転生

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評判

転生の評価:

3.42/5点 レビュー 31件。 B ランク

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平均点3.42pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全62件 21〜40 2/4ページ
No.42
(5pt)

「こころ」はどこに在るの?

人は「貴方の心はどこにあるの?」とか「頭では分かるのでもハートがそうじゃないって言ってるの」といいつつ叩くのは何故か心臓の上ですよね。現在上映中の木村拓哉さん主演のTVドラマ「Mr.Brain」では脳科学者という設定の元、人間の感情全てが脳で表せるかのような表現を多用しています。しかし脳は現代医療でも解明できない未知の領域です。脳の左半分を失ったにも関わらず生き残り日常生活を送れるように回復した人物。喜怒哀楽を司る部位を失ったにも関わらず感動で涙を流せる人物。そして本作でテーマとされている心臓移植による人格(記憶)の転移。これも実例が報告されています。たんなるミステリーとかファンタジーではなく「人間のこころってどこに在るんだろう?」そういう純粋な疑問を抱かせてくれただけでも十分心に沁みる一冊でした。他の方が指摘されている「東野圭吾氏著書との相似」については東野作品を先に読んでおりましたがテーマを同じくすれば仕方がない範囲と私は感じましたし特に違和感は抱きませんでした。
転生 Amazon書評・レビュー: 転生より
4877283102
No.41
(5pt)

「こころ」はどこに在るの?

人は「貴方の心はどこにあるの?」とか「頭では分かるのでもハートがそうじゃないって言ってるの」といいつつ叩くのは何故か心臓の上ですよね。現在上映中の木村拓哉さん主演のTVドラマ「Mr.Brain」では脳科学者という設定の元、人間の感情全てが脳で表せるかのような表現を多用しています。しかし脳は現代医療でも解明できない未知の領域です。脳の左半分を失ったにも関わらず生き残り日常生活を送れるように回復した人物。喜怒哀楽を司る部位を失ったにも関わらず感動で涙を流せる人物。そして本作でテーマとされている心臓移植による人格(記憶)の転移。これも実例が報告されています。たんなるミステリーとかファンタジーではなく「人間のこころってどこに在るんだろう?」そういう純粋な疑問を抱かせてくれただけでも十分心に沁みる一冊でした。他の方が指摘されている「東野圭吾氏著書との相似」については東野作品を先に読んでおりましたがテーマを同じくすれば仕方がない範囲と私は感じましたし特に違和感は抱きませんでした。
転生 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 転生 (幻冬舎文庫)より
434440324X
No.40
(5pt)

「こころ」はどこに在るの?

人は「貴方の心はどこにあるの?」とか「頭では分かるのでもハートがそうじゃないって言ってるの」といいつつ叩くのは何故か心臓の上ですよね。

現在上映中の木村拓哉さん主演のTVドラマ「Mr.Brain」では脳科学者という設定の元、人間の感情全てが脳で表せるかのような表現を多用しています。
しかし脳は現代医療でも解明できない未知の領域です。脳の左半分を失ったにも関わらず生き残り日常生活を送れるように回復した人物。
喜怒哀楽を司る部位を失ったにも関わらず感動で涙を流せる人物。

そして本作でテーマとされている心臓移植による人格(記憶)の転移。
これも実例が報告されています。

たんなるミステリーとかファンタジーではなく
「人間のこころってどこに在るんだろう?」そういう純粋な疑問を抱かせてくれただけでも十分心に沁みる一冊でした。

他の方が指摘されている「東野圭吾氏著書との相似」については東野作品を先に読んでおりましたがテーマを同じくすれば仕方がない範囲と私は感じましたし特に違和感は抱きませんでした。
転生 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 転生 (幻冬舎文庫)より
434440324X
No.39
(5pt)

「こころ」はどこに在るの?

人は「貴方の心はどこにあるの?」とか「頭では分かるのでもハートがそうじゃないって言ってるの」といいつつ叩くのは何故か心臓の上ですよね。

現在上映中の木村拓哉さん主演のTVドラマ「Mr.Brain」では脳科学者という設定の元、人間の感情全てが脳で表せるかのような表現を多用しています。
しかし脳は現代医療でも解明できない未知の領域です。脳の左半分を失ったにも関わらず生き残り日常生活を送れるように回復した人物。
喜怒哀楽を司る部位を失ったにも関わらず感動で涙を流せる人物。

そして本作でテーマとされている心臓移植による人格(記憶)の転移。
これも実例が報告されています。

たんなるミステリーとかファンタジーではなく
「人間のこころってどこに在るんだろう?」そういう純粋な疑問を抱かせてくれただけでも十分心に沁みる一冊でした。

他の方が指摘されている「東野圭吾氏著書との相似」については東野作品を先に読んでおりましたがテーマを同じくすれば仕方がない範囲と私は感じましたし特に違和感は抱きませんでした。
転生 Amazon書評・レビュー: 転生より
4877283102
No.38
(4pt)

