ノルウェイの森

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

ノルウェイの森の評価:

3.82/5点 レビュー 818件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全628件 501〜520 26/32ページ
No.128
(2pt)

都合の良い青春物語

本書は、村上春樹氏の他の作品とは、傾向をだいぶ異にしている。同氏の文章の巧さと美しさは十分に楽しめるが、物語のテーマも読後の深みも、他の作品に比べると浅い。登場する人物が次々と死んでいくのには、殆ど合理性が感じられない。直子は仕方ないとしよう。しかし十分な理由や説得性なく、関わりになった人間が他にも何人か自殺する。人生って、青春って、本当にそんなもんだっただろうか?若い頃を振り返った中年男性の、自分に都合の良い青春物語に終わっているような気がする。
ノルウェイの森(下) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(下)より
4062035162
No.127
(3pt)

読後のやりきれなさ

上巻のレビューにも書いたのですが、
やはり私には「再生」が感じられなかったというのが
率直な感想です。
そして何より、情緒不安定な人は絶対に読まないでほしい。
世界に引き込まれて、精神的に追いつめられ、
バランスを失う危険性が潜んでいると思います。
本当に危ないです。
裏を返せば、それほど強い作品ということなのですが・・・。
作品の評価は人によって大きく分れるところだと思います。
私は作品としては優れていると思いましたが、
読後のやりきれなさがどうしても乗り越え難く、
辛かったので星を減らしました。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.126
(3pt)

主人公に深みが足りない

自分にとって初めての村上作品で
読みやすくてすぐに上下巻とも読み終えたが、正直大絶賛という程でもなかった。
何よりも主人公に魅力を感じなかった。
思春期ならではの葛藤や他人と同じではいられない苦しみは
自分自身経験があるのでよく理解できる。
だがこのワタナベはかっこいい言葉で虚勢を張っているただのナルシストにしか思えなかった。
言葉と中身が伴っていないのは若さゆえなのかもしれないが・・・。
登場人物の女性達がなぜ彼を好きになるのか分からない。最後の展開も理解し難い。
主人公が直子のことを「親友の恋人」から「自分の恋人」へ位置づけしていたが
「いつから直子は君の恋人になったの?」と思ってしまった。
個人的には永沢さんとハツミさんの物語が気になり主人公の話になるとうんざりしてしまった。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.125
(1pt)

性を生として位置付けているのはわかるけど

性を生きることとして表す小説だから、やりおわれば死ぬ。
だから、簡単にやるし、簡単に死ぬ。
本来ある葛藤は、描かれているようで描かれない。なんとなく誰もが感じたノスタルジーを追い求めた小説なんだろうか?
時代が1980年代。小学生だった私が読むべき本ではなかったが、その時代が青春時代であればしっくりくるのだろうか?
主人公以外のやり終わった人間は、死ぬわけだから小説では美しい別れだったレイコもその後は死ぬだろうと思われる文面だし、もうセックスをしないと決めた直子も死ぬ。
暗喩が多いので、作者の意図している部分がどのぐらい読者に伝わってるんだろうか?
嫌なのは、それを小説数ページ読んだだけで分かったので、あとは情緒のない官能小説にしか感じなかったことだ。
青春の葛藤を著者が鼻で笑っているように思えて仕方なかった。この中で著者は主人公ではなく、少し斜にかまえた永沢さんなのだ。
今まで読んだ中で一番後味のわるい小説だ。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.124
(2pt)

やっぱりわからなかった。。

この作品を初めて読んだのは、20年前でその時は内容を全く理解できませんでした。20年たって映画化もされるって聞いたので読み返してみようと思い購入しましたが、やっぱり村上ワールドは理解できませんでした。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.123
(2pt)

