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六機の特殊
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六機の特殊の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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あらすじが面白いと思いました。命のかかった現場の緊張感も伝わってきましたし、主人公たちの有能さも読んでいて爽快でした。特に最初と最後の臨場感溢れる話が好みです。その間の人間関係のあれこれという話も嫌いではないですが。 ただ、覚悟はしていましたが、やっぱりとっても読みにくかったです。何度か読み直してやっとわかる表現とか、果たしてこの表現の日本語は合っているのか?と違和感を覚え始めるとそこばっかり気になってしまい、このあらすじでなければ、めげそうではありました。 | ||||
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同一主人公がさまざまな事件に臨む短編集。 消防士のような内容を読み、良く調べられているが、そこまで詳しく説明されても、ほとんど憶えられず、調査に合わせてストーリーをねじ込んだような印象を受けた。 心霊現象に至っては「Xファイル」。 最後の臨死体験で主人公の無意識の願望が仏教的世界観で述べられているが、とっさに思い出したのは、「アンデルセン童話集」の「マッチ売りの少女」 父と兄を少年時代に失ったことに起因する死への願望と、それに抗う生の意欲が自分の人生を決定しているという分析 母のために無意識化した願望だが、今は優しく穏やかに受け入れられるというくだりを読みながら、あの大人びた童話を思い出した。 細部の細かさは臨場感をもたらすが、なぜ最後に最も危険な任務に経験ゼロの新入りをパートナーに指名したのか? 上官からその確認を求められたときに、何も説明しなかったのはなぜか? 死への衝動から逃れようとしたのではないか? やや分かりにくい | ||||
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警察小説は一貫して硬派であって欲しい、というのが個人的な嗜好である。 臨場感溢れる描写が続き、読み手がじりじりとした焦燥に苛まれる中、脈絡なく登場する女性警察官。緊迫感を悉く粉砕する恐るべきクラッシャー。名乗り合った場面で嫌な予感が過ぎったが、それは後に的中する事になる。 草臥れたオヤジの妄想の中にしか存在しないような、気持ち悪い女性警察官が度々顔を出し、警察小説に必須の身の引き締まるような緊張感を端から削ぎ落としていく。主人公の地元に絡めて矢鱈菩薩と連呼し、理想の女性像としての女性警察官イコール菩薩を押し付けて来るが、菩薩も何なら観音も女性ではない。 あの女性さえ登場しなければ、良作に成り得ただろうにという思いが拭えない。 | ||||
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きれいな商品でとても丁寧でした | ||||
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それまでの心理捜査官シリーズとは全く異なる話に夢中になって読んでいたんですが宗教臭いのと岡山リスペクトがきつい……。心理捜査官ではキリスト教、今回は仏教、主人公は共に岡山出身で荒ぶると岡山言葉が出る。まあ銃器含めた装備や各国の組織についての圧倒的な情報量といつもながらの美しい文章には感嘆しましたが、ストイックで幸薄い主人公が結局は精神病質を持っていて妻まで病みかけている、という顛末には脱力しました。 | ||||
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個人的に、とにかく臨場感や説得力のある小説が好き。その意味で究極までそれを突き詰めた連作集です。他の方のレビューにもあるので詳細は省きますが、実際にある(としか思えない)警察の特殊部隊に身を投じたキャリア(コロナじゃないよw)隊長の葛藤と成長を軸にした汗臭い男たちの人間ドラマなのですが、どこでそんなに取材したの?(あるいは、もとからホニャララなの?)と不思議になるほどの高精度でディテールが語られます。神は細き所に宿る。ここを揺るがせにせず、圧倒的なリアリティを読むものに提供しています。特に好きなのは「バックドラフト」か「タワーリング・インフェルノ」かという高層火災の章と、シェーファー中佐の章です。引き続き、追い続けます。 | ||||
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ストーリーが稚拙。 参考文献で知り得た知識をあれもこれも披露しようとして、長々とした読みにくい文章。 プロの作家としての力量なし、買わない方がいい。 | ||||
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警察物の中で特殊な機動隊の物語でスリリングな展開が素晴らしい。 | ||||
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比較的現実に近い内容なのかも知れないが 物語としては、ん~今一かな | ||||
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本作をアクション小説と呼ぶのは抵抗がある。500余ページの文庫本で、「本番」のSAT任務のアクションに関わるエピソードは、銀行強盗、火事、誘拐、航空機乗っ取りのわずか4件と、ドイツ人教官による訓練1件のみ。派手なドンパチと銃器のヲタク趣味を期待する読者は失望するだろう。 かと言って、警察庁と地方警察とかの間の政治的なドロドロや、キャリア組(主人公)と現場組の間の確執も何となく収まっていき、それらが任務遂行に致命的な影響をおようぼしかねないようなスリルは全くない。主人公の心理描写は平均以下。時折、取ってつけたような人間臭さを表すものの、基本は或る意味超人的な優等生人格で「クサい」感じ。 アクションエピソードの描写もイマイチ。主題の一つはSAT隊員の日常や訓練に纏わるエピソードらしいが、それなら、人質を取る銀行強盗事件やグループによる航空機乗っ取りのような大事件に付き物だがほとんど報道されない、情報の混乱による失敗や後方支援や激務も十分興味を引きそうなものだが、そういうものは一切取り上げられていない。佐々淳行の実録の方がよっぽどスリルに満ちている。 通信機器の技官からスナイパーを目指し合格した妙齢の女性との関わりも中途半端で、最後は(本人は任務で重傷を負うものの)同業者の新婚妻とのメデタシメデタシの終わり方も陳腐すぎる。 最高に失望するのは、何が何だかよくわからない誘拐事件に登場する、数年前に死んだ女の子の亡霊に主人公のみならず「保護」した女性警察官までが翻弄される箇所。安っぽいファンタジーだけで、ストーリー性が全くない。 この手の作品によく見られる、知ったかぶりで間違いだらけのハイテク似非知識を披露しないところがせめてもの救い。 | ||||