さわやかな読後感。

臓器移植にまつわる謎を解いていくというストーリーですが、
危機感はあまり感じられませんし、穏やかなミステリーという印象です。
まずは心臓移植手術を受けた主人公の様子を丁寧に描いているのですが、
これがどうもまったりしているというか、テンポが遅く、
少し飽きてしまいました。
後半に入ってからとんとん拍子に進み、
ラストはほのぼのとしていて、よかったです。
気になるのは登場人物でしょうか。
一見隠し事があるようでいて、実は皆がいい人で、
どうもメリハリがないように感じました。
貫井作品の中でも印象に残らないのではないかと思います。
転生 Amazon書評・レビュー: 転生より
4877283102
No.37
(4pt)

さわやかな読後感。

臓器移植にまつわる謎を解いていくというストーリーですが、
危機感はあまり感じられませんし、穏やかなミステリーという印象です。
まずは心臓移植手術を受けた主人公の様子を丁寧に描いているのですが、
これがどうもまったりしているというか、テンポが遅く、
少し飽きてしまいました。
後半に入ってからとんとん拍子に進み、
ラストはほのぼのとしていて、よかったです。
気になるのは登場人物でしょうか。
一見隠し事があるようでいて、実は皆がいい人で、
どうもメリハリがないように感じました。
貫井作品の中でも印象に残らないのではないかと思います。
転生 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 転生 (幻冬舎文庫)より
434440324X
No.36
(3pt)

ミステリー?

イントロダクションを読んで最初はミステリーかと
思いましたけど、全体の印象としては臓器移植の意義
を問い掛けるヒューマン小説な感じですね。それはそれで
面白く読みましたが、ちょっと描写というか説明がくどく
感じました。もっとちょっと短くまとめられそうな気も。
あと欲を言えば、登場人物(特に主人公)が、まっすぐな
性格すぎて、人としての生臭さみたいなものが不足して
いて、感情移入しにくかったです。
とはいえ、自分の意識とは何か。記憶とは何かなど、
改めて考えるいい機会が出来て満足しています。
転生 Amazon書評・レビュー: 転生より
4877283102
No.35
(3pt)

ミステリー?

イントロダクションを読んで最初はミステリーかと
思いましたけど、全体の印象としては臓器移植の意義
を問い掛けるヒューマン小説な感じですね。それはそれで
面白く読みましたが、ちょっと描写というか説明がくどく
感じました。もっとちょっと短くまとめられそうな気も。
あと欲を言えば、登場人物(特に主人公)が、まっすぐな
性格すぎて、人としての生臭さみたいなものが不足して
いて、感情移入しにくかったです。
とはいえ、自分の意識とは何か。記憶とは何かなど、
改めて考えるいい機会が出来て満足しています。
転生 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 転生 (幻冬舎文庫)より
434440324X
No.34
(3pt)

読後感が良すぎ

 他のレビュアーの方々がおっしゃっているとおり、貫井作品としては珍しい、読後感の良い作品。主人公と友人、母親らとの会話が軽妙なのも他の作品にない特徴で、そこは新鮮だった。
 私は貫井氏の作品に「読後感の悪さ」を求めて読む者なので星二つか三つか迷ったが、最後まで読者を引っ張っていく力量はさすがだと思うし、臓器移植の問題はより多くの人が考えるべき問題で、そのきっかけにはなると思うので、あえて三つにした。
 この作品で心臓移植に興味をお持ちになった方、貫井氏の症候群シリーズの「殺人症候群」もぜひどうぞ。
転生 Amazon書評・レビュー: 転生より
4877283102
No.33
(3pt)

読後感が良すぎ

 他のレビュアーの方々がおっしゃっているとおり、貫井作品としては珍しい、読後感の良い作品。主人公と友人、母親らとの会話が軽妙なのも他の作品にない特徴で、そこは新鮮だった。
 私は貫井氏の作品に「読後感の悪さ」を求めて読む者なので星二つか三つか迷ったが、最後まで読者を引っ張っていく力量はさすがだと思うし、臓器移植の問題はより多くの人が考えるべき問題で、そのきっかけにはなると思うので、あえて三つにした。
 この作品で心臓移植に興味をお持ちになった方、貫井氏の症候群シリーズの「殺人症候群」もぜひどうぞ。
転生 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 転生 (幻冬舎文庫)より
434440324X
No.32
(2pt)

似ている・・・

東野圭吾の「変身」と結構かぶる。
先が読みやすいのでミステリーとしてはいまいち。
ロビン・クックの小説みたいに医学的な方向に持っていけば面白くなったかもしれないが・・・
転生 Amazon書評・レビュー: 転生より
4877283102
No.31
(2pt)

似ている・・・

東野圭吾の「変身」と結構かぶる。
先が読みやすいのでミステリーとしてはいまいち。
ロビン・クックの小説みたいに医学的な方向に持っていけば面白くなったかもしれないが・・・
転生 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 転生 (幻冬舎文庫)より
434440324X
No.30
(4pt)

相変わらずの描写!

