借金取りの王子: 君たちに明日はない2

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借金取りの王子: 君たちに明日はない2の評価:

4.19/5点 レビュー 68件。 A ランク

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平均点4.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全98件 81〜98 5/5ページ
No.18
(4pt)

実在モデルがいるらしい

前作「君たちに明日はない」をイマイチと評したが、こちらは意外や意外! 主人公が、ちゃんと前作より何年か経って、リストラ請負人として成熟したゆえの対話力が、きちんと描かれていて、非常に説得力があった。 皆さん書かれてますが、私にも言わせて欲しい。 表題作「借金取りの王子」は、女の私も感動した! もうずっと前だが、筆者が「王様のブランチ」に出た時、この王子には、実在モデルがいると語っていた。 それをきっかけに、まずは「君たちに明日はない」から読んだのだが、私としては今ひとつ…。 で、忘れた頃にこれを読んだのだ。 いや〜、読んで良かった!余談ですが、消費者金融の内部の話…、めっちゃリアルやわ。 きちんと取材してますなぁ。
借金取りの王子 Amazon書評・レビュー: 借金取りの王子より
4104750026
No.17
(5pt)

泣きました。

垣根涼介さんの本は、本当に読みやすい。今まで本をあまり読んだことのない方でもサクサクよんでいけると思います。あまり読書経験のない社会人の方、特に会社勤めの方は是非読んでみましょう。読んで後悔はしないと思います。
借金取りの王子 Amazon書評・レビュー: 借金取りの王子より
4104750026
No.16
(5pt)

相変わらずテンポがよくておもしろい

君たちに明日はないの続編。相変わらずテンポがよくておもしろかった。リストラ請負という厳しい仕事だが、担当者にベストの選択をしてもらおうとあれこれ考える真介の姿勢に共感するところが多かった。特に表題作「借金取りの王子」が感動的だった。過去に非行の経験がある女性と結婚するために彼女に負けないよう一生懸命仕事をする彼と、彼のことが大好きなのに素直になれない彼女の行動が印象的だった。
借金取りの王子 Amazon書評・レビュー: 借金取りの王子より
4104750026
No.15
(5pt)

短編リストラ小説の痛快続編

「君達に明日はない」を読んだ読者なら、
是非読んで欲しい1冊。
同作家の長編作品と比較すれば物足りない
との評価レビューも多いが、本作品はあく
まで短編のエンターテイメント作品として
読むならば、面白いという評価に値する。
主人公とヒロインの関係も気になるところ
だが、そのあたりに触れた作品も登場する。
標題の作品はいわゆるゲストが主人公的な
内容となっているが、涙をさそう素晴らし
い作品となっている。
各作品で多様な職種の多様な人生を垣間見
れるという点で評価した。
性描写については、一話完結の見地から見
れば、1つのエッセンスとして書かれてい
るような気もするので、それにより、リア
リティーが増すのであれば、取り立てて多
くのレビューが指摘しているように不必要
と大騒ぎする程の内容とも思えない。
次回作以降の内容で、本作品の真の評価が
問われると思われる。
借金取りの王子 Amazon書評・レビュー: 借金取りの王子より
4104750026
No.14
(5pt)

笑わせ、泣かせる、良質のエンターテインメント

主人公の仕事は「クビ切り請負人」。
よく考えたら「明るく楽しく描く」ことが、えらく難しい設定である。
漫然と書いたら陰惨になってしまうに決まっている仕事なのだから。
前作もそうだったが、第1話に工夫がある。
「こいつはクビになって当然だよなぁ」と誰しも思うような相手を持ってきている。
だから主人公がそやつを「追い込む」ときに、我々読者は爽快感すら感じてしまうのだ。
実に達者である。
だが達者なだけではない。
本書第1話「二億の女」では、その「どうしようもない人物」がかつて女性部下をかばってくれた
思い出が語られる。人物の造形が深まり、そう回想する女性部下の人柄がさらに浮き彫りになる。
さすがは山本周五郎賞作家、現代の世知辛いサラリーマン社会の「人情」を描いて余すところがない。
笑って、泣いて、とても楽しめる小説である。
借金取りの王子 Amazon書評・レビュー: 借金取りの王子より
4104750026
No.13
(5pt)

ロクデナシ、素晴らしい!

前作に続きさらに充実度アップ。
短編連作のため、ゲストキャラの魅力によって、大きく内容が変化するが面白さは常にハイレベルを維持。
出てくる人物それぞれの背景から入って、本人の目から見た現実と、人生の悲喜こもごもが丁寧に描かれており「クビきり」=リストラ現場のイヤラシサがなくさわやかな希望の持てる作品に仕上がっている。章単位で目線が切り替わるテンポの良さは非常に巧みだ。
これだけ夢や希望や愛に関わる内容でありながら、全くクサさを感じさせないところに作者のロクデナシなところが出ていると思う。表題作「借金取りの王子」は油断してしまい、ちょっと目頭が熱くなってしまった。普段の私はこんなことで感動させられるはずがないのに。筆者の巧さか、それとも・・・。
前作よりも更におすすめ。
借金取りの王子 Amazon書評・レビュー: 借金取りの王子より
4104750026
No.12
(4pt)

