仮想儀礼

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評判

仮想儀礼の評価:

4.43/5点 レビュー 102件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.43pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全149件 21〜40 2/8ページ
No.129
(4pt)

仮想儀礼(下)

スキャンダルの末、教団は財産を失う。しかし、残った信者たちの抱える心の傷は、ビジネスの範疇をはるかに超えていた。家族から無視され続けた主婦、ホテルで飼われていた少女、実の父と兄から性的虐待を受ける女性…居場所を失った者たちが集う教団は、次第に狂気に蝕まれてゆく。「カルト」の烙印を押された聖泉真法会。さまよえる現代の方舟はどこへ向かうのか―。
仮想儀礼〈下〉 Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈下〉より
4103133627
No.128
(5pt)

仮想儀礼(上)

信者が三十人いれば、食っていける。五百人いれば、ベンツに乗れる―作家になる夢破れ家族と職を失った正彦と、不倫の果てに相手に去られホームレス同然となった矢口は、9・11で、実業の象徴、ワールドトレードセンターが、宗教という虚業によって破壊されるのを目撃する。長引く不況の下で、大人は漠然とした不安と閉塞感に捕らえられ、若者は退屈しきっている。宗教ほど時代のニーズに合った事業はない。古いマンションの一室。借り物の教義と手作りの仏像で教団を立ち上げた二人の前に現れたのは…。
仮想儀礼〈上〉 Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉より
4103133619
No.127
(4pt)

アクション要素多めの下巻

教祖の正彦が主宰する聖泉真法会は、順調すぎた勢力拡大の副作用を受ける形で、頼りにしていたパトロンからは見放され、世間からはカルト宗教の烙印を押されてしまいます。周りには古参の女性信者しかいなくなり、正彦は宗教団体の解散を決意。しかし、正彦の意志では信者をコントロールすることは既にできなくなっており、破滅に向けたカウントダウンが始まるというのが下巻の展開。
下巻は上巻に比べるとアクションの要素が多く、ときにはリアルで残酷な描写に顔をしかめながら読み通しました。
篠田節子の小説を初めて読みましたが、他の作品にも目を通してみたくなりました。
仮想儀礼〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈下〉 (新潮文庫)より
4101484171
No.126
(4pt)

悪人になりきれない主人公に好感

オウム事件の死刑囚に死刑が執行されたのがきっかけで、宗教団体を描いた小説が読みたくなり手に取りました。
都庁を退職した主人公の正彦が雑誌の編集者の矢口と組んで新興宗教を立ち上げ、才覚と偶然に恵まれて規模を拡大。順風満帆と思われたところ、より大きな宗教団体から買収の圧力がかかり、信者の裏切りで結束にほころびが見え始めるなど、先行きに暗雲が立ち込め始める、までが上巻のあらすじ。
詐欺師を自認していても悪人になりきれず、信者の将来を慮る正彦に好感を持って読みました。
仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫)より
4101484163
No.125
(4pt)

アクション要素多めの下巻

教祖の正彦が主宰する聖泉真法会は、順調すぎた勢力拡大の副作用を受ける形で、頼りにしていたパトロンからは見放され、世間からはカルト宗教の烙印を押されてしまいます。周りには古参の女性信者しかいなくなり、正彦は宗教団体の解散を決意。しかし、正彦の意志では信者をコントロールすることは既にできなくなっており、破滅に向けたカウントダウンが始まるというのが下巻の展開。
下巻は上巻に比べるとアクションの要素が多く、ときにはリアルで残酷な描写に顔をしかめながら読み通しました。
篠田節子の小説を初めて読みましたが、他の作品にも目を通してみたくなりました。
仮想儀礼〈下〉 Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈下〉より
4103133627
No.124
(4pt)

悪人になりきれない主人公に好感

オウム事件の死刑囚に死刑が執行されたのがきっかけで、宗教団体を描いた小説が読みたくなり手に取りました。
都庁を退職した主人公の正彦が雑誌の編集者の矢口と組んで新興宗教を立ち上げ、才覚と偶然に恵まれて規模を拡大。順風満帆と思われたところ、より大きな宗教団体から買収の圧力がかかり、信者の裏切りで結束にほころびが見え始めるなど、先行きに暗雲が立ち込め始める、までが上巻のあらすじ。
詐欺師を自認していても悪人になりきれず、信者の将来を慮る正彦に好感を持って読みました。
仮想儀礼〈上〉 Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉より
4103133619
No.123
(4pt)

