アルキメデスは手を汚さない

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アルキメデスは手を汚さないの評価:

3.58/5点 レビュー 59件。 C ランク

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平均点3.58pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全42件 21〜40 2/3ページ
No.22
(3pt)

刑事たちが犯人たちのアリバイ崩しにどう挑むのか

東野圭吾氏が作家になったきっかけとなった本ですね。この話で出てくる高校生たちがとても生意気なやつらで共感できなかったですね。犯人たちは中盤になっていくとなんとなくわかっていく。刑事たちが犯人たちのアリバイ崩しにどう挑むのかということがポイントになるでしょう。

第一の謎:柴本美雪が妊娠中絶手術によりなくなる。相手の男は明かさず、臨終のときに「アルキメデス」とうわごとを言った。相手の男は同級生のうち誰か?アルキメデスとはどういうことか?
第二の謎:クラス内の競り市で、内藤の弁当を手に入れた柳生が砒素中毒で倒れた。砒素をどうやって手に入れどうやって内藤の弁当に砒素を入れたのか?
第三の謎:柳生の姉の不倫相手である亀井が失踪し、柳生の家で亀井の死体が発見された。亀井を誰が殺したのか?

「私たちにとって我慢ならないことを1つずつつぶしていこうではないか。そのためには破廉恥罪に該当しない限り手段を選ばないこと。」これはアルキの会の方針だそうだ。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1) Amazon書評・レビュー: アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1)より
4061360140
No.21
(3pt)

刑事たちが犯人たちのアリバイ崩しにどう挑むのか

東野圭吾氏が作家になったきっかけとなった本ですね。この話で出てくる高校生たちがとても生意気なやつらで共感できなかったですね。犯人たちは中盤になっていくとなんとなくわかっていく。刑事たちが犯人たちのアリバイ崩しにどう挑むのかということがポイントになるでしょう。

第一の謎:柴本美雪が妊娠中絶手術によりなくなる。相手の男は明かさず、臨終のときに「アルキメデス」とうわごとを言った。相手の男は同級生のうち誰か?アルキメデスとはどういうことか?
第二の謎:クラス内の競り市で、内藤の弁当を手に入れた柳生が砒素中毒で倒れた。砒素をどうやって手に入れどうやって内藤の弁当に砒素を入れたのか?
第三の謎:柳生の姉の不倫相手である亀井が失踪し、柳生の家で亀井の死体が発見された。亀井を誰が殺したのか?

「私たちにとって我慢ならないことを1つずつつぶしていこうではないか。そのためには破廉恥罪に該当しない限り手段を選ばないこと。」これはアルキの会の方針だそうだ。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫)より
4062755033
No.20
(3pt)

40年前の作品です

40年前の小説なので、現代の視点からは設定や話のハッタリのきかせ方・トリックが弱いようにも思える。
反面、たとえばジブリ映画「コクリコ坂から」や「ノルウェイの森」で描かれた70年代の時代の空気を別角度から捉えた小説としても読めるのが面白い。
そこはまさに高校生・大学生が社会の中心に迫ろうとしていた若者中心の時代だったのだと思う。

そして若者がドライな合理性、老人がウェットな情緒性で動く、というのは40年経った今でもテンプレ的な図式と実感する。
もっとも現代の小説では年齢層はさらに下り、大人社会を排除し成長を拒否したループを描くのが主流になっているのだが。

個人的には、弁当の競りを行う男の描写が大変面白かった。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1) Amazon書評・レビュー: アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1)より
4061360140
No.19
(3pt)

40年前の作品です

40年前の小説なので、現代の視点からは設定や話のハッタリのきかせ方・トリックが弱いようにも思える。
反面、たとえばジブリ映画「コクリコ坂から」や「ノルウェイの森」で描かれた70年代の時代の空気を別角度から捉えた小説としても読めるのが面白い。
そこはまさに高校生・大学生が社会の中心に迫ろうとしていた若者中心の時代だったのだと思う。

そして若者がドライな合理性、老人がウェットな情緒性で動く、というのは40年経った今でもテンプレ的な図式と実感する。
もっとも現代の小説では年齢層はさらに下り、大人社会を排除し成長を拒否したループを描くのが主流になっているのだが。

個人的には、弁当の競りを行う男の描写が大変面白かった。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫)より
4062755033
No.18
(3pt)

手を汚さないって、?

