仮想儀礼

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評判

仮想儀礼の評価:

4.43/5点 レビュー 102件。 B ランク

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平均点4.43pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全149件 1〜20 1/8ページ
No.149
(5pt)

下巻のスピードと傾斜が半端ない

上巻を面白く読んでいてからの、下巻のスピード感と底なしに転げ落ちていくようなストーリー。久しぶりに身体にダメージがくる本だ。
 解説に、「確かにこれは人間喜劇であって、しかも同時に身の毛もよだつ恐怖小説にもなっているのである」とあった。本当にその通りだと思う。
 宗教を自分がどう見ているか、中から、外から、そういうのを炙り出され、信仰という人間の行為に畏れを感じる。怖いでもいい。なんだこれは。
 ドラマとはまた別物と考えた方がいい。ぜひこの身体にくる読書体験を。
仮想儀礼〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈下〉 (新潮文庫)より
4101484171
No.148
(5pt)

ドラマも良かったが原作が面白い!

NHKのドラマを見て原作を読む。
 淡々と進んでいくのだけれど、登場人物のクセがすごい。そしてそれはリアルな感じを一層引き立ている。自分も浄土真宗という宗教に身を置いているのだけど、「ああ、わかる!!!!」という宗教あるある的なところがとてもある。それは信仰について人間がとる行動がいかなる宗教であれ似通ったところがあるからだろう。息もつかせぬ展開で、一気に下巻を読み進めたくなる。
仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫)より
4101484163
No.147
(5pt)

リアリティーのあるフィクション!

入念な調査をして書かれていると感じる。宗教はこうやって人の心に忍び込み金を集め、その金の行き先は…
宗教を隠れ蓑にしたマネーロンダリングの手法がリアリティーを持って綴られています。
これが書かれたのは20年近く前のことですが、旧統一教会と自民党政治家の癒着が明らかになった今こそ読むべき小説です。下巻が楽しみです。
仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫)より
4101484163
No.146
(5pt)

下巻のスピードと傾斜が半端ない

上巻を面白く読んでいてからの、下巻のスピード感と底なしに転げ落ちていくようなストーリー。久しぶりに身体にダメージがくる本だ。
 解説に、「確かにこれは人間喜劇であって、しかも同時に身の毛もよだつ恐怖小説にもなっているのである」とあった。本当にその通りだと思う。
 宗教を自分がどう見ているか、中から、外から、そういうのを炙り出され、信仰という人間の行為に畏れを感じる。怖いでもいい。なんだこれは。
 ドラマとはまた別物と考えた方がいい。ぜひこの身体にくる読書体験を。
仮想儀礼〈下〉 Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈下〉より
4103133627
No.145
(5pt)

ドラマも良かったが原作が面白い!

NHKのドラマを見て原作を読む。
 淡々と進んでいくのだけれど、登場人物のクセがすごい。そしてそれはリアルな感じを一層引き立ている。自分も浄土真宗という宗教に身を置いているのだけど、「ああ、わかる!!!!」という宗教あるある的なところがとてもある。それは信仰について人間がとる行動がいかなる宗教であれ似通ったところがあるからだろう。息もつかせぬ展開で、一気に下巻を読み進めたくなる。
仮想儀礼〈上〉 Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉より
4103133619
No.144
(5pt)

リアリティーのあるフィクション!

入念な調査をして書かれていると感じる。宗教はこうやって人の心に忍び込み金を集め、その金の行き先は…
宗教を隠れ蓑にしたマネーロンダリングの手法がリアリティーを持って綴られています。
これが書かれたのは20年近く前のことですが、旧統一教会と自民党政治家の癒着が明らかになった今こそ読むべき小説です。下巻が楽しみです。
仮想儀礼〈上〉 Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉より
4103133619
No.143
(4pt)

「儀礼」が効いている

金儲けのために新しい宗教をつくる男二人。お調子者とも思える二人だが、徐々に人が集まり、集まってきたメンバーたちに翻弄されることになる。

仮想→現実でない、はわかる気がするが、宗教、信仰でなく「儀礼」としたのは、自分が人生だと思っているものが実は形ばかり、という作者の視点なのか。
新宗教を真ん中に据えたストーリーではあるが、集まってきたメンバーそれぞれの宗教に寄らざるを得ない生き方が併行して書かれており、興味をもって読み進んだ。
仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫)より
4101484163
No.142
(4pt)

「儀礼」が効いている

金儲けのために新しい宗教をつくる男二人。お調子者とも思える二人だが、徐々に人が集まり、集まってきたメンバーたちに翻弄されることになる。

仮想→現実でない、はわかる気がするが、宗教、信仰でなく「儀礼」としたのは、自分が人生だと思っているものが実は形ばかり、という作者の視点なのか。
新宗教を真ん中に据えたストーリーではあるが、集まってきたメンバーそれぞれの宗教に寄らざるを得ない生き方が併行して書かれており、興味をもって読み進んだ。
仮想儀礼〈上〉 Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉より
4103133619
No.141
(5pt)

