聖灰の暗号

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評判

聖灰の暗号の評価:

4.23/5点 レビュー 39件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.23pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全81件 21〜40 2/5ページ
No.61
(5pt)

私的ナンバーワン

今年読んだ本の中で、ナンバーワンにさせていただきました。
Google earthで、現地まで見に行きながら読みました!いつか本当に訪れてみたいです。
聖灰の暗号〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 聖灰の暗号〈下〉 (新潮文庫)より
4101288208
No.60
(5pt)

私的ナンバーワン

今年読んだ本の中で、ナンバーワンにさせていただきました。
Google earthで、現地まで見に行きながら読みました!いつか本当に訪れてみたいです。
聖灰の暗号〈下〉 Amazon書評・レビュー: 聖灰の暗号〈下〉より
410331415X
No.59
(5pt)

マルティやサッコニのような人が実際にいたことを祈ります。

久しぶりにこの作家の本を読みましたが、やはり読者を裏切らない筆力はさすがです。
カタリ派のあまりに禁欲的で現実離れした教義は、この時代に消滅しなくてもいずれは消える運命だったような気もしますし、"良き人"達が審問官を論破する際の聖書からの引用も、新約聖書自体がキリストが実際に言ったことから多分に改ざんされてしまっていることを考えると、彼らの正しさの根拠になるのかは疑問ですが、信じていることや解釈が違う者は殺してしまう、というのは絶対にあってはならないことで、カソリック教会は取り返しのつかない汚点を歴史に刻んでしまいました。
火刑にされた罪のない人々の描写には胸がつぶれてなかなか読み進めることができませんでした。
悲惨な物語ですが、主人公の真摯で慎ましい人柄や、旅での出会いや郷土料理に救われます。
各国語に翻訳して、特にカソリックの信者達にぜひ読んでもらいたいと思います。
聖灰の暗号〈下〉 Amazon書評・レビュー: 聖灰の暗号〈下〉より
410331415X
No.58
(5pt)

マルティやサッコニのような人が実際にいたことを祈ります。

久しぶりにこの作家の本を読みましたが、やはり読者を裏切らない筆力はさすがです。
カタリ派のあまりに禁欲的で現実離れした教義は、この時代に消滅しなくてもいずれは消える運命だったような気もしますし、"良き人"達が審問官を論破する際の聖書からの引用も、新約聖書自体がキリストが実際に言ったことから多分に改ざんされてしまっていることを考えると、彼らの正しさの根拠になるのかは疑問ですが、信じていることや解釈が違う者は殺してしまう、というのは絶対にあってはならないことで、カソリック教会は取り返しのつかない汚点を歴史に刻んでしまいました。
火刑にされた罪のない人々の描写には胸がつぶれてなかなか読み進めることができませんでした。
悲惨な物語ですが、主人公の真摯で慎ましい人柄や、旅での出会いや郷土料理に救われます。
各国語に翻訳して、特にカソリックの信者達にぜひ読んでもらいたいと思います。
聖灰の暗号〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 聖灰の暗号〈下〉 (新潮文庫)より
4101288208
No.57
(3pt)

期待したほどでも・・・。

歴史学者・須貝彰は、南仏の図書館で世紀の発見をした。異端としてカトリックに憎悪され、十字軍の総攻撃を受けたカタリ派についての古文書を探りあてたのだ。運命的に出会った精神科医クリスチーヌ・サンドルとともに、須貝は、後世に密かに伝えられた“人間の大罪”を追い始める。構想三十年、時代に翻弄された市井の男女を描き続ける作家が全身全霊をこめた、歴史ミステリ。
聖灰の暗号〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 聖灰の暗号〈上〉 (新潮文庫)より
4101288194
No.56
(3pt)

期待したほどでも・・・。

歴史学者・須貝彰は、南仏の図書館で世紀の発見をした。異端としてカトリックに憎悪され、十字軍の総攻撃を受けたカタリ派についての古文書を探りあてたのだ。運命的に出会った精神科医クリスチーヌ・サンドルとともに、須貝は、後世に密かに伝えられた“人間の大罪”を追い始める。構想三十年、時代に翻弄された市井の男女を描き続ける作家が全身全霊をこめた、歴史ミステリ。
聖灰の暗号〈上〉 Amazon書評・レビュー: 聖灰の暗号〈上〉より
4103314141
No.55
(3pt)

まあまあ

アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。
聖灰の暗号〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 聖灰の暗号〈上〉 (新潮文庫)より
4101288194
No.54
(3pt)

まあまあ

アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。
聖灰の暗号〈上〉 Amazon書評・レビュー: 聖灰の暗号〈上〉より
4103314141
No.53
(4pt)

