永遠の仔

評判

永遠の仔の評価:

4.53/5点 レビュー 169件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.53pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全176件 61〜80 4/9ページ
No.116
(5pt)

絶対に読むべしです。

今まで読んだ本の中でベスト3に入ります。
文庫本で5冊ですが、皆さんがレビューで書かれている通り、
先が気になりどんどん読み進んでしまいます。

幼少時代と現在を行き来し物語は展開していきます。
幼少時代は主人公の3人がある施設で知り合い、
不器用ながら交流していき、
最終的にある事件を起こす事になります。
このある事件の真相は最後の最後までわかりません。

一方現在は、幼少時代につらい体験で傷ついた3人が
刑事・弁護士・看護婦となり再会するところから始まり、
こちらはどちらかといえばサスペンスとして展開します。

幼少時代と現在の交互にどちらもおもしろいので、
どんどん読み進んでしまうのです。

絶対に読むべしです!
永遠の仔〈4〉抱擁 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の仔〈4〉抱擁 (幻冬舎文庫)より
4344405838
No.115
(5pt)

一人の人間の人生を握っている、親という存在

子どもの人生は親が握っている、と言っても過言ではない。子どもは親を選んで生まれてくるなどとよく耳にするが、全くの綺麗事だと思う。そう思わされる一冊だ。
愚かな親によって付けられた深い傷を、子どもは一生背負って、翻弄されながら、自分自身の存在意義を常に問いながら生きて行かねばならない。親から愛されず、または歪んだ愛情しか与えられず、それでも親を心から恨み憎むことが出来ない。そればかりか、時には自分を犠牲にして守ろうとする。そんな痛々しい姿が、細かな情景描写に助けられ鮮明に脳裏に浮かぶ。読んでいる間中、胸が締め付けられ続ける。
子どもをきちんと育てることの意味を、あらためて考えさせられる作品だ。子育ては、親から子へ、子から孫へと、受け継がれてゆくものなのだ。


自分自身を犠牲にして子を守る、ということを出来ない親が増えた、現代社会への警鐘のように思えてならない。

ぜひ、子を持つ親に読んで貰いたい。
永遠の仔〈1〉再会 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の仔〈1〉再会 (幻冬舎文庫)より
4344405714
No.114
(5pt)

人間の心

とてつもなく切なく、壮絶な物語でした。
読み終わった後、しばらく動くことすらできませんでした。

児童虐待や老人介護といった重いテーマが、リアリティを持って迫ってきます。
また、そのような重い内容にも関わらずどんどん読ませてしまう、筆者の筆力にも感服です。
綿密な取材を経ていることも、文章を通じて伝わってきます。
何より、主人公の三人が愛しくて仕方ありません。

人間の心の弱さ、葛藤、そして美しさを見事に描き切った、名作です。
永遠の仔〈上〉 Amazon書評・レビュー: 永遠の仔〈上〉より
4877282858
No.113
(5pt)

葛藤しながら読み進んだからこそ、最後の2行で救われる。

上巻での主人公、優希(ルフィン)・笙一郎(モール)・梁平(ジラフ)達の壮絶な子供時代の傷、誰かが深くかかわっていると思える殺人事件。下巻を読み進むにつれ、解き明かされ、裏切られて、途中、思わず声をあげて泣き、心が揺さぶられました。作家の描写力に圧倒され葛藤しながら読んだからこそ、最後の2行が救いとして響きます。既に充分大人の私ですが、これからの生き方、自分の親への想いにも、光を与えてくれました。ありがとうございます。
永遠の仔〈下〉 Amazon書評・レビュー: 永遠の仔〈下〉より
4877282866
No.112
(5pt)

気になった時が読む時です。

1999年、出版されたときにとても話題になったのですが、その時には読もうとは思いませんでした。10年以上経った今年2011年、ブックオフで目にして購入し、主人公の優希(ルフィン)・笙一郎(モウル)・梁平(ジラフ)、それぞれが受けた子供時代の壮絶な傷と親をはじめ、彼らをとりまく大人達の救いようのない行動を、作家は丹念に訴えます。この本が気になった人なら、きっと、自分の人生の中に、「あぁ、そうだった」と思える場面があるのではないでしょうか。そして、主人公達に無関係とは思えない殺人事件。子供時代と17年後の現在を行き来する構成は、自分の子供時代が、今の自分の源泉である事を突きつけます。一刻も早く下巻に進みたいと思う気持ちと、すこし休まないともたない自分がいました。
永遠の仔〈上〉 Amazon書評・レビュー: 永遠の仔〈上〉より
4877282858
No.111
(5pt)