果たして単なる詐欺なのかそれとも真の宗教なのか

結論から言えば最終的に聖泉真法会なる新興宗教組織は壊滅に追い込まれるが、下巻はひたすら信者の家族らによって攻撃され組織が機能しなくなっていく様を克明に綴っている。
確かに詐欺商法から逸脱はしていないが、話は真の宗教に匹敵するほど濃いものになっていくのが本書の宗教らしからぬ宗教の気がした。
一般文学通算2017作品目の感想。2018/01/26 20:40
仮想儀礼〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈下〉 (新潮文庫)より
4101484171
No.122
(4pt)

果たして単なる詐欺なのかそれとも真の宗教なのか

結論から言えば最終的に聖泉真法会なる新興宗教組織は壊滅に追い込まれるが、下巻はひたすら信者の家族らによって攻撃され組織が機能しなくなっていく様を克明に綴っている。
確かに詐欺商法から逸脱はしていないが、話は真の宗教に匹敵するほど濃いものになっていくのが本書の宗教らしからぬ宗教の気がした。
一般文学通算2017作品目の感想。2018/01/26 20:40
仮想儀礼〈下〉 Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈下〉より
4103133627
No.121
(5pt)

カルトの作り方が丸わかり!!なぜ人は宗教にハマるのかが解る

これを読めば、なぜ聖書がこの世に存在するのか、なぜ人は神を作るのか、我々がぼんやりと不思議だと感じていることがらが一発で理解できます。
日本の新興宗教はなぜ、ある特定の人たちに支持されるのか、またはイキガミ様を求める人々がいるのかがわかるようになります。

ご家族がカルトにかかわってしまった。オウムや統一教会や創価学会などのカルト組織にかかわり、家族と話し合いが持てなくなったなどという人々にはぜひ読んでほしい一冊です。

日本人は外国人と話すとき、必ず自分は無宗教だと語ります。すると海外の人たちの視線に一種の軽蔑が浮かびます。この視線は表向きは大きな理解、その裏には哀れみにも似た軽蔑があります。

この意味が理解できるようになる深い一冊です。そこら辺の大学に行くくらいなら、この本を一冊、バイブル代わりにして読むとよいでしょう。
仮想儀礼〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈下〉 (新潮文庫)より
4101484171
No.120
(5pt)

カルトの作り方がわかる 宗教にお金が流れる仕組みがわかる一冊

アメリカは自由の国ですが、かの国のエリートはウォールストリート。世界の金融市場を手玉に取るあの国のエリートたちは、大成功すると必ずお手手が後ろに回り、犯罪者として捕まってしまいます。
不思議なほど、大喜びでお金を手にした人たちは最後は犯罪者として、マスコミにつるし上げになります。

彼らは、なんとなく良いことをしようとした。他人の為になり、他人様に喜んでいただけ、そののち自分もその代償が頂ける。それは夢であり希望だった。毎日の目的とゴールを明確にし、それを実践していくにつれ、徐々に歯車が狂いだした。

この本の登場者たちは、なんとなく良いこと、なんとなくちょっとずつ、少しずつ自分の行動が変わっていく。それには明確な悪意など全くない。
ところが救われたい、助かりたい、「欲」が関係してくると歯車は必ず狂う。
それが明確にされている本です。

カルトに惹かれる若者は、生真面目で良い子、その優等生たちが学校と家庭いう楽園から離れたとき、その時がカルトのターゲットになる。
日本では信仰の自由という名のもと、だれも信仰とカルトとやばさに関して口にしないムードがある。フランスでは統一教会や創価学会はカルト認定されているが、それを自分の意志で選ぶのは自由とされている。

