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望郷
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望郷の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ハードボイルド、歴史小説と作品の舞台を展開してきた北方先生が自らの曽祖父をモデルに描いたビジネス立志伝。 これまでの筆力、技巧を駆使して、非常に読み応えのある作品になっている。 上巻は、主人公藤正太-瑠璃夫妻の出会い-九州を追われ台湾に移り住み起業するあたりまで。 夫婦を軸にした家族の絆を感動的に描いた上に、さすが日経でビジネスの成長物語でもあるし、敵役もなかなか小憎らしい相手をちりばめているし。 よくできているのだが、ただ、予定調和的すぎるように思える。 なんとなく困難があっさりと克服された印象。 確かに主人公夫妻は並外れた資質をもち、必要な努力を続けたのではあろうが。 現実に成功するときってこんなもの? 新聞の一日分にはテキスト量の上限があるし、それなりに毎日読みごたえがないといけないし、ということなのか? 文庫で上下巻にまとめられると、もひとつ困難克服の過程が物足りず。 | ||||
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