海辺のカフカ

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評判

海辺のカフカの評価:

3.76/5点 レビュー 521件。 D ランク

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平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全110件 101〜110 6/6ページ
No.10
(1pt)

最悪の駄作。

村上春樹はもはや、自作のパロディしか
書けなくなってしまったのではないか? 
目についた欠点を、ネタバレにならない範囲で挙げてみる。
・展開の一つ一つが行き当たりばったりで、奥行きに乏しい。
 また、個々の事件が「象徴的」な形でしか起こらないため、
 小説世界全体がひどく薄っぺらに感じられる。
・少年小説であるがゆえの妙な目線の低さと、そこから来る説教臭。
 「一般大衆」に歩み寄ろうとしながら、
 同時に「しょせんこの程度でオッケー」と
 たかをくくっているかのようだ。
・甲村記念図書館の「佐伯さん」「大島さん」という、
 重要な脇役二人の存在感が、あまりに希薄。
 『ノルウェイ』のレイコさんなどと比べると、
 ほとんど雲泥の差がある。
・会話一般がひどい。
 「大島さん」がパエリアを食べつつ、
 「スペイン戦争に参加するんだ」などと言い出しておきながら、
 「性別不明の血友病の人間が戦争に参加できるわけないだろう」と
 顔をしかめて言うまでの一連の会話(31章)は、ほとんど噴飯もの。
 同じく「大島さん」が、
 戯画化された教条的フェミニスト二人組をやっつける場面にも、
 まったく感心できない。
・執筆中に触れたであろう書物や音楽への言及が、
 単なる感想の垂れ流しに終わっている。
・「海辺のカフカ」の歌詞が空虚で訴求力に乏しい。
・カフカ少年が登場する章で押し通される、
 現在時制の日本語の緊張感のなさ。
 『世界の終わり』英訳からの逆輸入と思えるが、成功していない。
・全篇を支配する重要性を持つはずの、
 カフカ少年の父親の「呪い」(のごときもの)の、
 圧倒的説得力の無さ。
 それに伴うギリシア悲劇の引用の空虚さ。
正直なところ、「これは駄目だ。問題にならない」と、
真剣に言ってあげられる人間が、
村上春樹の周辺には一人もいないのだろうかと思う。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545
No.9
(2pt)

気分転換に

重厚な小説を読みながら、小休止に2−3章ずつ読むのに適した小説でした。丁度よいテンポと、独特の文体でこそ可能なユーモアと、先が読めながらも適度に期待感を持たせるプロットで、良い気分転換になります。ただ、上下と読み終えるのに一日もかかりませんし、気分転換以外の目的で読むには内容が軽すぎる気がしました。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545
No.8
(2pt)

ダークなスパイスの効いたおとぎ話か少年成長記

村上さんの小説を初めて読みました。世界観はひしひしと伝わってきました。ファンの方はこのワールドがたまらないんだろうなって。
この話はおとぎ話チックな少年成長記でしょうか。
少年が父も母も超えて成長してゆく様を描いている様に感じましたが、どうも「猫殺し」と「近親相姦」が受け入れられません。
特に「猫殺し」場面がどうしてもどうしても心に残っちゃって。ファンはこのダークなスパイスがたまらないんでしょうね。
ただのおとぎ話が受け入れられなくなった時代に素直に悲しみを感じます。
ナカタさんとホシノ青年の話はとっても面白かった。カーネルも最高。
個人的な好みだとこちらをメインにして欲しかったぐらい。カフカ少年の話だけだったら正直最後まで読まなかったかも。
海辺のカフカ (下) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (下) (新潮文庫)より
4101001553
No.7
(1pt)

さようなら,村上さん!

久々に村上春樹の小説を読んだ.全編セックスとバイオレンスに満ち溢れている.このような手段を使わなければ表現できないとしたら,なんと創造力に欠ける作家に成り下がってしまったのだろう.これを読んで「感動した」と多くの人が感じるとしたら,もはや世の中に健全さが失われつつあるということだろうか.そうだとすれば,その責任は村上春樹にもあると言える.多くの読者への影響力の大きさを作家としてきちんと考えて欲しい.その他,彼の小説でスパイスとなっていた音楽や映画の趣味が悪くなっていたし,「メタファー」という表現を安易に使い過ぎている.
海辺のカフカ (下) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (下) (新潮文庫)より
4101001553
No.6
(1pt)

やれやれ...

