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美丘
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美丘の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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私が小説に求めているものをわからせてくれた作品。 内容は最初の2/3くらいがありきたりな大学生活が書いてあります。 若い男女の欲求不満について書いてあってもそんなの自分の現実の世界と 大差ないので全然ドラマチックじゃない。だから、この部分の評価は低くなります。 しかし、あとの1/3の部分が美丘の病気が進行してしまい、自分の生活とかけ離れた 非現実の世界が広がっていました。ここで、この話に一気に引き込まれました。 私が、小説に求めているのは非現実だったんだなぁ〜。でも、あまりかけ離れすぎていると 頭がぼぉ〜っとしちゃうので、このくらいの非現実が丁度いい。www 「お涙頂戴の王道」なんて書かれている方がいらっしゃいましたが、まさにその通り。 病気の女性が死に直面した姿を描き、果てて行く姿は当然涙を誘いますね。 久しくこの手の王道の本を手にしていなかったので、危うく涙が流れてしまうところでしたが、 久々に琴線を刺激してくれて心地のイイ状態で本を閉じれました。 | ||||
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何度も同じような設定の小説を読んだことがある気がしたが、やはり泣けた。 ここでは、主人公が美丘との約束を果たしたことがよかった。 読み終わって一番初めに戻って落ち着いて読んでみると、 主人公の髪型等が少々笑えた。 全体的になかなかインパクトのある作品であったと思う。 | ||||
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まず、読むキッカケになったのは本屋で絶対泣けるって書いてあったから、ちょうど感動したかったので、買ってみました。結果的には泣かなかったし、正直読み終わったあとには不愉快でした。美丘の生き方には感動したし、これから、僕の人生少しぐらい、変わるかな?とか思いました。まぁとりあえず読んで、損はしないと思います。 | ||||
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後にドラマ化された作品ですが、自分のようにドラマを見てから原作を手にした方も多いのではと思います。読み終えましたが、どうだったかと言うと、ドラマ化された作品にありがちな事ですが、テレビでは好ましくないような部分は、結構変更が加えられているので、ドラマを見ていた時とは大分違う印象を受けました。原作では下ネタ満載だったりしますし、ヒロインのラストも違います。ですので、ドラマの雰囲気を気に入られている方は、原作を読まない方が良いのかなと思ったりしました。 | ||||
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世界の中心で愛を叫ぶ 頭の中の消しゴム この二つをブレンドした小説みたいに感じました。 | ||||
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世界の中心で愛をさけぶの大ヒットから数年。 漫画や携帯小説など、このテーマほんとたくさんかかれたと思います。 その中で、またこのテーマを選んだのは、自分も書きたい!自分ならもっと面白く書く!という石田布良の作家としてのチャレンジ精神なのかなあとも思うのですが。 それにしては浅いように感じます。 美丘のキャラクター設定もなんかどっかであるような・・・・(漫画NANAのボーカルと映画恋愛写真の広末とを足してちょっと顔をブサイクにしたかんじかなと) 登場人物の服装や、音楽がやけにたくさん書かれているんだけど、それも古臭い。というか記号的。 結末はちょっとびっくりしたが、でも太一がどうしてもそう行動しなくてはならなかったか?と少し疑問に感じてしまう。 太一にあの行動させたかったのなら、美丘の辛さ・苦しさ・壊れていくさまをもっとリアルに救いようがなく書いて欲しかった。 一気に読めるし、エンターテイメント性は十分。 読みやすさとエロさ、大学生活への憧れを持つ中学生・高校生には大うけするだとうなと思う。 | ||||
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ドラマから入って読んだからか、多少の偏見が入ってしまっているかもしれません。 原作は、各所で設定がドラマとは違います。 流れ星のような、全力で恋をする、痛いくらいにきれいな若い男女の愛情が描かれていることは変わりないです。 大学生ならではの、どっちつかずな、自堕落な時間のなかで、大人になってしまう前に、することと言えば恋愛。 そんなみずみずしい恋愛を、けっこうあけすけな口調で語っています。 表紙にどきっとしますが、下ネタはあれど、下品ではありません。 文章はとても読みやすいし、まとまりがあって、ストーリーは怒涛のように進んでいきます。 しかし、残念ながら涙は出ませんでした・・・ 上滑りの印象を受けました。 恋愛の核心や、人の感情のヒダみたいなものを丹念に描くというよりは、 男性目線から、出来事中心のストーリーで語っている。 その感じが、本というより、その時は楽しめるがすぐに終わってあとに何も残さない映画みたいで、 私は残念な感じがしました。 その代わりと言っては何ですが、映像化したドラマは王道の陳腐な設定ではあれど、 キャストが魅力的だからかけっこうおもしろいですね。 | ||||