正直、途中で大体話しが見えてしまいました。というのも、別に貫井さんの書き方がどうというのではなく、だいぶ昔「世界ま○みえテレビ特捜部」かなんかでこういう事例を聞いてへぇーと強烈に印象に残っていたからです。
しかし、こんなに評価が高いのは、貫井さんの描写の凄まじさがあったからこそです!まだ(っていうか今もかな??)心臓移植が国内で行われたばかりで珍しかった当時の、移植された青年の戸惑い、不安、快復具合が淡々とリアルに描写されており、あたかも自分がその場に居合わせたような雰囲気をもたらしてくれました。
特に心臓移植について予備知識の無い方、驚きを手にするチャンスですよ!(^^)
転生 Amazon書評・レビュー: 転生より
4877283102
No.29
(4pt)

相変わらずの描写!

正直、途中で大体話しが見えてしまいました。というのも、別に貫井さんの書き方がどうというのではなく、だいぶ昔「世界ま○みえテレビ特捜部」かなんかでこういう事例を聞いてへぇーと強烈に印象に残っていたからです。
しかし、こんなに評価が高いのは、貫井さんの描写の凄まじさがあったからこそです!まだ(っていうか今もかな??)心臓移植が国内で行われたばかりで珍しかった当時の、移植された青年の戸惑い、不安、快復具合が淡々とリアルに描写されており、あたかも自分がその場に居合わせたような雰囲気をもたらしてくれました。
特に心臓移植について予備知識の無い方、驚きを手にするチャンスですよ!(^^)
転生 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 転生 (幻冬舎文庫)より
434440324X
No.28
(5pt)

傑作

心臓の臓器移植を受けた、ひとりの大学生。大手術にもかかわらず、術後の回復も順調で、すべてうまく運びそうな予感がした。しかし、やがて自分の中に変化を感じる。嗜好が変化していたり、知らないはずの曲の旋律を知っていたり……会ったはずのない女性の夢を見たり。
もう駄目だ。やられてしまった。コリャー文句無く満点だろう。氏の作品を読むのは「プリズム」「慟哭」と続いて三作目だが、そのどれもが傑作で、しかし今回のは特に秀逸だった。いや、秀逸などという言葉で締めくくるのはあまりにおこがましいだろう。しかしながら、氏の世界にいつの間にかはまってしまう自分がいる。
こういうといささか語弊があるかもしれないが、氏の作品には共通して冒頭部分のスピード感が無い。もちろん、悪口などではない。サスペンスなどにありがちな冒頭部分でぐいぐいっと引っ張っていっちまうぜ、というような強引さがないのだ。池に落とした小石の波紋のように、静かに物語ははじまっている。しかし、中盤以降の引っ張りはものすごい。終盤にもなると、斜め読みをしたい気持ちを押さえつけ、時間も忘れて読みふけるしかない。十分時間がある人で、途中で読むのを中断してしまえる人などいるのだろうか、と思えるほどだ。
詮索する必要はない、と読者は最初冷ややかな気持ちで主人公と温度差を感じるはずだが、じきにそんな思いはどこかに吹き飛ぶことだろう。謎は解き明かされるばかりか、横へそれたり、あるいはすっと前にすすんだり、そして後ろへのけぞったりして、自分がどこに向かっているのかもわからない。そして、着実に真実へと近づいている。そして、その真実こそが本作におけるメッセージなのだ。これが傑作でなくてなんだろう。
転生 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 転生 (幻冬舎文庫)より
434440324X
No.27
(5pt)