児童虐待と老人問題----家族の問題は根が深い

核家族は他人に干渉されない快適さを与えたが、密室で繰り返される虐待の温床にもなってしまった。現象だけ見ていると子供が圧倒的な被害者だが、親も追い詰められている。生活苦や仕事での悩み、夫婦仲の悪化、それらを解消する術がないから、手近な子供、自分の所有物である子供にストレスをぶつけてしまう。いじめと同じく相手が無抵抗なほど虐待はエスカレートする。

一旦壊れてしまった心は立ち直るのに長い時間がかかる。人間は、無条件に今ある自分を受け入れてくれる限りなき優しさに包まれている時期がなければ、心を開けない、優しくなれない、そんな気がする。虐待に至らなくても、今の子育てが競争になってしまっている現実がある。勝ち残る子は傷は少ないが、脱落する子の傷は深い。痛めつけられたり、劣等感にさいなまれて育っていくと、人を信用できないし、リラックスもできないから、必要以上にストレスが溜まってしまう。それがまた子供に伝染し、負の連鎖が永遠に続いていく傾向がある。

「子供は社会の財産と言って近所や学校、保護者のネットワークなどで見たり育てたりする考えがある。老人にも同じ考え方が必要だと思う。」
「お年寄りの笑顔も素敵です。中には子供に戻られて無垢な笑顔を見せてくださる方もいらっしゃる。生きていればたとえ寝たきりになったとしても、痴呆症になったとしても亡くなった人には与えられない多くのものを持っていると信じられる笑顔です。」

年寄りは社会の財産。なかなかなじめない考え方だ。考えてみれば、老人も弱者である。テレビで憎たらしい政治家をたくさん見ているから、そんな考えはついぞ思いつかなかった。確かに老人虐待の話もちらほらニュースで流れる。自分も関わっていく重い問題だ。

最後の「生きていてもいいんだよ。」作者の優しさ、繊細さが伝わってくる。そう、「役に立たない無価値な人間は死んでもよい。」という社会からのメッセージは私たちの心に深く刻み込まれてしまっている。効率重視の社会の中で弱者が生きていけるスペースは悲しいほど狭い。


永遠の仔〈2〉秘密 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の仔〈2〉秘密 (幻冬舎文庫)より
4344405722
No.110
(5pt)

読むのが辛い。けれど羨ましい

長い長い小説ですが、全巻一気に読み終えてのレビューです。
本当にひどい話です。誰も幸せにならない。
傷付き、悩み、もがき、結局誰も救われない。

その描写力も半端でないです。
ものすごい量の参考文献からもわかりますが、心を病んだ人間について、作者が徹底的に調べ上げ、それらと向かい合うことで完成作品であることがわかります。
この作品を完成させうために、作者が心身を病んだというのもわかります。
量も量なので、登場人物の「人生の重み」がありありと迫って来ます。

その結果、読後にはかなりの疲労感を伴います。
「さくっと読めました」なんてレビューしてる人もいますが信じられません。

けれど一方で、登場人物たちを羨ましくも思えるのです。
僕はここまで人生に真摯に取り組んでいるのだろうか。
これほど自分のその後を想い合ってくれる仲間はいるのだろうか。
これほどに人生は険しく、美しいものなのか。 自分のちっぽけな人生と比較してやはり羨望の想いすら感じてしまう魔力がある作品です。

重苦しい作品ですが、読み応え十分です。今では安く手に入るのもいい。★5つです。


永遠の仔〈3〉告白 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の仔〈3〉告白 (幻冬舎文庫)より
4344405730
No.109
(5pt)

読むのが辛い、けれど羨ましい

長い長い小説ですが、全巻一気に読み終えてのレビューです。
本当にひどい話です。誰も幸せにならない。
傷付き、悩み、もがき、結局誰も救われない。

その描写力も半端でないです。
ものすごい量の参考文献からもわかりますが、心を病んだ人間について、作者が徹底的に調べ上げ、それらと向かい合うことで完成作品であることがわかります。
この作品を完成させうために、作者が心身を病んだというのもわかります。
量も量なので、登場人物の「人生の重み」がありありと迫って来ます。

