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天使はモップを持って
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天使はモップを持っての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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サクリファイスで著者を知り驚嘆し、何作か読んだが、これは一番好みに合わなかった。女性が書くから許されるのかもしれないが、女性特有の感情を動機に絡めてそれを女性が謎解きするという構成が嫌だった。特に最後の一編はやっつけ仕事のような感じを受けた。残念ながら、1冊読むのが限界で、続きを購入する気にはなれなかった。 | ||||
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主人公は男で、実際の主人公はキリコという女性。 すべて女性的思考で書かれているので、男性読者である自分はイライラさせられる。 すっきりしない話ばかりが続く。 男は絶対読まない方がいい。 | ||||
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先に「モップの精は旅に出る」を購入し、一昨日読み終わりました。裏表紙にこの本は連載でこれが最後の物です。と有りましたので探しました。在庫有りでしたのですぐに注文致しました。今年70歳を迎えましたが、50歳ぐらいまではハードボイルド小説を読んでおりました。(西村寿行・北方謙三・堂場さん・青村誠一・船戸与一・大沢有昌、等々)さすがにこの年になりましたらハードボイルドはちょっと重く感じて来たので近くの書店で近藤史恵さんの本を選びました。殺人事件はあるのですがサラッとして重く感じませんでしたので購入しました。迅速な対応を感謝致します。また寄らせていただきます。有難うございました。 | ||||
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この作者の時代物を読んで、歌舞伎の世界に精通していることからファンになったのですが、この本によって、より好きになりました。まったく異なる分野なのに、そう感じさせないスゴイ作者だと思います。読み始めると止まらないほどの展開と、心理描写がうまい。いま、このシリーズを片っ端から読み漁っています。 | ||||
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本書は、近藤史恵さんの「モップ」シリーズの1冊目にあたる本です。 「歩いたあとには、1ミクロンの塵も落ちていない」という掃除の天才、そして、とても掃除スタッフには見えないほどお洒落な女の子・キリコが鋭い洞察力で真相をぴたりと当てる」という設定の作品です。 社会人1年目の気のいい青年大介が語り役で、シャーロックホームズで言えばワトソンのように、自分にはさっぱりわからない事件の真相をキリコが解いていくというストーリー。文庫本300ページ程度で8話の短編なので、1話30~40ページくらいの短い話が続きます。 読んでみると、キリコと大介はいい感じなのですが、それ以外の登場人物は独特にクセがある人たちで、共感しにくい人ばかりが出てきます。事件の結末も「えっ。そんなのでいいの?」と思うような作品が多く、納得感が乏しい感じがします。 また、この本は、書かれたのがしばらく前(ノベルス版2003年3月発刊)であるせいか、男尊女卑的な記述が散見され、好感がもてません。(著者が女性だからいいものの、男性が著者であれば、物議をかもしたかもしれません。) 私は、近藤史恵さんの作品が好きで、いつも楽しみに読ませていただいていますが、本書はあまり好きになれませんでした。 何冊も続編がある「モップ」シリーズですが、たぶん続編は読まないだろうと思います。 | ||||
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個人の意見ですが、十分に面白かったです。 一応、全巻購入しました。 | ||||
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主人公キリコは、10代のビル清掃作業員。派手な格好でプロの仕事をこなします。日常清掃だけでなく、特別清掃ー床洗いもお手のものです。 作者の近藤先生は作家に成り立ての時に、清掃の仕事をしていたとあとがきにあります。清掃の仕事を誰にでもできるおばちゃんの仕事とバカにされることのほうが多い中、真っ向から否定している文章に心が癒されました。 その上、ちりばめてある清掃作業員ならではの、清掃テクニックや出来事にも、臨場感がありました。 キリコと大介の掛け合いも楽しいです。10年程前の作品のため、総合職と一般職といった女性の雇用形態の人間模様、清掃作業員を外注する時代の前の時代が描かれています。 | ||||
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推理小説というジャンルは広いので、これも一つの形式と思います。 夜、寝る前に一話ずつ読むというパターンで、ささやかな楽しみになっています。 オヤジの目からすると、表紙のデザインが人前に出すと気恥ずかしい感じも・・・。 | ||||
