ノルウェイの森

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評判

ノルウェイの森の評価:

3.82/5点 レビュー 818件。 C ランク

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平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,323件 681〜700 35/67ページ
No.643
(5pt)

著者のメッセージを探ってもらいたい。

昨年、待望の映画化が成されるので、23年ぶりに「ノルウェイの森」を読んでみた。

書店に行くたびに、なんとなく再読したくない気持ちが意識の深いところから起こり「ノルウェイの森」を避けてきた。正確には村上春樹自体を避けてきた。『1Q84』が昨年ビック・ヒットしたが読んでいない。
青年の頃に感動出来たものには羞恥心を感じるし、再読してどう感じるのかということには恐れも感じるのだろう。
「ダンス・ダンス・ダンス」なんかはマシだった。当時に読み取った作者のメッセージをいまだに思い浮かべる。「何故、人は生きるのか?」という主人公の疑問に、羊男が答える。「何故という理由なんか考えてはいけない。 人生はダンスみたいなもの。なんで踊っているのだろうなどと考えたらダンスを続けられない。それと同じで理由なんか考えずに生き続けるだけだ。常に全力で、いつも無心で。」そんなメッセージだったと思う。いつの時代にも必要な観念だと思うのだ。
その点、「ノルウェイの森」は悲恋の物語と把握していたから重いのだ。恋いが叶わないだけでなく、その女の子(直子)が自殺しちゃうのだから、なおさら重い。まだ「セカチュウ」の方が病死なので気が楽だ。今回読み返してみて、自分の意識の深いところがどう感じていたのかよく分かった。
直子だけでなく、主人公の”僕”が関わる主要登場人物の過半数が自殺している。高校生時代の唯一の友人がまず死に、前後して直子の姉、寮で同室の”突撃隊”も もしかしたら自殺かもしれないし、ハツミさんも数年後に自殺。今の時代には重すぎるのだ。
1987年の出版時に巻かれた帯に「100パーセントの恋愛小説」とあったが、ラブストーリーとして読むとキツイのだ。
事実、今の若い人の読書感想は評判が悪い。重いだの、湿っぽいだの、最後まで読む気が起こらないだの、23年前の一世を風靡したブームは、今の時代では無理なのかとも疑いたくなる。

蛇足の話だが、この物語の自殺した登場人物や現実世界の自殺する人も、大正・昭和初期に美談として受け入れられた心中よりは良い。「ノルウェイの森」でも心中する人は誰もいない。現実の社会でも心中って少なくなった。一時期、ネットで集まった知らない人同士で自殺することが問題になったが、これは心中とはちょっと違う。心中とは死語の世界でも一緒に居たいという気持ちから行うものなのだ。

僕自身も今回の再読で、「嗚呼、重いなぁ」と感じた。今の若い人の気持ちが分かる。
しかしそれは、恋愛小説として読むから気分良くないのだ。繰り返すが 、1987年の出版時に巻かれた帯には「100パーセントの恋愛小説」とあった。しかしこれは講談社の販売促進作戦であって、村上春樹が「ノルウェイの森」を恋愛小説としてはいないのだ。
その証に、この長い小説の始めと終わりに2度も同じ文章が出てくる。それも太字で。
それは、
「死は 生の対極としてではなく、
  その一部として存在している」
という”僕”の気づきだ。
死者が生きている自分と違う世界に行ってしまうと思うから、死は辛いのであり恐ろしくなる。でも、魂が肉体を離れることが死だと仮定したらどうだろう。肉体が無くなっても魂が近くにあっても不思議でない。物理学が基礎である人間の科学では、非物質である魂はその存在を証明出来ない。しかし、物理学が抜本的に頓珍漢かもしれないのだ。2,000年前に祈祷が医療だった頃はこれが正しいと思っていたようだし。

