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ザーヒル
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ザーヒルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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突然の妻の失踪に若い男の影、か。 普通なら半狂乱。 しかもその男が目の前に現れて自分を未知の領域に導くという、ね。 おおまかに俯瞰すると良いストーリー、なんだろうけど、細かく見るとちょっと滑稽。 未知の領域に到達するための修行が「ホームレスと話す」とか「ならず者の群れに交じる」とか。 これは、未知の経験ではあるだろうけど、「未知の領域に到達する」のは難しいと思う。 人間を超えた存在との接点にはならないから。 例の若い男は、生まれつきそれができる資質を持っていたのであって、後天的に磨き出したのではない。 つまり正しいメソッドを経たとは言い切れない。 ま、それはそれとして。 砂漠の真ん中でようやく見つけた妻が、自分が妻を思って書いた本を子どもたちに読み聞かせていた、というのはジーンときた。 しかしその直後「どこの誰とも知れない男の赤ちゃんを身籠ってる」と平然とカミングアウトされて、すべて崩れ去るようなショックを受けるというのは正直な思いだろうけど、ちょっと修行が不完全だったんじゃないか。 妻は「今の夫なら受け止める」と思ったんだろうし。 一瞬おいて辛くも受け止めたけど、妻が一緒に帰ってくれるのかどうか、やはり答えを聞かないと確信できない。 ここでまた、修行の不完全さが出てしまった気がする。 | ||||
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コエーリョファンはファンですが、苦悩している感じですね。オデュッセイアが出てくるんだが、その物語のように放浪して本当の自分を見つける話なんだが、ところどころに入ってる儀式の話がそろそろうさん臭くなってる。 本当の自分を見つけるのがなぜカザフなのという?なぜパリで見つけられないのかな?文明を脱出して未開の地笑に行って「ああここに本当の大地があるんだ笑」と言ってんのとこの小説は何が違うのか?そんなのを発見できるならなぜカザフやアフガンの人達は先進国にあこがれるのか。 少なくともこの人の小説最初はもっと輝いていたんだが脂ぎってベトベトって感じですね。マンネリそのもの | ||||
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ザーヒルって何だよ? 人の名前か? などと思っていました。 他の方のレビューみてザーヒルがどんな物か知って、自分自身が今まさにザーヒルに悩まされてるやん! と思い購入しました。 面白い! 買ったのはもう半年前になるのですが、当時自分の中にもザーヒルがいてもがき苦しんでいたので自分に照らし合わせて 読み進めました。 あれから半年、インドを放浪して無事にザーヒルは消えました! ありがとう、パウロコエーリョ! | ||||
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ok no problem fine. good enough nice | ||||
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内容も語り口も好きな人と嫌いな人にわかれると思いますが、 わたしはパウロコエーリョが好きで、中でもこのザーヒルは 他の作品より群を抜いて好きです。 人と表記するのかヒトなのかひとなのか、それぞれが考える 人間とかニンゲンとかにんげんとかあると思いますが、 わたしはパウロコエーリョの考える「人」と、「愛」が 落ちます。欲とか損得とかじゃないんだよね。きっと本当は。 物が豊富にある世の中の主人公が、本当に気づくまでの物語。 | ||||
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自伝的な小説といわれているだけあって、 この方の本の中では理解しやすい内容だったと思う。 また数年後に読み直してみたい気がする。 | ||||
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仕事や家庭を言い訳に、本当の「自由」や「人生」を求めること、あるいはそんなことを考える事すらやめてしまった貴方や僕には、読んでみても良い本かもしれない。小説としては冗長にも思えるし、人気作家として金や名声を手に入れた作者のうわごとに聞こえなくもない。一方で、作品としてまるで取り繕っていないというか、そのぶっちゃけぶりに、真摯さと迫力を感じる。この本が伝えようとしていることは、おそらく、この作家だけじゃなくもっと普遍的な問題なのだということがわかる。 「われわれの人生には、われわれが向上するのをやめてしまう原因となった出来事がかならずある」というフレーズが出てくるが、人って、今の生活やパートナーへの依存、ある種の契約関係にいつの間にか気づかなくなり、あるいは気づいていてもそれが当たり前と思って生きているものである。 この本は、「こいつのせいで俺は束縛されている」と思っていた女に、「その気になればできる、できるって言うけど、全然やらないじゃないの」と焚き付けられ、しまいには、その女自らが「自由」や「人生」や「幸福」や「愛」の意味を求めて俺の前から去っていってしまう、というお話だ。依存関係が一旦リセットされた時、はじめて本当の「自由」や「愛」、相手の必要性が見えてくる、のか? 本筋の部分ではないけれど、この本でもっとも新鮮に感じられたのは次の一文。「本当の友というのは、僕らの身にいいことが起こったときにそばにいてくれる人なんだ。(中略)偽者の友達というのは、困難なときにだけあらわれる人だ、悲しげな顔をして『力になる』というような顔をしていながら、実際には、僕らの苦しみを使って自分の惨めな人生を慰めているだけなんだ」。この逆説的とも言える考えには、なぜか「そうか、そうだよな」と、深く共感してしまった。 | ||||
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結婚して数年以上した大人にしか分らない、深みがあります。 結婚、いいこともあればつらいこともある。思い通りにならないこともある。 そんなとき、読んでもらえればいいな、という内容です。 きっとお互いをもっと尊重しあった夫婦になろうって、いい再出発のきっかけを作ってくれると思います。 | ||||
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ザーヒルは結局人を自分の思うように動かしているんじゃないか。 マリーの愛を私は支持します。 | ||||
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まさに、男のロマンてこんなかんじなんだな〜と、冷静にみてしまった作品。 読んでいるのはとてもたのしかったけど、最後の妻のキャラが無理矢理変わり過ぎなかんじもいなめない。 | ||||
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パウロ・コエーリョの書く小説が好きな人はぜひ。主人公は著者その人のイメージと重なります。自伝的な小説とも言われていますね。 前半は、なぜ妻が消えたのか、主人公の心理状態などを追っていくのが面白いのですが、いかんせん主人公の心のなかのその妻が、えらく現実離れをした聖女としてとらえられているな、、、と感じ始めたら、ついていけなくなる。しかし、「ザーヒル」とはもともとそういうものなのかも。恋をしたら、誤解と思い込みで相手は神格化されてしまうものだし、と思い始めると意外に凡庸な内容かも?とか思いつつ、最後まで読んでしまうくらいには面白いです。 色恋沙汰に明け暮れているのに、実はまだ本当の恋愛をしたことがないことに自分で気づいていない男におすすめしたい、と思いました。 | ||||
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「ザーヒル」って何だ! と言う好奇心に負けてしまい読んでしまいました。 冒頭部分に説明が有り、それによるとアラビア語で、目に見える、そこにある、気付かずにすます事が出来ないという意味だそうです。さらに追加説明の様に何か、或いは誰か、ひと度接触をもってしまうと徐々に私達の思考を支配していくことになって、ついには他の何にも意識を集中出来なくさせてしまうものの事で有ると書いて有ります。 日々の生活の中で共に暮らす人が居て、そしてその人との生活が愛に満ちていて当たり前の様に幸せで、その幸せである事に聊かの疑問も持たないで淡々と時が流れていく事・・・・・それって本当に互いに幸せなの? 或る日突然、愛する人が自分の元から姿を消したら、どうしますか! 日々の生活を振り返り種々と考えさせられる作品でした。只、私としては読んでいて少し疲れる感は否めませんでしたが、この手の作品に馴れている方にはお勧めです。 | ||||
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