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読書を今まで全くしなかった自分が夢中になれた作品。 事件推理でなるほどそういうことかと、感心する場面が多々ありました。夢中になりすぎて、夜更かししてしまいました。 | ||||
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とあるオフィスビルを舞台にした連作短編集で、探偵が掃除屋のお姉ちゃんというのが珍しく、 最初の事件はそれなりに救いのある終わりをするもののそれ以降が酷く、 日常の謎系かと思ったら殺人が起きたり、とにかく終わり方が救われなかったりと妙に暗い 主人公とキリコのラブコメ要素がほとんど無いというのも物足りなく、 それなのにラストの話がああいうのではどうにも楽しめるものではない ミステリとしてはいまいちで、恋愛要素があるわけでもないと、 全体的に見てアンバランスな作品だろう もう少しどちらかに寄せて欲しかった | ||||
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早く続編がKindleで楽しめるようにはならないのだろうか。 | ||||
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ほとんどドラマと同じ内容であったので、期待した本でもあり、外れ感もアリ。複雑。 | ||||
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オフィスでおこった女性がらみの事件を男性目線で書いているので、 こういうふわっとした印象にまとまるんだと思う。 で、キリコちゃんが女性の意見をだしてくれるので、軌道修正するといった感じ。 最後の「史上最悪のヒーロー」が好きです。 | ||||
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まず、「誇りを持って働く若い女性の清掃作業員」という名探偵の設定がよく効いています。あまりネタを割ることができないので詳しくは書きませんが、「目に入るものを奇麗にしたい」という職業意識が次第に周囲の人々の心に分け入り、やがて名探偵本人の問題になっていくという構成が見事です。 | ||||
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勤めているとき、オフィスはいつの間にか綺麗になっています。 いつの間に? もちろん私たちが帰宅したその後。 そして、この本の名探偵は、そんな私たちのオフィスを綺麗にしてくれる 清掃員で、とってもキュートな女の子です。 ちなみに事件は7つ。 それぞれ、オフィスの中の人間関係から起こる悪意などですが、ゴミ箱や 掃除する場所に現れたちょっとした変化からそれらを読み取り、鮮やかに 解き明かしています。 根気とテクニックを駆使して、オフィスを綺麗にする彼女の仕事に対する カッコイイ姿勢と、事件をスルッと解決する手腕に拍手。 | ||||
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清掃員キリコが、社内で起こる様々な事件の謎を解く日常ミステリー。この作品の魅力は、何と言ってもキリコ。彼女の今どきの女の子らしいすぱーんとした性格は好感がもてるし、一方で他人の気持ちを考えられる繊細な所は、探偵には必要不可欠な要素だと思います。最近のミステリーの名探偵は、男性がほとんどだったから、彼女のような新しい名探偵の活躍に期待してます。 | ||||
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シリーズの1作目,新書からの文庫落ちです. 舞台や登場人物など,特に目立ったところはないのですが, ちょっと物がなくなる,ちょっとトイレが汚されるといった, なにげない『日常』で起きる,その『ちょっと』のできごとに, 人の持つ『悪い』ところを見るようで,少し『苦さ』があります. これを主人公の女の子が,明るく解決していくのですが, ただ単に元気なのではなく,悩んだり傷ついたりしながら, また,それらがラストへと繋がっていく流れがよかったです. が,そのラストは『ひっかけ』が過ぎて合っていないような…. ほかでは,人が死んだり,いやらしいトラブルの割には, ぼんやりとゆるく片づくアンバランスさが気になりました, あと,短編で連載されていたものをまとめた作品らしいのですが, 毎回,主要人物の説明的な描写が入るのには少しくどく感じました. | ||||
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近藤史恵という作家を知ったのはこの本を手に取ったのがきっかけでした。軽めで読みやすくて、でも内容はしっかり面白い本ないかなというわがままを見事に叶えてくれました。 普通、ビルなどの清掃をしているのは「掃除のおばさん」が多いですが、この本で掃除と一緒に?鮮やかにオフィスの謎や事件を解いてみせるのはおしゃれでかわいい(でもひとくせある)キリコちゃん。 清掃員ならではの視点で、オフィスのごみ等から謎を明かしていくキリコちゃん、この頭の良さはただの清掃員にしとくにはもったいないです(笑) 私のようにすっかりキリコちゃんのファンになってしまったという方は 続編の「モップの精は深夜に現れる」もオススメです♪ | ||||
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