心中が美談になった時代も、死が対極であって離ればなれに成りたくないという心情がそうさせた。
村上春樹は「ノルウェイの森」で、死と生について語ったのだ。
”僕”は自分の気づきを確認しながらも直子に対する記憶が無くなるのを恐れるが、愛する人を忘れるのが離ればなれという対極ではないのだ。

なぜなら、あなたが人を愛した時、
その肉体という物質を愛したのではなく、非科学的な魂を愛したはずだから。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.642
(5pt)

若さと未来

未来はどうなるか?
若さゆえの苦悩を思い起こさせる。
ノルウェイの森(下) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(下)より
4062035162
No.641
(4pt)

唯一無二の名作とは言えないが

賛否両論ある村上春樹作品ですが、その入門として読んでみました。

まず、情景描写が非常にしっかりしており、70年代には生まれてもいない自分でもその風景が目に浮かべることができ、違和感なく入り込むことができました。
次によく話題となる性描写ですが、確かに生々しいものがあり、分別がついていない年齢の人にはオススメできないといえます。ただ、ひどい嫌悪感を持つというほどの描写ではないと私は思いました。

以前、作者が翻訳した『キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)』、『グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)』の二作品を読んだことがあるのですが、今作中に登場もしており影響を受けているのだと感じました。明確な細部は明かされず、不安定な時期である主人公の心理を描写するというのは、前者に通じるものがあると感じました

タイトルに書いたとおり、これより他に優れた作品は存在しないとは断言できない作品ではありますが、興味深い作品だとおみました。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.640
(5pt)

性描写

性描写を批判する人がいますが、この小説には性に関することが必要だと思います。
性交によって内側にある淀んだ感情を共有し、また同時に拒絶をもしているのです。
文学には性が不可欠だと思います。
そして小説を執筆していると書かなければいけない場面や執筆者自身が予測不可能な展開になる場合があります。これは小説を執筆している人には分かるかと……
春樹氏はのめり込んで作品を執筆するタイプの作家ですので、特にそういったことが多いでしょう。

最後に春樹氏の小説を批判する人は彼の作品を全て読んだのでしょうか?
批判するならするで全てを読んでからする方が人間として正しいのでは?
太田光の様に
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.639
(5pt)

若さと未来

未来はどうなるか?
若さゆえの苦悩を思い起こさせる。
ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)より
4061848933
No.638
(4pt)

唯一無二の名作とは言えないが

賛否両論ある村上春樹作品ですが、その入門として読んでみました。

まず、情景描写が非常にしっかりしており、70年代には生まれてもいない自分でもその風景が目に浮かべることができ、違和感なく入り込むことができました。
次によく話題となる性描写ですが、確かに生々しいものがあり、分別がついていない年齢の人にはオススメできないといえます。ただ、ひどい嫌悪感を持つというほどの描写ではないと私は思いました。

以前、作者が翻訳した『キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)』、『グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)』の二作品を読んだことがあるのですが、今作中に登場もしており影響を受けているのだと感じました。明確な細部は明かされず、不安定な時期である主人公の心理を描写するというのは、前者に通じるものがあると感じました

タイトルに書いたとおり、これより他に優れた作品は存在しないとは断言できない作品ではありますが、興味深い作品だとおみました。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.637
(5pt)

性描写

性描写を批判する人がいますが、この小説には性に関することが必要だと思います。
性交によって内側にある淀んだ感情を共有し、また同時に拒絶をもしているのです。
文学には性が不可欠だと思います。
そして小説を執筆していると書かなければいけない場面や執筆者自身が予測不可能な展開になる場合があります。これは小説を執筆している人には分かるかと……
春樹氏はのめり込んで作品を執筆するタイプの作家ですので、特にそういったことが多いでしょう。

最後に春樹氏の小説を批判する人は彼の作品を全て読んだのでしょうか?
批判するならするで全てを読んでからする方が人間として正しいのでは?
太田光の様に
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.636
(5pt)