その結果、読後にはかなりの疲労感を伴います。
「さくっと読めました」なんてレビューしてる人もいますが信じられません。

けれど一方で、登場人物たちを羨ましくも思えるのです。
僕はここまで人生に真摯に取り組んでいるのだろうか。
これほど自分のその後を想い合ってくれる仲間はいるのだろうか。
これほどに人生は険しく、美しいものなのか。 自分のちっぽけな人生と比較してやはり羨望の想いすら感じてしまう魔力がある作品です。

重苦しい作品ですが、読み応え十分です。今では安く手に入るのもいい。★5つです。


永遠の仔〈2〉秘密 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の仔〈2〉秘密 (幻冬舎文庫)より
4344405722
No.108
(5pt)

救いのない人生。けれど羨ましい。。。

長い長い小説ですが、全巻一気に読み終えてのレビューです。
本当にひどい話です。誰も幸せにならない。
傷付き、悩み、もがき、結局誰も救われない。

その描写力も半端でないです。
ものすごい量の参考文献からもわかりますが、心を病んだ人間について、作者が徹底的に調べ上げ、それらと向かい合うことで完成作品であることがわかります。
この作品を完成させうために、作者が心身を病んだというのもわかります。
量も量なので、登場人物の「人生の重み」がありありと迫って来ます。

その結果、読後にはかなりの疲労感を伴います。
「さくっと読めました」なんてレビューしてる人もいますが信じられません。

けれど一方で、登場人物たちを羨ましくも思えるのです。
僕はここまで人生に真摯に取り組んでいるのだろうか。
これほど自分のその後を想い合ってくれる仲間はいるのだろうか。
これほどに人生は険しく、美しいものなのか。 自分のちっぽけな人生と比較してやはり羨望の想いすら感じてしまう魔力がある作品です。

重苦しい作品ですが、読み応え十分です。今では安く手に入るのもいい。★5つです。


永遠の仔〈1〉再会 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の仔〈1〉再会 (幻冬舎文庫)より
4344405714
No.107
(5pt)

人生の辛苦を感じる、けれど 羨ましい

長い長い小説ですが、全巻一気に読み終えてのレビューです。
本当にひどい話です。誰も幸せにならない。
傷付き、悩み、もがき、結局誰も救われない。

その描写力も半端でないです。
ものすごい量の参考文献からもわかりますが、心を病んだ人間について、作者が徹底的に調べ上げ、それらと向かい合うことで完成作品であることがわかります。
この作品を完成させうために、作者が心身を病んだというのもわかります。
量も量なので、登場人物の「人生の重み」がありありと迫って来ます。

その結果、読後にはかなりの疲労感を伴います。
「さくっと読めました」なんてレビューしてる人もいますが信じられません。

けれど一方で、登場人物たちを羨ましくも思えるのです。
僕はここまで人生に真摯に取り組んでいるのだろうか。
これほど自分のその後を想い合ってくれる仲間はいるのだろうか。
これほどに人生は険しく、美しいものなのか。 自分のちっぽけな人生と比較してやはり羨望の想いすら感じてしまう魔力がある作品です。

重苦しい作品ですが、読み応え十分です。今では安く手に入るのもいい。★5つです。


永遠の仔〈5〉言葉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の仔〈5〉言葉 (幻冬舎文庫)より
4344405846
No.106
(5pt)

読むのが辛い。けれど羨ましい

長い長い小説ですが、全巻一気に読み終えてのレビューです。
本当にひどい話です。誰も幸せにならない。
傷付き、悩み、もがき、結局誰も救われない。

その描写力も半端でないです。
ものすごい量の参考文献からもわかりますが、心を病んだ人間について、作者が徹底的に調べ上げ、それらと向かい合うことで完成作品であることがわかります。
この作品を完成させうために、作者が心身を病んだというのもわかります。
量も量なので、登場人物の「人生の重み」がありありと迫って来ます。

その結果、読後にはかなりの疲労感を伴います。
「さくっと読めました」なんてレビューしてる人もいますが信じられません。

けれど一方で、登場人物たちを羨ましくも思えるのです。
僕はここまで人生に真摯に取り組んでいるのだろうか。
これほど自分のその後を想い合ってくれる仲間はいるのだろうか。
これほどに人生は険しく、美しいものなのか。 自分のちっぽけな人生と比較してやはり羨望の想いすら感じてしまう魔力がある作品です。

重苦しい作品ですが、読み応え十分です。今では安く手に入るのもいい。★5つです。


永遠の仔〈4〉抱擁 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の仔〈4〉抱擁 (幻冬舎文庫)より
4344405838
No.105
(5pt)