時代背景が現代とずいぶん違うのですが、
30代中盤から下の世代で、大阪以外に在住の人には
分かりづらい設定かもしれない。

推理物なのでトリックはあるのだが、
ちょっと強引な、力業っぽいもって行き方だな、と感じた。

タイトルの「手を汚さない」という部分から、
正直、もっと見事な「濡れない手」を想像していただけに、少々残念。

主人公が高校生(たち)で、きっとこの時代の
進学校の生徒たちだからこその会話というか、
その設定が出来るんだろうなと思ったが、
この小説の時代よりも5年ほど遅れた私の高校生活では、
主人公たちのような大人びた会話(話し方)はなかった思うし、
かなり現実離れしているように感じた。

大阪ではないが、私も京都の学校に、
しかもそこそこは進学校に通っていたからこそ思う。

ここは「小説だから」なんだと思うが、推理物は
やはり現実味があればあるほどトリックに引っかかりやすくなる上、
物語に引っ張りこまれるのだと思う。

作者が主人公に仕立てた世代の人たちのことを、
知らない、あまり分からずに書いた風にも感じる。

ファンタジーであるのなら、それで構わないと思うし、
全く知り得ない世界観ならば違和感があってもいいと思うが、
高校生活という、大半の人が経験する場が提供されているから、
時代設定と合わせても、厳しく思える。

しかしながら、立派な賞を獲っている作品だけに、
星3つは献上です。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1) Amazon書評・レビュー: アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1)より
4061360140
No.17
(3pt)

手を汚さないって、?

時代背景が現代とずいぶん違うのですが、
30代中盤から下の世代で、大阪以外に在住の人には
分かりづらい設定かもしれない。

推理物なのでトリックはあるのだが、
ちょっと強引な、力業っぽいもって行き方だな、と感じた。

タイトルの「手を汚さない」という部分から、
正直、もっと見事な「濡れない手」を想像していただけに、少々残念。

主人公が高校生(たち)で、きっとこの時代の
進学校の生徒たちだからこその会話というか、
その設定が出来るんだろうなと思ったが、
この小説の時代よりも5年ほど遅れた私の高校生活では、
主人公たちのような大人びた会話(話し方)はなかった思うし、
かなり現実離れしているように感じた。

大阪ではないが、私も京都の学校に、
しかもそこそこは進学校に通っていたからこそ思う。

ここは「小説だから」なんだと思うが、推理物は
やはり現実味があればあるほどトリックに引っかかりやすくなる上、
物語に引っ張りこまれるのだと思う。

作者が主人公に仕立てた世代の人たちのことを、
知らない、あまり分からずに書いた風にも感じる。

ファンタジーであるのなら、それで構わないと思うし、
全く知り得ない世界観ならば違和感があってもいいと思うが、
高校生活という、大半の人が経験する場が提供されているから、
時代設定と合わせても、厳しく思える。

しかしながら、立派な賞を獲っている作品だけに、
星3つは献上です。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫)より
4062755033
No.16
(3pt)

読んで損はない・・・

2日間で読み終えました。率直な感想としては読みやすくグイグイ
引きこむところもあるが、登場人物達がほとんど魅力的でなく、乱歩
賞をとったという割りには推理小説としてのインパクトに欠ける気が
するという感じです。

 社会の裏を知り尽くして必死で成り上がった土建屋の社長、まったく
高校生らしさが感じられず、妙にゆがんだ奴ばかりのある仲良しグルー
プ。
 葬儀屋の社員だが、裏でゆすりや置き引きもやってるうさんくさい
チンピラ。不倫に走っている高校生の家族・・・

 本を手に取った時は学園が舞台ということで若い爽やかな感じを
イメージしたのですが、そんな要素は微塵もありませんでした。

 唯一、好感が少し持てたのは事件の核心を追っていく家族持ちの
刑事です。家族にうとまれ、後輩からも少し面倒に思われながらも
コツコツと推理しながら捜査を進めていく。始めは、上記の土建屋
の社長がうさんくさい方法で謎を解いていこうとするのですが、途中
から事件も複雑になり、この刑事が事件を解明していきます。
 私は始めのまま社長が、物語をすすめていくのだったら途中で嫌に
なって読むのをやめていたかもしれません。

 70年代の高校が舞台らしいですが、友達の女性徒を下の名前で
君づけで呼んだりと、こんな話しかた高校生がするのか??と疑問
に思うことがありました。
 本当に70年代の高校生はそんな感じだったのでしょうか?
私にはわかりません。

 全編に渡って若者らしくないドロドロした感じが漂ってますが、
話しの持って行き方は上手く、刑事が出てきた頃からは退屈せずに
最後まで読めました。


アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1) Amazon書評・レビュー: アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1)より
4061360140
No.15
(3pt)