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主人公が特徴的で、また吸い込まれる内容で最高に良い本。続編が読みたい。 | ||||
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SATものなどで落ち入りがちな最終的に話が大きくなりすぎて、 あまりに非現実的な大戦闘がおこるといった展開にならず、 それでいてマニアックな描写がいき過ぎて、 ストーリーがおろそかといったこともなくテレビドラマ仕立てな構成もあってか 飽きずに一気に読めたと思う。 主人公も、非現実的に”デキるヤツ”とか嘘くさいまでに”いやなヤツ”といった ありきたりな”キャリア像”をうまく外して設定されていてよかったと思う。 ただ警察もの、広くはノワールやハードボイルドといったジャンルのほとんどに当てはまる、 あまりにもご都合主義というか、現実味のない”女性像”が残念。 また、こういった作品に自分は中途半端なファンタジーや宗教的人生観は必要ないかなと。 男の自分としては馬鹿だなと思いつつ、こういった小説をよむとロマンを感じてしまう。 | ||||
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SATものなどで落ち入りがちな最終的に話が大きくなりすぎて、 あまりに非現実的な大戦闘がおこるといった展開にならず、 それでいてマニアックな描写がいき過ぎて、 ストーリーがおろそかといったこともなくテレビドラマ仕立てな構成もあってか 飽きずに一気に読めたと思う。 主人公も、非現実的に”デキるヤツ”とか嘘くさいまでに”いやなヤツ”といった ありきたりな”キャリア像”をうまく外して設定されていてよかったと思う。 ただ警察もの、広くはノワールやハードボイルドといったジャンルのほとんどに当てはまる、 あまりにもご都合主義というか、現実味のない”女性像”が残念。 また、こういった作品に自分は中途半端なファンタジーや宗教的人生観は必要ないかなと。 男の自分としては馬鹿だなと思いつつ、こういった小説をよむとロマンを感じてしまう。 | ||||
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厚めの本で長編作かと思いきや短編。 それぞれに場面が異なったストーリーで展開され大変読みやすい。 さらに警察組織、取り扱う武器弾薬など詳細に描かれていてルポかと思えるような内容。 | ||||
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厚めの本で長編作かと思いきや短編。 それぞれに場面が異なったストーリーで展開され大変読みやすい。 さらに警察組織、取り扱う武器弾薬など詳細に描かれていてルポかと思えるような内容。 | ||||
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主人公はキャリアで、特殊部隊小隊長の土岐悟警視28歳。政策的理由から実践部隊の先頭に立たされた。第1話の銀行立て籠もり事件ではその経緯や、刑事部の特殊部隊SITの確執、実戦が描かれている。第2話では、ドイツのGSG−9中佐による実戦訓練の模様が装備や戦術パターンを踏まえて書かれている。しかし第3話以降では比重が土岐悟警視に移り、特殊部隊に借景して一人のキャリア警察官の生き方を描く小説に変わっている。 特殊部隊を描いた小説としてはやや消化不良気味。寧ろ一人のキャリア警察官の生き方を、人生観を描いている。警察小説としては普通の出来栄えだろう。 | ||||
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主人公はキャリアで、特殊部隊小隊長の土岐悟警視28歳。政策的理由から実践部隊の先頭に立たされた。第1話の銀行立て籠もり事件ではその経緯や、刑事部の特殊部隊SITの確執、実戦が描かれている。第2話では、ドイツのGSG−9中佐による実戦訓練の模様が装備や戦術パターンを踏まえて書かれている。しかし第3話以降では比重が土岐悟警視に移り、特殊部隊に借景して一人のキャリア警察官の生き方を描く小説に変わっている。 特殊部隊を描いた小説としてはやや消化不良気味。寧ろ一人のキャリア警察官の生き方を、人生観を描いている。警察小説としては普通の出来栄えだろう。 | ||||
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警視庁の特殊部隊、通称SATの活躍を描いた短編集です。 銀行への立て篭もり事件 GSG-9の中佐のよる制圧訓練 機動救助隊 幼女誘拐犯の秘匿監視 特科中隊特殊銃手選抜試験 ハイジャック があつかわれています。 主人公はキャリアの土岐悟警視 物静かな、奥ゆかしい性格の隊長です。 特殊部隊を書きながら品の良い話の運びになっていて、面白い短編集です。 | ||||
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警視庁の特殊部隊、通称SATの活躍を描いた短編集です。 銀行への立て篭もり事件 GSG-9の中佐のよる制圧訓練 機動救助隊 幼女誘拐犯の秘匿監視 特科中隊特殊銃手選抜試験 ハイジャック があつかわれています。 主人公はキャリアの土岐悟警視 物静かな、奥ゆかしい性格の隊長です。 特殊部隊を書きながら品の良い話の運びになっていて、面白い短編集です。 | ||||
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借りて読んで、どうしても欲しくなり、改めて注文しました。テレビドラマの軽いノリではなく、たくさんの矛盾を抱えた警察組織や弱さを抱えた主人公の成長をリアルに感じられました。 ただ、登場する男性陣はキャラが立っていて、すてきなのですが、女性の描き方がちょっと。やはり、警察は男社会なのかなー。 | ||||
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