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赤道



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【この小説が収録されている参考書籍】
赤道
赤道 (光文社文庫)

赤道の評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

ちょっと怖いですが・・・

 明野照葉さんといえば容姿端麗で頭の切れる魅力的な女性を主人公とする小説が浮かんできますが、この作品は珍しく30代の男性が主人公になっています。
 タイのバンコクを舞台に主人公の生まれ育った東京の下町もからんで、最後までストーリー展開にはらはらどきどきしながら読みました。
しかし読後にはほんのりと心が温かくなる、そんなとっても不思議な小説でした。
赤道 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:赤道 (光文社文庫)より
4334737668
No.1:
(4pt)

女の描写にリアリティを感じる

ショッキングな話の出だしとは裏腹に、バンコクを舞台に穏やかに話は進んで行く。主人公は比較的恵まれた素質と環境にありながら、自分に絶望しながら、堕落してゆく。それにしても主人公の周りにはいつも女がいて、小説ながらモテる男は何処へ行ってもモテるものだなと気分が悪くなった。最後には酷い復讐を受けるがそれでも愛してくれる女がいるのである。
またこの小説は女の嫌な部分を描くのが上手く、主人公が女から罵られたり蔑まれたりする描写にはリアリティを感じる。話全体としては最後まで読み通せる面白さはある。
赤道 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:赤道 (光文社文庫)より
4334737668

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