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ザーヒル



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【この小説が収録されている参考書籍】
ザーヒル
ザーヒル (角川文庫)

ザーヒルの評価: 3.71/5点 レビュー 14件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(2pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

微妙な結末

ネタバレあり

夫婦の会話で夫が子供を持ってもいいような話で、妻エステルはあなたの子供を欲しいけど今じゃないみたいな事を言ってた。
そして失踪して3年弱ぶりに夫婦で会ったのに、妻が妊娠してるの。って最後にガッカリでした。相手も誰と言うわけでもないの。失踪してカザフの何もないところで、寂しすぎて?待ちすぎて?気がふれたとしか思えない妻。
わざわざ、探した割にこの温度差だと今後関係が上手く行くとも思えないような。
他のレビューにありますが彼女のマリーは、好人物でした。なぜこちらを選ばないのか、夫、不思議すぎました。
パウロは好きで読む用、保存用とありますがこの作品は好きになれなかった。
ザーヒル (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ザーヒル (角川文庫)より
4042750087
No.13:
(4pt)
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夫の愛を再確認するために妻が家出をする話

私は愛は自由になることだと思っていた。でも違うとも思った、この物語を読んだおかげで。愛が自由を壊すこともある。愛のおかげで自由を感じることもある。人は正反対の間を、矛盾の間を行くこともある。それを認めるしかないんだと思った。

物語はとても面白いです。それはパウロコエーリョの他の作品をいろいろと読んだ後だからパウロコエーリョのことを多少知っているから、その効果もあっての面白さだと思います。1冊目に読んだらそうでもないのかもしれません。
(ここからは多少のネタバレあり)マンネリした結婚に危機を感じた妻が家出をする話です。そして夫が妻の大切さに気づくのに3年も費やしてしまう。その間、夫は妻に捨てられたと思い込み、妻と一緒に出て行った男と出会い、苦しみながら、いろいろと人生について学び、やはり妻への純粋な愛に気づき、妻の住む場所まで旅をします。ラストに差し掛かるまでがピークで面白かったかな。ラストはまぁいつも通りのハッピーエンドな感じで。ラストへの持っていき方が他の作品と同じような感じで、多少ひねった感はあるものの、無理やりな感じもある。妻には夫が迎えにくるまで貞節を守っていて欲しかったが、この夫にしてこの妻ありという感じで、夫を待つ間に妊娠しちゃってるんかーい、って思いました。
面白かったけど、パウロコエーリョの作品では私は「11分間」のほうが好きです。リアリティの問題かな。
ザーヒル (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ザーヒル (角川文庫)より
4042750087
No.12:
(4pt)

不完全な修行

突然の妻の失踪に若い男の影、か。
普通なら半狂乱。
しかもその男が目の前に現れて自分を未知の領域に導くという、ね。
おおまかに俯瞰すると良いストーリー、なんだろうけど、細かく見るとちょっと滑稽。
未知の領域に到達するための修行が「ホームレスと話す」とか「ならず者の群れに交じる」とか。
これは、未知の経験ではあるだろうけど、「未知の領域に到達する」のは難しいと思う。
人間を超えた存在との接点にはならないから。
例の若い男は、生まれつきそれができる資質を持っていたのであって、後天的に磨き出したのではない。
つまり正しいメソッドを経たとは言い切れない。
ま、それはそれとして。
砂漠の真ん中でようやく見つけた妻が、自分が妻を思って書いた本を子どもたちに読み聞かせていた、というのはジーンときた。
しかしその直後「どこの誰とも知れない男の赤ちゃんを身籠ってる」と平然とカミングアウトされて、すべて崩れ去るようなショックを受けるというのは正直な思いだろうけど、ちょっと修行が不完全だったんじゃないか。
妻は「今の夫なら受け止める」と思ったんだろうし。
一瞬おいて辛くも受け止めたけど、妻が一緒に帰ってくれるのかどうか、やはり答えを聞かないと確信できない。
ここでまた、修行の不完全さが出てしまった気がする。
ザーヒル (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ザーヒル (角川文庫)より
4042750087
No.11:
(2pt)

マンネリ旅行記

コエーリョファンはファンですが、苦悩している感じですね。オデュッセイアが出てくるんだが、その物語のように放浪して本当の自分を見つける話なんだが、ところどころに入ってる儀式の話がそろそろうさん臭くなってる。
本当の自分を見つけるのがなぜカザフなのという?なぜパリで見つけられないのかな?文明を脱出して未開の地笑に行って「ああここに本当の大地があるんだ笑」と言ってんのとこの小説は何が違うのか?そんなのを発見できるならなぜカザフやアフガンの人達は先進国にあこがれるのか。
少なくともこの人の小説最初はもっと輝いていたんだが脂ぎってベトベトって感じですね。マンネリそのもの
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4042750087
No.10:
(4pt)

他の方のレビュー見て買いました。

ザーヒルって何だよ? 人の名前か? などと思っていました。
他の方のレビューみてザーヒルがどんな物か知って、自分自身が今まさにザーヒルに悩まされてるやん!
と思い購入しました。
面白い! 
買ったのはもう半年前になるのですが、当時自分の中にもザーヒルがいてもがき苦しんでいたので自分に照らし合わせて
読み進めました。 
あれから半年、インドを放浪して無事にザーヒルは消えました!
ありがとう、パウロコエーリョ!
ザーヒル (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ザーヒル (角川文庫)より
4042750087
No.9:
(5pt)

ok

ok no problem fine. good enough nice
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4042750087
No.8:
(4pt)