長編であることを忘れる内容でした。

上巻を読み終え、引き続き読ませて頂きました。団体が一気に崩れて行く流れに圧倒されました。教祖が教団を閉鎖しようとしても信者が存続を支援した事については、信者が信じるものを失う恐怖感によるものと思いました。生きづらい人間の逃げ場として、医療や福祉と違い宗教は拒絶されやすいのは、お布施や更に信者を増やすための布教活動が有るためだけ、ではないのかもしれませんね。
仮想儀礼〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈下〉 (新潮文庫)より
4101484171
No.140
(5pt)

長編であることを忘れる内容でした。

上巻を読み終え、引き続き読ませて頂きました。団体が一気に崩れて行く流れに圧倒されました。教祖が教団を閉鎖しようとしても信者が存続を支援した事については、信者が信じるものを失う恐怖感によるものと思いました。生きづらい人間の逃げ場として、医療や福祉と違い宗教は拒絶されやすいのは、お布施や更に信者を増やすための布教活動が有るためだけ、ではないのかもしれませんね。
仮想儀礼〈下〉 Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈下〉より
4103133627
No.139
(5pt)

宗教と福祉に共通点が有るとは予想外でした。

突然、神様が降臨して来て宗教が起こるのではないところに、驚かされた部分もあり、あるいみ当然と思えたりでした。生きづらさを抱えた若者達への対応は、福祉と重なるところもありましたね。一見、真逆の立場のようでいて共通点に気づかせてもらえる良い機会となりました。
段々、教祖らしく成長する姿に頼もしくもあり、いつメッキが剥がれるんだか、とヒヤヒヤしたり、下巻が楽しみです。
仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫)より
4101484163
No.138
(5pt)

宗教と福祉に共通点が有るとは予想外でした。

突然、神様が降臨して来て宗教が起こるのではないところに、驚かされた部分もあり、あるいみ当然と思えたりでした。生きづらさを抱えた若者達への対応は、福祉と重なるところもありましたね。一見、真逆の立場のようでいて共通点に気づかせてもらえる良い機会となりました。
段々、教祖らしく成長する姿に頼もしくもあり、いつメッキが剥がれるんだか、とヒヤヒヤしたり、下巻が楽しみです。
仮想儀礼〈上〉 Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉より
4103133619
No.137
(5pt)

大乗仏教

チベットを旅をした人にとってはたまらない本の一冊。
良く調べられてる。
篠田節子さんこれからも楽しみ
仮想儀礼〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈下〉 (新潮文庫)より
4101484171
No.136
(5pt)

大乗仏教

チベットを旅をした人にとってはたまらない本の一冊。
良く調べられてる。
篠田節子さんこれからも楽しみ
仮想儀礼〈下〉 Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈下〉より
4103133627
No.135
(5pt)

科学が進歩しても、人間は同じようには進歩していない。

10年ぶり、2周目の仮想儀礼。

長年信頼していた人が、まさか!
のカルトなんだか、宗教なんだか、マルチなんだか詐欺?…いつか洗脳が解ける日は来るのか?と思った時に再読したいと手に取りました。

巷では真夏の厄災が読まれていますが、自分はこちら。

ゲームのシナリオを書く副業を掛け持ちしていた、都庁のエリートだった正彦。本業を辞め作家として生きていく!と決めたはずが出版社が無くなり、頼っていた編集者 矢口は女で躓き行方不明…漸く矢口を見つけ、家で問い詰めていると、テレビには、世界貿易センターに自爆テロが突っ込んでいく映像。

食い詰めた二人が、これからどうやって暮らしていくか考えた時に『これからは宗教だ!』と新たなビジネスを立ち上げる。

極めて常識的で、事業を興す才覚もある正彦が『精神の安定というサービスを売り対価を得る』と掲げた商売は、徐々に信者を増やし、教団も栄えていく。

神仏に頼ったことのなさそうな正彦の発する良識的な言葉に、信者は信仰を深め…正彦の宗教でご利益があった!と、バックアップしてくれる中小企業の社長が現れたり、ビジネス書を絡めたような啓発本も出版し、順風満帆に事業が拡大されると思われるが…

乗っ取りを企むマルチ商法あがりの大手?の先発新興宗教に関わった事が発端となり、カルトと世間から見なされ…

信仰心を全く持ち合わせていない教祖に対し、教団を心の拠り所に、狂気を孕んだ信者が暴走し、事態はとんでもないラストへ……

小説ではオウムの事件も取り上げられてて…10年前には、洗脳なんて言葉も聞かれてたよな…なんてことも思い出し…

9.11や大震災の後と同じような空気を感じ、先行き不透明な世の中、こんなビジネスを考えている人達も中にはいるんだろうなあ。

きっと、私達は自分が思っているより、ずっと強いけど、案外脆くて…何かにすがりたくなったりするけど、すがりたくなる、そのもの自体そんなに強くないんだよね、きっと。

上下巻の長い小説だけど、読み始めたらあっちゅう間。今の世の中にも通じる部分もあってお薦めです。
仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫)より
4101484163
No.134
(5pt)