淡々としている

淡々と流れていくような感じ。
こういう表現は、そこに広がる世界を趣深く想像させてくれるし、
露骨な性描写に対する不快感を和らげてくれたりするけれど、
この作品のテーマとして謳われているような喪失感を表せているのかと考えると疑問が残る。
淡々とした喪失感は、虚無的な印象にならざるを得ず、
絶望や葛藤など、喪失感に付随する感情の起伏というものが表現しきれていない印象があるので、どうしても物足りなさがある。
現実の喪失感というのはもっと壮絶なものであり、受け入れがたいもの。
そういったものを諦観的に受け入れて淡々と物語ると言うのは、
青年期である主人公の心理としては、やはりしっくりこない。
これが村上春樹の世界観なのだと言われれば、それまでだが。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.122
(1pt)

80年代からの不良文学

80年代発売当時「ハードカバー」にて購入したが、
捨て本と化した。程度の低い本である。若年層の精神レベルを
馬鹿にしたような不遜な本である。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.121
(1pt)

どこがいいのかわかりません

どこがいいのかわかりません。
話の展開は御都合主義ですし、構成力の無さには呆れます。
村上氏のいつもの文章のきらめきもありません。
いったい何が言いたかったのか、
とにかく読むだけ時間の無駄だと思います。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.120
(1pt)

あほくさ

人が死にすぎです。人を殺すも生かすも作者次第です。人が死ねば何かしら人は感情を揺さぶられます。また、主人公がモテすぎです。賢すぎです。とても20歳前後の一大学生とはとても思えないような親父臭さを感じながら読みました。こんなのが同い年にいたら嫌ですね俺は。めんどくせーですいちいち。インテリ面憂さ爺のオナニーを見せ付けられた感があります。途中、緑が主人公と話したくもないと言って拗ねる場面でも、そんなものは放っておけよ、と思いました。言うことは立派だが主人公の行動はなんだか女々しくて情けなく感じました。その辺の女子中学生を騙すにはもってこいの一冊。とてもくだらんかったです。時間の無駄。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.119
(1pt)

何ゆえベストセラーなのか

なぜこんな本がベストセラーなのだろうか。読んでいて非常につまらなく、得られたものはほとんどなく、この村上春樹という小説家にたいして非常に悪い印象だけが残った。
この小説に限らず、最近の恋愛小説は性描写が多すぎる。確かにこれだと若者の心はつかみやすいかもしれないが、小説を読みなれている者からみれば何てことはなく、ただ作者の力量のなさがよくわかる。もちろん性表現があってはいけないということはない、ただこの小説の場合あまりに多く写実的で読んでいて不快になるばかりだった。
つくづく、真に小説を書くのが上手い人は、性表現を用いずに恋愛小説を書ける人だと思う。そのように書かれた小説はおそらく非常に読みやすく、なおかつ読み手に対して何かしら強い印象を与えるものになるのではないかと思う。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.118
(2pt)

載らないからいいよ

村上春樹はノーベル賞候補だったらしい。何か判るような気もする。
川端康成、大江健三郎、(候補だった)三島由紀夫、谷崎 潤一郎、みんな普通の感覚を持った日本人からすれば、特異な存在。村上春樹に対する評価はいつも賛否両論。私はこのノルウェーの森はいい読み物だと思う。しかし文学作品ではない。彼の作品ではいつも誰かが自ら命を絶ち、主人公がセックスの相手を見つけるのに何の苦労もない。これは文学とはいえない。ノーベル賞を取るには格が小さすぎる。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.117
(2pt)

現実なら

一生懸命、良い部分を、素晴らしい部分を見つけたくて あなたの本を何冊も読みました。
だけど、私にわかる事はできませんでした。確かにあなたはあなたの小説の中で自由です。リミットなんてなく。
そして、あなたの書く世界はすごく現実なんだけど、きっとかなりリアルなんだろうけど、私はこんな現実をまだ認めたくないと思いました。まだあなたの知ってる現実を知りたくないと。 
だからあなたの本を読むことはもうやめようと思います。
若いときにこそ読むべきと言われてる本を私は若いときに読んでみましたが、もしかすると私は年をとってからあなたを理解できるのかもしれません。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.116
(1pt)