子供達の気持ち

どうしようもない親がいます それでもどうしようもなく愛したい子供達がいます 何故ならば唯一自分を守ってくれる人は親以外にありえないから そんな子供たち が純粋に親からの愛を受けたくて 小さい体を犠牲にする姿がやりきれなくなります 自分にも子供ができたとき この話を読めばきっと響くものがあると思います そんなことを感じながら読んでいます 親になる人は読むべき話しだと思いました
永遠の仔〈上〉 Amazon書評・レビュー: 永遠の仔〈上〉より
4877282858
No.104
(5pt)

子供達の気持ち

どうしようもない親がいます それでもどうしようもなく愛したい子供達がいます 何故ならば唯一自分を守ってくれる人は親以外にありえないから そんな子供たち が純粋に親からの愛を受けたくて 小さい体を犠牲にする姿がやりきれなくなります 自分にも子供ができたとき この話を読めばきっと響くものがあると思います そんなことを感じながら読んでいます 親になる人は読むべき話しだと思いました
永遠の仔〈上〉 Amazon書評・レビュー: 永遠の仔〈上〉より
4877282858
No.103
(5pt)

これは新しいハードボイルドだ

とにかく色々考えさせられる。しかし、主人公たちはハードボイルドだと思う。読んで損は無い作品だ。現実にはこんな事があるのだろうか。
永遠の仔〈2〉秘密 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の仔〈2〉秘密 (幻冬舎文庫)より
4344405722
No.102
(5pt)

ある意味、生涯で最高の本。

以前、ハードカバーを買って、読んでいたことがあり、たまたま、読書好きの知人に勧めました。感激していました。もう一度、同じ感激を味おうと思って、再び、購入してしまいました。やはり、生涯で読んだ中で最高の本だと思います。よく東野圭吾の白夜行と似ていると言われますが、全然、内容の深さが違います。
永遠の仔〈下〉 Amazon書評・レビュー: 永遠の仔〈下〉より
4877282866
No.101
(5pt)

虐待がテーマ。

親に存在を否定され続け、自分の存在意義を見出せないまま大人になってしまった。
そんな人に読んでみて欲しい。
もしかしたら救いになるかもしれない。
永遠の仔〈1〉再会 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の仔〈1〉再会 (幻冬舎文庫)より
4344405714
No.100
(5pt)

Lost child

坂本龍一 Lost Child が気に入って10年ぶりに読み返した.今の時代だからこそ,もう一度読み通したい.子育てを経験して初めて理解できることも多い.この本のメッセージを十分に理解するには,もっと自分の時間が必要かもしれない.大人のもろさ,子どもの強さを思い出せる小説.
永遠の仔〈1〉再会 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の仔〈1〉再会 (幻冬舎文庫)より
4344405714
No.99
(5pt)

Lost child

坂本龍一 Lost Child が気に入って10年ぶりに読み返した.今の時代だからこそ,もう一度読み通したい.子育てを経験して初めて理解できることも多い.この本のメッセージを十分に理解するには,もっと自分の時間が必要かもしれない.大人のもろさ,子どもの強さを思い出せる小説.
永遠の仔〈1〉再会 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の仔〈1〉再会 (幻冬舎文庫)より
4344405714
No.98
(4pt)

考えさせられます

一気に読ませていただきました。面白いという表現より物語に引き込まれる作品でした。推理物としてではなく、人生について非常に考えさせられる本だと思います。
娘がまだ小さいので、良い時期に読ませていただきました。構成についてはもどかしく感じましたが、物語に深みをあたえていて、引き込まれる要因になったのでは
と読後には感じました。この作者の他の小説も読んでみようとおもいました。
永遠の仔〈上〉 Amazon書評・レビュー: 永遠の仔〈上〉より
4877282858
No.97
(5pt)

どんな育児書よりも。

初版時に読了。
でも、ずっとレビューを書けませんでした。
簡単には言葉にできない深い読後感。
虐待を受けた子が心に刻みつけていく傷口を
丁寧に描写しています。
長編です。
未読の方は、すべてが解き明かされるラスト5巻まで
どうぞあきらめずに読み進めてみて下さい。
きっと心に「何か」を残すはずです。
これから親になる人、今子育て中の人に特にお薦めします。
子育てをする時に最も注意しなければいけないのは、
その子の心に、親の手で「傷」をつけないこと。
どんな育児書よりも雄弁にそれを語っています。
日本推理作家協会賞受賞作。
永遠の仔〈1〉再会 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の仔〈1〉再会 (幻冬舎文庫)より
4344405714