科学が進歩しても、人間は同じようには進歩していない。

10年ぶり、2周目の仮想儀礼。

長年信頼していた人が、まさか!
のカルトなんだか、宗教なんだか、マルチなんだか詐欺?…いつか洗脳が解ける日は来るのか?と思った時に再読したいと手に取りました。

巷では真夏の厄災が読まれていますが、自分はこちら。

ゲームのシナリオを書く副業を掛け持ちしていた、都庁のエリートだった正彦。本業を辞め作家として生きていく!と決めたはずが出版社が無くなり、頼っていた編集者 矢口は女で躓き行方不明…漸く矢口を見つけ、家で問い詰めていると、テレビには、世界貿易センターに自爆テロが突っ込んでいく映像。

食い詰めた二人が、これからどうやって暮らしていくか考えた時に『これからは宗教だ!』と新たなビジネスを立ち上げる。

極めて常識的で、事業を興す才覚もある正彦が『精神の安定というサービスを売り対価を得る』と掲げた商売は、徐々に信者を増やし、教団も栄えていく。

神仏に頼ったことのなさそうな正彦の発する良識的な言葉に、信者は信仰を深め…正彦の宗教でご利益があった!と、バックアップしてくれる中小企業の社長が現れたり、ビジネス書を絡めたような啓発本も出版し、順風満帆に事業が拡大されると思われるが…

乗っ取りを企むマルチ商法あがりの大手?の先発新興宗教に関わった事が発端となり、カルトと世間から見なされ…

信仰心を全く持ち合わせていない教祖に対し、教団を心の拠り所に、狂気を孕んだ信者が暴走し、事態はとんでもないラストへ……

小説ではオウムの事件も取り上げられてて…10年前には、洗脳なんて言葉も聞かれてたよな…なんてことも思い出し…

9.11や大震災の後と同じような空気を感じ、先行き不透明な世の中、こんなビジネスを考えている人達も中にはいるんだろうなあ。

きっと、私達は自分が思っているより、ずっと強いけど、案外脆くて…何かにすがりたくなったりするけど、すがりたくなる、そのもの自体そんなに強くないんだよね、きっと。

上下巻の長い小説だけど、読み始めたらあっちゅう間。今の世の中にも通じる部分もあってお薦めです。
仮想儀礼〈上〉 Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉より
4103133619
No.133
(5pt)

篠田節子先生すごいです!

昨今、特に若い作家の作品は、文章は上手くても、登場人物の書き分けがほぼないことがあり、こういう技巧だけの作品からは感動が得られずただの暇つぶしにしかなりません。篠田先生の作品は、細部にわたる綿密な取材からくるリアリティ以外に、卓越した人物描写により、最初から最後まで役者が映画で演じているのを見るように、作品に入り込んで読み進めることが出来ました。ぜひ映画化してほしい、その場合、井坂の役は、相島一之さんでお願いします。
仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫)より
4101484163
No.132
(5pt)

篠田節子先生すごいです!

昨今、特に若い作家の作品は、文章は上手くても、登場人物の書き分けがほぼないことがあり、こういう技巧だけの作品からは感動が得られずただの暇つぶしにしかなりません。篠田先生の作品は、細部にわたる綿密な取材からくるリアリティ以外に、卓越した人物描写により、最初から最後まで役者が映画で演じているのを見るように、作品に入り込んで読み進めることが出来ました。ぜひ映画化してほしい、その場合、井坂の役は、相島一之さんでお願いします。
仮想儀礼〈上〉 Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉より
4103133619
No.131
(4pt)

仮想儀礼(下)

スキャンダルの末、教団は財産を失う。しかし、残った信者たちの抱える心の傷は、ビジネスの範疇をはるかに超えていた。家族から無視され続けた主婦、ホテルで飼われていた少女、実の父と兄から性的虐待を受ける女性…居場所を失った者たちが集う教団は、次第に狂気に蝕まれてゆく。「カルト」の烙印を押された聖泉真法会。さまよえる現代の方舟はどこへ向かうのか―。
仮想儀礼〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈下〉 (新潮文庫)より
4101484171
No.130
(5pt)

仮想儀礼(上)

信者が三十人いれば、食っていける。五百人いれば、ベンツに乗れる―作家になる夢破れ家族と職を失った正彦と、不倫の果てに相手に去られホームレス同然となった矢口は、9・11で、実業の象徴、ワールドトレードセンターが、宗教という虚業によって破壊されるのを目撃する。長引く不況の下で、大人は漠然とした不安と閉塞感に捕らえられ、若者は退屈しきっている。宗教ほど時代のニーズに合った事業はない。古いマンションの一室。借り物の教義と手作りの仏像で教団を立ち上げた二人の前に現れたのは…。
仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫)より
4101484163