久々に読みたくて購入しました

内容も語り口も好きな人と嫌いな人にわかれると思いますが、
わたしはパウロコエーリョが好きで、中でもこのザーヒルは
他の作品より群を抜いて好きです。
人と表記するのかヒトなのかひとなのか、それぞれが考える
人間とかニンゲンとかにんげんとかあると思いますが、
わたしはパウロコエーリョの考える「人」と、「愛」が
落ちます。欲とか損得とかじゃないんだよね。きっと本当は。
物が豊富にある世の中の主人公が、本当に気づくまでの物語。
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4042750087
No.7:
(4pt)

ザーヒル

自伝的な小説といわれているだけあって、
この方の本の中では理解しやすい内容だったと思う。
また数年後に読み直してみたい気がする。
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4042750087
No.6:
(4pt)

依存の意味、自由の意味

 仕事や家庭を言い訳に、本当の「自由」や「人生」を求めること、あるいはそんなことを考える事すらやめてしまった貴方や僕には、読んでみても良い本かもしれない。小説としては冗長にも思えるし、人気作家として金や名声を手に入れた作者のうわごとに聞こえなくもない。一方で、作品としてまるで取り繕っていないというか、そのぶっちゃけぶりに、真摯さと迫力を感じる。この本が伝えようとしていることは、おそらく、この作家だけじゃなくもっと普遍的な問題なのだということがわかる。
 「われわれの人生には、われわれが向上するのをやめてしまう原因となった出来事がかならずある」というフレーズが出てくるが、人って、今の生活やパートナーへの依存、ある種の契約関係にいつの間にか気づかなくなり、あるいは気づいていてもそれが当たり前と思って生きているものである。
 この本は、「こいつのせいで俺は束縛されている」と思っていた女に、「その気になればできる、できるって言うけど、全然やらないじゃないの」と焚き付けられ、しまいには、その女自らが「自由」や「人生」や「幸福」や「愛」の意味を求めて俺の前から去っていってしまう、というお話だ。依存関係が一旦リセットされた時、はじめて本当の「自由」や「愛」、相手の必要性が見えてくる、のか?
 本筋の部分ではないけれど、この本でもっとも新鮮に感じられたのは次の一文。「本当の友というのは、僕らの身にいいことが起こったときにそばにいてくれる人なんだ。(中略)偽者の友達というのは、困難なときにだけあらわれる人だ、悲しげな顔をして『力になる』というような顔をしていながら、実際には、僕らの苦しみを使って自分の惨めな人生を慰めているだけなんだ」。この逆説的とも言える考えには、なぜか「そうか、そうだよな」と、深く共感してしまった。
ザーヒル (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ザーヒル (角川文庫)より
4042750087
No.5:
(5pt)

大人にしか分らない

結婚して数年以上した大人にしか分らない、深みがあります。
結婚、いいこともあればつらいこともある。思い通りにならないこともある。
そんなとき、読んでもらえればいいな、という内容です。
きっとお互いをもっと尊重しあった夫婦になろうって、いい再出発のきっかけを作ってくれると思います。
ザーヒルAmazon書評・レビュー:ザーヒルより
4047915114
No.4:
(2pt)

ザーヒルなんて

ザーヒルは結局人を自分の思うように動かしているんじゃないか。
マリーの愛を私は支持します。
ザーヒルAmazon書評・レビュー:ザーヒルより
4047915114
No.3:
(4pt)

男のロマン!

まさに、男のロマンてこんなかんじなんだな〜と、冷静にみてしまった作品。
読んでいるのはとてもたのしかったけど、最後の妻のキャラが無理矢理変わり過ぎなかんじもいなめない。
ザーヒルAmazon書評・レビュー:ザーヒルより
4047915114
No.2:
(4pt)

ファンは必読

パウロ・コエーリョの書く小説が好きな人はぜひ。主人公は著者その人のイメージと重なります。自伝的な小説とも言われていますね。
前半は、なぜ妻が消えたのか、主人公の心理状態などを追っていくのが面白いのですが、いかんせん主人公の心のなかのその妻が、えらく現実離れをした聖女としてとらえられているな、、、と感じ始めたら、ついていけなくなる。しかし、「ザーヒル」とはもともとそういうものなのかも。恋をしたら、誤解と思い込みで相手は神格化されてしまうものだし、と思い始めると意外に凡庸な内容かも?とか思いつつ、最後まで読んでしまうくらいには面白いです。
色恋沙汰に明け暮れているのに、実はまだ本当の恋愛をしたことがないことに自分で気づいていない男におすすめしたい、と思いました。
ザーヒルAmazon書評・レビュー:ザーヒルより
4047915114
No.1:
(4pt)

少し疲れるかも!

「ザーヒル」って何だ! と言う好奇心に負けてしまい読んでしまいました。
冒頭部分に説明が有り、それによるとアラビア語で、目に見える、そこにある、気付かずにすます事が出来ないという意味だそうです。さらに追加説明の様に何か、或いは誰か、ひと度接触をもってしまうと徐々に私達の思考を支配していくことになって、ついには他の何にも意識を集中出来なくさせてしまうものの事で有ると書いて有ります。
日々の生活の中で共に暮らす人が居て、そしてその人との生活が愛に満ちていて当たり前の様に幸せで、その幸せである事に聊かの疑問も持たないで淡々と時が流れていく事・・・・・それって本当に互いに幸せなの?
或る日突然、愛する人が自分の元から姿を消したら、どうしますか!
日々の生活を振り返り種々と考えさせられる作品でした。只、私としては読んでいて少し疲れる感は否めませんでしたが、この手の作品に馴れている方にはお勧めです。 
ザーヒルAmazon書評・レビュー:ザーヒルより
4047915114

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