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望郷
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望郷の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 1~20 1/2ページ
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中学生の頃ゲームの影響ではまっていた三国志から北方先生を知りました。 社会人になって他の本を読んでみようと思い、烈日から読み始め、先生のハードボイルド小説に月日をおきながら度々触れて来ました。 その中でもたまに現れる同名刑事の存在は、強く読書の欲をくすぐられたものです。 運がいい事に、私は同刑事が出てくる書籍の殆ど読んだ上で、この老犬シリーズに手をつける事ができたみたいです。 今まで現れた獣達を覚えているのは刑事だけ。 だから僕も、何か終わってしまったなと思ったのです | ||||
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日経新聞の連載が終わり1年後に個人事業主として独立、開業の決心と10年間何とかやってこれた一因に この小説もあったと思います。 私には色々考えさせる内容で、生き様や覚悟の取り方など教えてもらいました。 固いことを書きましたが、最後まで読みとうしてしまう程 面白い小説です、 何度読み返しても涙腺崩壊してしまいます いい小説に巡り合えました。 今までに単行本2セット、文庫本3セット購入、これはと思う人に配りました。 | ||||
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とても良い状態の商品でした。 値段の設定も良心的で、満足しました。 | ||||
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ガッガッガッと骨太な文章が続いていきます ゴツゴツしてるけどしっかり人間くささやあたたかさも伝わってきます 台湾を舞台にした小説を探していたらこれにたどり着きました 本は普段ほとんど読まないのでこんな分厚いの読み切れるかしらと不安でしたが おもしろくて一気に読み切りました!オススメです。 | ||||
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ハードボイルド、歴史小説と作品の舞台を展開してきた北方先生が自らの曽祖父をモデルに描いたビジネス立志伝。 これまでの筆力、技巧を駆使して、非常に読み応えのある作品になっている。 上巻は、主人公藤正太-瑠璃夫妻の出会い-九州を追われ台湾に移り住み起業するあたりまで。 夫婦を軸にした家族の絆を感動的に描いた上に、さすが日経でビジネスの成長物語でもあるし、敵役もなかなか小憎らしい相手をちりばめているし。 よくできているのだが、ただ、予定調和的すぎるように思える。 なんとなく困難があっさりと克服された印象。 確かに主人公夫妻は並外れた資質をもち、必要な努力を続けたのではあろうが。 現実に成功するときってこんなもの? 新聞の一日分にはテキスト量の上限があるし、それなりに毎日読みごたえがないといけないし、ということなのか? 文庫で上下巻にまとめられると、もひとつ困難克服の過程が物足りず。 | ||||
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日経では毎日ストレスがたまりそうなので敢えて読まずにいたのですが、 上巻を読んでいて、 新聞小説のせいか予定調和すぎる!! 人の登場やかかわりが都合良すぎる!! と思いつつ、下巻へ。 まあ、その印象はぬぐえないままではあるのですが、 ラストは北方先生「反則!!」。そう来たら泣くよね。 美しいエンディングでした。 | ||||
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最高の面白さをいつも提供してくれる北方謙三。 読みだすとはまるそういう内容です。 | ||||
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面白い話でもう虜ですね。 この方の作品は何を読んでいても飽きないとこが最高。 | ||||
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故郷から遠く離れた台湾で、藤正太が夢見たもの。 彼が何のために七富士軒を大きくしようとしていたのかが、最後に分かります。 クライマックスのシーンは、涙なしでは読めません。 情景が目に浮かぶような文章と魅力的な主人公達は、読者を一気に物語の中へと惹きこみます。 どんな困難も乗り越えていく正太の手腕とルイの肝っ玉ぶりに爽快さを覚えるのと同時に、心の中に故郷への想いを秘めて生きて行く夫婦の姿に胸が熱くなりました。 | ||||
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古き良き日本人の気概が感じられる本。今の現役世代にぜひ読んで欲しい。 | ||||
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著者の曾祖父であり、戦前の4大菓子メーカーの1つに数えられた新高製菓の創業者・森平太郎氏をモデルにした小説です。 これまで北方氏の著書は何冊も読んできましたが、そのハードボイルドな作品の原点はここにあるのだなと強く感じました。 日本経済の勃興期・明治を舞台に、故郷を追われながらも力強く生きて行こうとする主人公・藤正太。 物事の先の先まで読み人を巧みに動かしていく正太の才覚と、そんな夫を力強く支える妻ルイの姿に胸を打たれます。 ただじっと待つだけではなく、何かあれば自ら立ち上がりどんな所にも怒鳴りこんでいくような腹の据わったルイの姿は、とてもかっこいいです。 立てるところはきっちり夫を立て、余計な口出しをせず信じてついていく。 気が強く荒々しい印象もありますが、そんなルイの根底には正太に対する深い愛情があるのだと思います。 新たな土地で一から菓子会社を築き上げていく様は読んでいて爽快ですし、その背景にある人々との絆・家族の絆に目頭が熱くなる感動作です。 | ||||
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北方謙三の小説はほとんど持っています。この本は最初から引き込まれ、上下2巻をあっという間に読み終えてしまいました。 読み終えた後、気持ちが高揚してきて凄く嬉しくなりました。次の日にはまた、読みたくなりました。 | ||||
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久方振りの北方謙三、大げさな文章は、相変わらずだが、おおげささが、物語にはまって、読ませる。 | ||||
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妻の瑠の支えで台湾で菓子店・七富士軒を創業した正太は、並々ならぬ努力で熾烈な闘いを勝ち抜いて行く…終盤は読んでて泣けてきた。 北方謙三というと数々のハードボイルド小説と歴史小説のイメージなのだが、この作品は大河小説、経済小説のような趣きであり、非常に珍しい作品ではないだろうか。本屋大賞にも輝いた百田尚樹の『海賊とよばれた男』を彷彿させる素晴らしい作品である。 解説によると北方謙三の曾祖父に当たる新高製菓の創業者・森平太郎をモデルにした小説とのこと。北方謙三もメジャーになるまで、かなり努力されたと聞くが、この辺りは曾祖父の生き様と重なるのではないだろうか。 | ||||
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明治時代に生きる藤正太と妻の瑠の波瀾万丈の人生を綴った大河小説。 これが、数々の傑作ハードボイルド小説、時代小説を輩出していた北方謙三の作品かと驚くばかりの円熟味を感じる傑作小説である。 己れの才覚と腕っぷしの強さで、九州で代々続く藤家の賭場を押し上げる正太は同業の博徒に陥れられ、着の身着のまま、単身、台湾へ渡ることに… 侠客の物語かと思ったのだが、何と、何と! 非常に面白い。 | ||||
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とてもきれいでしたし、ストオリーも面白く一気に読んでしまいました。 | ||||
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故郷を追われ、単身で台湾に渡り幾多の苦労を重ね、一代で企業を起こした明治の男の気骨と、家族愛にあふれた人間ドラマに感動しました。 | ||||
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上巻で述べたとおりですが、もっと北方謙三ワールドに触れたいと重い、「水滸伝」を注文しました。 | ||||
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心にしみる作品です。Old Dog Tray のメロディが聞こえてくるようです。 | ||||
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登場人物のカッコよさについては沢山のレビューで書かれているので私は文体について一言。 とにかく文章が潔い。 ぎりぎりまで無駄な表現を削ぎ落としている。 この文体の潔さが登場人物の潔さを際立たせていると思います。 もっと書きたいけどこのレビューも潔くこの辺で。 | ||||
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