現代にも通じる迫害というテーマ

佐藤賢一『オクシタニア』は13世紀に舞台を設定しているが、弾圧されたカタリ派に対しては一定の距離を取っている。もちろん史家として客観的な態度をとっているからだろうが、さらには作家が、肉体と欲望という人間性を重視しているからだと思われる。こうした人間観に立てば、物質を悪として禁欲を重んじるカタリ派の教義は、いわば無理難題の要求に映るはずだからだ。

2008年に刊行された帚木蓬生『聖灰の暗号』は、その前年刊行『オクシタニア』と同じカタリ派を取り上げながら、多くの点で異なっている。舞台は現代、主人公は歴史学者の日本人。古文書の発見、相次ぐ不審死、歴史に隠された謎、そしてカトリック教会の闇…と、道具立ては本書が『ダヴィンチ・コード』のような歴史ミステリであることを示している。しかしなにより『オクシタニア』と異なるのは、カタリ派の弾圧と殉教という史実に対して、作家がかぎりない哀惜の念を示している点ではないだろうか。事実、文庫の下巻冒頭は、発見された古文書の長々とした引用ではじまる。そして謎の多くは結局解明されず(『聖灰の暗号』…?)、ミステリとしてみれば不満が残る。しかしそれゆえに、作家の目論見が、カタリ派のひとびとの苦しみをフィクションの古文書を通してよみがえらせようとした点にあることは一目瞭然だ。宗教に名を借りた弾圧や迫害は普遍的な課題であり、作家の真摯な態度には心を打つものがある。

リア充の颯爽とした主人公の活躍、妙に協力的(ないし敵対的)なフランス人たちなど、ご都合主義的なところもなしとはしない。しかし、ピレネーの自然や文化、緊迫した学会の様子など、リアリティあふれる細部描写のおかげで、そうした点もさほど気にならないで読むことができた。
聖灰の暗号〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 聖灰の暗号〈下〉 (新潮文庫)より
4101288208
No.52
(4pt)

現代にも通じる迫害というテーマ

佐藤賢一『オクシタニア』は13世紀に舞台を設定しているが、弾圧されたカタリ派に対しては一定の距離を取っている。もちろん史家として客観的な態度をとっているからだろうが、さらには作家が、肉体と欲望という人間性を重視しているからだと思われる。こうした人間観に立てば、物質を悪として禁欲を重んじるカタリ派の教義は、いわば無理難題の要求に映るはずだからだ。

2008年に刊行された帚木蓬生『聖灰の暗号』は、その前年刊行『オクシタニア』と同じカタリ派を取り上げながら、多くの点で異なっている。舞台は現代、主人公は歴史学者の日本人。古文書の発見、相次ぐ不審死、歴史に隠された謎、そしてカトリック教会の闇…と、道具立ては本書が『ダヴィンチ・コード』のような歴史ミステリであることを示している。しかしなにより『オクシタニア』と異なるのは、カタリ派の弾圧と殉教という史実に対して、作家がかぎりない哀惜の念を示している点ではないだろうか。事実、文庫の下巻冒頭は、発見された古文書の長々とした引用ではじまる。そして謎の多くは結局解明されず(『聖灰の暗号』…?)、ミステリとしてみれば不満が残る。しかしそれゆえに、作家の目論見が、カタリ派のひとびとの苦しみをフィクションの古文書を通してよみがえらせようとした点にあることは一目瞭然だ。宗教に名を借りた弾圧や迫害は普遍的な課題であり、作家の真摯な態度には心を打つものがある。

リア充の颯爽とした主人公の活躍、妙に協力的(ないし敵対的)なフランス人たちなど、ご都合主義的なところもなしとはしない。しかし、ピレネーの自然や文化、緊迫した学会の様子など、リアリティあふれる細部描写のおかげで、そうした点もさほど気にならないで読むことができた。
聖灰の暗号〈下〉 Amazon書評・レビュー: 聖灰の暗号〈下〉より
410331415X
No.51
(5pt)

ミステリというよりもカタリ派についての入門書

ミシェル・ロクベール氏の「異端カタリ派の歴史」という本の書評を読み、初めて「カタリ派」というものを知りました。興味を持ったものの、本の値段、ページ数、本格的な内容にひるんでしまい、もう少しカタリ派についてわかりやすく説明したものはないか、と捜して辿り着いたのが本書です。もちろんミステリ仕立ての小説ですので、主人公が発見した物語の中心となる古文書も創作の産物ですが、カタリ派についての説明はとても詳しく、よく理解することができました。