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美丘という、石田さんのセンスが光る名前を持った主人公 破天荒で、美しく、目が離せません。 そんな彼女と恋をする男性。最初は彼女といかに距離を縮められるか とか学生の恋ですが、なぜ彼女が破天荒なのか、独特の世界観の訳が 解るにつれ、状況は一変します。 後半は涙なしには読めません。 今生きている素晴らしさ、最後まで自分で在りたいという事 普段の生活の中で、時間が有限のものとは感じられないが いつか終わる時まで、精一杯生きたいなと思わせてもらった。 結婚式の誓いの言葉のように、いつか二人が別つ時まで。 愛し合うことを誓いますか?と言う言葉がピッタリな作品 切ない涙の後には、不思議と爽快感があります。 | ||||
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『セカチュー』、『いま会い』と、不治の病で恋人を失う物語は、厭というほど読まされてきているので、「ブルータスおまえもか」といった辟易とした気持ちを禁じえない。それでも、石田衣良なら何かしてくれるだろうと期待して読み進むも、「ひねり」は何もなく、ひたすら「死」という到着点に向って物語はまっすぐに進む。 少々ウンザリではあるが、不治の病を告白する場面では「泣かされて」しまった。大学時代の仲良しグループの描写が上手い。誰にでも同じような懐かしい思い出はある。古典ともいえるストーリー展開を最後まで読ませて、それなりに感動を与えてくれるだから、「さすが」なのかもしれない。 | ||||
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すごくいい話ですけど 主人公の少年がなんだか大人びていて 現実味がないんですよね。 私自身がバイト先で二十歳やそこらの男の子を見慣れているせいか。 美丘…という個性の強い女の子の可愛らしさやいじらしさは よく書けています。 しかし相変わらずの綺麗で、流暢で、素敵な文章はうっとり していまいますね。底抜けに伝わりやすい表現といい 筆力のある作家だなと思います。。 | ||||
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自身は石田衣良氏のファンであるので、もう何冊も石田氏の著書を読んでいる。 今作『美丘』は、 “退屈な大学生活を送る主人公の太一は、 突如現れた、破天荒だけど魅力的な女の子『美丘』に心を奪われていく。 友人たちを驚かせ、ときに傷つけながらも心の距離を近づけた二人は結ばれるが、 二人の幸せな時間はそう長くは続かなかった。 『美丘』に忍び寄る病魔によって・・・” と、いったストーリーなのだが、 石田氏の持ち味である、細かな心のゆれの表現がとても楽しめる作品だった。 しかしながら、自身としてはキャラクターの設定が石田氏の作品の定番に思えてしまう。 主人公は世の中を皮肉った文学少年。ちょっとモテる。 そして、予想外の行動で主人公を引き付ける少女。 別なタイプの登場人物も見たいなー、と思うこのごろ。 | ||||
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1日で読んでしまえる本です。嫌いではないのですが、最近の流行から出てきた本。終盤の失速感が・・・。最後の1Pにがっかりしてしまいました。だろうが連発していたので。 私としては主人公が最後にどうしたのか知りたかったです。主人公が普通に生活しているなら、補助はしてないってことなのでしょうか?どちらにしても私は不完全燃焼。 皆さんの意見が知りたいです。 | ||||
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さいっしょの。 『プロローグ』の中。 〜僕の胸が君の墓なのだ。〜 に、やられてしまったんだけどぉ。 ラストに納得がいかない。んだ! すっきりしてない。 もう一度手に取れない。 で、おります。 同じ大学の美丘と太一のお話。 ミオカの響きと美しい名前にも惹かれたんだけど。 単行本の表紙の写真には引きました。よ。 太一のその後。 振り回されすぎた太一のその後…。気になります。 プロローグで太一の回想から始まっているんだけどね。 泣く準備ができていたのに、泣けなかった。アタシがいます。 | ||||
