天国への階段

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評判

天国への階段の評価:

3.98/5点 レビュー 59件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.98pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全108件 81〜100 5/6ページ
No.28
(5pt)

泣いた!泣いた!

こんなに泣いた本は久しぶりです。ただのハードボイルドやミステリーだと思って読むととびっくりしますよ。これは復讐小説であり、最上の恋愛小説でもあるのです。男のロマンに酔いしれてしまいました。生涯忘れ得ぬ一冊です。著者に感動をありがとう、といいたい。
天国への階段〈上〉 Amazon書評・レビュー: 天国への階段〈上〉より
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No.27
(3pt)

韓国ドラマを彷彿させる

佐藤浩市さん主演でドラマ化されていると聞き、柏木圭一=佐藤浩市のイメージで読み進めました。ぴったりの役どころだと思います。
貧しく不幸な男が復讐心を糧に成功してゆく姿が描かれています。
が、だんだん途中から、多くの人が入り混じり、そこに出生の秘密を絡めて…とまるで韓国ドラマのようなこれでもかのドロドロ劇に…。フジテレビ系で毎日やっているお昼1:30〜からの枠にぴったりな雰囲気の展開でした。
面白かったけれど、個人的にはどう決着つける気なんかな…だけを頼りに最後まで読みきった感じです。物語の面白さよりも、決着の行方ばかりが気になり少々疲れました。
余談ですが、途中で我慢しきれず映像化のキャスティングをネットで確認しました。佐藤浩市さん以外は想像と違う雰囲気の配役でしたが、いつかDVDで見てみたいです。
天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403479
No.26
(5pt)

セレブにはなれたけど 愛は手に入らない

読みはじめたら、もっと読みたくなってしまう作品です。
最後の母から娘への手紙の表現が素晴らしく、泣きながら読みました。
今でも 読み返しています。
複雑な人間関係が、ますます 読欲をすすめられて 寝不足になる本です。
読み終わった方ならわかりますよ!
天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403479
No.25
(4pt)

夢中で読んだけれど,結末が…

 物語の前提となるシチュエーションが上手く作られ,緊迫したストーリー展開になっている。殺人犯と刑事,追う側と追われる側の描写が小気味よく切り替えられ,ぐいぐい引き込まれる。そして,どちらも応援したくなる。それもそのはず,この小説の登場人物は皆あきれるほどの善人ばかり。
 結末は,余りにも残念。十代の少年・少女だって,もっとましな解決法を考えるのではないだろうか?この小説では,人の命が余りにも軽く扱われているように思われる。他人の命も自分の命も,こんなに簡単に奪って良いものだろうか?
 という疑問を持ちながらも,とても面白い小説でした。
天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403479
No.24
(2pt)

久しぶりに味わいました

久しぶりに「なんだこりゃ?!」という気分を味わいました。
主人公(柏木)にもその恋人(亜木子)にもまったく思い入れができないまま終わってしまいました。その他の登場人物も思い入れる程深く描かれていないし。
江成ってそんなに悪い人ですかね(お金に汚いのは認めるけど)?自分の知らない妻の結婚前の恋人に何でここまで恨まれないといけないの?とんだとばっちり。亜木子のやったことの方がかなりえげつないと思います。
涙も出ないし、心も温まらない・・・他の人も書いていましたが、東野圭吾だったら同じ題材でかなりの涙を搾り取ってくれたと思います。
天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403479
No.23
(4pt)

切ない・・・

人それぞれの思い。その思いがうまくかみ合わないとき、悲劇が起こる。人はなぜ人を傷つけながらではないと生きていけないのか。傷つけられたと思って生きてきた圭一も、自分の気づかないところで、多くの人を傷つけていたことを思い知る。亜木子への憎しみも、亜木子を忘れずにずっと愛し続けていきたいと思う気持ちの、裏返しに過ぎなかった。そのことに気づいた圭一の最後に取った行動は、読む人の胸を打つ。とても読み応えのある作品だった。
天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403479
No.22
(5pt)

感動の傑作

この本は夫婦で読んだのですが、内容がとても良く夫婦の会話も弾みました。<上>を読んで<下>を読まないことなど考えられず、挫折することのない本だと思います。
天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫)より
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No.21
(1pt)

筋書きは良いが著者の筆力不足

ストーリーは悪くはないが、三流小説家の文章を読んでいるようで、いまいち迫力が伝わってこない。同じストーリでも東野圭吾が書けば面白かったかもしれない。ストーリーとしては、現在の成功を危機にさらす可能性のある人物を殺害した成長企業のオーナーの隠し子が、そのオーナーを殺害しようとする。オーナーはもう一人知らない娘がいて、若い頃の自己管理能力のないやりたい放題のつけをどう払うかが焦点。
天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403479
No.20
(5pt)