売れてるからどんなのかと思えば・・

長編官能小説? 下品極まりない
性欲を貪り、わがままやりたい放題の主人公には腹が立ちました!
永沢さんの方がまだましです(笑) あと突撃隊(笑)
次から次へと女性と交わり、あろうことか親友の彼女に手を出した挙句、
本気で手に入れられると思い込み、彼女が亡くなると幻想でかつての親友に暴言を吐き死者にさらにムチを打つ始末・・
まるで悲劇の主人公気取りの極悪人です 
どこが恋愛ですか どこが哀しみですか ひどい話です
次はどの女性が犠牲になるのか冷や冷やして読みました
無駄に話を引き延ばす景色の説明はいらないと思います、
それから何で小説で自分の好きな洋楽暴露してるんですか
異常に出てきたし、それらを知ってるキャラ設定にも不自然さを感じました
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.115
(2pt)

涙がとまらない・・・

20ぐらいの時に読みました。主要キャラクターで直子という女の子がいたが、当時も今振り返ってみてもあまり印象に残ってない・・・というのは嘘で、なんだかいまでもたまに思い出します。緑という女の子も元気で良いキャラクターだと思ったけど、やはり直子が気になる。5年以経過しても、なんだか気になってしまうそういう魅力のある女なんです。当時、村上さんが直子を死なせてしまったことが大変ショックでした。涙が止まりませんでした。たぶん今読んだらもっと激しく号泣してしまうと思う・・・・。
内容的にはかなり深く入っていけました・・・。これ読み終えて2、3日ぐらいは自分がノルウェーの森の世界の住人になってしまったような錯覚に陥った。映画でも似たような経験はあったが、小説を読んでこういう経験は初めてでした。スピリチュアルな感覚というか・・・。
それにしても村上春樹の小説を読むと都市をあてもなく彷徨ってみたくなる。この本は特にそれが強い。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.114
(1pt)

理解不能・・・

友人に勧められて手にとってみた本だ。私の教養、感受性のレベルが低いからかもしれないが、私はなぜこの本がこんなに評判がいいのか全く理解できなかった。
先ず、直子。彼女のクレイジーっぷりはびっくりするが、実際にこのような人が身近にいる人は少ないだろう。あんまり現実味がない。主人公も主人公だ。結局おまえは何をしたいんだ?っていう疑問が浮かぶ。あれこれと考えはするが、結局何も自分からはアクションを起こさず、最終的には色んな女とSEXして、恋人を失ってしまう。何が損なわれてしまい、何が満たされないのか分からないが、何の行動もしていない主人公には満たされる事はないだろう。
この本のコンセプトは一体なんであろう。恋愛小説?(だとしたらこれほど陳腐でくだらない恋愛小説はない)。人生?人の心の弱さ?(リアリティが感じられない)。ただ無気力な主人公がダラダラと時を過ごしているのを淡々と書いているだけだ。所々に見られる音楽や情景・行動の描写といったものが哀愁や悲しさといったものを演出しているのかもしれないが、中身はない。この手の話ならサリンジャーの“ライ麦畑でつかまえて”の方がよっぽどいい。少なくとも主人公は満たされない日常から脱却するために何かしらのアクトを起こしている。たとえそれが上手くいかなかったとしても。私はその方がリアリティがあると感じられたし、共感もできた。
この本をまだ読んでいない人は、読みたかったら読めばいいし、そうでなかったら読まなくてもいい。ただ、私はお奨めしない。得るものは何もない。おそらく時間の無駄になるであろう。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.113
(3pt)

死について

精神病患者、自殺、キャラクターの動き、全てがリアルである。それは村上春樹の力量なのかもしれないが、実際に精神病患者であるとか、自殺衝動があってそれに耐えて生活しているというような人には、殺人的な威力を持っていると思う。考えさせられるとか、面白いとか、そういう次元の話ではない。精神病患者が死ぬと言う描写をじっくりと書くことが、同じ精神病患者にどれだけ悪影響を与えるか・・・最後まで読めば生きることが大事と思えるかもしれないが、途中で挫折した場合、自殺衝動に駆られる人だっているだろう。そこまで描ききることが作家冥利に尽きることなのかもしれないが、私には実害であった。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.112
(3pt)