垣根版サザエさんかなぁ。。

この人の作品好きです。かなりくどいSEX描写はさておき、通勤電車でも十分に読める内容で、読後感がすっきりしてます。但し、本作と前作は、彼の作品の中では、若干異色な内容かもしれません。けれど、これがなかなか味わい深い小話集となっておりまして、往年の星新一のショートショートの趣があるかもしれない。しかしそれ以上に日曜日の夕方に放映されている長寿番組に近い雰囲気で、笑えることもなく、泣けることもなく、淡々と文字を追いかけているとなんとなく、すっきりした読後感に至るという、実に良い作品だと思います。
借金取りの王子 Amazon書評・レビュー: 借金取りの王子より
4104750026
No.11
(4pt)

強くありたい!

リストラ請負会社に勤務する真介がリストラ対象者5人の面接を担当する。被面接者には『二億の女』、デパートで年間二億を売り上げるリストラ対象外の思いもかけない辞職願・・・。『女難の相』女性ばかりの職場を逆手にとって苦手意識を治そうと就職しては見たけれど、いつの間にやらリストラ対象・・・が、捨てる神あれば拾う神あり?『借金取りの王子』純でイケメンの宏明。消費者金融業界では出世階段を一段上がるごとに締め付けが厳しくなる。そんな折、新人時代仕事のイロハを教えてくれた尊敬する女性上司と成績不振店の店長会議で再会。自分のとった態度が辞職に追い込んだのでは?その後の二人が何とも律儀でいじらしい・・・。『山里の娘』故郷を出て初めて故郷の良さが分かる。が、出ずして故郷の良さを知る事だってある。『人にやさしく』真介との8歳の差がどうにも気になり踏み切れない陽子の前に気配りの行きとどいた男前の社長が現れる。心が揺れる!さあ、どっち?
借金取りの王子 Amazon書評・レビュー: 借金取りの王子より
4104750026
No.10
(4pt)

気になる人たちのその後

かなり引き込まれました。
自分に照らし合わせて読んでしまいました。
いい描写で書かれています。
ですが、本に登場してきた人たちのその後どうなったのか出てこないままに終わってしまったのには残念。
あああ、気になるぅぅぅぅ。
借金取りの王子 Amazon書評・レビュー: 借金取りの王子より
4104750026
No.9
(5pt)

読後感のとても良い作品でした

久々に出会った、読んだ後に幸せな気分になれる本でした。
ちょっと生ぬるいかな?とは思いますが、心がホワっとなる作品です。

特に表題作の「借金取りの王子」が秀逸です!
なんかいいな〜、すごくいいな〜と思って、たくさんの人にこの話をしてしまいました(笑)。
笑いながら、ちょっと涙が出るような作品です。

最後の「人にやさしく」は、ちょっとだけ中途半端な感覚。
それが、ちょうど村上さんと陽子さんの現状をあらわしているかな〜?と思いました。

続編を楽しみにしています★
借金取りの王子 Amazon書評・レビュー: 借金取りの王子より
4104750026
No.8
(5pt)

後味爽やかな傑作

企業の人員削減を支援する会社に勤務する村上真介シリーズ(?)の第2作だが最高だった。前作も面白かったが、本書はそれを更に上回る面白さで、しかも感動作だ。
その理由の一つはやはり舞台設定だ。村上真介の仕事はリストラ対象となる人物と面接して自主退職を勧めることなので、当然相手はリストラを迫られる企業の従業員だ。それなりの年数、会社に勤務した人に取って転職は人生の一大事だ。会社にとどまるにせよ、去るにせよ、大きな決断を迫られ、その中でいやおうなしに自分の会社人生を振り返り、家族、恋人のことを真剣に考えることになる。そして、そこに息詰まるようなドラマが生まれるのだ。
この点は前作も同様なわけだが、今回はリストラ対象となる登場人物が皆、魅力的な点が大きく異なる。前作ではどちらかというと主人公の真介と陽子の関係に焦点があたっていたが、今回は真介は脇役の方が多く、主人公は真面目でまともで一生懸命に生きている人たちで、彼らの悩みと決断が正面から描かれている。
どの作品も甲乙つけがたいが、その中でも白眉はやはり表題作の「借金取りの王子」だ。消費者金融という厳しい世界に似つかわしくない優男の宏明と元上司の美佐子の物語には心をうたれない人はいないのではないだろうか。
なお、真介と陽子の間の関係の深まりもその中で巧みに描かれている。最終話の「人にやさしく」だけは二人が主人公だが、ラストシーンでは実に爽やかな気分になった。読後の今はもっと続きが読みたい気持ちが半分と、この余韻に浸ったまま終わってほしいという気持ちが半分の複雑な気分だ。
借金取りの王子 Amazon書評・レビュー: 借金取りの王子より
4104750026
No.7
(5pt)