単純なミステリーと思っていた上巻だったのだが…

老刑事・桑田がかつて担当した24年前の強盗殺人事件の犯人・及川が、刺殺体で発見される。そして、24年前の事件の決着に釈然としないものを感じていた桑田が、及川を殺害した犯人を追い始める。それと平行して、一代で政財界から注目される実業家に成り上がった柏木の、壮大な復習劇が明らかになってくる。さらに、及川の息子や柏木のかつての恋人とその娘などが絡んでストーリーが展開する。上巻は、24年前に起こったことが桑田によって明らかにされる様と、柏木の復習劇が着々と進行する様に、読み応えを覚える。
(中巻レビューに続く)
天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫)より
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No.19
(4pt)

下巻が楽しみ

結構、一気に読めました。柏木のどうしても忘れられない女性への思いはよく伝わりました。でも、彼が成功すればするほどどんどん悲しい人になっていってしまうような気がした。そして何も知らずに柏木を信じている未央。彼女に昔の亜木子の面影を見て胸を痛めているのを読むと、成功したように見える人が幸せかどうかは分からないという事ですね。全てが明らかになる下巻が楽しみです。
天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫)より
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No.18
(5pt)

潔い爽快感

 言葉にするのは野暮なくらい、いたたまれなくなり、切なくなり、人間の欲深さの奥に蔓延する情念に恐れ入った。しかし、悲劇的結末になってしまったが、不思議な爽快感があるから妙に心地良い。 信念をもった者の強さと弱さが混在する登場人物の潔さがかえって悲壮感を漂わせ、魅力のある物語にしている。 解説に寄稿された北方謙三氏をもって『愚直』な発言が許されれば、素直に感動した。ミステリーファンだけでなく、文芸ファンには必読の書だと思う。著者の次作に多いに期待したい。
天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫)より
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No.17
(4pt)

ドラマ見て失望したクチですが。。。

連ドラ見て失望しちゃった人には、特にお勧め。ドラマで疑問だった設定は原作に無いものばかりだし(本橋一馬の恋人とか、児玉と圭一・妻の不倫とか)。でもこの本を読んで改めて、佐藤浩市と古手川祐子の配役はピッタリだと思った。
天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫)より
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No.16
(5pt)

柏木圭一郎の復讐劇待望の文庫化

父親と牧場、そして最愛の恋人をも奪われ、失意の元に北海道を後にし、上京した柏木圭一郎。26年の歳月がたち、実業家として財をなした柏木は、彼からすべてを奪った江成への復讐劇を開始する。しかし、財をなすために犯した罪が、思わぬ形で追求をうけることになり、柏木自身も追いつめられていく。2001年はじめに出版された本作品、話題を呼びベストセラーとなり、日本テレビ系列でドラマ化もされたが、年末のこのミスで15位、文春で20位と、評価は今ひとつであった。しかしながら、私個人にとっては、「模倣犯」「邪魔」に続くベスト3であった。なにぶんにも量が多く、一気に読むというわけにはいかないが、復讐劇に恋愛劇も絡まり、ページをめくる手が止められなくなる。本作品のポイントは「血のつながり」と「タイミング」である。ほんの小さなタイミングのずれが、いくつか重なると、人生は周りの人をも引き込んで、予想し得ない方向に進んでいく。そして、天国への階段を誰と上ることになるのだろうか?上巻では、柏木の復讐劇が始まる一方で、思いがけない血のつながりが明らかになってくる。
天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403479
No.15
(2pt)

捏ねくりまわした挙句に……

 版元の社長が、「生涯のベスト3に入る」と言ったとか言わないとか。だとしたら、よっぽど本を読んでいないんですねぇ。編集者ってのは本を読まない人種なのかな。 まあ、とにかく捏ねくりまわしたことが十二分に感じられる小説だ。新聞の連載が終了したあと、3年をかけて1200枚を加筆した、という事実だけでなく、いろんな人がいろんなことを言って、白川さんがどのくらい耳を貸したかは想像できないが、かなり振り回されたように思える。因果な復讐物語かと思ったら、いつの間にか純愛小説になったり。それだけでなくて、どこか一貫性の感じられない小説になってしまった。 主人公らの心の変化がよくわからない。というか、都合良すぎる。特に、一馬。「血は水よりも濃い」などという常識に捕らわれた、真の人間の姿を描出できない偏った作家の偏見。妙に順応力があって、わけのわからないキャラ。今ぼくは、東直己さんにハマッているわけだけど、つくづく白川さんってキャラ作りの下手な方だと思う。東さんがズバ抜けてうまいだけではないと思うのだが。笑っちゃうのは、極限まで追い詰められたとき、みんな自分の頭をどっかにぶつけるんだよね。ああ、これは血の絆のなせる業なのか。 泣かそう泣かそうと必死に書き連ねたのはよくわかるが、ぼくが目頭が熱くなったのは一回だけ。作家が酔って感情的な文章を書いては読者は引くだけでしょう。思いっきりベタベタに、思いっきり下世話に見城さんの思惑通りに泣かせにかかって失敗した作品。さだまさしさんのあの小説でいい気になった路線だよね。 馳星周さんが、香納諒一さんの文庫の解説で、旧世代のハードボイルド作家を指して、「心優しきおじさん」と言っていたように記憶している。白川さんは、まさに心優しきハードボイルドおぢの代表でありますな。ツェッペリンを持ってきても、浅さは変わらない。文学性も感動も変わらない。限界か。
天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫)より
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No.14
(3pt)

