になっていきますが、最後の結末によって読者は置いてきぼりにされ、そのうち疑問が止め処なく湧き上がってくる。
ただ読者のイメージを誘導するだけのために言葉が使われるような現代小説は一言で評すれば「軽い」し、このような作品が書ける作家を「スマート」だとは評価したくないですが、一読の価値はあると思います。本屋大賞受賞は納得です。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.108
(5pt)

作者の力量を認める。

宮部みゆきの模倣犯を読んだ時も気分が暗くなりましたが、こっちのほうがもっと
暗い。模倣犯のほうも救いがないのですが、こっちはえげつなさはないのに、
もっと気分は暗くなる。救いがない。模倣犯のほうがまだ救いがあったんだと
思いました。
最後の部分はミステリなので、それなりに面白い感じがありましたが、それよりも
途中ででてくる登場人物の台詞がすごいです。
作者の他の本を読んでみたくなりました。こんな話題ばかり書いているんでしょうか。
映画もあるそうですが、松たか子にこの凄みが出せるような気がしません。
映画見る前に読むことをおすすめします。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.107
(4pt)

人それぞれの現実

ある事件に関わった人たちの、それぞれの視点が描かれているのが
面白いです。
加害者だったり、被害者だったり、傍観者だったり。
男だったり、女だったり。大人だったり、子どもだったり。
登場人物の誰に感情移入するか(あるいは誰にもできないか)で、
感想が変わるのではないでしょうか。
芥川龍之介の「藪の中」に似ています。
興味深く読み進めてきて、最終章が残念でした。
あのような形で決着を着けてしまうよりも、どれが本当でどれが嘘か
わからない、有耶無耶なまま終わらせて欲しかったです。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284