翔び去りしものの伝説

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翔び去りしものの伝説の評価:

3.00/5点 レビュー 1件。 - ランク

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Amazonレビュー一覧

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全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(3pt)

著者には珍しいSF作品集

著者のSF作品は、それほど多くはない。
本書は、その少ない作品の中から、比較的ファンタジー色の強い作品をまとめたものである。
ミステリ風味のSFとしては「宇宙大密室」があり、そちらも近頃復刊されたようである。
併せて読むと、著者のSFに対するスタンスが良く分かる。

著者がSFマインドを持っていたのは、間違いがないだろう。
しかし、それを実作の形にするのには、なぜか今ひとつノリが悪かった。
それは、著者が徹底したリアリストであったためだろう。
そう、マインドはあったが、夢想家ではなかったのである。

著者がリアリストだったことは、現代物アクション作品を読むと、良く分かる。
今が、都会が、人混みが大好きなのだ。
著者のエッセイでは、そのあたりは、まったく違った風にかかれている。
しかし、リアリストでなければ、あのとてつもなく面白いアクションものは書けないだろう。
「暗殺教程」しかり、「紙の罠」しかりである。
そして、それがあるから、一応の本格ミステリ志向作品「三重露出」のアクションもの部分が、あれだけ面白いのだ。

だから本書は、著者の作品集としては貴重なものである。
さて、面白いかどうか。
実は私も著者同様にSFは得意ではない。
本書収載の作品も、それなりに面白いが、それだけの作品である。
翔び去りしものの伝説 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 翔び去りしものの伝説 (徳間文庫)より
419567445X
No.1
(3pt)

著者には珍しいSF作品集

著者のSF作品は、それほど多くはない。
本書は、その少ない作品の中から、比較的ファンタジー色の強い作品をまとめたものである。
ミステリ風味のSFとしては「宇宙大密室」があり、そちらも近頃復刊されたようである。
併せて読むと、著者のSFに対するスタンスが良く分かる。

著者がSFマインドを持っていたのは、間違いがないだろう。
しかし、それを実作の形にするのには、なぜか今ひとつノリが悪かった。
それは、著者が徹底したリアリストであったためだろう。
そう、マインドはあったが、夢想家ではなかったのである。

著者がリアリストだったことは、現代物アクション作品を読むと、良く分かる。
今が、都会が、人混みが大好きなのだ。
著者のエッセイでは、そのあたりは、まったく違った風にかかれている。
しかし、リアリストでなければ、あのとてつもなく面白いアクションものは書けないだろう。
「暗殺教程」しかり、「紙の罠」しかりである。
そして、それがあるから、一応の本格ミステリ志向作品「三重露出」のアクションもの部分が、あれだけ面白いのだ。

だから本書は、著者の作品集としては貴重なものである。
さて、面白いかどうか。
実は私も著者同様にSFは得意ではない。
本書収載の作品も、それなりに面白いが、それだけの作品である。
翔び去りしものの伝説 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 翔び去りしものの伝説 (光文社文庫)より
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