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ワイングラスは殺意に満ちて
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ワイングラスは殺意に満ちての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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1989年 週刊文春ミステリーベスト10 国内部門第10位。 第7回サントリーミステリー大賞 読者賞受賞作。 レストラン『フィロキセラ』のワインセラーで著名なグルメ評論家 北嶋博子の死体が発見された。八十三年のムートン・ロートシルトで殴打されたあげく絞殺されたのだ。レストランの関係者以外、立ち入りできない場所で何故?警察の疑いの目はオーナ篠塚荘平と彼の従業員たちに向けられる ・・・ そしてやがて第二の殺人が ・・・ 殺人事件に巻き込まれた女性ソムリエ富田香を主役として、謎解きが展開されるのだが、真犯人は予想がつきやすい(というかそれ以外考えられない)。エキセントリックともいえる仕事人間たちのドタバタ劇が、ストーリーに華を添えるという作者ぼ意図は感じる。しかしながら、テレビ番組等々で似たようなものを目にしてしまっているせいかニヤリともできない。発表当時ならば、愉快なお話しとして受け入れられたかもしれないな。 今となっては、なんとなく気取った感がいたたまれない。 「レストランで殺人を犯す場合、週末と日曜日は避けるべきである。」という書き出しからして腰が引けてしまう。(その他、章のタイトル「第一章 食前に、キールをどうぞ」とかね) グルメブームがいつだったか忘れてしまったが、ワインだのマナーだの蘊蓄を目にすると、すっかりノスタルジックな気分だ。真犯人の動機、トリック、アリバイ崩しを含めて平々凡々な作品じゃないだろうか。 本作品は、高岡早紀さん主演で「ワイン殺人事件25歳の夏」ドラマ化されているようだね。 | ||||
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レストラン「フィロキセラ」って…ありえないセンスだなあ。 ワインに詳しくはないが、今時の人は「ジエチレングリコール事件」と同程度に知ってるだろう。 時代を感じる。 このレストラン名が余りにインパクト大で、「フィロキセラ」という単語が出てくる度、本文から脱線する感じだったwつい「お食事処アブラムシ」と連想してしまい、そっちに気をとられて… 本文に集中できないという点では☆2。 | ||||
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