読んで損はない・・・

2日間で読み終えました。率直な感想としては読みやすくグイグイ
引きこむところもあるが、登場人物達がほとんど魅力的でなく、乱歩
賞をとったという割りには推理小説としてのインパクトに欠ける気が
するという感じです。

 社会の裏を知り尽くして必死で成り上がった土建屋の社長、まったく
高校生らしさが感じられず、妙にゆがんだ奴ばかりのある仲良しグルー
プ。
 葬儀屋の社員だが、裏でゆすりや置き引きもやってるうさんくさい
チンピラ。不倫に走っている高校生の家族・・・

 本を手に取った時は学園が舞台ということで若い爽やかな感じを
イメージしたのですが、そんな要素は微塵もありませんでした。

 唯一、好感が少し持てたのは事件の核心を追っていく家族持ちの
刑事です。家族にうとまれ、後輩からも少し面倒に思われながらも
コツコツと推理しながら捜査を進めていく。始めは、上記の土建屋
の社長がうさんくさい方法で謎を解いていこうとするのですが、途中
から事件も複雑になり、この刑事が事件を解明していきます。
 私は始めのまま社長が、物語をすすめていくのだったら途中で嫌に
なって読むのをやめていたかもしれません。

 70年代の高校が舞台らしいですが、友達の女性徒を下の名前で
君づけで呼んだりと、こんな話しかた高校生がするのか??と疑問
に思うことがありました。
 本当に70年代の高校生はそんな感じだったのでしょうか?
私にはわかりません。

 全編に渡って若者らしくないドロドロした感じが漂ってますが、
話しの持って行き方は上手く、刑事が出てきた頃からは退屈せずに
最後まで読めました。


アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫)より
4062755033
No.14
(3pt)

ちょうどこの頃の推理文壇全体がこんな感じだった……。

 三十年以上題名は知っていたが、あんまりぱっとしないだろうな……と思って敬遠していた作品。しかしこの度縁あって読破。
 内容は……ま、予想通りってことで……。
 ある意味70年代の推理文壇そのものがこんな感じだった。云わば停滞期であったことは事実。作者も何とか工夫を凝らそうとしてるけど基幹となる謎が弱くてどうも……。とってつけた様な密室も問題で、こんなの付けるぐらいなら削っちゃえば?という感じ。
 ただ、読者をあっと言わせよう、事件を複雑にしようと努力しており、その努力は買う。
 この作品で守銭奴と思われていた男が、ただ単に合理的な男であることが判明するラストの下りは清々しく、なるほど青春推理小説ではある。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1) Amazon書評・レビュー: アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1)より
4061360140
No.13
(3pt)

ちょうどこの頃の推理文壇全体がこんな感じだった……。

 三十年以上題名は知っていたが、あんまりぱっとしないだろうな……と思って敬遠していた作品。しかしこの度縁あって読破。
 内容は……ま、予想通りってことで……。
 ある意味70年代の推理文壇そのものがこんな感じだった。云わば停滞期であったことは事実。作者も何とか工夫を凝らそうとしてるけど基幹となる謎が弱くてどうも……。とってつけた様な密室も問題で、こんなの付けるぐらいなら削っちゃえば?という感じ。
 ただ、読者をあっと言わせよう、事件を複雑にしようと努力しており、その努力は買う。
 この作品で守銭奴と思われていた男が、ただ単に合理的な男であることが判明するラストの下りは清々しく、なるほど青春推理小説ではある。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫)より
4062755033
No.12
(3pt)

大人が書いた、高校生。

東野圭吾氏がこれを読んで、作家を志したとか。
確かにその当時には新鮮だっただろうと思われる、高校生中心の青春小説+推理?
うーん、でも、正直、大人が書いた高校生って感じだった。
発想が高校生じゃない。
他の人も書いているようなので深入りは避けるけど、正義感を振りかざしてあげくに強姦って発想は高校生のそれではないでしょう。
なんか、むりして高校生を主人公にしたいのかもしれないけど、その論拠がイマイチだし、無理めでイタイ。
うっかり妊娠して、困って殺人って方がまだわかりやすかった。
そうしてセリフ回し。
百歩譲って、昔の高校生は博学だったとしても、セリフの中に阿諛、とか拱手傍観、とか出てくるのはちょっと・・
「(中略)万国博覧会後の万博サーキットを飛ばさせようや。オートバイで吹っ飛ばすほどではなくても、いくらかは気が晴れるだろうぜ」
作者の人、実際に声に出して読んでみたのかな?かなり不自然だと思うけどなぁ・・
なーんか感覚があわなかった。
ということで、★3つ。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1) Amazon書評・レビュー: アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1)より
4061360140
No.11
(3pt)