 12~14世紀の南仏。キリスト教徒ではあるものの、神の子で磔刑に遭いその後復活した、というキリストは幻の存在と考え、それよりも聖書を信仰の拠りどころとし、権力を持つ聖職者も立派な教会も必要とせず、皆が労働に勤しみ、日々を正直に生きる。そんな慎ましい生活を送るカタリ派の人々を、ローマ教会は許せず、十字軍を送り込み、村中を皆殺しにしたり、拷問の末に集団で火刑にしたり、と暴虐の限りをつくし、カタリ派を消滅させました。
 静かな信仰生活を営んでいただけのカタリ派の人々が、ローマ教会に反旗を翻したり、反抗したわけではありません。ローマ教会が、神と地上界を媒介するのは自分達だけだ、その自分達を尊敬すべきだという理由で、カタリ派を異端とし、弾圧したのです。
 私はキリスト教徒ではありませんし、宗教学も学んでいませんから、専門的なコメントはできませんが、正直キリスト教に胡散臭さ、いかがわしさを感じてしまいました。(まあ、どの宗教にもこういう暗い側面はあるのでしょうが)

 他のレビュワーさんも書いておられましたが、ミステリとしてはいまひとつです。しかし、作者の帚木蓬生さんとしても、読者に一番伝えたかったのは、おそらく日本ではあまり知られていないカタリ派というものの存在とその悲劇、哀しみだったと思います。そう捉えると、非常に有意義な作品だと思いました。
聖灰の暗号〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 聖灰の暗号〈下〉 (新潮文庫)より
4101288208
No.50
(5pt)

ミステリというよりもカタリ派についての入門書

ミシェル・ロクベール氏の「異端カタリ派の歴史」という本の書評を読み、初めて「カタリ派」というものを知りました。興味を持ったものの、本の値段、ページ数、本格的な内容にひるんでしまい、もう少しカタリ派についてわかりやすく説明したものはないか、と捜して辿り着いたのが本書です。もちろんミステリ仕立ての小説ですので、主人公が発見した物語の中心となる古文書も創作の産物ですが、カタリ派についての説明はとても詳しく、よく理解することができました。

 12~14世紀の南仏。キリスト教徒ではあるものの、神の子で磔刑に遭いその後復活した、というキリストは幻の存在と考え、それよりも聖書を信仰の拠りどころとし、権力を持つ聖職者も立派な教会も必要とせず、皆が労働に勤しみ、日々を正直に生きる。そんな慎ましい生活を送るカタリ派の人々を、ローマ教会は許せず、十字軍を送り込み、村中を皆殺しにしたり、拷問の末に集団で火刑にしたり、と暴虐の限りをつくし、カタリ派を消滅させました。
 静かな信仰生活を営んでいただけのカタリ派の人々が、ローマ教会に反旗を翻したり、反抗したわけではありません。ローマ教会が、神と地上界を媒介するのは自分達だけだ、その自分達を尊敬すべきだという理由で、カタリ派を異端とし、弾圧したのです。
 私はキリスト教徒ではありませんし、宗教学も学んでいませんから、専門的なコメントはできませんが、正直キリスト教に胡散臭さ、いかがわしさを感じてしまいました。(まあ、どの宗教にもこういう暗い側面はあるのでしょうが)

 他のレビュワーさんも書いておられましたが、ミステリとしてはいまひとつです。しかし、作者の帚木蓬生さんとしても、読者に一番伝えたかったのは、おそらく日本ではあまり知られていないカタリ派というものの存在とその悲劇、哀しみだったと思います。そう捉えると、非常に有意義な作品だと思いました。
聖灰の暗号〈下〉 Amazon書評・レビュー: 聖灰の暗号〈下〉より
410331415X
No.49
(5pt)

宗教の話だけど…

友達に薦められて上巻を大型店舗(本屋)で購入したところ、大変面白くて、あっという間に完読。ところが、下巻がないので取り寄せしようとしたところ、すでに完売で購入できないとのこと。そんなことがあるのかと思いましたが、早く続きが読みたくて、Amazonで見つけてすぐ注文しました。上巻同様、過去のカタリ派の弾圧の状況や現代でそれを追ってくる人たちの妨害など、ミステリー的な要素が多分にありますが、それより、やはり、人が人を宗教の名のもとに殺害する不条理さと無意味さを感じ、昨今の世界のテロ騒ぎとリンクして、一層感じるものがありました。もう少ししたら、もう一度読み直してみようと思います。舞台が、フランスの中でもスペイン寄りの田舎の地域で、ネットでその城の写真を見たり、村の映像を見て、旅行をしたような気分にもなりました。
聖灰の暗号〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 聖灰の暗号〈下〉 (新潮文庫)より
4101288208
No.48
(5pt)

宗教の話だけど…

友達に薦められて上巻を大型店舗(本屋)で購入したところ、大変面白くて、あっという間に完読。ところが、下巻がないので取り寄せしようとしたところ、すでに完売で購入できないとのこと。そんなことがあるのかと思いましたが、早く続きが読みたくて、Amazonで見つけてすぐ注文しました。上巻同様、過去のカタリ派の弾圧の状況や現代でそれを追ってくる人たちの妨害など、ミステリー的な要素が多分にありますが、それより、やはり、人が人を宗教の名のもとに殺害する不条理さと無意味さを感じ、昨今の世界のテロ騒ぎとリンクして、一層感じるものがありました。もう少ししたら、もう一度読み直してみようと思います。舞台が、フランスの中でもスペイン寄りの田舎の地域で、ネットでその城の写真を見たり、村の映像を見て、旅行をしたような気分にもなりました。
聖灰の暗号〈下〉 Amazon書評・レビュー: 聖灰の暗号〈下〉より
410331415X
No.47
(3pt)

ストーリーはイマイチ…?