素敵なカップル

前作を読んでからかなり時間がたっていたので、続編であることを途中から思い出しました。ああ、でもこのカップルがどうして付き合いだしたのかが思い出せない!すごくさっぱりとした軽快な小説で大好きです。人物描写も精巧だと思います。次は社長さんについてつっこんでほしいです。それにしても、主人公のような彼氏がいたら、ほんとうに楽しいだろうなあ。。。
借金取りの王子 Amazon書評・レビュー: 借金取りの王子より
4104750026
No.6
(5pt)

巧い描写、天才かも

著者の描写の巧さに引き込まれてしまいました。
「文章とは、小説とはこう書くべきである」という見本のような素晴らしい描写力です。
さまざまな賞を取っていることにも頷けます。
今後も期待できる素晴らしい作家に出会えて本当に良かったと思います。
借金取りの王子 Amazon書評・レビュー: 借金取りの王子より
4104750026
No.5
(4pt)

いいあんばいのシリーズ続編

リストラ請負人の主人公が活躍する「君たちに明日はない」の続編。
本作から読んでも問題ないが、1作目から読むとより作品を楽しめる。
個人的に、キャラクターが魅力的な小説に魅力を感じるので、結果として
シリーズ物が好きだし、読むことも多い。ただ、2作目、3作目になると、
キャラクターの魅力だけに頼っている作品も多い中で、この作品は、
主人公やその恋人といった「レギュラー」ものびのびと活躍しているが、
それぞれのエピソードの内容が良い。題材がリストラなだけに、様々な
業種の会社が登場し、サラリーマンの社会がかいま見える。実際に
ありそうなシチュエーションも描かれていて、それだけに登場人物たちの
苦しみや悲しみ、懊悩にリアリティがある。
一方で、相変わらず魅力的な主人公もきっちりと描かれていて、
「シリーズ」としてのエッセンスとそれぞれのストーリーの按配が絶妙だと思う。
さっと読めるが、おもしろい。
借金取りの王子 Amazon書評・レビュー: 借金取りの王子より
4104750026
No.4
(4pt)

面白いけど残念な記述があった

この人の作品は文章に変な癖がなくて読みやすい。奥田英朗とよく似た読書感が
ある。軽妙洒脱で面白い作品が多い。でも、これってシリーズものなんですよね。
ただし、細かいところが気になりました。
File2の女難の相で生命保険のサラリーマンが証券アナリストと司法書士資格を
取得するところがあります。でも、司法書士は働きながら(特に、生保のような
激務)取得は難しいと思いますよ。私も経験者なので「?」と思いました。
また、File4の山里の娘で国上寺のことが出てきますが、越後は北陸ではありま
せん。北陸は富山、石川、福井の三県を指します。こんなところ以外は、じつに
業界の細かい点まで描かれていて感心しました。ビジネス書もでも通用しそうな
人です。次作も期待しています。
借金取りの王子 Amazon書評・レビュー: 借金取りの王子より
4104750026
No.3
(5pt)

前作に引き続いて面白い!

「君たちに明日はない」の続編で、リストラ会社に勤める主人公が、様々な会社の依頼でリストラ対象者に対して面接を実施するのだが、その過程で様々な人間模様に出くわすという流れ。一見クールでキザな主人公なのだが、自分自身にコンプレックスを持っており、また、被面接者に対して感情移入してしまうところが実に人間くさくて面白い。ジャンルでいえばエンターテイメント小説ということになるのだろうが、今回の作品も楽しませてもらった。前作から順番に読むべし。
借金取りの王子 Amazon書評・レビュー: 借金取りの王子より
4104750026
No.2
(5pt)

珠玉の表題作!

「君たちに明日はない」の続編。未読の場合は是非こちらからお読みになるのがよろしい。
 大企業からリストラを請け負うアウトソーシング会社の面接官が主人公だが、本書では、主人公よりも被面接者、リストラを勧告される側に重点を置いて描かれている。特に人物の描き分けが上手く、筆の冴えを感じる。

 表題作は、大手消費者金融会社の降格ラインすれすれにいる店長が被面接者。主人公と店長の交互の視点で描かれているが、支店長側の、ことに夫婦の事情に踏み込んだ話が良い。
 ラストのシーンに私も目頭が熱くなった。この手の話に弱い男は多いのかも知れない。

 このほかにも思わず噴出すようなシーンもあり、楽しませてくれる。その一方で、自分自身の仕事や職場に向き合わせられる、考えされられる小説でもある。奥が深い。

   私的には、直木賞候補作!
借金取りの王子 Amazon書評・レビュー: 借金取りの王子より
4104750026
No.1
(5pt)

垣根涼介の本ではじめて・・・

タイトルになった「借金取りの王子」、これはいい話でした!
なんでこんなタイトルを単行本のタイトルに選んだのか?と思っていましたが、選ばれたのも納得です。
垣根涼介の本、すべて読んでいますが不覚にも(笑)はじめて涙流しました。
いい話です。オススメします。
借金取りの王子 Amazon書評・レビュー: 借金取りの王子より
4104750026