これは、原稿料を稼ぐためにページを増やしたのかな?それとも自分の技量を見せるため?(上)を読んで止めようとおもった。やれやれ...。(下)やっぱりね。す~~んごい飛ばして読んだけど。苦痛だった。村上春樹の作品は、翻訳も含めかなり読んだけど。やれやれ、これはダメだネ。やれやれ...まいったヨ。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545
No.5
(1pt)

無内容で軽い

傘を振りかざすと空からヒルや魚が降ってきたり、幽霊だのカーネルサンダースだの白い変な怪物だの意味不明で非現実的な物が多数登場するが、最終的にその意味を説明せずに完結している。テーマをメタファーとし、気取った文章でそれを書くことで、さも意味があるかのように見せかけている。読者の想像力に頼るばかりで、小説自体は無内容で軽い。村上春樹ファンはこのような不可解な文章を見て捻った解釈をし、独自の意味を付与してそれなりに楽しめているのだろうが、私には全く理解できなかった。あまりのくだらなさに読み終わった後に頭痛がした。お勧めしない。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545
No.4
(2pt)

もう昔の村上先生ではないのね

ずっと村上先生の愛読者ですが、この本にはやられたってきがして思い出すこともできないくらいの内容でした。15才の少年がなんであんなにタフなんだろう。まるで50才位の精神年齢。ありえないこと書くのが小説だけど、図書館に通って山にこもって15才って設定した時点でその意味は大きくあるはずなのに。最後の父との関係もいまひとつわからないままだったし。でも新刊が出ると必ず手にとってしまう私です。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545
No.3
(2pt)

う~ん……

 僕は春樹の小説は全部読んでいる。だから彼に好意を抱いていないわけではない。しかし、今回の作品に関して言えば彼の作品中では最もといっていいほどできは悪いのではないか。 春樹は確か1949うまれである。それを考えると今彼は60近い。そのような老人が15歳の家出少年の心を書こうとしているのである。それにはやっぱり無理があったと僕なんかには思えてしまうのである。読んでいて文章の端々に年老いた感性が見え隠れする。確かに、この作家は若い心を書くことに対して注力してきたと思われるが、やはり彼の作品の中で若者と共感できるのは初期の作品であると思う。僕は、彼のほかの作品である“シドニー”を読んで彼は壮年になりきれていないとおもった。彼はやはり、若者であり続けたいのであろう。しかし、時はそれを許してはくれない。まず次の作品を書く前に、自分と折り合いをつけることが必要なんではないか?
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545
No.2
(1pt)

村上春樹という青年

作者は本質的に厭世的で、それに陶酔するような青年期特有の自己愛を未だに引きずっている。私はこのような誰しも通る道を「ガラスの感性」と表現しているが、村上春樹はそれを作品で露呈している。だから、一時期に村上春樹に好感を持つことはあっても、その作品にずっと浸っていられるほど、世界はガラスの感性の保持者達で満ちてはいない。主人公の名前である「カフカ」、これを村上は一体どういうつもりで名付けたのだ?誰しもが実存主義文学の先駆であるフランツ・カフカを想起する。名の一致は其の作品が、カフカの「変身」「城」「審判」などと比較されるということである。村上春樹に、カフカのような「時の風化に耐えた作品」を産み出す魂があるか?否である。村上春樹は所詮、狭い日本という島国で育った、「ガラスの感性」の流布者に過ぎない。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545
No.1
(2pt)

文庫か・・

まあ、単行本はちょっと高くて手が出せないという人にはよかったのかもしれません。意外とこの作品人気のようですしね。でも、この作品。何が面白いか、と訊かれると何も面白くないと自分は言うしかありません。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)より
4101001545