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辻仁成ぽい匂いぷんぷんの作品でした。 石田衣良、こんな作品も書けるのか?と 新境地を見たような。 ほんと守備範囲の広い作家さんですね。 辻氏は苦手だったけど、 これは読めば読むほど惹きこまれて なかなかいい作品だったと思います。 多忙になるにつれ、比例するように薄っぺらに なっていった石田作品から しばらく遠ざかってたんですが、 たまたま本書をプレゼントされて読んでみたら、 泣いてしまいそうなくらいに良かったです。 ベタなテーマだけど個性が光る一作。 ナルシストすぎる文体は若干鼻についたのがちと残念。 間違いなく感動作というジャンルなのに、 デビュー初期の頃の深みが足らず やや薄っぺらい感じが、 感動しながらも器用だなぁと思ってしまって、 100パーセント感動しきれず。 | ||||
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石田衣良にとっては、多分初めてのガチな恋愛小説ですが、さすがにうまい。 セカチュー、「私の頭の中の消しゴム」などと同じ難病&純愛モノですが、 一ひねりしたヒロイン像がなかなか魅力的で、 上記の作品とは一味違った味わいになっている。 「うつくしい子ども」などでは少々鼻についた、 石田作品特有の甘口の仕上げもこの作品では効果的だと思う。 な・の・だ・が ラストだけは、私はいただけませんでした! …ていうか、そこまで丁寧に書いてきたのに、 なんか作者が自分から力尽きて、ギブアップしたような… ヒロインの根性を見習え!と思ってしまった。 でも、あのラストで号泣する人もいると思うので、そこは何とも。 こんなこと書いてますが、私もほぼ1日で読み終わったので、 面白かったことは間違いありません。 これ、ドラマか映画になるんじゃないかな? 結構売れそう… <追記>齋藤孝流に声に出して読みたい(?)一文 「きみは真実を知っていた。命は火のついた導火線で、 ためらっている余裕など本来誰にもないはずなのだ。」 | ||||
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大学2年生の太一は嵐のような女の子、美丘に出会う。 奔放で自由で自分の本能を決して抑えようとしない美丘に太一は恋をし、 2人は結ばれる。しかし美丘は脳に不治の病を抱えており、 美丘の激しい性格は命の残りを燃焼し尽す為のものであることを知った太一は慟哭する。 「セカチュー」石田版といったところでしょうか。 病気で女の子が死んで、残った男の子が過去を回想するという、 現代には飽和状態になっている設定をあえて選んだ作者の度胸に脱帽です。 石田氏らしく、ただの綺麗な純愛物語ではなくて、セックスもする 修羅場もある若い男女の恋を忠実に描いた作品になっています。 ラスト近くでは脳障害が進行しボロボロになっていく美丘や 涙をこらえながら美丘の世話をする太一に人を愛することがどんなに 大きな行為か、またどんなに犠牲が必要かを教えられました。 泣けるラブストーリーが好きという人はきっと楽しめると思います。 残念なのは、やはり設定の壁を打破し切れていない点です。 ひねくれた読み方をすれば「ありきたりのお涙頂戴を狙った作品」 とも見えてしまいます。また、ラスト1ページが他の同系統の作品にない 石田氏らしいクライマックスになっているのですが、そのシーンも 描きいれていないような中途半端感があることも否めません。 世に残る名作とはいきませんが、寒い夜にちょっと手に取って しんみりするには丁度良い本だと思います。 | ||||
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大学2年生の太一は嵐のような女の子、美丘に出会う。 奔放で自由で自分の本能を決して抑えようとしない美丘に太一は恋をし、 2人は結ばれる。しかし美丘は脳に不治の病を抱えており、 美丘の激しい性格は命の残りを燃焼し尽す為のものであることを知った太一は慟哭する。 「セカチュー」石田版といったところでしょうか。 病気で女の子が死んで、残った男の子が過去を回想するという、 現代には飽和状態になっている設定をあえて選んだ作者の度胸に脱帽です。 石田氏らしく、ただの綺麗な純愛物語ではなくて、セックスもする 修羅場もある若い男女の恋を忠実に描いた作品になっています。 ラスト近くでは脳障害が進行しボロボロになっていく美丘や 涙をこらえながら美丘の世話をする太一に人を愛することがどんなに 大きな行為か、またどんなに犠牲が必要かを教えられました。 泣けるラブストーリーが好きという人はきっと楽しめると思います。 残念なのは、やはり設定の壁を打破し切れていない点です。 ひねくれた読み方をすれば「ありきたりのお涙頂戴を狙った作品」 とも見えてしまいます。また、ラスト1ページが他の同系統の作品にない 石田氏らしいクライマックスになっているのですが、そのシーンも 描きいれていないような中途半端感があることも否めません。 世に残る名作とはいきませんが、寒い夜にちょっと手に取って しんみりするには丁度良い本だと思います。 | ||||
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初めの屋上の出会いは正直古くさいって思ったけど、美丘を奪ってしまう病気(病原)がなんとも石田さんらしいと思った。セカチュー+私の頭の中の消しゴム的な作品。最近純愛モノって増えてるね。でもラストがありきたりじゃないところがよかったかも...号泣はいいすぎかな。 | ||||
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