海外では無宗教と答えることに自分の自由と責任を問われる。日本では無宗教と答えなければ、社会から制裁が加えられると感じる。
宗教に対して何か考えることがる人は、この本をぜひ読んでほしい。
仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫)より
4101484163
No.119
(5pt)

カルトの作り方が丸わかり!!なぜ人は宗教にハマるのかが解る

これを読めば、なぜ聖書がこの世に存在するのか、なぜ人は神を作るのか、我々がぼんやりと不思議だと感じていることがらが一発で理解できます。
日本の新興宗教はなぜ、ある特定の人たちに支持されるのか、またはイキガミ様を求める人々がいるのかがわかるようになります。

ご家族がカルトにかかわってしまった。オウムや統一教会や創価学会などのカルト組織にかかわり、家族と話し合いが持てなくなったなどという人々にはぜひ読んでほしい一冊です。

日本人は外国人と話すとき、必ず自分は無宗教だと語ります。すると海外の人たちの視線に一種の軽蔑が浮かびます。この視線は表向きは大きな理解、その裏には哀れみにも似た軽蔑があります。

この意味が理解できるようになる深い一冊です。そこら辺の大学に行くくらいなら、この本を一冊、バイブル代わりにして読むとよいでしょう。
仮想儀礼〈下〉 Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈下〉より
4103133627
No.118
(5pt)

カルトの作り方がわかる 宗教にお金が流れる仕組みがわかる一冊

アメリカは自由の国ですが、かの国のエリートはウォールストリート。世界の金融市場を手玉に取るあの国のエリートたちは、大成功すると必ずお手手が後ろに回り、犯罪者として捕まってしまいます。
不思議なほど、大喜びでお金を手にした人たちは最後は犯罪者として、マスコミにつるし上げになります。

彼らは、なんとなく良いことをしようとした。他人の為になり、他人様に喜んでいただけ、そののち自分もその代償が頂ける。それは夢であり希望だった。毎日の目的とゴールを明確にし、それを実践していくにつれ、徐々に歯車が狂いだした。

この本の登場者たちは、なんとなく良いこと、なんとなくちょっとずつ、少しずつ自分の行動が変わっていく。それには明確な悪意など全くない。
ところが救われたい、助かりたい、「欲」が関係してくると歯車は必ず狂う。
それが明確にされている本です。

カルトに惹かれる若者は、生真面目で良い子、その優等生たちが学校と家庭いう楽園から離れたとき、その時がカルトのターゲットになる。
日本では信仰の自由という名のもと、だれも信仰とカルトとやばさに関して口にしないムードがある。フランスでは統一教会や創価学会はカルト認定されているが、それを自分の意志で選ぶのは自由とされている。

海外では無宗教と答えることに自分の自由と責任を問われる。日本では無宗教と答えなければ、社会から制裁が加えられると感じる。
宗教に対して何か考えることがる人は、この本をぜひ読んでほしい。
仮想儀礼〈上〉 Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉より
4103133619
No.117
(5pt)

文句なしに面白い!

ゲーム作家に憧れて職を失なった正彦は、桐生慧海と名乗って、同じく失業者の矢口と共に金儲け目当ての教団「聖泉真法会」を創設する。悩める女たちの避難場所に過ぎなかった集まりは、インターネットを背景に勢力を拡大するが、営利や売名目的の人間たちの介入によって、巨額の金銭授受、仏像や不動産をめぐる詐欺、信者の暴力事件、そして殺人など続発するトラブルに翻弄される。
仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫)より
4101484163
No.116
(5pt)

文句なしに面白い!

ゲーム作家に憧れて職を失なった正彦は、桐生慧海と名乗って、同じく失業者の矢口と共に金儲け目当ての教団「聖泉真法会」を創設する。悩める女たちの避難場所に過ぎなかった集まりは、インターネットを背景に勢力を拡大するが、営利や売名目的の人間たちの介入によって、巨額の金銭授受、仏像や不動産をめぐる詐欺、信者の暴力事件、そして殺人など続発するトラブルに翻弄される。
仮想儀礼〈上〉 Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉より
4103133619
No.115
(4pt)

面白い!