大人が書いた、高校生。

東野圭吾氏がこれを読んで、作家を志したとか。
確かにその当時には新鮮だっただろうと思われる、高校生中心の青春小説+推理?
うーん、でも、正直、大人が書いた高校生って感じだった。
発想が高校生じゃない。
他の人も書いているようなので深入りは避けるけど、正義感を振りかざしてあげくに強姦って発想は高校生のそれではないでしょう。
なんか、むりして高校生を主人公にしたいのかもしれないけど、その論拠がイマイチだし、無理めでイタイ。
うっかり妊娠して、困って殺人って方がまだわかりやすかった。
そうしてセリフ回し。
百歩譲って、昔の高校生は博学だったとしても、セリフの中に阿諛、とか拱手傍観、とか出てくるのはちょっと・・
「(中略)万国博覧会後の万博サーキットを飛ばさせようや。オートバイで吹っ飛ばすほどではなくても、いくらかは気が晴れるだろうぜ」
作者の人、実際に声に出して読んでみたのかな?かなり不自然だと思うけどなぁ・・
なーんか感覚があわなかった。
ということで、★3つ。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫)より
4062755033
No.10
(3pt)

70年代の作品です

70年代のその時代の色が出ている作品なので、
現代の人が読むと古く感じると思う。
推理ミステリーではなく、小説っぽいです。
前半はある女子生徒の中絶死、そこから中毒事件、
殺人事件へと事件が次々と移行していき、
中盤は刑事による事件の推理、後半は供述となり、
結尾で事件発端の前提があきらかになる。
犯行のトリック自体に驚愕させられることはないし、
中盤で事件解決につながるヒントや目撃者が出てきてしまうので
「あーあ、なんだ」と思ってしまうことが多少あるが、
供述が覆り覆りを繰り返す場面はなかなか面白い。
行為自体は残酷なのに、犯人や犯行動機が
不謹慎だがとてもすがすがしいのが不思議だ。
青春時代独特の純白さ、若さゆえの思慮のない残忍さ、
それでいてどこかすごくシビアで直接的であったり、
様々な矛盾が面白い。
結尾は大きな議題を投げかけて〆る。
歴史的、政治的な人間の真理を考えさせられ、
タイトルの意義を痛感します。
高校生・セックス・中絶・結束団・総括、などを織り込んだこの作品は、
正義を模索する当時はセンセーショナルだったと思う。
ベストセラーで江戸川乱歩賞を受賞した理由は想像できる。
当時ものとして読めば楽しめると思うが、現代の人が現代の感覚で読むと、
言葉遣いも設定も価値観も古臭く感じてしまうので、
現代っ子にはウケはよくないだろう、と思う。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1) Amazon書評・レビュー: アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1)より
4061360140
No.9
(3pt)

70年代の作品です

70年代のその時代の色が出ている作品なので、
現代の人が読むと古く感じると思う。
推理ミステリーではなく、小説っぽいです。
前半はある女子生徒の中絶死、そこから中毒事件、
殺人事件へと事件が次々と移行していき、
中盤は刑事による事件の推理、後半は供述となり、
結尾で事件発端の前提があきらかになる。
犯行のトリック自体に驚愕させられることはないし、
中盤で事件解決につながるヒントや目撃者が出てきてしまうので
「あーあ、なんだ」と思ってしまうことが多少あるが、
供述が覆り覆りを繰り返す場面はなかなか面白い。
行為自体は残酷なのに、犯人や犯行動機が
不謹慎だがとてもすがすがしいのが不思議だ。
青春時代独特の純白さ、若さゆえの思慮のない残忍さ、
それでいてどこかすごくシビアで直接的であったり、
様々な矛盾が面白い。
結尾は大きな議題を投げかけて〆る。
歴史的、政治的な人間の真理を考えさせられ、
タイトルの意義を痛感します。
高校生・セックス・中絶・結束団・総括、などを織り込んだこの作品は、
正義を模索する当時はセンセーショナルだったと思う。
ベストセラーで江戸川乱歩賞を受賞した理由は想像できる。
当時ものとして読めば楽しめると思うが、現代の人が現代の感覚で読むと、
言葉遣いも設定も価値観も古臭く感じてしまうので、
現代っ子にはウケはよくないだろう、と思う。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫)より
4062755033
No.8
(3pt)