生きていくこと

この小説に登場する人間は三つのグループに分けられると思います。一つ目はリアルを嫌い、「現実」と向き合わない人間。二つ目はリアルと向き合うことはできるが、タフでない人間。三つ目にそれと向き合い、それに耐えうる人間。リアルは恐ろしいもので我われの世界ではつねにオブラードに包まれています。死がよい例です。みんな死なないと思って生きている。しかし、実際はそうではない。この小説にあるように、死は生の一部であり、それは事実なのだ。リアルを避けて生きるべきではない。ごまかして生きてはならない。そして、「現実」に耐えることができるようにわれわれはタフになっていかねばならない。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.111
(2pt)

80年代自伝小説

この作品が書き下ろされたのは1987年。物語は、名作であればあるほど、どんなに年月を経ても長く読みつがれていくものだと思う。同時に物語は、その作品が生まれた時代の空気を常に運んでいるものだと思う。その意味でも、この小説は80年代の様相を強く身にまとっている。軽い。甘い。流れている。作者はあえてこの空気を書きたかったのかと思うほど、深みがないように感じる。
当時、ここまで如実に「僕」という男が直面している問題の重さをすりぬけ、人間のあいまいさ・性行動の辟易さを描写した作品はあまりなかったのではないだろうか。それだけに、この主人公と同じ年代の若者の気持ちをつかんだ・・結果、ベストセラーとなったのではないかと今になって振り返る。
あの時代を過ぎ、現在改めて読んでも、やはり人物個々が抱える状況の深刻さと裏腹に、物語の深淵が見えないように感じた。
ハルキ小説・・・・非常に読みにくい(共感度の低い)作品のひとつです。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.110
(3pt)

「僕」がよく分からない

確かに、登場人物や情景の描写は上手い。レズの場面など大したものだ。それはそれで結構面白く、夢中で読ませる。しかし、どうも納得できないのは、主人公の青年が二人の女を並行に真面目に愛するということで、これは精神的に相当おかしいし、簡単に言えば無責任である。
「僕」を取り巻く登場人物については、それなりに詳しくよく分かるのだが、「僕」についてはその行動、特に女がらみの行動が殆ど理解できない。突然旅に出たり突発的な行動には出るのだが、説明不足で気持ちが分からない。最後の場面にもガッカリした。希望がないんだよね。
「こんなダメ男に入れ込んで一生を棒に振る馬鹿な女にはなりたくない」という、賢い女性の感想が聞こえてくるようだ。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.109
(3pt)

ある思い出

村上春樹の作品、その中で真面目に最後まで読みきった唯一の作品です。
それも最初は自分一人で、二回目は患者さんと一緒に。
淡々とした文体で、内容よりも主人公の感情の起伏の乏しさや、周囲への関心の希薄さ、対人関係への関わりの優しげで狡猾な拒絶、そんなところが一読目の印象でした。
そのあたりが生々しい感情の発露を前面に押し出す作品と異なり、長年の統合失調症で言語の解体化、ほとんど「はい」と「いいえ」しか話せない病状、を生じつつある重症の患者さんにも侵襲性が乏しいかもしれないと思い、一緒に少しづつ読むことにしました。
心配された性的表現、今日の目で見ればとても控え目なそれも、にやりと笑ってすらすらと読んでくれたのです。徐々に病状が改善し、少しづつですが語彙が増えていきました。
しかし、ある日突然治療は中止となりました。
身体疾患の悪化でその患者さん、急死されたのです。
彼のために良かったことだったのかどうか、いまだにわかりません。安易に標準的治療から外れることは、慎むべきだと思いますが。
この作品や、賢治の銀河鉄道、なぜかこの患者さんに好まれました。
静けさや悲しさも、文体というフィルターペーパーで侵襲性、破壊性をろ過されているからかもしれません。
しかしそれは、欠点でもあるでしょう、過酷で凄惨な今日を生きる人間にとっては。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925