若さと未来

未来はどうなるか?
若さゆえの苦悩を思い起こさせる。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.635
(4pt)

唯一無二の名作とは言えないが

賛否両論ある村上春樹作品ですが、その入門として読んでみました。

まず、情景描写が非常にしっかりしており、70年代には生まれてもいない自分でもその風景が目に浮かべることができ、違和感なく入り込むことができました。
次によく話題となる性描写ですが、確かに生々しいものがあり、分別がついていない年齢の人にはオススメできないといえます。ただ、ひどい嫌悪感を持つというほどの描写ではないと私は思いました。

以前、作者が翻訳した『キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)』、『グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)』の二作品を読んだことがあるのですが、今作中に登場もしており影響を受けているのだと感じました。明確な細部は明かされず、不安定な時期である主人公の心理を描写するというのは、前者に通じるものがあると感じました

タイトルに書いたとおり、これより他に優れた作品は存在しないとは断言できない作品ではありますが、興味深い作品だとおみました。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.634
(5pt)

性描写

性描写を批判する人がいますが、この小説には性に関することが必要だと思います。
性交によって内側にある淀んだ感情を共有し、また同時に拒絶をもしているのです。
文学には性が不可欠だと思います。
そして小説を執筆していると書かなければいけない場面や執筆者自身が予測不可能な展開になる場合があります。これは小説を執筆している人には分かるかと……
春樹氏はのめり込んで作品を執筆するタイプの作家ですので、特にそういったことが多いでしょう。

最後に春樹氏の小説を批判する人は彼の作品を全て読んだのでしょうか?
批判するならするで全てを読んでからする方が人間として正しいのでは?
太田光の様に
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.633
(4pt)

村上作品賞賛派

村上春樹作品を20数年ぶりに読んだ。
20数年前友人に村上春樹さんの作品が面白いから読んでみて、と薦められ
「羊をめぐる冒険」を読みました。
それ以来村上氏の作品を手にしていないのですから、当時の感想は言わずもがなです。
友人は今でも村上ファンです。
よく気に入った作品を読み返していたりします。
ではなぜ当時私は村上作品を面白いと思わなかったのか、
今なら答えがわかります。
当時彼女はボーイフレンドがいて、恋をしていました。
当時私はロックに夢中でマンガを愛読し、ボーイフレンドはいませんでした。
二人の共通点は読書をしないとこでした。
二人の相違点はボーイフレンドがいるかいないかでした。
ボーイフレンドのいる彼女は村上春樹の作品をきっかけに、読書の世界を楽しむように
なりました。
マンガを読みロックを聴いている私は、現実の世界の男の子とつきあったり、セックスをしたりする
ことに興味を持つことはなかったのです。
早い話が、子供だったんですね。
そんなお子様が村上作品をよんでもピンと来るはずがありませんでした。
村上春樹の作品が気に入るかそうでないかは、案外これだったと思います。
80年代に高校生や大学生だった読者でリアルタイムで村上作品の信者になったものは
片っ端から恋愛していたし、それについて結構真面目に悩んでいたのだと思います。
遅れて成長した自分はせめてもう少しはやく村上作品を再読すればよかったかな、
と今は思っています。

ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.632
(4pt)