大人の目線から見た若者達

第19回江戸川乱歩賞受賞作。1973年の作品。
ミステリーと言うより青春小説と言った方が良いのだろう。
だけど、青春小説として読むには、この作品に書かれて
いる若者達には魅力が感じられず、感情移入出来ない。
作品中に「総括」と言う言葉が使われているように、当時活動
していた連合赤軍の影響を強く受けているのだろうが、妙に
姑息で若者らしさが感じられない。
法に違反しなければ何をしても良いと言う土建屋の柴本氏も、
この若者たちの考えも、基本的に同じではないだろうか。
むしろ柴本氏の方が正常で、柴本氏の娘の美雪や、その仲間
の高校生の方が異常とさえ思えてしまう。
時代背景が違うのかも知れないが、当時の彼らより、はるかに
若い世代であるにも関わらず、その考え方や行動は奇異に感じた。
この作品で書かれているのは、大人の目線から見た若者達なの
ではないだろうか。
登場人物に共感できないのは、青春小説としては致命的である。
ミステリーとして見ても、時刻表トリックや密室などを取り込んで
いるが、いずれもただ使っているだけで、底が浅く中途半端である。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1) Amazon書評・レビュー: アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1)より
4061360140
No.7
(3pt)

大人の目線から見た若者達

第19回江戸川乱歩賞受賞作。1973年の作品。
ミステリーと言うより青春小説と言った方が良いのだろう。
だけど、青春小説として読むには、この作品に書かれて
いる若者達には魅力が感じられず、感情移入出来ない。
作品中に「総括」と言う言葉が使われているように、当時活動
していた連合赤軍の影響を強く受けているのだろうが、妙に
姑息で若者らしさが感じられない。
法に違反しなければ何をしても良いと言う土建屋の柴本氏も、
この若者たちの考えも、基本的に同じではないだろうか。
むしろ柴本氏の方が正常で、柴本氏の娘の美雪や、その仲間
の高校生の方が異常とさえ思えてしまう。
時代背景が違うのかも知れないが、当時の彼らより、はるかに
若い世代であるにも関わらず、その考え方や行動は奇異に感じた。
この作品で書かれているのは、大人の目線から見た若者達なの
ではないだろうか。
登場人物に共感できないのは、青春小説としては致命的である。
ミステリーとして見ても、時刻表トリックや密室などを取り込んで
いるが、いずれもただ使っているだけで、底が浅く中途半端である。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫)より
4062755033
No.6
(3pt)

微妙・・・

確かにミステリーとしては面白いです。
ただ結構昔に書かれたせいか出てくる高校生にたいしては
同年代の自分は理解できません。
十代の行動の土台にある部分は似ているようですがその上に
築かれているものには違いがあるとおもいます。多分、最近の若者
には共感しにくいものだとおもうし、周りにもこんな友達いないと思います。
最後に個人的に思ったことなんですが、この作者の人は若者が嫌いなんですかねぇ・・・。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1) Amazon書評・レビュー: アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1)より
4061360140
No.5
(3pt)

微妙・・・

確かにミステリーとしては面白いです。
ただ結構昔に書かれたせいか出てくる高校生にたいしては
同年代の自分は理解できません。
十代の行動の土台にある部分は似ているようですがその上に
築かれているものには違いがあるとおもいます。多分、最近の若者
には共感しにくいものだとおもうし、周りにもこんな友達いないと思います。
最後に個人的に思ったことなんですが、この作者の人は若者が嫌いなんですかねぇ・・・。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫)より
4062755033
No.4
(3pt)

アルキメンデスってあったな。。

アルキメデスはたくさんの殺人機械を作った。
アインシュタインは原爆の発明のきっかけ作った。
彼らの手は汚れているのだろうか?
大命題のわりには、軽いストーリー
高校生学園物だから仕方ないか。
トリックも色々あり、母子の愛、同級生との愛、もりだくさんがゆえに、軽く感じてしまった。現実の世界でも不可解な死があって、動機に納得がいけば、世間も納得がいく。
しかし、これも最近の現実同様、動機が中途半端で、たくさんのトリックやネタをぼかしたのではないだろうか?
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1) Amazon書評・レビュー: アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1)より
4061360140
No.3
(3pt)

アルキメンデスってあったな。。

アルキメデスはたくさんの殺人機械を作った。
アインシュタインは原爆の発明のきっかけ作った。
彼らの手は汚れているのだろうか?
大命題のわりには、軽いストーリー
高校生学園物だから仕方ないか。
トリックも色々あり、母子の愛、同級生との愛、もりだくさんがゆえに、軽く感じてしまった。現実の世界でも不可解な死があって、動機に納得がいけば、世間も納得がいく。
しかし、これも最近の現実同様、動機が中途半端で、たくさんのトリックやネタをぼかしたのではないだろうか?
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫)より
4062755033