カタリ派の残した暗号を歴史学者須貝が解明していく物語り。
上巻の学者のリアルな仕事の描写と地道な調査に比べると、下巻は暗号の解読も予定調和的にあれよあれよという間に展開してしまった感があり、最終的な黒幕の大捕物もあまりにもあっさり解決しすぎで残念。ローマ教会側の修道士がカタリ派の思想に共鳴していく経緯が描かれる物語り部分が救い。
聖灰の暗号〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 聖灰の暗号〈下〉 (新潮文庫)より
4101288208
No.46
(4pt)

学者の日常描写が良い

歴史おたくの知人におすすめされて読み始めた小説。
中世ヨーロッパでキリスト教会で異端とされたカタリ派の秘密を記述した文書を歴史学者が追う、という筋書き。
ローマ教会やカタリ派に絡んだ歴史が随所で解説されており、歴史オタクは楽しめると思う。
個人的には、それと並んで、冒頭部分の学者としての日常を綴った部分に惹かれた。ヨーロッパに留学したり、1日中図書館にこもってひたすら文献を調査したり、後半のスピード感ある冒険部分に比べて地味で埋もれがちにも見えるが、その中にも学者としての情熱が浮き出てくるような記述に感情移入できた。
後編も読みます。
聖灰の暗号〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 聖灰の暗号〈上〉 (新潮文庫)より
4101288194
No.45
(3pt)

ストーリーはイマイチ…?

カタリ派の残した暗号を歴史学者須貝が解明していく物語り。
上巻の学者のリアルな仕事の描写と地道な調査に比べると、下巻は暗号の解読も予定調和的にあれよあれよという間に展開してしまった感があり、最終的な黒幕の大捕物もあまりにもあっさり解決しすぎで残念。ローマ教会側の修道士がカタリ派の思想に共鳴していく経緯が描かれる物語り部分が救い。
聖灰の暗号〈下〉 Amazon書評・レビュー: 聖灰の暗号〈下〉より
410331415X
No.44
(4pt)

学者の日常描写が良い

歴史おたくの知人におすすめされて読み始めた小説。
中世ヨーロッパでキリスト教会で異端とされたカタリ派の秘密を記述した文書を歴史学者が追う、という筋書き。
ローマ教会やカタリ派に絡んだ歴史が随所で解説されており、歴史オタクは楽しめると思う。
個人的には、それと並んで、冒頭部分の学者としての日常を綴った部分に惹かれた。ヨーロッパに留学したり、1日中図書館にこもってひたすら文献を調査したり、後半のスピード感ある冒険部分に比べて地味で埋もれがちにも見えるが、その中にも学者としての情熱が浮き出てくるような記述に感情移入できた。
後編も読みます。
聖灰の暗号〈上〉 Amazon書評・レビュー: 聖灰の暗号〈上〉より
4103314141
No.43
(3pt)

ストーリーはイマイチ…?

カタリ派の残した暗号を歴史学者須貝が解明していく物語り。 上巻の学者のリアルな仕事の描写と地道な調査に比べると、下巻は暗号の解読も予定調和的にあれよあれよという間に展開してしまった感があり、最終的な黒幕の大捕物もあまりにもあっさり解決しすぎで残念。 ローマ教会側の修道士がカタリ派の思想に共鳴していく経緯が描かれる物語り部分が救い。
聖灰の暗号〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 聖灰の暗号〈下〉 (新潮文庫)より
4101288208
No.42
(4pt)

学者の日常描写が良い

歴史おたくの知人におすすめされて読み始めた小説。 中世ヨーロッパでキリスト教会で異端とされたカタリ派の秘密を記述した文書を歴史学者が追う、という筋書き。 ローマ教会やカタリ派に絡んだ歴史が随所で解説されており、歴史オタクは楽しめると思う。 個人的には、それと並んで、冒頭部分の学者としての日常を綴った部分に惹かれた。 ヨーロッパに留学したり、1日中図書館にこもってひたすら文献を調査したり、後半のスピード感ある冒険部分に比べて地味で埋もれがちにも見えるが、その中にも学者としての情熱が浮き出てくるような記述に感情移入できた。 後編も読みます。
聖灰の暗号〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 聖灰の暗号〈上〉 (新潮文庫)より
4101288194