村上作品賞賛派

村上春樹作品を20数年ぶりに読んだ。
20数年前友人に村上春樹さんの作品が面白いから読んでみて、と薦められ
「羊をめぐる冒険」を読みました。
それ以来村上氏の作品を手にしていないのですから、当時の感想は言わずもがなです。
友人は今でも村上ファンです。
よく気に入った作品を読み返していたりします。
ではなぜ当時私は村上作品を面白いと思わなかったのか、
今なら答えがわかります。
当時彼女はボーイフレンドがいて、恋をしていました。
当時私はロックに夢中でマンガを愛読し、ボーイフレンドはいませんでした。
二人の共通点は読書をしないとこでした。
二人の相違点はボーイフレンドがいるかいないかでした。
ボーイフレンドのいる彼女は村上春樹の作品をきっかけに、読書の世界を楽しむように
なりました。
マンガを読みロックを聴いている私は、現実の世界の男の子とつきあったり、セックスをしたりする
ことに興味を持つことはなかったのです。
早い話が、子供だったんですね。
そんなお子様が村上作品をよんでもピンと来るはずがありませんでした。
村上春樹の作品が気に入るかそうでないかは、案外これだったと思います。
80年代に高校生や大学生だった読者でリアルタイムで村上作品の信者になったものは
片っ端から恋愛していたし、それについて結構真面目に悩んでいたのだと思います。
遅れて成長した自分はせめてもう少しはやく村上作品を再読すればよかったかな、
と今は思っています。

ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.631
(4pt)

村上作品賞賛派

村上春樹作品を20数年ぶりに読んだ。
20数年前友人に村上春樹さんの作品が面白いから読んでみて、と薦められ
「羊をめぐる冒険」を読みました。
それ以来村上氏の作品を手にしていないのですから、当時の感想は言わずもがなです。
友人は今でも村上ファンです。
よく気に入った作品を読み返していたりします。
ではなぜ当時私は村上作品を面白いと思わなかったのか、
今なら答えがわかります。
当時彼女はボーイフレンドがいて、恋をしていました。
当時私はロックに夢中でマンガを愛読し、ボーイフレンドはいませんでした。
二人の共通点は読書をしないとこでした。
二人の相違点はボーイフレンドがいるかいないかでした。
ボーイフレンドのいる彼女は村上春樹の作品をきっかけに、読書の世界を楽しむように
なりました。
マンガを読みロックを聴いている私は、現実の世界の男の子とつきあったり、セックスをしたりする
ことに興味を持つことはなかったのです。
早い話が、子供だったんですね。
そんなお子様が村上作品をよんでもピンと来るはずがありませんでした。
村上春樹の作品が気に入るかそうでないかは、案外これだったと思います。
80年代に高校生や大学生だった読者でリアルタイムで村上作品の信者になったものは
片っ端から恋愛していたし、それについて結構真面目に悩んでいたのだと思います。
遅れて成長した自分はせめてもう少しはやく村上作品を再読すればよかったかな、
と今は思っています。

ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.630
(4pt)

ピース

レビューとしては人による本だと思いますが、僕はおすすめしたい本です

恋愛小説です。世界の終わり〜の次に読みました。
死は生の中に潜んでいるというのはよく分かる気がして、実際人は突然死ぬことがあり、僕もそれを経験していたため「本当こんな感じだよな」と思えることがありました。

そして個性的な登場人物が何人もいて、主人公に影響を及ぼすのですが、やはり直子と緑の二人が印象的でしたね。

また先が読めないのでワタナベ、直子、緑が最後何を選び結果どうなるのかということを楽しめながら読めたと思います。生と死どちらを取るのかということも…。

最後に☆5としなかった理由ですが、著者も重々承知のようですが、ある程度人を選ぶ内容だと考えたからです。では。
ノルウェイの森(下) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(下)より
4062035162
No.629
(5pt)

彼だけ

物語に、序破急は必ずしも、必要ない。

 読中読後に、自身が内包されている世界の、時の刻み方、

密度といった基調が揺らぎさえすれば良い。

 そんな、望まれた、少し憂鬱な気分を与えてくれるのは、

彼だけ。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.628
(4pt)