やや冗漫

いろいろな美味しいところがてんこ盛りで、冗漫な内容となってしまった。主人公が一人の女を思い続ける説得力も弱い。「流星の宴」や「海は乾いていた」という全作の方がずっと良かった。白川道のファンなだけに商業ベースに載らされた手法は残念である。
天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403479
No.13
(5pt)

久々の感動

上巻の半ばあたりから、グイグイと引き込まれるように一気に読んでしまいました。絶望の淵でなお一条の光を見出したいと願う登場人物の感情がひしひしと伝わってきました。魂の底から揺さぶられるような経験をさせてくれる小説、読んだ後は自分を取り巻く日常の世界がやや霞んで見えるような、そんな読み応えのある小説に、久しぶりに出会えました。しかし・・・最後のエピローグの部分だけは不要なのでは・・・?せっかくこれだけ説得力のある展開で描ききったのだから、その後の審判は読者の想像に委ねてもよかったのではと、少々残念。
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4344403479
No.12
(4pt)

天国への階段

日本テレビにてドラマ化され放映。著者が佐藤浩市さんに柏木圭一役を希望した事にはうなずけます。テレビドラマ版は長い原作の要約というよりも 原作の良さを抽出したという印象を受けます。 先にドラマをご覧になっている方原作の方をご一読下さい。私の場合上巻の始めの方はページをめくるのがゆっくりだったのですが後半、そして下巻のほうでは一気に読んでしまいました。
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4344403479
No.11
(5pt)

長さを感じない

切ない最後を迎える長編小説です。最近、日テレでドラマになりましたが、主人公役の佐藤浩市がぴったりという感じのものです。上下2段組で800頁という長いものですが、中盤からは早く感じる内容でした。
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4344403479
No.10
(4pt)

TVドラマを先に見とけ

日本テレビのドラマ版を見て感動、で、早速本屋に行って購入。仕事を切り上げて徹夜で読破した。感想としては、テレビの初回の方が格段によかった。今後もテレビ版がいいという確証はないが、この作品を深く厳しい愛を語る物語だとして捉えるなら、まずはテレビ版を一度でも見てからのほうがいいと思う。主人公たちの青春期や北海道の自然を語る上で、この作品にとって情景描写は欠かせない要素なのだが、この作者はあまりその辺が上手ではない。そのへんのせいで訴えかけというか説得力に欠ける局面が多い。テレビはかなり気合を入れて作りこんだようで、その辺りの欠点が完全に払拭されていた。逆にいえば、一旦、芸術的に作りこまれたTV版のあの情景と人間模様を刷りこまれれば、あとは小説でも欠点なしに読めるともいえる。一応、欠点あるので星4つ。
天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403479
No.9
(5pt)

美しい風土を背景に描かれた壮大なコンチェルト

北海道浦河町、絵笛。   ぼくはこの本を浦河への旅行に携行して行った。馬に乗り、牧柵越しに仔馬たちを見て、風と陽光とを感じた五月。小川のきらめきがあった。海の青があった。空の広さと、牧草のなびきを感じた。絵笛というこの物語の核を成す美しい土地はそこに実在していたし、ぼくはその空気の中を通り抜けて来た。深々と風景と物語とを呼吸し、味わう確かな時間の奥行きがそこには存在するかに思えてならなかった。 これは、牧場を乗っ取られ単身上京した少年の一生を賭した壮大な復讐劇である。現代版レ・ミゼラブルと帯に書かれている。白川道は『流星たちの宴』で自身の経験に基づいて栄光と失墜を描き、凄まじいまでの欲望とエネルギーの喪失とを小説に書く作家として世に登場した。のし上がり墜ちてゆくという圧倒的なビルディングス・ロマンを描写する才にのっけからぼくは脱帽した。 この作品では、そこに男と女の永劫とも言えるほどの永い時間をかけた愛憎をプラスし、時間の流れの低重音をいつも感じさせるような、遥かにスケールアップした形で、白川ワールドとして展開させている。その過程に投げられた一つの屍体。まるで『砂の器』のように悲しく、世界の影に忘れ去られ、そして最後までやり切れない闇の中の事件であった。 浦河絵笛の無人駅のプラットフォームから立ち去る一人の少年の心象。原野に埋められていくつもの季節を越えて来た一枚のレコード。レッド・ツェッペリン『天国への階段』がいつまでも鳴り響く浦河の過酷な冬。何とも寂しく切ない風景なのだけれど、たまらなく美しい。この土地と汚穢と欲望の人生を象徴するような東京という土地との風土のコントラストが実に味わい深い。この作品の読者には、いつかぜひ絵笛を本当に訪れていただきたいな、と思ってしまうくらいに……。
天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403479