傑作

心臓の臓器移植を受けた、ひとりの大学生。大手術にもかかわらず、術後の回復も順調で、すべてうまく運びそうな予感がした。しかし、やがて自分の中に変化を感じる。嗜好が変化していたり、知らないはずの曲の旋律を知っていたり……会ったはずのない女性の夢を見たり。
もう駄目だ。やられてしまった。コリャー文句無く満点だろう。氏の作品を読むのは「プリズム」「慟哭」と続いて三作目だが、そのどれもが傑作で、しかし今回のは特に秀逸だった。いや、秀逸などという言葉で締めくくるのはあまりにおこがましいだろう。しかしながら、氏の世界にいつの間にかはまってしまう自分がいる。
こういうといささか語弊があるかもしれないが、氏の作品には共通して冒頭部分のスピード感が無い。もちろん、悪口などではない。サスペンスなどにありがちな冒頭部分でぐいぐいっと引っ張っていっちまうぜ、というような強引さがないのだ。池に落とした小石の波紋のように、静かに物語ははじまっている。しかし、中盤以降の引っ張りはものすごい。終盤にもなると、斜め読みをしたい気持ちを押さえつけ、時間も忘れて読みふけるしかない。十分時間がある人で、途中で読むのを中断してしまえる人などいるのだろうか、と思えるほどだ。
詮索する必要はない、と読者は最初冷ややかな気持ちで主人公と温度差を感じるはずだが、じきにそんな思いはどこかに吹き飛ぶことだろう。謎は解き明かされるばかりか、横へそれたり、あるいはすっと前にすすんだり、そして後ろへのけぞったりして、自分がどこに向かっているのかもわからない。そして、着実に真実へと近づいている。そして、その真実こそが本作におけるメッセージなのだ。これが傑作でなくてなんだろう。
転生 Amazon書評・レビュー: 転生より
4877283102
No.26
(4pt)

人工心臓が出来るまでの何年間

心臓移植を題材にしてあります。
私も臓器提供意思表示カードを持ち歩いてるのですが、もし自分の家族が事故にあって脳死状態になったら進んで臓器提供の承諾が出来るか・・・。
自分が脳死になったら迷わず使ってもらいたいけど、家族てしてはまだ温かい体から心臓やらを取り出すわけだから、それは大変な決断だと思います。
そしてもし心臓に記憶や心みたいなものがあったら・・・
普通に考えると心臓にはそんな機能(?)があるはずないんだけど、もしそういうことがあれば、移植は成り立たないんだなと改めて思いました。
そしてこの本に出て来た、移植の優先順位。
もし本当にそういうのを決める機関があるとしたら怖いけど、でも無かったら無かったでそれもしっくりこないような気がする。
本当に難しい問題だと思いました。
そして本文に出て来た「人工心臓が出来るまでの何年間」っていう言葉が重かったです。
転生 Amazon書評・レビュー: 転生より
4877283102
No.25
(4pt)

人工心臓が出来るまでの何年間

心臓移植を題材にしてあります。
私も臓器提供意思表示カードを持ち歩いてるのですが、もし自分の家族が事故にあって脳死状態になったら進んで臓器提供の承諾が出来るか・・・。
自分が脳死になったら迷わず使ってもらいたいけど、家族てしてはまだ温かい体から心臓やらを取り出すわけだから、それは大変な決断だと思います。
そしてもし心臓に記憶や心みたいなものがあったら・・・
普通に考えると心臓にはそんな機能(?)があるはずないんだけど、もしそういうことがあれば、移植は成り立たないんだなと改めて思いました。
そしてこの本に出て来た、移植の優先順位。
もし本当にそういうのを決める機関があるとしたら怖いけど、でも無かったら無かったでそれもしっくりこないような気がする。
本当に難しい問題だと思いました。
そして本文に出て来た「人工心臓が出来るまでの何年間」っていう言葉が重かったです。
転生 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 転生 (幻冬舎文庫)より
434440324X
No.24
(4pt)

必要悪?

心臓移植を受けた主人公が、ドナーの記憶や特質などを受け継いだ事から、物語は始まる。
にわかには信じがたい話だが、読み進むにつれて、謎が謎を呼ぶという具合だ。
物語は、臓器移植をテーマにした、解決し難い矛盾をえぐり出している。
その点で、謎が氷解するに従って、考えさせらられる部分も多い。
必要悪という言葉がひっかかるが、判断は読者にも委ねられる。
心を司っている部分は、脳なのか?心臓なのか?は不明だ。
ただ、細部では、物語は、未だに解明されていない、免疫記憶の問題と混同している。
こじつけを行うくらいなら、不明なものは不明としておいた方が良い、と思う。
社会派小説として、読み応え十分だ。
さらに、この物語にはロマンスもある。
転生 Amazon書評・レビュー: 転生より
4877283102
No.23
(4pt)

必要悪?

心臓移植を受けた主人公が、ドナーの記憶や特質などを受け継いだ事から、物語は始まる。
にわかには信じがたい話だが、読み進むにつれて、謎が謎を呼ぶという具合だ。
物語は、臓器移植をテーマにした、解決し難い矛盾をえぐり出している。
その点で、謎が氷解するに従って、考えさせらられる部分も多い。
必要悪という言葉がひっかかるが、判断は読者にも委ねられる。
心を司っている部分は、脳なのか?心臓なのか?は不明だ。
ただ、細部では、物語は、未だに解明されていない、免疫記憶の問題と混同している。
こじつけを行うくらいなら、不明なものは不明としておいた方が良い、と思う。
社会派小説として、読み応え十分だ。
さらに、この物語にはロマンスもある。
転生 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 転生 (幻冬舎文庫)より
434440324X