喪失?再生?個人的な感想です

率直に言って好きです。結末も序盤からわかってしまいますが、綺麗な表現でところどころ切ないです。とくに蛍の光を眺めて、それに手を伸ばす箇所が美しく、主人公の男の子の寂しさが伝わります。けれど私はあまり「可愛いよ」だの「好きだよ」だの、違う相手にぽんぽん言える勇気はありません。章が変わるごとに別の女の子に「好き」と言っていますが、だったら直子が去ってから会わなければいいのに、死んでから会えばいいのに、と思ってしまいます。
 よく喪失と再生の対比を売りに小説が販売されますが、この作品は概ね喪失ですね。緑が再生側に立っているかどうかも疑問です。むしろ主人公は緑を手にする機会を取り損ねたように思えます(もちろん緑もワタナベ君を取り損ねている)。下巻の最後に「どこでもない場所で緑を……」とありますが、場所(自分のいる位置)も失っている。
 キャッチ・コピーは素敵ですけど、「物語の終わりはどうであれ、前向きに行こう」という方にはおススメしません。切なさを煽るキャッチ・コピーには騙されず、作品自体と向き合ったら考えさせられる作品ではあります。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.627
(4pt)

ピース

レビューとしては人による本だと思いますが、僕はおすすめしたい本です

恋愛小説です。世界の終わり〜の次に読みました。
死は生の中に潜んでいるというのはよく分かる気がして、実際人は突然死ぬことがあり、僕もそれを経験していたため「本当こんな感じだよな」と思えることがありました。

そして個性的な登場人物が何人もいて、主人公に影響を及ぼすのですが、やはり直子と緑の二人が印象的でしたね。

また先が読めないのでワタナベ、直子、緑が最後何を選び結果どうなるのかということを楽しめながら読めたと思います。生と死どちらを取るのかということも…。

最後に☆5としなかった理由ですが、著者も重々承知のようですが、ある程度人を選ぶ内容だと考えたからです。では。
ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)より
4061848933
No.626
(5pt)

彼だけ

物語に、序破急は必ずしも、必要ない。

 読中読後に、自身が内包されている世界の、時の刻み方、

密度といった基調が揺らぎさえすれば良い。

 そんな、望まれた、少し憂鬱な気分を与えてくれるのは、

彼だけ。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.625
(4pt)

喪失?再生?個人的な感想です

率直に言って好きです。結末も序盤からわかってしまいますが、綺麗な表現でところどころ切ないです。とくに蛍の光を眺めて、それに手を伸ばす箇所が美しく、主人公の男の子の寂しさが伝わります。けれど私はあまり「可愛いよ」だの「好きだよ」だの、違う相手にぽんぽん言える勇気はありません。章が変わるごとに別の女の子に「好き」と言っていますが、だったら直子が去ってから会わなければいいのに、死んでから会えばいいのに、と思ってしまいます。
 よく喪失と再生の対比を売りに小説が販売されますが、この作品は概ね喪失ですね。緑が再生側に立っているかどうかも疑問です。むしろ主人公は緑を手にする機会を取り損ねたように思えます(もちろん緑もワタナベ君を取り損ねている)。下巻の最後に「どこでもない場所で緑を……」とありますが、場所(自分のいる位置)も失っている。
 キャッチ・コピーは素敵ですけど、「物語の終わりはどうであれ、前向きに行こう」という方にはおススメしません。切なさを煽るキャッチ・コピーには騙されず、作品自体と向き合ったら考えさせられる作品ではあります。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.624
(4pt)

ピース

レビューとしては人による本だと思いますが、僕はおすすめしたい本です

恋愛小説です。世界の終わり〜の次に読みました。
死は生の中に潜んでいるというのはよく分かる気がして、実際人は突然死ぬことがあり、僕もそれを経験していたため「本当こんな感じだよな」と思えることがありました。

そして個性的な登場人物が何人もいて、主人公に影響を及ぼすのですが、やはり直子と緑の二人が印象的でしたね。

また先が読めないのでワタナベ、直子、緑が最後何を選び結果どうなるのかということを楽しめながら読めたと思います。生と死どちらを取るのかということも…。

最後に☆5としなかった理由ですが、著者も重々承知のようですが、ある程度人を選ぶ内容だと考えたからです。では。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X