ゲーム作家に憧れて職を失なった正彦は、桐生慧海と名乗って、同じく失業者の矢口と共に金儲け目当ての教団「聖泉真法会」を創設する。悩める女たちの避難場所に過ぎなかった集まりは、インターネットを背景に勢力を拡大するが、営利や売名目的の人間たちの介入によって、巨額の金銭授受、仏像や不動産をめぐる詐欺、信者の暴力事件、そして殺人など続発するトラブルに翻弄される。
仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫)より
4101484163
No.114
(5pt)

篠田節子、やっぱりすごい

面白い!!
主人公が自分で作ったビジネス宗教団体を冷ややかに見ている。それに対して周りの信者達が熱心に信仰していて。さらにビジネス宗教団体も主人公の手に追えなくなっていくぐらい成長していく。
篠田節子って本当、読ませるよなーどんどん引き込まれる。で、気がついた時にはいつも鳥肌たつぐらい怖い。。。って思う。
まだ上巻途中ですが、ここまででもう充分。面白い。
先が楽しみーーーーー‼
仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫)より
4101484163
No.113
(5pt)

新興宗教の創設から終焉まで

本の帯の「信者が三十人いれば、食っていける。五百人いればベンツに乗れる。長引く不況中で、大人は漠然とした不安と閉塞感に捕えられ、若者は退屈し切っている。宗教ほど時代にニーズに合った事業はない。」につられて手にとった。
 でっち上げた宗教に、生きずらい系の若者、家庭の悩みを持つ主婦などの信者が集まり組織が大きくなっていくが、スキャンダルに巻き込まれ「カルト」の烙印を押され、教祖が廃業しようとしても、信者が狂気に蝕まれていく。新興宗教の創設、成長・繁栄、衰退・終焉をこの小説はたっぷりと見せてくれる。
 金もうけのために新興宗教を始めたものの、悪党になりきれず、常識的で良識のある教祖が、この小説を最後まで読ませる。
仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉 (新潮文庫)より
4101484163
No.112
(4pt)

面白い!

ゲーム作家に憧れて職を失なった正彦は、桐生慧海と名乗って、同じく失業者の矢口と共に金儲け目当ての教団「聖泉真法会」を創設する。悩める女たちの避難場所に過ぎなかった集まりは、インターネットを背景に勢力を拡大するが、営利や売名目的の人間たちの介入によって、巨額の金銭授受、仏像や不動産をめぐる詐欺、信者の暴力事件、そして殺人など続発するトラブルに翻弄される。
仮想儀礼〈上〉 Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉より
4103133619
No.111
(5pt)

篠田節子、やっぱりすごい

面白い!!
主人公が自分で作ったビジネス宗教団体を冷ややかに見ている。それに対して周りの信者達が熱心に信仰していて。さらにビジネス宗教団体も主人公の手に追えなくなっていくぐらい成長していく。
篠田節子って本当、読ませるよなーどんどん引き込まれる。で、気がついた時にはいつも鳥肌たつぐらい怖い。。。って思う。
まだ上巻途中ですが、ここまででもう充分。面白い。
先が楽しみーーーーー‼
仮想儀礼〈上〉 Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉より
4103133619
No.110
(5pt)

新興宗教の創設から終焉まで

本の帯の「信者が三十人いれば、食っていける。五百人いればベンツに乗れる。長引く不況中で、大人は漠然とした不安と閉塞感に捕えられ、若者は退屈し切っている。宗教ほど時代にニーズに合った事業はない。」につられて手にとった。
 でっち上げた宗教に、生きずらい系の若者、家庭の悩みを持つ主婦などの信者が集まり組織が大きくなっていくが、スキャンダルに巻き込まれ「カルト」の烙印を押され、教祖が廃業しようとしても、信者が狂気に蝕まれていく。新興宗教の創設、成長・繁栄、衰退・終焉をこの小説はたっぷりと見せてくれる。
 金もうけのために新興宗教を始めたものの、悪党になりきれず、常識的で良識のある教祖が、この小説を最後まで読ませる。
仮想儀礼〈上〉 Amazon書評・レビュー: 仮想儀礼〈上〉より
4103133619